忍者ブログ

オバマはキューバへの経済制裁を解除する?


「文殊菩薩」で知った記事である。「ロシアの声」はしばしば訪問するサイトだが、この記事は未見であった。
オバマがキューバ制裁を解除する裏には、キューバが社会主義的政策(生産手段は原則国有とする)を少しづつ解除しつつある、という事実があるかと思う。キューバ国民にとっては経済制裁の解除は朗報だが、キューバで今後資本主義的社会体制が進んでいけば、「全員が等しく貧しい」状態から「極端な金持ちと極端な貧乏人」が存在する格差社会になるわけで、手放しで喜ぶわけにもいかないと思う。貧しい報酬で人民のために優れた医療活動を行ってきた医者たちが、まずキューバを脱出してアメリカで「高額医療」に従事するのではないか。そしてキューバの医療も次第にアメリカ化していくわけだ。
まあ、私は現在のキューバの状況に詳しいわけでもないので、成り行きを見守るだけだが、私にとっては世界でも稀な老子的「小国寡民」の理想郷と見ていたキューバが拝金主義に汚染された社会にならないように祈りたい。


(以下引用)



米国、半世紀に及ぶキューバ制裁を解除か

タグ: 政治, 北米・中南米, 米国, キューバ, 記事一覧, 国際




9.11.2013, 11:49

сша куба сша флаг сша куба флаг куба 2011 январь коллаж

Collage: The Voice of Russia



米国政府は1960年に導入された対キューバ制裁措置を解除する構えだ。オバマ大統領が8日述べた。


政策を周到かつ創造的に革新しなくてはならない、と大統領。

対キューバ経済制裁措置は、キューバが米国市民・企業の財産を接収したことへの報復措置として、1960年に導入された。措置は1962年には完全禁輸にまで発展した。

イタル・タス




拍手

PR

11月17日ですか(117という数字には見覚えが……)

「播州武侯祠遍照院」から転載。
管理人の混沌堂さんはこの記事に「プチ・デフォルト」とタイトルを付けているが、まさにその通りだろう。水瓶座時代の筆者(「マドモワゼル愛」さん)が米国の「海外送金停止」「預金引き下ろし上限設定」を異常事態だと見抜いたのも慧眼だと思うし、それに「プチ・デフォルト」と端的に名付けた混沌堂さんも見事だと思う。
そして、マスコミがこの事態をわざと軽く扱っているという、下記記事の指摘も鋭い。
さてさて、米国はどうなるのか。日本では今後、どうなっていくのか。


(以下引用)*赤字部分は引用者(夢人)による強調



水瓶座時代  より  


上記文抜粋
・・・・・・・・



11月17日の怪  送金ストップって、、、


11月17日以降、アメリカの10を超える主力銀行から海外への送金ができなくなる、、、ということだそうです。また1か月5万ドルを超える引きおろしもできなくなるとか。

個人レベルなら1か月5万ドルもいらないでしょうから問題はありませんが、商売やってたらどうなるのでしょう。アメリカに出店した企業がいくら儲けても、アメリカ国内から日本や他国に送金できない、、、となると、大変なことですよね。本当だったとしたら。

お金もちにしてみれば、一か月5万ドルだったら、商売もできない、、、ということになりませんでしょうか。

これはどういうことかというと、例をあげると下記のようになるのではないでしょうか。

みなさん、11月17日から毎日1000人の国民を殺す事になりました。でも、わずか1000人だから何の心配もありませんよ、、、大したことではないので、まったく国民のみなさんは心配いりません。

というような記事が一面ではなく、新聞の片隅に掲載され、一面には日本シリーズの結果や話しが堂々とのっている、、、、というようなものと同じです。

ものすごいことを、あえて小さく語り、大したことない風に言っている、、、ただそれだけの話。

デフォルトといわないで、17日から海外送金はできない、、、となるとアメリカから金を持ち出せない、、、アメリカにある企業はどうするの。

アメリカに物を売る人など、金輪際いなくなるのではないの。となってしまいますよね。大問題ですよね。

また月5万ドルというものの、それって、デフォルトということになりますよね。

アメリカ国債をしこたま買っている中国や日本には、国債の利息はじゃ入ってこなくなるのかしら、、、よくわからないけど、主力の銀行がそれをしたら結果的にそうなりますよね。

