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家畜化される人類

「東海アマ」ツィッターから転載。
穀物の種子や種苗に特許を与えたことは、その種子や苗を使うしかなくなったら、特許取得者に永遠に食料支配されるということだ。
かくして「人類家畜化計画」はどんどん進行している。


(以下引用)


tokaiama 東海アマ管理人
もっともバイオ種苗はたかだか30年の歴史、先祖返りもたくさん報告されてる。GMO綿種は多収だったはずが今や矮小化、大半のバイオ種苗の健全性は数年で劣化し先祖帰りし死滅してゆく。モンサント大株主ビルゲイツが北極に種子貯蔵庫作った真の意味がここにある。世界の農産種苗は死滅するんだよ
6月10日 »
tokaiama 東海アマ管理人
@ @i_l_l_i そうF1ハイブリッド、一世代限り自殺種の特許はモンサントが所有してること忘れるな! それを販売してるタキイ東洋など大手種苗会社はモンサントの特許を利用できる立場で、それはモンサントによる株式取得を受け入れることなんだ。F1種からの種は矮小化し病弱、数世代で死滅
6月10日 »
tokaiama 東海アマ管理人
@ @urakuan 野口種苗社長の脳天気ぶりに呆れて推薦やめたよ。どこか、モンサント世界戦略に抵抗して従来種苗専門に扱う販売会社紹介してほしい
6月10日 »
tokaiama 東海アマ管理人
ドールはモンサント系列会社と断言してもいい。野口種苗の社長よ、これを読め! モンサントはすでに各種子会社を通じて農地の確保も行ってる。タキイや東洋など種苗会社の株式も大量保有してる。あまりに無知だ! http://p.tl/BBWm
6月10日 » tokaiama 東海アマ管理人
みんなが知らないモンサント支配の実態。野口種苗の社長さえ知らないのに驚いたが、日本国内で借地方式によって大規模な企業農業を展開している会社の多くがモンサント系列だ。http://p.tl/XNV5 例えばドールとモンサント提携。実は経営者はじ http://p.tl/zTQR
6月10日 »
tokaiama 東海アマ管理人
野口種苗にモンサントに「買収された会社はない」と書かれてるが、もちろんその通り。資本主義では買収という形態でなくM&Aや株式割合で支配するやり方をとってる。現在、各種苗会社が株主を公表する義務はなく。一説ではタキイの株式の7割以上をモンサント系列会社が保有と情報。いずれ公開します
6月10日

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日本の貧困化という大津波

「誠天調書」から転載。前後がやや不明の転載になるが、言わんとするところの大体は分かるだろう。「ユダヤ米帝」による日本操縦からいかにして免れ、日本を経済的沈没からいかにして救うかが、現在の日本の直面する最大の問題だということだ。それに比べれば、大地震や大津波や原発事故も、まだ小さな問題だと言えるかもしれない。
つまり、不可抗力の自然災害とは異なり、人間の悪意による収奪に対しては、本当は戦えるはずだのに、日本人の中の裏切り者、売国奴官僚、売国奴政治家、売国奴経済界などによってこれから日本は貧困の泥沼の中で緩慢に殺されていくのである。地震や津波で即死したほうが良かった、ということにならないでほしいものである。
下記記事にはネット言論著名人の名がいくつか出てくる。中には、政界とつながりがあることを匂わせて、読者が「内部情報を得られる」というスケベ根性からその記事を読み続ける、というようなブログもある。まあ、そんな「内部情報」など、外部に出してもさしつかえないような物か、故意のリークかだろうと私は思っている。そんなものなど無くても、表に現れた事実を分析すれば、物事の真実は分かるものだ。


(以下引用)



