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駄弁撒き散らし授業(講義形式授業)と「書写」中心授業の優劣

最近はお気に入り動画を転載するだけで、それに関する説明や意見すら書かず、他の部分は日本人(バカ国民)を罵倒するだけのブログと化している孔徳秋水氏のブログだが、少し面白い部分があったので、転載する。
秋水氏は学校側(教師)のこの試みを馬鹿にしているが、私は素晴らしい手法だと思っている。なぜなら、「書写」というのは日本の古来からの学習手段で、その効果の高さは昔の日本の教養人(森鴎外や夏目漱石など)の教養水準の高さで示されているからだ。
書写するには、まずその対象となる文章を読むことが必要だ。読めば、その内容を考えるのが自然の成り行きであり、そして書写という行為によって、対象となる文章が無意識の中に刻みこまれる。現代人が多くの事柄を知るとほとんど同時に忘却することと比較して、書写の効能が高いことは理の当然ではないか。
まあ、黒板に教師が汚い字で書いた板書(内容は、虎の巻の一部)を短い時間で書き写させるよりは、はるかに有益な方法だろう。板書事項は「要点」であり、説明抜きだとほとんど無意味なのである。教科書の文章は、ちゃんと一貫性のある文章だ。そこが全然違う。
三流高校は、試みに「講義だけの授業」を廃止して、「書写」に時間の3分の2を使い、残り3分の1を教師への質問に使ってみたらいい。おそらく、それだけで生徒の学力は五割増になるだろう。ちなみに、私は理科や社会科の教科書を真面目に読んだこともない。しかし、「書写」が義務だったら、たぶんまともに読んで、引っかかる部分は考え、そのうちかなりの部分を自分の脳内の血肉にしていただろう。

(以下引用)



とある高校で、赤点生徒の補習の課題が「教科書の丸写し」だった。


 


あまりにも非生産的で教育効果もないので、ちょっと内容を変えてみた。


 


すると、ちょっと変化があったのだ。


 


だが、その試みは「親からの苦情」で潰えた。





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上(理想・幻想)を向いたらきりがない

政治ブログは基本的に現状批判だし、経済ブログは上級国民に操作された詐欺記事が大半だから、あまりネットばかり見ていると、日本の良さが忘れられてしまうだろう。そして陰々滅滅とした気分になる。
そこで、海外の一般人から見た日本というのでも見て、日本の姿を鏡に映して見るのも、たまにはいいのではないか。「より良いものが良いものの敵(現状の良さを見失わせる)」という言葉があるが、はたして日本より優れた社会(日常生活)の国はどのくらいあるだろうか。
私は、日本という国は、属国のわりにはわりと良く運営されていると思っている。(ある意味、属国だからこそ、敗戦からこれまでは、頭が悪く精神年齢の低い一部の権力者層が軍国化をし、戦争に突っ走ることが防げたのではないかwww)
ただし、新自由主義の侵食で、その日常生活はこれからどんどん悪化していくだろう。最初は福祉制度の劣化と撤廃だと思う。

(以下引用)

海外「日本は楽園のようだ…」 NYT紙が伝える『日本社会の驚異的な安定性』に羨望の声が殺到

今回は、現在の日本社会の光と影に迫った、
ニューヨーク・タイムズ紙の記事からです。
早速ですが、要点を以下に。

「経済は数十年間ほとんど成長せず、今や景気後退に入っている。
 人口は縮小し続け、昨年の出生数は最低水準まで落ち込んだ。
 どれだけスキャンダルがあろうと、政治は硬直化しているように見える。
 しかし心配する必要はない。
 ここは日本で、悪いニュースは全て相対的なものなのだから。

 日本で周囲を見回して見よう。
 社会に変動が起きそうな指標を持つ国で予想される、
 社会的不和の兆候は日本ではほとんど見られない。
 未回収によるゴミの蓄積、路面の穴、ストライキなどはない。
 この国は驚くほど安定しており、結束しており、
 未来への絶望感がほとんど存在しない。