何だか凄い話しですよね。本当にそうだとしたら、、、いや、するって言ってるわけで、そうなるのでしょうが、そうなったら、日本だって中国だって、貿易だって、一度止まることになるのでは。

なんだか、切迫した内容のはずなんですが。日本のマスコミもやけに静かですね。何事もないかのようですね。
がさネタなのかしら。

シリアを軍事攻撃できない、、、というのが私は8月の阿部の発言でわかりましたが、マスコミはそんなことおくびにも出さなかったように、今回も同じだったら怖いですね。

確かにシリアを攻撃できませんでしたよね、、、ということは、今回も同じで、やはり17日から海外送金ストップになるのかしら、、、そしたら金融も経済も終わりということになりますよね。

NHKさん、もう少しきちんと説明してほしいです。起きても小さく言えばいいか、、、と思っているのでしょうか。それとも騒がれたくないのでしょうか。それとも根拠がないからなのか。

本日から1000人殺しが始まりましたが、まったく問題なく進んでいるので大丈夫です、、、実際、311以降、はじまっているわけですし、、







拍手

天皇利用者たちの醜態

「神州の泉」から一部(と言っても大部分だが)転載。
山本太郎「直訴」騒ぎの本質を明瞭に語っている。
もう一つ、私も、これは問題だ、と思っていたことを「谷間の百合」さんが書いているので、そちらを「引用2」として一部転載する。
私などより問題を明確に分析し、明瞭に語る人が多いので、私などがそれ以上何も言う必要は無い。

引用の色字部分はどちらも引用者(夢人)による強調である。



(以下引用)



冷静に眺めると、山本氏の直訴行動を不届きだとか言っている連中のほとんどが、国賊のネオリベ(新自由主義)議員であることは注目に値する事実だ。
彼らは心底腐りきった似非保守連中なのである。
この連中は日本の精神をかなぐり捨て、国や国民を裏切る基本に立っているわけで、彼らに山本氏を糾弾する資格は全くない。
それどころか、おまえらが政界から早く降板しろやという話である。

山本氏の園遊会における振る舞いは、2004年の米長邦雄氏のそれに比べても取り立てて問題視することでもない。
宮台真司氏が言うように、米長氏の時はマスコミはあえて拡大させなかったが、なぜ今回はこの件にスポットを当てすぎるのだろうか。
神州の泉の個人的な感想としては、“今回はやんないほうがよかったよね”ではあるのだが、これを取り上げて、ことさら大きく扱うことには何らかの底意があるものと踏んでいる。

山本氏をこれ見よがしにバッシングする連中は、小泉構造改革を支持し、民主党政権下では、フェルドマン率いるネオリベ事業仕分けを影で支持していた腐った日本人どもである。
彼らは今、安倍晋三や竹中平蔵らが強行するネオリベ政策の中枢にいるのである。

つまり、山本太郎氏をこれ見よがしにバッシングしている連中は、TPPや国家戦略特区など不穏な国家破壊政策を押し進めている連中なのだ。
日本人の生活を破壊し、国家の本義に泥を塗り、多国籍企業中心とする海外投資家のために、日本と日本人を守る大事な諸規制を、諸悪の根源だと嘯(うそぶ)きながら、片っ端から規制緩和する悪政が目白押しだ。

アメリカ(CSIS等)から命令されて規制緩和に奔走している連中に日本を守る心はない。
当然ながら、彼らには皇室を守るなどという気持ちは微塵もない。

ネオリベ政策で皇室をすでに捨てている日本人のクズたちが、山本太郎氏の直訴案件を責め立てるのは、皇室とは関係のない底意が強くあるからに他ならない。
その底意とは、山本氏による安倍政権批判の封じ込めが目的なのである。

