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そうか(創価)そうか、しょうか(松下)しょうか

「スロウ忍ブログ」より転載。
ほとんどの政治ブログは野ブタ総理誕生で意気消沈し、気勢が上がらないが、スロウ忍氏は普段通りである。
創価と松下政経塾との関係、創価と亀井静香の対立など、初めて知る情報である。勉強になる。こういう「引き出し」の広いブログは、私などのように無知な人間が感覚と独断で発言するだけのブログよりは有益だ。
もっとも、逆に知識だけは豊富でも、いわゆる「専門家」の発言はまったくあてにならないことが多い。というのは、彼らの発言は「為にせんがための発言」であり、意図的誘導であることが多いからだ。それについて井口和基博士が面白い感想を述べているので、それもこのすぐ後に掲載する。

(以下引用)

創価と関わりの深い松下政経塾から初の首相(野田佳彦)が誕生した今、政府が今後、此等の問題をどの様に扱うのかは注目に値する。

http://blog.goo.ne.jp/mwjtg/e/d0b98e7aa450d7140e6b1b88ea7325fe

カルト集団「松下政経塾」を嗤う
(中略)
1年目のカリキュラムには「人間観講座」という思想教育が行われるが、「塾役員講座」というのもある。岡崎研究所の岡崎、アサヒビールの樋口、ウシオ電機の牛尾、国際大学振興会の中山、大平洋セメントの諸井 日本財団の曾野、京セラの稲盛、千葉商科大学の加藤、慶應義塾大学の草野、京都大学の中西、漫画家の弘兼ら錚々たるメンツだが、彼らは皆保守主義、新保守主義を標榜するタカ派である。

幸之助といえば、世界的カルト教団創価学会の池田と親交厚く、対談集も多数出している。カルトの長どうし気が合うのだろうか。松下といえば日本熱学工業事件(40年代末にコイン・クーラーというシステムで急成長した会社。役員の何人かにヤクザを送りこまれ倒産。黒幕には松下もいたという)をはじめダーティーな会社で、トヨタと並ぶ日本の悪徳企業である。

松下政経塾出身者を表現するならば、一流半のボンボン、国士を気取った幸之助信者、歪んで肥大化した野心を持ち、歴史認識、社会認識、人間理解が浅い馬鹿と言っていいだろう。


また、連立与党に食い込んでいるアンチ創価の亀井静香・国民新党代表の動きにも注目しておく必要がありそうだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E4%BA%95%E9%9D%99%E9%A6%99#.E5.89.B5.E4.BE.A1.E5.AD.A6.E4.BC.9A.E3.81.A8.E3.81.AE.E5.AF.BE.E7.AB.8B

創価学会との対立 [編集]

1990年代半ば頃に、同じ1979年初当選組の白川勝彦と共に、創価学会と政教一致についての問題を追及する憲法20条を考える会を発足させ、亀井は会長に就任した。亀井は宗教法人法改正に反対の姿勢を見せていた創価学会に対し「池田大作さんに宗教法人特別委員会に参考人として出てきてもらい、宗教法人法の改正に反対の理由を述べてもらいたい」と発言するなど創価学会と徹底対決の姿勢を鮮明にする。会そのものは自自公連立政権の発足とともに自然解消したが、亀井の反創価学会の姿勢は続き、2007年2月13日の衆議院予算委員会で6年ぶりに質問に立ち[16]「まさか自分が野党側で質疑応答するとは想定外でした」「(安倍晋三首相に対し)小泉総理時代の思想はやめて自分なりの思想でやってはどうだ」「創価学会の名誉会長の池田大作との安倍総理の2者対談をしたのか?」など、安倍首相の姿勢や創価学会との関係について追及した。

2007年11月21日、国民新党の会合でのあいさつにおいて、自民、公明両党推薦の現職候補が敗北した大阪市長選に関連し「創価学会の麻薬で生きてきた自民党だが、麻薬が効かなくなると大変だ。慢性依存症が強くなっていて、そこが手を引くと、全体ががたついた」と発言している。


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野ブタをプロデュース(生産!)