 この平穏さは、船を揺るがす必要がないという心構えを反映している。
 「Shouganai」という考え方は、
 ある種の国民的な口癖と言えるだろう。

 人々が無関心である理由は簡単に理解できる。
 失業率は低く、電車は時間通りに運行し、桜は毎春咲き誇る。
 観光客が神社や商店街に殺到し、株式市場は過去最高を記録した。
 インフレーション後でも、ラーメン一杯は7ドル未満で手に入り、
 住宅は一般的に手頃であり、国民皆保険で皆が保険に加入している。
 治安も良く、レストランで携帯電話を忘れてしまっても、
 戻ってきた時にはそこにまだある可能性が高い。

 26歳のパーカッショニストの男性はこう語った。
 『自分の生活環境にはかなり満足しています。
  日本人は自分たちの人生が充実していて問題がなければ、
  むしろ幸せだと諦めてしまう傾向があるかもしれません。
  日本は平和だと思います。
  若い世代は、この国を変える必要があるとは感じていません』。

 日本のその穏やかな安心感は、社会的課題などに悩まされている、
 外の世界との比較によってさらに高まっている。
 某化学メーカーに務める65歳の男性はこう語る。
 『私はよく欧米諸国に出張しますが、他の国に比べて、
 日本の社会や制度は非常に安定していると感じます』」



上記のような日本の安定性などを伝えた上で、
冒頭の「悪いニュース」も伝えているのですが、
多くの外国人にとって日本の強固な社会は夢物語のようで、
コメント欄には肯定的な意見が相次いで寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

「本気で日本化を考えよう」米誌『欧米は日本のような社会を目指すべきなのか』





■ 日本から戻ったばかり。素晴らしい喜びだった。
  ポイ捨てはなく、特定の場所以外は禁煙で、
  公共交通機関も充実していて、大声で話すこともなく、
  列もちゃんと順番が守られていて、
  地元での生活と比べると至福の時だったね。
  食べ物はおいしかったし、円対ポンドで安かった。
  そして一番良かったのは、日本人の親切さだ。
  不景気なのは残念だが、訪れるには最高の時期だ。 +67 ロンドン




■ 「経済」なんて抽象的なものだから。
  俺たちが直面してるような実際的な問題は日本にはない。
  日本は物事を正しく進めてるよ。 +458 アメリカ




■ 自分は今その日本にいるわけだけど、
  日本は世界最高の国であり、
  世界最高の人々がいる場所だと感じてる
  (ちなみにその中の一人と結婚した)。
  そして、そうだね。物価もかなり安いかな。 +19 




■ 日本は100年後も「日本」。
  同じ時間軸で、僕の国はもはやそうではないはず。 +630  イギリス




■ 東京を歩いていても、人手が足りないとか、
  景気が悪いという感じはしないんだけどなぁ。 +147  台湾在住




■ 欧米諸国も同じように人口減少に直面してない?
  もしかしたらもっとゆっくりかもしれないけど。
  だけど、避けられない変化に対して、
  日本人と同じような姿勢で立ち向かえるだろうか。 +8 




■ 私は人生の大半で、日米を行き来して暮らしてきた。
  日本におけるサービスの低下について語るとき、
  日本の水準は現代の欧米の読者のほとんどが、
  想像もつかないような高さに設定されていることを、
  読者にはしっかりと心に留めておいてもらいたい。 +171 ニューヨーク




■ 自分の奥さんは日本人なんだけど、
  義理の両親を訪ねるのは常に素晴らしい体験になってる。
  日本は安定した美しい島国だ。
  現状として二重国籍を持つ子どもたちは、
  いずれは日本に家を持つ事になるだろうし、
  100年後も日本は日本であり続けるだろうね。
  一流の公共交通機関があり、安全で、
  コンビニで手頃な値段で健康的で美味しい食べ物が手に入り、
  安い費用で質の高い医療を受けられて、
  1000年前からある神社仏閣が街中にある。
  他の先進国?
  まぁ「幸運を祈る」としか言えないね……。 +137 アメリカ