ネトウヨのファビョり方に ちょっと違和感を感じ、
マスコミ新聞テレビ大手メディアのファビョり方にも違和感を感じていたが
その答えは此処に合った訳だ。

ちなみに この前原と仙谷と自公の合意形成を 前原が主導したとするのならば
其れはユダヤ米帝が主導していたと同義だ。
・懸案の税と社会保障の一体改革(消費増税)、
・難航するTPP(環太平洋フォーラム協定)参加、
・自民、公明両党も望む選挙制度改革(中選挙区復活)などを実現する
はユダヤ米帝の目論見そのものだからね。
そもそも 其処までの政変の脚本を前原が個人で造れるはずも無いw
仙谷が造るには 仕掛けが大きすぎる。 もっと狡猾でも地味に動く男だ。
この仕掛けの大きさは 向こうに居る者達の性向を反映している と俺は感じるけどねw

それはそれとして

売国奴にして ユダヤ米帝の下僕どもを ニホンジン と俺は呼称している。
“無自覚な下僕”な類のニホンジンは
何が起きたか分からないままに だけれどもファビョるように指示されていた
という訳だw


なればこそ こういう感じになる。

このタイミングで鳩山兄を安直に攻撃するは
政治の深さを眺める 良い教科書が出来た、と考える良い機会に恵まれた
という感じで コレからも政治を頑張って眺めていきましょうね。


このタイミングで小沢を安直に攻撃するは
まさに 敵の下僕である という事を証明する訳だ。

ネトウヨ や マスコミ新聞テレビ大手メディア は 何処か間の抜けた小沢攻撃に終始していた。
当たり前だw
表面上は ババを引かされた被害者でしかない小沢 を攻撃するは
何処を どうしたって 無理があるw
そういう馬鹿をし続けるは 菅直人の嘘よりも稚拙な猿芸でしか無くなるw
やればやるだけ どんな馬鹿だって オカシイ と気付くだろう。

闇の声なんかのアホらしい言動
 http://ameblo.jp/tanpakumeisi/entry-10911693025.html
 http://ameblo.jp/tanpakumeisi/entry-10913171516.html
 http://ameblo.jp/tanpakumeisi/entry-10911993095.html
や ネットゲリラ様の向こうに有る人達 は
そういう感じの違和感の先を そろそろ気づいているのかもねw

ユダヤ米帝ケツを舐めては御機嫌を伺うが悪癖に等しい習慣とまでなってしまっているニホンジンでも ね。



そして もう一人 重要な嫌疑を向けられる者が生じる。 アルル男ヒロシ だ。
http://ameblo.jp/tanpakumeisi/entry-10911037502.html
あの事変の直後に 速攻で この文章が出てくる?w
そら どう見ても 二重スパイ としか思えないんですけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そう考えれば 今までの言動が むしろ非常に分かりやすく感じられる。
どうにも 奇妙な違和感を いつもいつも感じていたからね。

やっぱり 気弱な地上げ屋 様は陽動だった訳だ。


http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/448.html
何が首相候補に仙谷、野田だあ? ふざけるんじゃねーよ、朝日新聞
此処まで書いて その先を書かない朝日かぁwwwwwwwww
息を吐くように嘘デマ扇動を繰り返す 其れが朝日。

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1989年4月に何があったか

徽宗皇帝のブログのほうにも引用してあるが、井口和基博士による「ヒトラーの予言」の紹介が面白いので、ここにも引用する。
現代の二極化世界の話である。
人類がロボット人種と超人に分かれるという話だ。その超人が世界を支配し、その他のロボット人種はそれに従うだけ。
では、なぜそのように分かれるのか。ヒトラーによれば、これは「生まれつき」みたいな言い方をしているが、あるいは1989年ごろに世界的に何かの遺伝子変化を起こす実験があったのかもしれない。(ヒトラーの予言を前提にすればだが。まあ、こういうのは仮説的思考であり、一種の思考実験だ。)おそらく放射能による遺伝子毀損である。その結果、多くの人間は白痴的になり、ごく少数の人間は天才的になる。そういう仮説はどうだろうか。誰か、1989年をキーワードに、調べてみると面白いかもしれない。