今日は野田「増税」総理誕生ほぼ決定といううんざりするニュースに関する記事には食傷気味だろうが、こういう時に無理に他の話題をやるよりも、下記記事のような文章のほうが多少は心を慰められるだろう。
小沢が今回の結果を受けて、新党立ち上げに走ることを期待する向きもあるだろうし、私も今の民主党の腐敗ぶりにはほとほとうんざりしているので、本当はそれが一番すっきりすると思う。しかし、小沢がなぜここまで耐えて耐えて耐えてきたのかと考えると、政治はそんなふうに一過性の感情で動くものではないとわかる。実に、小沢の粘りと忍耐力は信じ難いほどのものだ。自民党などがギャアギャア騒いでも、所詮は外野席での野次であり、政治は政権政党が担うものだという当たり前の事実が小沢には分かっているのである。だから軽々しく新党立ち上げの誘惑には乗らないのだ。
しかし、見ている我々はフラストレーションが溜まりっぱなしである。
ああ、早く解散総選挙にならないかなあ。


(以下「武山祐三ブログ」より引用)


海江田氏は何故敗れたのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110829-00000997-yom-pol

 海江田氏は何故敗れたのか。この事は後世にまで残る逸話になるでしょう。政治の世界で渦巻く権謀術数、その醜さは後世の語り草になるに違いありません。

 小沢氏は選挙上手で知られていました。しかし、真実は正攻法で戦う真面目な政治家であったという事です。

 今回の代表選の結果は、民主党主流派にとって成功したかに見えますが、後で必ずその始末を付けなくてはならなくなります。

 世の諺に、負けるが勝ち、という事もあるのです。勝ったがために結局後で惨めな思いをする事もあるのです。今回がそれに当てはまると思います。

 いえ、決して負け惜しみで言うのではありません。今回の事は必ずカルマの清算を受けなければならなくなると思うからです。

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フィルターでドリップしたら、「飲んでも安全」です?

「産経MS」から転載。
まあ、産経や読売のような右翼新聞でも、政治記事以外なら多少は信じてもいいだろう。しかし、まるでコーヒーを淹れるみたいなやり方だな。その程度の方法で本当に放射性物質が除去できるのだろうか。それに、10グラムのうち6グラムしか残らないのだから、土の半分近くを汚染土壌として捨てることになる。装置やら手間暇やらを考えれば、表土全体を捨てるほうが安上がりじゃないの、って気がしないでもない。邪推すれば、これも「原発事故処理ビジネス」として誰かが金儲けを企んでいるだけかもしれない。
タイトルに書いた「飲んでも安全」は言うまでもなく、原子力保安協会がプルトニウム(人類史上最凶の物質)についてのCMで使った言葉。コーヒーとは違って、フィルター上に残ったものが使用可能部分だ。


(以下引用)



放射性物質93%除去 汚染土壌の浄化法開発 兵庫
2011.8.26 02:05
 ■県立工業技術センターなど

 県立工業技術センターなどは、放射能に汚染された土壌の一部を固形化して放射性物質を除去する技術を開発し、9月中旬にも福島県郡山市で実証実験を行うと発表した。現地の土壌サンプルを使った実験では放射性物質を93%除去しており、同センターは「今年度中の実用化を目指したい」としている。

 神戸市長田区の排水処理資材製造・販売会社「八紀産業」と共同開発。6月から研究に取り組み、有機質を固めて水を浄化する凝集剤「フロッグ」を用いる手法を確立した。

 サンプルを使った実験では、福島県飯舘村の水田で採取した土10グラムを水100グラムと混ぜ合わせ、フィルターで濾過(ろか)。フィルター上に残った土6グラムの放射性セシウム濃度は1キログラムあたり3・5キロベクレルで、もとの45・9キロベクレルの約7%に減少。農林水産省が示した水田の放射性セシウム濃度の上限値5キロベクレルを下回ることに成功した。

 約93%のセシウムが残る濾液には凝集剤2グラムを投入し、土の粒子とともに固めた上で乾燥。重量は元の半分以下になり、固形のため移動や封じ込めなどの事後処理がしやすいという。

 今後の実証実験では郡山市内の畑や校庭、田んぼなどの土を数十キログラムずつ採取。除染効果を試すほか、資材の使い方や作業員をどのように防護するかなど、実用化への課題を確かめる。