「日本はどうなってんだ」 日本の病院で緊急治療を受けた米国人の医療費に驚愕の声



   ■ 自分は幸運にも、ここサンディエゴにあるソニー本社で、
     日本人の重役たちと仕事をする機会に恵まれた。
     ソニーは僕たち社員一人一人に対して、
     6週間の語学と文化のレッスンを提供してくれたんだ。
     彼らは礼儀正しく、控えめで、ユーモアのセンスに富み、
     この地域に強い興味を持ってくれていた。
     「週末には子どもたちを連れてどこに遊びに行けばいい?」
     なんていう質問をよく受けたし、
     メジャーリーグの試合、バルボア・パーク、美術館、
     そして色々なビーチに興味を示してくれたんだ。
     それまで日本を訪れたことはなかったけど、
     このオリエンテーションに参加したことで、
     日本の人々の素晴らしさを認識したよ。 +27 アメリカ



■ 日本経済は弱いと言うより、停滞してる。
  衰退も成長もあまりないという感じ。 +50 オランダ




■ 同時に、日本の証券取引所は史上最高値を記録した。
  豊かで複雑な歴史を持つ日本にとってさらなる朗報だ。
  いとこや友人を訪ねるのを楽しみにしてる。 +13 アメリカ




■ 結論として、日本はいい状態にあるって事さ。 +16 




■ 良い面と悪い面が相殺し合ってる感じで、
  全体としては悪くない感じだよね。 +9 




■ 2023年4月に日本に行ってきたんだけど、
  その体験が俺の人生を変えたんだ。
  特に衛生に関する見方に関してはね。
  みんな家では靴を脱ぐ。その文化が大好きだ。 +30 オランダ

「これが日本って国なんだ」 在日外国人の価値観を変えた日本での体験に感動の声




■ 日本人は勤勉に働いてるのに経済成長はしていない。
  多くの人がその事を疑問に思ってるはず。 +17 アメリカ




■ この記事は何十年も遅れてる。
  SNSと海外旅行の増加のおかげで、
  外国人は日本の良さを知ったばかりだ。
  日本の良さは何年も前から変わらない。
  何年か前までは大勢の観光客はいなかったし、
  ラーメン1杯が700円だったからもっと良かった。
  だけど残念なことに、日本は発見されてしまった! +17 




■ このニューヨーク・タイムズ紙の記事は一読の価値あり。
  だけど日本の人口は1億2500万人で1940年代の約2倍だ。
  社会問題を増やしてまで人口を増やす必要はない。 +3549  



   ■ 全くもってその通り。
     経済の収縮は文明の瓦解とイコールではない。 +33  



   ■ 自分も同じことを主張してきた。
     日本人の数が8000万人から9000万人に縮小しても、
     あるいはそれ以下になったとしても、
     日本は日本のままであり続けるわけだし、
     それなら未来をコントロール出来る。 +18



■ 僕は幸運にも日本に2年間住み、仕事をすることができた。
  70カ国以上働いたり訪れたりした中で、
  日本は「好きな国リスト」の一番上にある。
  記事にあるように日本は安全で清潔で、生活の質が非常に高い。
  魅力的な文化と美味しい食べ物があることも付け加えておきたい。
  日本人は社会の調和を保つために、
  振る舞いについて厳しい制約を受けている。
  だけどよっぽどのことがない限り、
  外国人に同じような制約を課すことはない。
  他のアジア人も日本の秩序と清潔さを賞賛してるよ。 +92 アメリカ

「日本では普通の事なのに…」 フランスの作家が日本で感動した体験の数々が話題に




■ 日本人は「しょうがない」と口にするのに対して、
  イスラエルの人たちは「En Brera」、
  つまり「選択の余地がない」と表現する。
  違いを理解するための鍵になるかも。 +16 イギリス




■ GDPは生活の質を測る良い尺度ではないよね。
  それに仮に人口が毎年0.5%ずつ減少するとすれば、
  人口が現在の半分になるまでには130年以上かかることになる。
  日本は数年前からロボットによる介護を導入してるし、
  急速な進歩を続けてるという側面もある。 +45 




■ こっちで日本のように安定した地域で暮らすには、
  一生懸命働いて大金を稼がないと……。 +8 アメリカ




■ ここで指摘されてる日本のネガティブな要素は、
  どれも欧米的な価値観の指標からするとでしょ。
  日本の基準では物事はかなり上手く行ってるよ。 +5 オーストラリア