(以下引用)



「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる『永遠の未成年者集団』というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。

そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ。」

「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。

未来社会には、そういう『永遠の未成年者集団』が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。

つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」

「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。

たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。

だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。

それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』『新しい奴隷』も増えていくのだ。」

「人間だけではない。国もそうだ。恐ろしく豊かな、労せずして肥っていく国が現われる。他方、何百年かかっても絶対に払いきれないほどの借金をかかえ、水一杯すら容易に飲めない国も現われる。

気候もそうだ。とほうもない旱魃や熱波におそわれる国と、寒波や洪水におそわれる国が出る。災害におそわれつづける地域と、楽園のような地域、人っ子一人いなくなる荒地と、無数の人間が鼻をくっつけ合って生きる都会とが分かれる。

愛もそうだ。特定の男女にだけ、愛と肉体の快楽が集中する。一方、一生に一度の真の愛も快楽も得られない男女も増える。要するに、土地や金や支配力を得る者は、ますますそれを得、支配される者はますます支配されるだけになる。そうだハンス、それが未来なのだ。私の見た未来だ。未来はそうなるのだ……」

「それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に2つに分かれる。そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成と更に新しいアプライゼ(スタート)の時期が1989年4月に来るのだ。」

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民間保険というシステム

世の中にはいろいろな保険があるが、民間の保険は、保険会社が利益を出して社員や株主に金を払うのが第一の目的なのだから、保険加入者に支払う金をいかにして削り、あるいは不払いにするかが知恵の絞りどころだというのは理の当然である。つまり、ほとんどの保険は、最初から加入者の損になるように作られているはずである。
保険というものの本質を考えれば、これは社会的に認知された合法的詐欺システムでしかないだろう。そういうものに入る人間の気が知れない。まあ、金が余って、捨ててもいいという人間が入るものだ。満期で元金が返れば奇跡のようなものだろう。まして、それにプラスアルファが付くなどと期待するのはキチガイ沙汰である。
私の知り合いに、給与の半分くらいを保険の支払いに充てている人間がいたが、そういう人間が保険会社を養っているわけである。
いったい、どうすれば、保険会社の社員や株主が利益を得た上で、保険加入者にまで利益が返ってくるという奇跡が可能なのか、知りたいものである。集めた金を投資して利益を得る? 投資が必ず利益をもたらすなら、小学生でも株をやるだろう。
まあ、余分な金があるなら、親戚知人の中の、困っている人間をまず救うことである。それが返ってくることはなくても、善行をしたという喜びだけでも見返りにはなる。赤十字などに寄付してもいいが、その金の行く先がどうなるかは、私は知らない。




(以下「阿修羅」より引用)




報道:246万円が6845円に・・(生保の危機は最終局面に)/nevada
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/139.html
投稿者 稲垣勘尚 日時 2011 年 6 月 08 日 09:52:07: Je/tdYZdw47GA


http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

朝日新聞は、『朝日生命の養老保険を巡り、大阪の69歳の男性が20年後の満期時に246万円の配当をすると言われたのに、実際には6845円だったとして、全額の支払いを求める訴えを起こす』と報じています。

養老保険(一時払いも含む)は発売当初から、「そんな利回りが出せるのか?」と危険な保険と専門家は指摘していましたが、今後相次いで満期がきますので、期待していた保険満期金(配当金)が受け取れないとして愕然とする契約者が続出することになります。

ただ、保険契約上「保証された」収益ではなく、契約者は裁判では負ける可能性が高いですが、約款に小さく書かれた条項を果たしてどれだけ見て理解している契約者がいるでしょうか?