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strawberry fields forever

「rockway express」から転載。写真まではコピーできない可能性があるので、写真を見たい人は元記事を探してほしい。
マスコミによる欺瞞報道は毎度のことだが、9.11以来、それが粗雑になっているという印象である。あれほどザルのように自作自演の証拠がボロボロこぼれる陰謀でも、表マスコミを抑えれば世界は支配できるという自信を世界支配層は持っているのだろう。
まずは教育による洗脳。
つぎにマスコミによるプロパガンダ。
それで世間の人間の8割までは精神的にコントロールできる。
頑強に抵抗する連中は、警察という暴力装置を使い、冤罪で逮捕し、処刑する。それに関連して、その人間の名誉を棄損する「証拠」を警察の手で作り上げる。(いや、これは外国の話ですよ。)麻薬事件で逮捕する際に、警察が最初から麻薬を持参して対象人物の住居に行き、現場でそれを「発見する」など簡単な話である。あるいはその人間が変態であったという証拠の大量の春画やエロ画像を「発見」したりなど、その人間を社会的に抹殺するあらゆる手段が権力には可能である。
こうした世の中で生きるには「目を閉じて」いるしかない、と思う人も多いだろう。「Living is easy with eyes close, misunderstanding all you see」というわけだ。そうして永遠のいちご畑で生きるわけである。


(以下引用)


BBC:リビアの「緑の広場」をインドから中継だとさ

インド人のデモをリビア人のデモと嘘の報道

◆8月26日

 リビア情勢についてCNNが真実を報道をしていないと書いたが、今度はBBCがインド人のデモの様子を、リビアのトリポリの「緑の広場(Green Square)のものと偽って報道した。

 このYouTubeでみることができるBBCのコメンテーターは、自分たちがいかにお馬鹿であるかを天下に示してしまったことを分かっているのか? ジャーナリストの端くれならば、映っているのがリビアではなくインドであることが、理解されて当然なのに、しゃあしゃあとリビアのトリポリの緑の広場からの中継だと説明している。はずかしいったらありゃしない。あるいはもっともらしくそのように解説すれば、視聴者はそう受け止めるだろう、とタカをくくっているのだろうか? BBCも落ちれば落ちたものである。

 もしもこれが意図的なものであれば、どれほど悪辣であろうか。このように、この世界を牛耳る勢力は、一般人を馬鹿にし、いい加減な報道をしても、それを鵜呑みにする存在である、と思っている節がある。それほど世界の「一般人」は彼らに馬鹿にされているのであろう。

 お金の力でこの世を牛耳る、この世の神、と聖書に言われる闇の勢力の者たちは、しかし、自分たちの終わりが近いことをその内知るようになるだろう。

 日本でも今までさんざん嘘がまかり通ってきていたことで、一昔前と違って、今や多くの日本人が目覚め、その間違った認識から、離脱しつつある。欧米諸国は深くこの闇の勢力に侵害されている様子だから、あまり期待はできない。したがって日本人が目覚めることが実際的であり、重要であろう。世界の最後の砦は、日本である。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●BBC:リビアの「緑の広場」をインドから中継だとさ
http://crashareyouready.betterthanyours.com/w/?p=2181
【8月24日 By George W. Berry】

 ショービジネスのようなビジネスは存在しない。
 これらの人々の顔と帽子を衣服を見ていただきたい。彼らは正しい小道具さえ使用していない。リビアのトリポリにいるという誰かが掲げる旗と写真を注意深く見ていただきたい。インドの旗を振るこれらのインド人たちは一体何をデモっているのだろうか?

 反面、リビアについての真実を報道してきている独立ジャーナリストたちは、暗殺の標的にされてきている(http://www.examiner.com/human-rights-in-national/kill-non-mainstream-reporters-libya-ordered-trapped-hiding-shot)。そしてNATOは、リビアのトリポリの市民の大量虐殺を行っている。