国民が小泉政権以降のフリードマン主義による国策に翻弄され、その実態を捉え損ねているのは、国策(国政)が体よく偽装され、マスコミがその偽装を本物らしく見せかけているからだ。(ただし、東京新聞は若干、それには当てはまらないが)
だから、山本太郎氏が全国キャラバンで語っていたように、おかしいものはおかしい、とストレートに訴えていたのは絶大な覚醒効果がある。

米官業利権複合体が、人物破壊のターゲットとして狙い定める人物は、政治経済学者の植草一秀氏を見ても分かるように、決まって国政偽装(こくせいぎそう)を見抜き、そのことを分かりやすく人々に知らせてくれる著名人だ。

山本氏も明らかにそういう系列に属する数少ない一人である。
だからこそ、彼は売国連中の攻撃を受けることになる。
そういう肝心な部分を知覚できずに、山本太郎が好きだ嫌いだなどと、見当違いに走っている連中は、頭のネジが緩んでいる。
彼らは日本が直面する危険に気付いていない。

虚心坦懐に山本太郎氏の話に耳を傾けると、そこに私心はなく、彼はネオリベ政策群の悪辣さを真摯に訴えていることが分かる。
沖縄タイムズによれば、山本太郎議員が天皇陛下に手渡した直訴状は、東京電力福島第1原発事故による子どもの被ばくや、作業員の労働環境の現状を記したものらしい。
そういう思いがあふれた行為であり、悪意は感じられない。
神州の泉は山本氏の思想の全体像は見えないが、少なくとも彼が行っている、安倍政権の打ち出す亡国政策群に対する批判にはもろ手を上げて賛同する。


直訴問題は確かに繊細で微妙なことではあるが、国を傾けているネオリベラリストの政治屋たちが、それに言及できる筋合いはいっさいない。
参院議院運営委員会は本日(11月8日)の理事会で、山本太郎議員に対し、山崎正昭参院議長が厳重注意した上で皇室行事への出席を禁止する処分を決めたそうだ。
その根拠は国会法で議長に与えられている「秩序保持権」なのだそうだ。(東京新聞を参照)

秩序保持を根拠とするなら、日本特有の社会秩序、市場秩序をネオリベ国策で破壊している奴らに対しては、国会への登壇(出席)を禁じるべきではないのか!?



(引用2)



宮内庁は、手紙は陛下に渡さないと言いました。

山本太郎さんの非常識をことさら際立たせたいためにに言っているのでしょうが、反対に、自分たちのそういう態度がどれほど天皇を侮辱しているのかということには気がつかないのです。


陛下への手紙を自分たちで勝手に処分するなど言語道断です。
人間としても許されることではありません。

渡したくないのなら、せめて「それについての発言を差し控える」というような常識的慣例で対応すればいいものを、そういう常識をかなぐり捨てて怒りに身を任せたのです。

おそらく政治家といっしょで、自分たちが権力で権威をコントロールしていることや、営々との築いてきた既得権益が暴かれるのではないかという危機感に突き動かされたのでしょう。