提案書に書かれた、毎月18,000円の保険料を20年間納め続ければ、満期時には保険金500万円と配当金246万円を受け取れると期待したようですが、実際には500万円+6,845円となるものですが、まだ元本が戻ってくるだけましと言えるかも知れません。

事実上の0%金利が続いている今、どの生保も運用収益など出せるものではなく、実際には赤字になっている筈で、今後、元本割れで戻される保険契約が続出し、社会問題になるかも知れません。
利回り1%の国債を買って、経費を埋めることなど出来るものではなく、安定運用先とみていた東電が暴落してしまい、生保は今、青くなっている筈です。
しかも、無配となり、最悪の場合、社債も元本カットとなれば、生保は運用どころではなくなります。

今、誰も口にはしませんが、生保の危機は最終局面に来ているかも知れません。

 

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コメント
01. 2011年6月08日 16:39:48: EgHf0LfVP6
生命保険には準備金制度というものが法的に整備されていて、仮に生命保険会社が倒産しても保険金は保護される仕組みになっています。ただ、保護されるのは契約で約束された保険金額ではなく、支払った保険料の積み立て分の9割です。つまり、過去に支払った保険料の9割が返ってくるだけなので、保険金で見れば、元本割れという状況が起こります。

02. 2011年6月08日 23:54:47: qGoRQuUvZY
この記事みて、保険にはいらんでよかったと思ってます。
詐欺だね。

03. 2011年6月09日 01:07:21: tmvqTH4Wac
宮崎学さんのサイトに以前あったような
生保入るな
マンション買うな
借金踏み倒せ

生保は居るなが現実になった
さて以後は


04. 2011年6月09日 04:08:47: 4WV2HM1H9Y

これってバブル期の高金利の時に販売された分だよね…
たしか当時はビックとかヒットで10%に乗せた事もあった記憶がある。

その後、状況があまりに急変した。

景気悪化で解約した人も多いだろうが、訴訟やクレームは連発するだろう。

まったくカオスな世界だ。


05. 2011年6月09日 15:11:43: EToppDdeM
500万戻ってくるだけましだな。
今だったら、保険では貯金などできない。昔の良き時代の高金利保険の話だ。
元本以上の配当金まで貰えると思ってるのが今は間違え。

06. 2011年6月10日 16:06:55: ZpJG7gsukA
自分の場合はこの配当金のカラクリに気が付いて15~6年前に解約した。掛け捨て部分の金額の多さに気が付き、同じ掛け捨てならより少ない掛け捨て金で、より良い保証のものに乗り換えた。正解でした。
ちなみに私も、60の定年時に300万近くの配当金になるとゆう「設計」だったけど、解約時10年近く掛けて貯まっていたのはわずか何千円しか無かったと記憶している。担当者によく調べましたねーと言われた。知っていたくせに。怒り。

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モンサントによる食糧支配

タイトルを忘れたが、あるサイトからの転載である。
私は日本人の生活と未来を守るためには日本人の一人ひとりが、日本を襲う陰謀的行為に気づかねばならないと考えている。つまり、大手マスコミが「陰謀論」と揶揄して冷や水をかける論説こそが、日本という国の生死に関わる情報なのである。大手マスコミは、その陰謀の手下だからこそ、「陰謀論」蔑視の風潮を作ってきたのである。
さて、モンサントなどの巨大穀物会社による世界食糧支配は急速に世界を覆いつつある。日本にその魔の手が及ぶのも近い。TPPはおそらくその「土台造り」となるだろう。
インドの綿花生産者の悲劇は、やがて日本の農家の悲劇となる。
農家だけの問題ではない。農作物の自宅生産さえも「特許種子」を建前として禁止され、我々の生命はモンサントに縛られるのである。
アメリカで野菜の自宅生産が禁止されたというニュースは、あれは全地球的陰謀の発端だったのである。


(以下引用)

インド綿花生産者の自殺とモンサントの戦略
By Rieko Terui • July 6, 2009

ITで飛躍的な成長を遂げたインド。華やかな発展の影で、綿花生産者が借金を苦に次々自殺を図っているというニュースを読んだ。原因は種子価格の高騰と凶作――と日本の主要メディアは、それが不可抗力であるかのような書き方をしているが、インドの貧しい綿花農家が自らの命を絶った真の背景とはどのようなものだったのだろうか。