 そして、アメリカが支援するカタールの独裁者がリビアの政府側につく市民を殺害するため、殺人部隊を送っている。ちょうどバーレーンで親民主主義側の市民が、米軍が支援している独裁政権のサウジアラビア軍によりバーレーンでガスまたは銃撃で殺されたように。

 http://www.youtube.com/watch?v=R_-lzI8I0_0&feature=player_embedded

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ただちに影響はありませんので

「毎日新聞」から転載。
こういうニュースを聞いても驚かない自分に逆に驚いてしまう。もはや、原発事故関連のニュースは、私には天気予報と同レベルの話になっているのである。関東や東北の人間なら福島から近いから切実さも違うだろうが、様々な汚染食品を通して放射能を体内に取り込むしかない点では日本国民はみな同様である。今さら騒いでも仕方がない、という感じだ。
民主党党首選も、小沢があの木偶人形の海江田を援護するというパッとしない話で、どうもすっきりしない。まあ、民主党代表を小沢側の人間にした上で、総理は亀井静香にするという、あっと驚くような結果になれば最高なのだが、原発事故も政治もまだまだ話はこれからだ、という感じである。


(以下引用)


東日本大震災:福島第1原発事故 放出セシウム、広島原爆の168個分 保安院が試算
 経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第1原発1~3号機と広島原爆から、それぞれ大気中に放出された放射性物質の核種ごとの試算値を公表した。セシウム137(半減期約30年)の放出量を単純比較すると、福島第1原発は広島原爆の168・5個分に相当する。

 試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。広島原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関(IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。

 セシウム137の放出量は、福島第1原発1~3号機が1万5000テラベクレル(テラは1兆)に対し、広島原爆は89テラベクレルだった。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラベクレルに対し、広島原爆が58テラベクレルで約2・4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が16万テラベクレル、広島原爆は6万3000テラベクレルで約2・5個分に相当した。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「原子爆弾は一瞬に爆風や熱線、中性子線を放出し、破壊するもので、単純に放出量で比較するのは合理的ではない」と述べた。【足立旬子】

毎日新聞 2011年8月27日 東京朝刊

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道交法改正は警察の資金作り目的か



「和田秀樹のブログ」から転載。本来のブログタイトルは「テレビでは言えない本音のブログ」とか何とか言う。
彼のブログは時々面白い発言があるので、たまに読む。下記記事はなかなかいいことを言っている。ここだけ読むと、まるでプロレタリアを煽動する革命家みたいだが、彼はふだんはどちらかというとこの資本主義社会の擁護者なのである。その彼でさえ、今の「残酷な資本主義」は目に余るということだろう。
引用は、連続する二つの記事である。上の方が新しい。下の方の記事が、私が紹介したい中心の記事だが、上の記事にある「飲酒運転罰則の異常な厳しさ」についても同感する。前の晩に酒を飲んで、数時間寝て酔いはさめていても、呼気にはアルコールが検出されるので、その状態で運転すると厳罰である。つまり、安全のために運転せずに置いてあった車を取りにいくことすらできない。これが今の道交法である。
まあ、道交法が厳罰化(罰金高額化)したことで警察はずいぶん潤っただろうが。


(以下引用)


疲れる議論
テーマ:徒然記
昨日のブログに対するメッセージがいくつかきたが、正直なところがっかりした

本筋である金持ちによる中流と貧困層の分断については何のメッセージもこないで飲酒運転厳罰化について私が否定的な考え方をもっていることに攻撃的なメッセージばかりが届く

強いてあげれば私が都市部に貧困層がいることや都市部のワーキングプアとされている人の年収をご存じかというメッセージもいただいた

そんなことは何度も書いているつもりだが、すごく嫌な気分になった(元国語の先生らしいが、心情読解のプロであるはずなのに、どうして、こんなに人のことを小馬鹿にしたような文体で書かれるのだろう)地方と都会の格差のことを書くと、都会には貧困問題がないということになるのだろうか?現実には都会のほうがはるかにホームレスが多いのは常識だし、私のように精神科の臨床医をやっていると生活保護は患者さんの3分の1近くになってしまう(今は減っているのは福祉が厳しくなっているからとみている)東京の平均所得が多いのは、貧困問題がないからではなく、ヒルズ族のような1億円以上の年収の人が多いので平均を引き上げているのは、確実に言えることだろう)

ただ、なぜこの文章が不快に感じたかというと、言外のニュアンスが、お前は貧乏を経験していないだろう、そんな奴に何がわかるというものに感じ取れて仕方なかったからだ

私は、格差は是正してほしいし、ベーシックインカムや子供手当のように給付型の政策にはむしろ賛成だ(このほうが消費を増やすし、よけいな公共事業を行うより無駄なコストがかからない。ただし、何らかの公共事業を行うのと比べると、官僚も政治家もおいしくないので、彼らがそれについてのマイナスの情報を流すことが、この間の上杉さんや茂木さんが参加した勉強会で問題になった。そしてマスコミが簡単に官僚の流す情報に乗ることも)その財源がなければ、消費税を増やすより、累進課税と相続税の大幅増税、あるいは金融資産税で対応すべきと思っている。どれも私にとってみれば、損なことであるが、格差があるのと比べると安心して生活ができる