あの侍従長の態度を天下に曝しただけでも太郎さんの行為は有意義でした。

皇室をタブーにして好き勝手やってきた人間を炙り出したのです。










拍手

地上とは思い出ならずや

「谷間の百合」ブログから転載。
ご本人はブログの中で「私は本を読まない人間だ」と謙遜なさっているが、岡潔、稲垣足穂と、渋い趣味の本を読んでいらっしゃるようだ。この読書傾向から、数学的、物理的、宇宙的なロマン、理系的詩情がお好きなのではないかと拝察する。
稲垣足穂は私も好きだが、その作品の大半はほとんど「理解」はできない。ただ「散文詩」として読み、何となく面白い、と感じているだけだ。「山ン本五郎佐衛門ただいま退散仕る」が一番好きで、あれは数回読んだ。その最後に書かれた「愛という経験は、その後ではそれが無いと物足りなくなるという欠点がある」という言葉は、私の大好きなアフォリズムの一つだ。これは、お化け軍団と半年近く(だったと思う)、毎晩のように戦った後、そのお化けの大将が別れの挨拶をして、それきり出なくなった後の、主人公の少年の述懐(付録参照)に関して筆者が補足した言葉である。つまり、お化けとの戦いの日々は、「愛という経験」の一つだったということだ。
まさに「地上とは思い出ならずや」である。
家族と共に暮らす、毎日の平凡な日々も、お化けとの大騒ぎの戦いの日々も、すべては愛の経験かもしれない。ひいては、見上げた空に、光に縁取られた雲を眺めた時の感慨、それに伴って思い出す、幼い頃、心をかすめた思い、すべて愛の経験だと言える。





(以下引用)



岡潔の次に転生について触れたのが稲垣足穂の本でした。

「地上とは思い出ならずや」という言葉に、ナニ?!と思ったのは一瞬で、次の瞬間にはその意味を理解していたと思います。


「兜率上生」より

「俺はもっと人生を愛したい、味わいたい、面白いことをしたい。或いは苦しみたい・・・など言って死に際に喚くには当たらないのである。

自分がいま、ここにいるように、死んだら又別ないまここの裡に閉じ込められるであろうことに、疑いはない。

この論旨が薄弱だと考えるのは、未だ一度も『自分は何故他のだれかではないのか?』『何故たったいま此処にいるのか』について思いを凝らしたことのない者共である。

どこにも居なくなってしまうなんて、そんな気の効いたことがそう簡単に起こって堪るものか!」




(付録)



足穂『山ン本五郎左衛門ただいま退散仕る』より

…………アノアト星ノ光ノ様ナモノガヤガテ蛍ガ乱レ飛ブ様ニ見エテ物哀レヲ唆ツタ……アノ心細サガ、今デハ何カ悲シイ澄ンダ気持ニ変ツテイル。秋ノセイダロウカ? 然シ、コンナ何事カガ一段落付イタ様ナ、ソレトモコレカラ新生活ガ始マルカノ様ナ気持ハ、僕ハ今迄何処ニモ覚エタコトガ無イ。…………山ン本五郎左衛門ノ顔ヲ僕ハ生涯忘レルコトハナイデアロウ。殊ニ「只今退散仕ル」ノ尻上リノ一言ハ、何時々々迄モ忘レハシナイ。槌ヲ打ツ心算ハナイガ、僕ノ心ノ奥ニハ次ノ様ニ呼ビ掛ケタイ気持ガアル。山ン本サン、気ガ向イタラ叉オ出デ!



夢人注:「槌を打つ」の「槌」は、お化けの大将(山ン本五郎佐衛門)が、戦い相手の少年であった主人公を褒めた後、自分を呼びだしたい時は、この槌を打て、と言って与えたものだった記憶があるが、確かではない。
我々が「思い出」に感じる気分はまさに「何か悲しい澄んだ気持ち」ではないだろうか。あらゆる事は、過ぎた後では思い出に変わる、というのは当たり前のことだが、現在という一瞬よりも、思い出の方が遥かに長い時間なのである。










拍手

I can't stop loving you


pjolさんという方の「訳詞の世界」というサイトから転載。レイ・チャールズの「I can’t stop loving you」である。ただし、最初の部分の「決めたんだ」を「だから僕は決めたんだ」に変え、その他、主語を少し増やさせてもらった。通常は、英語にはやたらと「I」が多すぎる(英語の歌には「愛」=loveという語も多すぎるw)ことに私は批判的だが、この詞に関しては、一般の人々(They)が言う「時が壊れた心を癒してくれるさ」に背を向けて生きる「I」の孤独さを際立たせるためには主語を明確にした方がいいと思うからである。それ以外にも変えた部分が幾つかあるが、些細な変更である。たとえば最初の一文は「愛さずにはいられない」を逐語訳的に「君を愛することはやめられない」にした。理由は、「何となく」その方がいいと思うからだ。