自殺者増加の影には、多国籍種子企業の巧みな戦略があった。中でもGM界の巨人、モンサント社による種子市場の独占と、同社の搾取的企業慣行に注目が集まっている。

科学者であり環境活動家としても活躍するヴァンダナ・シヴァは、インドにおける綿花生産者の自殺を、貿易自由化とグローバル化を通じた「生産コストの増加」と「農作物の市場価格下落」の2面から議論する。


1998年、世銀の構造調整プログラムにより、インドは種子部門を多国籍企業に開放。これと共に、企業が独自に開発したGM種子が普及した。インドのワタ種子市場は事実上、モンサントの独占市場と化した。モンサントはまず、農薬と化学肥料による管理が必要な自社製GM種子を売り込む。農民は、種子と抱き合わせでモンサント製の農薬や化学肥料を買わせられ、同社の商品に依存する新たな慣行が生まれた。


さらにモンサントは自社のGM種子に特許権を制定し、来シーズン用に種を保存する自家採種を知的財産権の侵害として禁じた。ヴァンダナ・シヴァは、「本来であれば無料であるはずの資源(=種)が商品化された」として、農産物に対する特許権取得を非難。同時に、「企業製種子への移行は、多品種栽培からモノカルチャーへの移行でもある」と、土壌の生産力低下と多様性の喪失を指摘する。たとえばアンドラプレデシュ州のワランガルは、もともと豆、雑穀、菜種など多品種栽培が行われていた地域だが、GM種子の普及で換金性の高い綿花の単作が一般化。多様な生育環境で育った種子ではなく、均一な無検査種子が急速に普及したことにより、不作のリスクが高まった。


さらに近年導入されたモンサントのBTワタは、低農薬で大量の収穫が確保できることをうたい文句に販売されたが、実際は収穫もあがらず、害虫への耐性にも誇張があった。BTワタの導入で農民の窮状はさらに悪化し、作物には当初以上の農薬が散布されることとなる。

農民自殺に拍車をかけたもうひとつの圧力は、「WTO自由貿易政策による農産物価格の暴落」にある。「農産物貿易に関するWTOルールはダンピングのためのルール」。たとえばアメリカは綿花生産に毎年40億ドルの補助金を投じ、自国綿花の国際競争力を不当に高めている。人為的に安くなった綿花が流通したことで、綿花の国際価格は暴落。高い生産コストと不確実な収穫、価格の暴落という3つの要素により、末端の農民はいよいよ窮地に追い込まれるのである。

リン・コーエン=コールの話によると、借金を重ねながらモンサント依存型の農業サイクルから抜け出せなくった農民が選んだ自殺方法は、皮肉にもモンサント製の農薬による服毒自殺だという。




残念ながら、インド綿花農家の悲劇は氷山の一角に過ぎない。モンサントの農業支配は自国アメリカを始め、中南米、アジアへと着実に及んでいる。しかもペースは驚くほど速い。モンサントが農業分野に進出したのはほんの10年前。もともと化成企業として、サッカリンやアスパルテーム、枯葉剤、DDT、PCBなどを開発してきた同社は、1997~2002年の合併・再編を通じてバイテク企業へと転身。農業分野に進出してからは、遺伝子組み換え技術や農作物の特許取得と、それを通じた零細農家の搾取、市場の独占、そして消費者に対する不当な販売戦略に忙しい。モンサントの企業戦略については、以下の動画やページでわかりやすくまとめられている。







<巨大企業モンサントの世界戦略(前編)45分>



<巨大企業モンサントの世界戦略(後編)45分>


・デモクラシーナウ「農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫:
http://democracynow.jp/submov/20080506-2