というのは、私は贅沢が好きな人間であるからだ

貧しい人間が飢えているのに平気で贅沢をするのは、なんとなく抵抗はある。たまたまラジオで藤原正彦氏が、日本人にはそういうのを嫌う情があることを強調していた

しかし贅沢はやめたくない。貧しい人の味方と名乗るなら贅沢はやめろというなら、金持ちの味方に戻るしかない。そのくらい弱い人間ではある。

貧しい人、弱い人と連帯するのは難しい。自己愛が満たされていない人と連帯しようとすると、すぐにひがみのパワーを受けることになる。勝ち組どうしで負け組の人をバカにしているほうがはるかに楽だ。

しかし、マスコミであれ、政治家であれ、勝ち組が政策決定する以上、いわゆる勝ち組の中に貧しい人の味方を増やしていかないと世の中は変わらない。ましてや共産党も組合も弱く、革命など私が生きている間に起りそうにない国ではなおのことだ

飲酒運転問題について本質的に抜け落ちている視点を明日提示したいが、一つだけ確認したいのは、私は飲酒運転を合法化したいと思っているわけでないことだ

私が言いたいのは、
1.世界一厳しい基準である必要があるのか(家族がファミレスにいってビールを飲むくらいでつかまる基準は妥当なのか)?
2.飲酒死亡事故の厳罰化のあと相当飲酒死亡事故が減っているのに、わざわざふだんの取り締まりを強化したり、とくに朝に検問して前日の酒が残っている人間まで懲戒免職にする必要があるのか?(これによって福島などでは、飲み会がみんな金曜日になって、月曜日から木曜日は閑古鳥がなく店が多いらしい。震災で福島、とくに浜通りあたりの飲食店や飲み屋が潤っているのは僥倖だ)
3.そして、一番言いたいのは、夜中に人がほとんど歩いていない上に帰りの交通手段のほとんどない地方とその逆の東京や京阪神や中京圏などで同じ取り締まりにしないといけない理由があるのか
ということだ

さて、
交通事故の一件あたりの経済損失を計算したことありますか?。一度計算して見ろと言いたい。厳罰化を緩めたら、 経済損失が大幅に激増し、全国年間で、現在でも兆の単位の被害額が更に激増する。 交通事故の数が増えるほど日本経済を駄目にしている元凶であると考えても良い。(原文ママ)
というメッセージをいただいた

ですます調とである調がごったになっている上に、随分失礼が物言いだと思うが、この人は、交通事故が今よりはるかに多かった時期のほうがはるかに日本の経済状態がよかったことや、日本が世界の先進国の中でいちばん厳しい取り締まりをやり、世界で人口当たりの死亡事故が少ないのに、なぜ先進国の中でもっとも経済成長率が悪い状態が続いているのかを考えたことがあるのだろうか?

このロジックは、損保の保険会社のロジックそのものだ。交通事故での経済損失は確かに小さくないだろうが、日本経済に大きな影響を及ぼすレベルではない。

厳罰化を緩めたら経済損失が大幅に激増(このいい方もちゃんとした日本語でない。激増と書くなら大幅は不要だ)とかいうが、たとえば飲酒死亡事故は年間200-300件で、経済に大きな影響を与えるレベルでない。それより一桁多い、スピード違反による事故についてはどうなのか?経済への影響が心配なら、日本中でねずみとりを増やして、飲酒並みの厳罰化をやったらどうなのか?

年間三〇〇〇〇以上の自殺が続いている国で、年間100件にも満たない小中学生の自殺だけが教育政策を変えるほどの大きな問題として取り扱われ、年間300件にも満たない飲酒死亡事故が諸悪の根源のように言われる

犬が人間を噛んでもニュースにならないが、人間が犬を噛むとニュースになるとか言うが、実際、珍しいが目立つこと、腹の立つことにばかり(原発問題もその一つと考えると書くと、また噛みつかれるのだろうが)に目がいく、マスコミ的な発想から、国民が自由になるのはいつのことなのだろう?