さて、なぜ突然こんな歌詞を載せたかと言うと、今朝の目覚め前の夢の中で大友克洋の「メトロポリス」(手塚治虫の漫画を元にしたアニメ)の中のあるシーンを見たからだ。「パセティック」という形容がぴったりする滅びのシーンだ。そして、おそらくそのシーンでこの歌が使われたのだと思う。私は下の動画でしかこのアニメは知らないのではっきりとは知らないのだ。だが、このシーンだけでも、このアニメは見る価値がありそうだ。



大友克洋の褒章記念にその動画を掲載しておく。ミッチーと言ったと思うが(下の動画ではtimaのようだ)、可愛い顔のアンドロイドが無残な顔になって落下していく、その顔と表情が素晴らしい。



 



 



(以下引用)



 



 



I Can't Stop Loving You - 愛さずにはいられない



 



君を愛することは止められない
だから僕は決めたんだ
思い出を胸に寂しい日々を過ごすと
僕は君が欲しい
言っても無駄なことだけど
だから僕は 過去の夢の中で生きて行くことにする
「昨日」の夢の中で




君と共に過ごした幸せな時間は
遠い昔のことだけど 



でも 思い出すとまだブルーな気持ちになる
心の傷は時が癒してくれると人は言うけれど
僕達が別れた日から 時は静かに立ち止まったまま

くりかえし

愛さずにはいられない
だから僕は決めたんだ
思い出を胸に寂しい日々を過ごそうと
君が欲しい
言っても無駄なことだけど
だから 僕は過去の夢の中で生きて行くことにする
過去の夢の中で

*****************

(I can't stop loving you)
I've made up my mind
To live in memory of the lonesome times
(I can't stop wanting you)
It's useless to say
So I'll just live my life in dreams of yesterday
(Dreams of yesterday)
Those happy hours that we once knew
Tho' long ago, they still make me blue
They say that time heals a broken heart
But time has stood still since we've been apart

(I can't stop loving you)
I've made up my mind
To live in memories of the lonesome times
(I can't stop wanting you)
It's useless to say
So I'll just live my life in dreams of yesterday
(Those happy hours)
Those happy hours
(That we once knew)
That we once knew
(Tho' long ago)
Tho' long ago
(Still make me blue)
Still make me blue
(They say that time)
They say that time
(Heals a broken heart)
Heals a broken heart
(But time has stood still)
Time has stood still
(Since we've been apart)
Since we've been apart

(I can't stop loving you)
I said I made up my mind
To live in memory of the lonesome times
(Sing a song, children)
(I can't stop wanting you)
It's useless to say
So I'll just live my life of dreams of yesterday
(Of yesterday)








拍手

猫の下僕の或る感想

「神州の泉」から転載。
「神州の泉」にたまに載る、あまりお堅くない記事だが、そういう記事にも書き手の鋭い知性と感性が現われていて、私は好きだ。大所高所から世間を叱咤する硬派な政治記事より好きかもしれない。
世間的常識(というより、現在の科学に押し付けられた見解)に囚われない柔軟性が、下の記事にはある。話の内容が複数の猫の眠る姿勢のシンクロという、どうでもいいような話なので、多くの人にスルーされる可能性が高いが、面白い問題である。
もちろん、精神感応(テレパシー)ではなく、ただ、同じ姿勢で寝る方が何となく安心する、という「猫文化」である、という解釈もできるが、そういう一見些細な問題を研究することから人類史を一変させる大発見が生まれる可能性も無いともかぎらないだろう。
まあ、私は猫の眠る姿は好きだし、彼らのシンクロした眠りポーズは、非常に漫画的で面白いので、これは彼らの人間へのサービス行為なのではないか、とすら思っている。彼らが人間の言うことを聞かないのも、あれは犬とは違った形でのサービスだろう。そのうち猫の思考を解読できる時代が来たら、ぜひ、彼らの思考を知りたいものである。
上記タイトルの「猫の下僕」とは、言うまでもなく私(人間)のことである。普段、下僕として扱っている人間に、眠るポーズで面白がらせるくらいのサービスはしてやろう、という有難いお志が、あの眠りポーズではないか、というのが私の推理だ。