モンサントは現在GM市場で90%のシェアを誇る。モンサントの農業支配をくじくためには、GM作物が私たちの生活にどれだけ入り込んでいるかを知ることがカギとなる。ただ日本では遺伝子組換え表示に厳格な基準が設けられていない。つまりGM含有食品を見分けるための情報が消費者に望ましい形で提供されていないのが現状だ。これについては、グリーンピースジャパンがわかりやすくまとめている。


モンサントのGM技術にいろんな意味で関心がある方は、モンサント・ジャパンのHPへ。試験場の見学会もあるようだ。GM小麦の導入に向けて米、カナダ、オーストラリアが協力するなど、気になる情報も掲載されている.


<参考>
ヴァンダナ・シヴァ
From Seeds of Suicide to Seeds of Hope: Why Are Indian Farmers Committing Suicide and How Can We Stop This Tragedy?

Categories: 地球環境, 貧困・開発
Tags: 動画資料, 南アジア, 大企業, 貧困, 食物
About the AuthorRieko Terui

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被災者と健康保険

自然災害に遭った時、それに追い打ちをかけるように病気になったらどうするか。特に、津波や地震などで着のみ着のまま逃げ出した人はどうすればいいのか、という疑問について、「ダイヤモンド・オンライン」の記事から一部転載する。これは他人事ではなく、いつあなたや私の身に起こるか分からないことなのだ。


(以下引用)



原則的には失業してもなんらかの健康保険に加入し、保険料を納めなければならないが、今回の東日本大震災の影響で失業した被災者には特例措置が取られている。

 岩手県、宮城県、福島県、茨城県、長野県など、東日本大震災の被災者で、「住宅が全半壊した」「生計維持者が死亡または行方不明」「生計維持者が失業した」「福島原発の避難指示区域などの対象住人」などの一定要件を満たす世帯の人は、健康保険料や病院での自己負担金が免除される。当初5月末までとされていた免除期間は、来年2月まで延長されることになったので、当面、医療費の心配はしなくても大丈夫だ。

 ただし、被災者は氏名や生年月日などを伝えれば、健康保険証がなくても病院や診療所を受診できる特例は6月いっぱいまでとなり、7月からは保険証が必要になる。また、窓口の自己負担分が免除されている人も免除証明書が必要になるので、対象となる人は市区町村の窓口で早めに入手しておいたほうがいいだろう。

 このように、失業しても医療にかかれなくなることがないように、国もさまざまな措置は講じている。しかし、特別措置は期間限定だ。失業期間が長引いたり、仕事があっても収入が低いと、食べていくのに精一杯で、どうしても健康保険は後回しになりがちだ。その結果、社会保障の網の目からこぼれおちる人が急増している。

 中には、体調の悪さを自覚しながらも保険証がなかったり、窓口で支払うお金がないために病院に行かれず、死亡にいたった手遅れ事例も報告されている。「自分だけは大丈夫」と思うかもしれないが、景気回復の兆しが見えない今、こうした例は決して他人事ではない。

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これからの家づくり

「反戦な家づくり」の「理想の家」という記事の一部を転載する。
家づくりは生活の基盤であり、日本国民全体が今後どのような生活をするかにつながるものであるから、ただの個人的趣味の問題としてではなく、国家経営の一部として考えていくべきだろう。
そういう意味で、この記事にはいろいろと示唆的なことがある。自然エネルギーの利用や雨水の利用など、たいていの人が考えてはいても、具体的な困難がイメージしにくい。特に太陽光発電は、今のところペイしないというのは確かである。今後、画期的な段階になるまでは、金銭的に余裕のある人以外は手を出さないのが無難だろう。雨水利用については、この記事にある「雨水・水道切り替え」方式が容易にできるなら、これはどんどん取り入れていくべきだろう。洗濯やトイレにまで飲料用水を使うという無駄は、これからはやめるべきである。もっとも、我々が飲まされている水道水の水質が実はひどいものだという可能性もあるのだが。
家の建築材料の中で鉄が一番耐用年数が小さいというのも覚えておきたい。たしかに、鉄というものはすぐに錆びてしまうものだ。我々は鉄が固いから丈夫だと錯覚しているが、固いことと腐食しにくいことは別である。白蟻対策さえすれば、実は木造建築が一番耐久性はある、とも言う。何しろ、法隆寺など、2000年近くもっている。(歴史にはうといので、正確な年数は知らない)
ともあれ、我々が膨大な資源とエネルギーを食いつぶす消費経済から脱出することは、未来の世代への責務でもあるだろう。経団連のように、人々が金を使わなくなると困る連中もいるのだが。