金持ちとマスコミによる貧乏人と中流の分断作戦
テーマ:徒然記
私が銀座では、どんなに雨が降っていても、どんなに高齢な人でも、タクシーに乗ろうと思えば、とぼとぼとタクシー乗り場にまで歩かないといけないのに、大金持ちや政治家ややくざのように運転手が使える人は、店のすぐ前から車に乗れるというブログを書いたら、貧乏な人はタクシーに乗れないから認識を改めろというメッセージをいただいた

確かに貧乏な人はタクシーに乗れない

そんなことはわかっている

地方は東京の年収の半分などということがざらだからなおのことタクシーに乗れない

それなのに、東京のマスコミがあおって、地方も飲酒運転厳罰化をされるはめになった

東京とちがって夜中に歩いている人などいないのに、飲酒運転は厳罰化され、地方の飲食店はぼろぼろになった。そして、仕事の愚痴をいったり、うさを晴らす場を地方の従業員は奪われている

もちろん、地方の警察のトップは地方警察出身でない、警察官僚で、地方の実情を無視した取り締まりをさせる

それも断罪し続けてきたつもりだ

さらに、大学院を出ても就職できないとか、教育産業の落伍者、高校、大学などの非常勤講師が、食えなくてタクシーの運転手、代行の運転手をしているというこのメッセージの主の話は悲痛だ。こういう高学歴ワーキングプアの問題を解決しないと、よけいに一般の子どもたちは勉強しなくなるし、そういう高学歴者が、金持ちの子どもの慶応の幼稚舎あがりのような人間にこきつかわれるのが目の当たりにされると、ますます勉強のモチベーションは崩される

気づいたら、東アジアの人間に、学力もない、金もないで、劣等民族の扱いを受けるのがオチかもしれない

だから、私はどんなに顰蹙をかっても相続税100%を訴え続けている

ただ、私はこのインテリの方の考え方に与することはできない

森永卓郎氏も指摘するように、格差社会というのは一人の勝ち組と99人の負け組に分かれる社会だ。森永氏の試算だと一人の勝ち組は年収1億になり、99人は年収300万円。つまり勝ち組は運転手つきになり、99人はタクシーに乗れないということだ(こんな社会ではタクシーの運転手も食えない。現に地方にいくとタクシーの運転手の年収が100万円程度なので、定年退職者しかやらないなんてことがざらにある)

ただ、厄介なことに資本主義国は建前は民主主義で選挙もやる

99人に団結されると金持ちの財産が接収されかねない

だから、99人の分断をやる。そうすれば金持ちがひきずりおろされることなく、自分たちと関係ないところのけんかによって政党やイデオロギーがわかれるからだ

その中で相対的に豊かな人間とそうでない人間とけんかをさせたり、公務員と民間をけんかさせたり、正規雇用と非正規雇用でけんかをさせる

日本はまさにこれがうまくいっている

経営者の年収は増え続け、企業の収益は増え続けているのに、一般従業員の賃金は下がり続けている

それでも経営者を恨むのではなく、公務員に憎しみを向けさせている

公務員より年収の多いマスコミも、高所得のタレントも、一緒になって声をあげ、公務員はボロクソにたたかれる

経営者がこんなに儲かっているのだからストをやればいいのに、ストをやらないから、組合は金が余って仕方がない

そういう組合の資金や資産の実態をマスコミがたたいて、今度は組合は正規雇用の味方とか言って、非正規雇用の人間に正規雇用の人間を叩かせる

今回のメッセージの主も、タクシーの乗れる人間と乗れない人間の分断を考えている

タクシーに乗れるだけましだろうという憎悪を感じさせる文章だった

しかし、庶民がタクシーに乗れなくなったのは、格差社会が本格化した90年代半ばからだ

本来はタクシーに乗れる人も乗れない人も連帯して、格差社会を作りだした運転手つきの車に乗る人間をたたくべきなのに、タクシーに乗れない人間がタクシーに乗れる人間を憎悪するのを正当化し、私はタクシーに乗れるブルジョワだと言わんばかりの責め方だ