■ 今日本にいる。素晴らしい国だ。
  無理やりに人口を増やす必要なんてないさ。
  むしろそうしてはいけないとさえ思う。 +36 




■ 人口減少って言うけど、俺はよく考えるんだ。
  人口約5000万人だったローマ帝国が、
  いかに偉大なことを成し遂げたのかをね。 +27 

「日本は現代のローマ帝国だ」 日本のふとした日常の光景にイタリアから驚きの声




■ こっちの社会と比べたら、
  日本はまるで楽園のようじゃないか……。 +49 アメリカ




■ 経済よりも大切なことは間違いなく存在する。 +35  イギリス




■ 日本は大丈夫だ。日本の事は日本に任せておけばいい。
  他の欧米諸国よりうまく運営されてるんだから。 +42  




■ 記事を読んで感じたのは、なんて美しい国なんだろうって事。
  日本の未来に、最高の希望があらんことを。 +16 欧州

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夜間頻尿と筋肉老化の関係

「週刊現代」記事で、理屈は正しいと思うが、その対策は、もっと単純化したほうがいいと思うので、図解は載せない。(転載しにくいし。)
要は、「日中に下半身に溜まった水分が、夜に横臥位で寝ることで膀胱に行く」のを防ぐということだ。それには、太ももの内側の筋肉引き締めや、肛門括約筋の引き締めなど、普通は意識していない筋肉を引き締めることが重要だ、ということである。
老化の特徴が、筋肉劣化であり、しかも、ふだん使わない(意識しない)筋肉から劣化していく、というのは重要な知識だろう。そこで、前に書いた「筋肉体操」が大事、となる。つまり、一般の筋トレのように、「見せる筋肉」の鍛練ではなく、「見えない筋肉」をこそ鍛えるのである。まあ、鍛えるといっても、三石巌流ならわずか6秒の「引き締め」である。

(以下引用)

2022.03.15
# 週刊現代# 医療・健康・食# ライフ

快適な睡眠は「ふくらはぎ」が決める…!「夜のトイレ」と「こむらがえり」はこう防ぐ

膀胱を安定させる

良質な睡眠は健康づくりの要と言っていい。だが、これを大きく妨げる要因が2つある。夜中に何度もトイレに起きてしまう「夜間頻尿」と、ふくらはぎがつって激痛で目覚めてしまう「こむらがえり」だ。


これらを防ぎ、朝まで目覚めることのない快適な睡眠を取り戻すためにはどうすればいいのか。


まずは「夜間頻尿」の改善法について見ていこう。横浜市立大学医学部客員教授で、泌尿器科医の関口由紀氏が解説する。


「年を取ると筋力が衰え、下半身から上半身への血流が滞ります。すると、ふくらはぎなど下半身に余分な水分が溜まってしまうのです。これは本来であれば腎臓へと流れ、尿となるはずなのですが体内に溜まったままになります」


こうして溜まった水分は、日中は下半身にとどまり続ける。しかし、いざ寝ようと思い横になると、下半身から腎臓へと送られていく。


「腎臓に送られた水分は、寝ている間に尿へと作り替えられます。これが膀胱に溜まり、尿意を催すことで夜中に何度もトイレに起きることにつながるのです」(関口氏)

( 中略)


「太ももの内側にある内転筋など、大きな筋肉を鍛えると下半身の血行が良くなります。そのため余分な水分が溜まりにくくなり、夜にトイレに起きる回数を減らしてくれます」(関口氏)


この体操は夕方から夕食後にかけて行うと、就寝前に水分が腎臓へと届けられ、余計な水分を尿として出し切ることができる。


寝ている間だけでなく、日中からトイレが近いという人は加齢により膀胱が収縮し、尿が溜まっていなくても尿意を覚えてしまう「過活動膀胱」を患っている可能性が高い。


これを改善するために役立つと考えられているのが2.骨盤底筋トレーニングだ。関口氏が続ける。

(中略)