(以下引用)


これが、私の中にある家のイメージ

材料はもちろん、木と紙と土。
屋根と外壁は、これだけでは耐久性に難ありなので、若干の工業製品を使用。
基礎は、法律で決められているので、鉄筋コンクリート。

実は、この鉄筋コンクリートが、家の構造材料の中で、一番寿命が短い。
普通の家に使われているもので、60年の想定だ。
これではちょっと寂しいので、私の設計では、ワンランク上のコンクリートを使う。

それでも、想定は80年。適宜メンテをして100年と言うことになっている。
ちなみに、よく100年住宅なんて言うのを聞くが、コンクリートが60年の想定なのに、100年住宅と謳うのは詐欺じゃないかと思うんだけど、如何。

エネルギーは、太陽熱温水と雨水利用はぜひやりたい。
いま設計させてもらっている家で、これを両方ともやることになっているので、とても楽しみ。

なにせ、確実に元が取れる。
元というのは、オカネだけじゃなくて、エネルギー的に。
ローテクで、利用形態がシンプルなものが、いちばん「使い尽くす」ことになる。

反面、太陽光電池は迷いがある。
原発の電気を使わないために、パネルを屋根に載せるという選択肢もあるが、太陽光電池が元を取れるかどうかは疑問。

オカネの面では、補助金と強制的な売電価格で無理やりペイさせているが、本来は今のところ全然合わない。
エネルギー的には、原料のシリコンを抽出する過程がグレーゾーン。意図的に隠されている。

北陸先端科学技術大学院大学で発明された液体シリコンの利用が実用化すれば、新しい可能性が出てくるかもしれない。

太陽電池、液体シリコンで製造成功 大量生産に期待
2011年2月8日 朝日

もっとも、本当に革新的な技術は、文科省にも経産省にも無視抹殺される危険があるから、予断は許さない。

雨水利用は、これまでは庭に播いたり洗車をしたりという用途に限られていたが、水栓メーカーが画期的な蛇口を開発したので、家の中でも利用が可能になった。
主に、便所の流し水は雨水で賄うことができる。

これまでは、雨水と普通の水道を、同じ蛇口に切り替えで使うことができなかった。
水道に雨水が逆流する危険があるからだ。
だから、雨水タンクがからになると便所が流せないという大問題があった。

しかし、メーカーが開発した蛇口は、雨水と水道が混じらないようになっていて、水道局もOK。
雨水タンクが空になったら、便器に座ったままコックを切り替え。
無事水が流れる と言う次第。

それと、ぜひやりたいのが、屋根と壁に水を流すこと。
雨水を小さいポンプで屋根まで上げて、夏の最中はちょろちょろ出しておく。
西日の当たる壁にも、できれば流す。
これだけで、家の中の体感温度は激変する。

冬には、やっぱり薪ストーブ。
隣近所に迷惑にならない限りは、薪ストーブがほしい。
ただし、薪ストーブは工事費入れると100万円コース。
たぶん、経済的な元は取れないが、炎を眺める魅力は捨てがたい。

これまでも、何軒か入れさせてもらったけれども、なんというかシビレルものがある。

同じ炎で言うと、ランタンもいい。
割り切るところは、LEDで節約して、「あかり」が欲しいところにはランタン

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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