本来中流の味方のはずのインテリが、貧しい暮らしを強いられると、それを作りだした富裕層でなく、インテリ層が目指すべき中流層をたたくという現実がとても悲しい

無知な大衆が、マスコミにだまされて公務員やタクシーに乗れるレベルの中流や正規雇用をたたくのならまだ救われるが、立派なインテリまで金持ちとマスコミに洗脳されるというのが当たり前というのであれば、日本の格差社会は本物になるだろう

金持ちは太り続け、中流は貧困層から脚を引っ張られて、どんどん貧困層に落ちていくという構図(たとえば大幅な公務員のリストラや正規雇用者の非正規雇用化)が現実のものになりそうだ

このメッセージの主は、これでも私の認識不足を怒り続けるのだろうか?

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外部電磁波で作動する電子機器


あるいは、未来の社会を変えるかもしれない発明のニュースである。それは明るい可能性ばかりではない。「超管理社会」の土台となる技術が開発されたのである。国民全員にこの「表皮電子装置」を貼ることを義務づければ、本人の行動の追跡は簡単にできることになる。まあ、そんなのは剝がしてしまえばいい、ということなのだが、日本人のように従順な民族は、この「電子首輪」を身につけて生活することにすぐになじむかもしれない。日本のような高温多湿の風土ですら背広にネクタイに革靴でいることを我慢する民族なのだから、タトゥー感覚の第二の皮膚くらいすぐ受け入れるだろう。
面白いのは、この電子皮膚が「周囲を飛び交う電磁波を拾う」ことで作動可能という所である。これは、ある意味、「永久運動」に近い、エネルギー不要(もちろん、本当は「不要」ではないが、無料のエネルギーだ)の装置が発明されたということである。最近の考え方では光も電磁波の一種だから、拾う電磁波の範囲が広くなれば、それこそ無限のエネルギーを手に入れたようなものだ。日中は太陽光、夜間はテレビ放送その他の人工的電磁波で動くことができるようになるかもしれない。その電磁波はこれまでは無駄に放散されていたのだから、そういう「地上を飛び交う電磁波の有効利用」は、未来社会のエネルギーシステムの基本になるのではないだろうか。

(以下「 AFPBBニュース」より引用)


皮膚に貼るだけ、医療もスパイ活動も変える超薄型電子パッチ
• 2011年08月12日 18:02 発信地:ワシントンD.C./米国
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)のジョン・ロジャース(John Rogers)教授(材料工学)らの国際研究チームが開発した「表皮電子装置(epidermal electronic system、EES)」(撮影日不明、ロジャース教授提供)。(c)AFP/J.ROGERS, UNIVERSITY OF ILLINOIS
【8月12日 AFP】タトゥー感覚で皮膚に貼るだけで、医療からコンピューターゲームまで、果てはスパイ活動さえも変革してしまうマイクロ電子技術を開発したと、米、中、シンガポールの国際研究チームが11日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。

 厚さ50ミクロン未満、髪の毛1本よりも薄いパッチ状の「表皮電子装置(epidermal electronic system、EES)」は、皮膚と同じくらい柔らかく、重さはゼロに近い。皮膚に貼ればワイヤレスでその人の脳や心臓、筋組織の活動を監視でき、従来のような分厚い電極を装着しなくて済む。のどに貼れば、音声作動式のコンピューターゲームを90%以上の精度で操作できるという。

 のりも粘着性物質も使っていないが、分子と分子を結合させるファンデルワールス力を利用しているため、長時間にわたって皮膚に張り付けておくことが可能。使用電力も非常に少なく、極小の太陽電池を搭載するか周辺を飛び交う電磁波を拾うことで作動するという。

 開発に携わった米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)のジョン・ロジャース(John Rogers)教授(材料工学)は、「電子工学と生物学の区別をうやむやにする技術だ」と語った。

 喉頭疾患患者の発話を補助したり、内密な話をしたい時に声を出さずに交信するための装置として使う可能性も秘めている。睡眠時無呼吸症候群の患者や新生児医療が必要な赤ちゃんへの使用、けが・やけどを治療する電子ばんそうこうの役割も期待できるかもしれない。

「最終的には、皮膚に貼っても感知できないほど皮膚と一体化した装置を開発したい」と、ロジャース教授は話している。(c)AFP

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それだけで人生は生きるに値します。

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