「夕食の味噌汁」が危険

膀胱の周りを通る血管の血流を良くすることも、夜中トイレに起きる回数を減らすことにつながる。神奈川歯科大学客員教授で泌尿器科医の奥井伸雄氏が語る。


「へそから指3本分ほど下にある丹田という部分を、小型の湯たんぽやカイロで温めることで、膀胱の周りの血流が良くなります。こうすると膀胱の柔軟性が取り戻され、尿を溜める能力が高まるのです」


食事に関しても気を付けたいポイントがある。それは、塩分を摂取するタイミングだ。


「夕食に塩分の高いものを食べると、塩辛さを和らげるため、一緒に水分を多くとると思います。身体にとっては余計な水分を取り込むことになり、それが下半身に溜め込まれることでも夜間頻尿が引き起こされるのです」(関口氏)


汁に含まれる塩分が高いため、そばやうどん、味噌汁といった汁物も夜に食べるのは控えるほうがいいだろう。


これらを継続することで、快適な睡眠を手に入れることができる。奥井氏が語る。


「私が診療した中では、75歳の女性が下半身の運動と食事の改善に3ヵ月間取り組んだことで、夜中トイレに起きる回数を6回から1回に減らしたという例があります。夜間頻尿は決して治らないものではありません」




もう一つの安眠を妨げる大敵である「こむらがえり」は何が原因となって起きるのか。清水整形外科クリニック院長の清水伸一氏が語る。


「こむらがえりが起きる原因は、筋肉に疲労が溜まったり、血流が悪くなったりすることで筋肉の収縮を抑える腱紡錘という部分の機能が落ちることにあります。


腱紡錘の機能が低下すると、寝返りを打った際などに少し体が動くだけで筋肉が過度に縮み、足のつりを引き起こすのです」


こむらがえりは激痛を伴ううえ、つりが戻った後も鈍い痛みが続く。そのため、また寝付くまでには時間がかかり、睡眠の質を大幅に低下させてしまう。


これを予防するためには、こむらがえりを起こすふくらはぎをはじめとした下半身の筋肉をほぐすことが必要だ。


筋肉をほぐすといっても、難しい動作はひとつもない。テレビを見ながらなど、空いた時間に簡単にできる動きばかりである。


こむらがえりは、膝裏の筋肉が固い人が起こしやすい。清水氏は、これを解消するためには下図中の1.ふくらはぎ伸ばしがおすすめだと語る。


「30~50cmほどの台の上に片足を乗せ、台に乗せた側の膝に両手を置きます。台の上の足の重心を前に傾け、地面に接しているほうの足のふくらはぎを伸ばします。これを左右30秒ずつ行います」


こむらがえりを起こすふくらはぎの筋肉(腓腹筋)に加えて膝裏の筋肉も伸ばされるため、効果を実感しやすい。このような大きな筋肉を通る血管の血流が促進され、腱紡錘の機能が保たれることが期待される。


足首の柔軟性を保つことも、腱紡錘の機能を落とさないためには重要だ。これには下図中の2.足首ほぐしが効果的である。

(中略)


1と2を行った後に取り組むと効果をより高めてくれるのがふくらはぎ揉みである。


床に腰を下ろし軽く膝を立てて、足首から膝裏にかけて優しく手で揉みほぐすだけだ。ストレッチができなかった場合は、入浴後など筋肉が温まっている時に行うと、ほぼ同じ効果を得られる。


「『第2の心臓』と呼ばれるふくらはぎを揉むことで、さらに全身の血流が促進されます。下半身の筋肉にもまんべんなく血がいきわたり、こむらがえりを予防してくれます」(出沢氏)


ここでポイントとなるのは、ふくらはぎを揉むことは、余分な水分を腎臓に送る効果もあるということだ。つまり、ふくらはぎを伸ばしたり揉んだりすることは、こむらがえりと夜間頻尿のどちらの改善にもつながるのである。


体内のミネラルが不足することも、こむらがえりを招く原因となる。なかでも、マグネシウムが不足すると筋肉のけいれんが起こるため日々の食事で意識して摂るべきだ。出沢氏が語る。


「マグネシウムは手に入りやすい食材だと玄米や納豆、ほうれん草などに多く含まれているため、これらを食事に取り入れるのがおすすめです」


これでも症状が改善しなければ、漢方薬に頼るのも手である。


「こむらがえりに効く薬として知られているのが、『芍薬甘草湯』です。これは筋肉の緊張を緩める効果があるため、就寝前に服用するといいでしょう。しかし、常用すると高血圧を招く危険性があるため、あくまで運動や食事による予防を目指すべきです」(出沢氏)