(以下引用)




2013年11月 5日 (火)



眠りネコたちの奇妙な相似(ニャンコのシンクロナイズド・スリーピング)について





Photo_3


(画像はhttp://labaq.com/archives/51758746.htmlからお借りした。)




「眠り猫」といえば、日光東照宮にある左甚五郎(ひだり じんごろう)の彫刻作品を思い浮かべる方も多いだろう。
だから何だと言われても、それにちなんだことを書くつもりは全くない。(笑)

自分の飼いネコたちが、いつの間にか冒頭写真のポーズをとって相似形に寝ている光景をしばしば目にしている全国の飼い主さんたちも多いだろう。


さて、2匹のネコが、ほぼ同じ姿勢で寝ることであるが、これは特に珍しいものではない。
神州の泉は子どものころから、多くのネコを飼ってきたが、2匹のネコが同じ姿勢で寝ているところは何回も見てきた。
あるときは3匹のネコが全く同じ姿勢で寝ているのも見ている。

眠りネコたちの不思議な光景を見るたびに、これは何だろうか、どういうことがらがこのネコたちに同時に作用しているのだろうかと考えるのだが、全く分からないし手がかりもない。

同床異夢(どうしょういむ)という言葉はあるが、無邪気に寝入っている2匹のニャンコは同床同形、あるいは同床同期となっている。
このニャンコ・シンクロについては、決して偶然の産物ではなく、世界的にも広く見られ、しかもかなり頻繁な再現性がある。
だから、何らかの科学的な説明があっても然るべきであろう。

神州の泉は寡聞にして、これを的確に説明したものをまだ目にしていない。
この現象をまっとうに説明したものがどこかにあるのだろうか!?

では、不遜にも自分で仮説を立ててみる。

いきなり核心部に入る(笑)が、もしかしたら、ネコ同士には、非言語的なコミュニケーション通路が身体的にできあがっているのではないだろうか。
その通路は睡眠時にも開いていて、2匹(複数)のニャンコの身体が共有された状態にあるのではないだろうか。
こういうニャンコ・スリープのシンクロは、その手の仮説を設定しないと説明がつかない。

これは仲のよい犬とネコの間にも起きているようなので、動物には種を越える、何か共通の連携通路があると考えたほうがいいだろう。
まあ、むずかしく考えずとも、この現象は人間で言えばテレパシー (Telepathy) の一種だろう。
ある人の心の内容が、言語・表情・身振りなどによらずに、直接他人に伝達される。
電話コールを耳にして、ある人物を思い浮かべたとき、当の本人からかかっていたなどということはよくあることだ。
超感覚的知覚 (ESP Extra-Sensory Perception) の一種。

人間界は、自然と乖離した人工環境なので、この原初的な伝達方式は衰えてしまっている。
だからこの手のテレパシックな情報共有を、超自然とか超能力と位置付けてしまっているのだが、案外、動物界では常態的にこの手段を使用している可能性は高い。
だから、スリーピング・ニャンコのシンクロ姿形は、睡眠時無意識の同時的な相互転写(そうごてんしゃ)ではないだろうか。

ネコ同士が眠りの状態を身体的にも共有する事実は、考えてみるとじつに不思議なことだが、動物たちにとってはそれがごく普通の“社会性”なのかもしれないのだ。

大胆なことを言うなら、動物たちは睡眠時に同種同属の動物や他の種類の動物たちとコミュニケーションを取っている可能性がある。
意外と、インターネットが発達するはるかな古代から、動物たちは、世界中に散在する動物たちによって形成された、情報のネットワークを共有していたのかもしれない。
この自然界には、人間が観察しているにもかかわらず、いまだに解明されていないことがかなり多いと思う。