快適な睡眠は、簡単な体操と少しの生活習慣の見直しで手に入れることができる。それが健康を取り戻し、あなたに幸せを運んでくれることは間違いない。

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人相学判定テスト

ちょっと面白い人相なので、あなたの人物鑑定眼テストに利用するといい。

(「鳶の羽」から転載)


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女性にとっての恋愛・結婚という「ギャンブル」の悲劇

私の別ブログに載せた記事だが、こちらのブログの方が向いているだろうから、転載する。

(以下自己引用)

「The Great Gattby」は、男の初恋幻想(妄想)とその破滅を描いた、男には突き刺さる話だが、実は、その初恋の対象であるデイジーは非常に頭のいい女性で、夫のトムも、ギャッツビーも、実は彼女の真価を知らないという、「愛される側の不幸」を描いた、女性にも訴えるはずの話である。
たとえば、デイジー、トム、ギャッツビーその他が車で分乗して都会に遊びに行く話の中で、ギャッツビーと同乗しているデイジーが、夫のトムに向かって、こんな冗談を言う。(自己戯画化という、かなり高度な冗談だ。)

We'll meet you on some corner. I'll be the man smoking two cigarettes.

私の持っている翻訳では、このジョークは、こう訳されている。

「じゃあ、街角でお会いしましょう。シガレットを二本くわえて待ってます」

もちろん、シガレットを二本くわえて、というのは「目印に」の意味で、いかにも喜劇的である。だが、夫のトムは、その冗談にいらだつだけである。この、ユーモア感覚の無さは、実はギャッツビーも同じで、おそらく下層階級出身の彼と上流階級出身のデイジーは、まともな会話が成り立たないと思う。トムも上流階級だが、趣味低劣の筋肉脳男である。つまり、デイジーは、夫とも、彼女を愛する男とも、知的に釣り合わないのである。この物語で一番不幸なのは、彼女だろう。
話の最初のあたりで、子供(娘)を産んだ時の話をデイジーがニック(話の語り手)に、こう言う。明らかに、彼女は不幸なのである。

「あのね、ニック、あの子が生まれて、私が何を言ったかというとーーーそんな話、聞きたい?」
「そりゃあ、もう」
「もし言ったら、私がどんなにひねくれたか、わかると思う。ーーー産後、一時間もたっていなかった。トムはどこかに行ったきり。私は麻酔から醒めて、投げやりな気分で、そばにいた看護婦に男の子か女の子か聞いたの。そしたら女の子ですって言われたから、横を向いて泣いたわ。それから、まあいいわ、と言った。女の子でいいわ。せいぜいバカな子になってほしい。女の子はバカがいいのよ。きれいなおバカさんが最高だわーーー」(小川高義訳)

ここで、デイジーが泣いたのは、「男の子がほしかった」からだと錯覚する読者がいると思うが、本当は、生まれた女の子の不幸な人生を予測したからなのである。だから、「女の子はバカがいいのよ」と言っているのである。それは、頭のいい女の子である自分の不幸を暗黙に語っている。

言うまでもないが、先の英文は「シガレットを二本口にくわえている『男』が私よ」と訳するのがより正確だろう。二重の自己戯画化だ。先の翻訳の「待ってます」は意訳(補足的訳)だが、それ自体は悪くない。

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ネットフリックスは新作より古典を放映すべし

ネットに多い、「記事タイトル詐欺」である。タイトルにつられて記事を読んだが、「大幅値上げ」どころか、たった100円の値上げだ。月間100円の出費増って痛いか?
しかし、ネットフリックスのために言うなら、自分の会社で新作映画やテレビドラマを作るのはいいにしても、粗製乱造すぎるだろう。いったい、その制作にどれだけ巨額のカネを使っているのか。それより、過去の名作映画や名作アニメを放映してくれたほうがどんなにいいか。