と、以上のような神州の与太話はどうでもいいのだが、話の帰着点として、同じ格好になっているスリーピング・ニャンコはほんとうに可愛い。





拍手

農業工場論再説

「播州武侯祠遍照院」から転載。
私も、日本は第一次産業の工業化で再生する、と考えているので、下記記事は我が意を得たり、である。
ずっと前に、「農業工場」というコンセプトについて書いたことがあるが、それは高層ビルの各フロアを田畑にし、密閉構造にすることで病原菌や害虫や雑草(今なら放射能も)の侵入を防ぎ、農薬不要にする、というアイデアであった。農業基盤を高層ビル化すれば、農地が土地面積や場所によって限定されることもなく、また農業労働自体をビルに付随した機械で半分以上賄うことも可能だろう。もちろん、給水機能や施肥機能はビル自体に付随するわけだ。
しかし、いくら機械化しても人力労働でなければならない部分が残るだろう。だからこそ、そこに雇用も生まれるわけである。
くだらない東京オリンピックなどに使う金があれば、こういう構想を実験的にでも実現してみてはどうかと言いたい。
給与や所得について言えば、学歴年齢性別不問の簡単な肉体労働になるはずだから高給は取れないが、1日4時間程度の労働で月給10万円、1日6時間なら15万円、8時間なら20万円といった相場になるのではないか。これらは基本的には老人でも可能な肉体労働であり、過重な力仕事は機械がやるだろう。あるいは、下記記事にあるように「パワードスーツ」を装着して行う、という未来の労働の姿もありうる。
私も膝が悪いので、パワードスーツは日常の道具としても欲しいところだ。昔なら8マンとか、少し前のロボコップみたいな姿の「スーパー爺さん」になるのは私の夢想の一つでもあった。(笑)



(以下引用)



日本の独立を目指して より

上記文抜粋

・・・・・・・・・・・

「現在の農村生活はごく最先端の科学産業になる」  

マスゴミ、とくにNHKは今の死にかけの老人の、自給自足的あり方をありがたがって見せているが

そんな生き方を、これからの人がするはずが無い

実際の農村はどうか?

ネットと衛星につながった、センサーだらけの科学技術の巣窟である。そもそも、農薬をどんな最先端技術だと思っているのか?

これから、微生物の利用に進んで行くだろう

しかしこれも昔の、保存食、乳酸菌発酵のなれ鮨に戻らない

新しい菌種で新しい、清潔環境で作られるに決まっている。

実際今の酒がそうである。工業生産的にあまりに精度を上げすぎた

ので挫折しているだけである。塩をNACLと勝手に解釈して、99.99%の塩を専売公社は販売して来たが

それが全くまちがいだったので、もう何処にも無いだろう。化学の棚にある試薬特級をのぞいて。

この変化はわずか10年の事だ。

清潔、純粋、という概念が暴走していたわけだ。

ヤンマーは耕耘機を開発し、日本の零細形態の農業を救った

今度は人形ロボットで解決する。

そうなるに決まっている



(画像省略:夢人注)




次の産業革命は農業である

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>ヤンマーは耕耘機を開発し、日本の零細形態の農業を救った

>今度は人形ロボットで解決する。

>そうなるに決まっている

人形ロボットでなく「パワードスーツ」って奴の方が近い。

そうして、農業の「重労働」も、「パワードスーツ」で軽減化されると思う。

っていうか、そもそも「放射能だらけの原発収束作業」も、このパワードスーツがあれば、かなりなんとかなるのかもしれない。


でも霞が関・企業・東電・自公政権は、それをしない。それで新利権が生まれるとしてもだ。真性のアホはさっさと死んでもらうしかないのだろうか。


お読みいただいてありがとうございます。






拍手

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析