世界の中には宮崎駿や高畑勲の初期作品を見たことがない層が膨大にいるのである。映画なら、黒澤明の中期までの作品は、何度でも見たい映画である。あるいは、ソ連のレフ・クリジャーノフ監督の「罪と罰」など、ほとんど誰も見たことがないだろう。そういう、隠れた名品を発掘して、世に知らしめることこそ大きな功績になるのではないか。ヨーロッパのクラシック映画にも、名作は多いはずだ。おそらく、映像芸術制作希望者すら、芸術映画の歴史的記念碑である「アンダルシアの犬」や「去年マリエンバードで」さえも見ていないと思う。

(以下引用)

【悲報】Netflix、料金を大幅値上げへ・・・

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Netflix 値上げ 月額 VOD 広告 スタンダード プレミアム 890円 1590円 2290円に関連した画像-01
Netflixが日本で値上げ、最低890円に--広告なしは1590円、最上位4Kプランは2290円

Netflix 値上げ 月額 VOD 広告 スタンダード プレミアム 890円 1590円 2290円に関連した画像-02

 Netflixは10月10日、日本における動画配信サービスの値上げを明らかにした。

 「広告付きスタンダード」が月額790円から890円に、「スタンダード」が月額1490円から1590円に、「プレミアム」が月額1980円から2290円にそれぞれ値上げとなった。


以下、全文を読む

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宿便と芸術創造

朝の散歩に適当な時間(夜明け前後)に少し間があったので、図書館から借りた本のひとつ、石川啄木の「悲しき玩具・他」の中の短編で、随筆とも小説ともつかない作品(遺稿のひとつ)を読んで、しばらくして散歩に出たが、先ほど読んだものの影響か、変な短歌を作ったので、それを先に紹介する。まあ、一見下品だが、これには深い意味があるのであるwww

宿便の糞の長きをひり出して 朝の散歩のこころよきかな

その「深い意味」は何かというと、我々の生活の中の鬱屈は、宿便と同じだ、ということだ。
啄木の歌や散文は鬱屈が特徴だが、その鬱屈は、彼が自ら溜めこんだ宿便だ、というのが私の考えである。彼と同じ境遇や、彼以上に悲惨な境遇の人は無数にいただろうが、彼の歌はその鬱屈をエネルギーとして生まれたものだろう。それを歌として排出することで、彼は生きることができたのではないか。そして、歌である以上、そこには誇張や修飾がある。その加工の段階で、彼は創造を娯楽としていたはずだ。さらに、歌が完成すると、それは宿便をひり出したのと同じ爽快感を与えるわけである。

たとえば、啄木の有名な歌で、こういうのがある。正確に覚えていない可能性もあるが、私の記憶ではこうだ。

東海の小島の磯の白砂に 我泣き濡れて蟹とたわむる

で、この歌について先ほどの散歩の中で考えたのだが、この歌は完全にフィクションだろう、というのが私の推理である。
第一に、この出来事の舞台である「東海の小島」とはどこか。
そして、舞台のさらに小舞台である場所は「磯」なのか「砂浜」なのか。磯浜と砂浜は別の種類だと私は認識している。
第三に、「我」は、なぜ「泣き濡れて」いるのか。
第四に、なぜ「泣き濡れて」いるにもかかわらず、彼は「蟹と戯れて」いるのか。
すべてが曖昧なのである。だから、私はこれをフィクションだ、と推定したわけだ。
もちろん、見事なフィクションであり、その価値は高い。これを「ひり出した」快感も高かっただろう。

まあ、文芸作品というのは基本的にすべてフィクションなのだが、短歌や俳句だと、それを現実に立脚したものだ、と判断する読者が多いだろうから、私は意図的に意地悪なことを言っているわけで、要するに、芸術活動は「宿便をひり出す」のと本質は変わらない、ということだ。で、見事な宿便が出れば、それを世界は素晴らしい文化的財産とするわけである。いや、私は芸術を見下しているのではない。ただ、宿便をひり出すのも素晴らしいと言っているのである。ちなみに、私は若いころは毎朝ほぼ確実に排便があったが、年を取って、食事量が減ったため2日に一度となり、それに伴って「糞の長きを」ひり出す快感が強くなっているようだwww


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