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プーチン対EUの戦い

「反戦な家づくり」経由で知った記事である。ウクライナの置かれた状況とロシアの関係を分かりやすく書いてある。
ソチオリンピックでロシアが動けないことを利用して、EU(あるいはNATO)はまんまとウクライナにクーデターを起こしたわけだが、プーチンともあろう切れ者が、この可能性を読んでいなかったとは考えにくい。遅かれ早かれ、ウクライナでこうした事態が起こる可能性はある、と読んで、「後の先」(相手に先に攻撃させて、反撃する)の策を取ろうという意図だったのではないだろうか。世界のマスメディアを支配するのは西側だから、ロシアがウクライナを「保護」するための軍事行動を起こせば、「侵略」である、として世界的な批判が巻き起こることは明白である。今後の展開(マスコミ報道による歪曲は当然ある)が見ものだ。
さて、当事者国民の中には巻き添えで死傷した人も多数いるだろうから、野次馬的興味で眺めるのは良くないのだが、「騙されるのは騙される方に半分の責任はある」というのが私の主義なので、EUに思うがままに操られたウクライナ国民にあまり同情はしていない。中東における「偽装民主化革命」から何一つ学んでいないではないか。それよりも、プーチン対EUの頭脳戦の方が興味深いのである。もちろん、EUとは言っても、それを実質支配しているのはユダ金だろう。


(以下引用)



 今回の事態の進展から「ウクライナが東西に分かれるのではないか?」という観測が出ています。これは滑稽なシナリオではありません。なぜならウクライナはソ連時代に大量のロシア人がウクライナに強制移住させられた歴史があり、その関係でロシアに対して親近感を持つ国民も多いからです。

乱暴に言えば、ウクライナはキエフを中心として東と西に真っ二つに分かれており、言語的、文化的、宗教的に異なるエスニック・グループを形成しています。東ウクライナはロシア寄りで、西ウクライナは欧州寄りなのです。

両地域は経済的にも雲泥の差があります。東には大きな産業が集中しており、その中心であるドニエプロペトロフスクの一人当たりGDPは4,748ドルで、西ウクライナの中心都市リヴィヴの一人当たりGDPの2,312ドルを圧倒しています。

ウクライナが東西に分断される場合、キエフがどちらにつくのか(キエフの真ん中をドニエプル川が流れています)、そしてロシアの軍港のあるセバストポリの帰趨が当然、注目されるわけです。

昨日ウクライナ議会が決議したように繰り上げ総選挙が実施され、ウクライナがロシアの影響圏から離脱するというシナリオは、当然、ロシアには容認できない事態です。しかし今回、ロシアは鷹揚に構えて、全く動きを見せていません。

この第一の理由は言うまでも無く、今、ウクライナに近いソチで冬季オリンピックが開催されており、その最中にお祭り気分を害するようなことはしたくないという計算があると思います。

さらにロシアは反政府派のスタミナが切れるまで、じっくり時間をかけて相手を泳がせているという解釈もあります。 ロシアはヤヌコビッチ大統領に対しても、あたかも梯子を外したかのような、クールな態度を取っています。

これは必要であれば、後日、ロシアは幾らでもウクライナを締め付けることが出来ることによります。なぜならウクライナにはロシアの「ソユーズ」ならびに「兄弟」パイプラインが通っており、ロシアから西欧に輸出される天然ガスの80%が、ウクライナを通過するからです。

Major_russian_gas_pipelines_to_europe
(出典:ウィキペディア)

ウクライナはそのパイプラインにより天然ガスをロシアから供給されており、西欧諸国への売り渡し値段より安い価格を保証されています。EUの天然ガスの25%はロシアから提供されているのです。

したがって若しロシアがウクライナの扱い方を間違えると、単に衛星国のひとつを失うだけでなくロシア最大の外貨獲得企業であるガスプロムの経営をも根幹から揺るがしかねないことになるわけです。

(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack







(追記)「ネットゲリラ」コメント欄に伊井暇幻氏のコメントがあり、面白いので紹介しておく。私はこの伊井暇幻氏の文章が好きなのだが、「ネットゲリラ」コメント欄は見落とすことが多いので、残念だ。彼自身がブログを書けばいいのに。(それとも、すでにあるのかもしれない。)



伊井暇幻 | 2014年3月 1日 21:38 | 返信

もう三十年ほど以前になるのか、MaxHeadroomなる番組があり、主人公のテレビ・レポーターが「いつから報道ニュースはエンタテイメントになったんだ」と上司に食って掛かると「初めからだよ」と切り返されていた。


現在日本に於いては、創価学会やら統一協会、交付の科学など怪しいカルト集団はあるし、在日やらワーキングプア、ニートなど、国家の和を紊す問題は数多い。しかし、まだしも国家を二分する程の、強烈かつ大規模な線引きは構築できないでいるようだ。何となく共存してしまうヤオヨロズ感覚の御蔭か。とはいえ官僚制と一心同体の商業メディアは、この国を一層の不安定に陥らせるべく、強固な分断線を発見すべく鋭意努力を続けているように見える。御先棒を担いでいるのが、西洋流の民族主義を掲げるアベッチなのであるが、上記の「ヤオヨロズ感覚」こそ日本民族の真骨頂であり、何処の安っぽい教科書を使ってるんだか、「西洋流の民族主義」を掲げざるを得ない時点で日本に於いて「民族主義」ではあり得ないというトンチンカン。教科書通りにしか出来ない過去脳が背後にいるのだろうが、教科書は選ばんとな。一神教的単純硬直/一筋縄でいかないのが、日本だ。二本というぐらいなんだから。


ウクライナの問題も、此処で多くの方々が暗に指摘するように、世界覇権の調整を試み以て国家グループ間の均衡を一時的にでも崩すことによって利益を追求する、例えば国際資本が、背後に控えているのは、間違いあるまい。
要するに国家を混乱させるためには内部に分断線を引くことが常道だが、元々民族・宗教対立を抱えていれば、楔を打ち込む場所が判り易い。地理上でも民族の状況などでも、ウクライナは美味しい場所だった。


と、此処迄は多くの日本人が気付くことだろう。が、中央商業メディアの報道ニュースは、飽くまで【対岸の火事】として伝えてくる。刺激的な現象面のみを華々しい映像により強調する。
火事と喧嘩は何とやら、他人の不幸は鴨の味。「いよっ大統領! 流石プーチン素早いねっ」「ヨッシャッ、第三次大戦勃発か」。現在のところ偶々遣り易かったからウクライナが焦点になっているだけであり、東亜も標的になっていることを忘れて、はしゃぐ、はしゃぐ。
実際に第三次大戦に突入すれば、日本とて「対岸の火事」とか嘯き安穏ではいられなくなるにも拘わらず。そういう御仁は、いきなり自分が師団長に任命され半島を蹂躙できると夢見てるんだろう。大言壮語を吐きながら、屠所に引かれる、陽気なドナドナ。笑うしかないか。









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安倍政府による米国債50兆円の購入

「リチャード・コシミズ」ブログの「安倍がユダ金に50兆円ほど貢ぐそうです」という記事のコメント欄から備忘として転載。
記事の所在は「大摩邇」で知った。
たしか、数年ほど前までは日本の国家予算が80兆円くらいだったと記憶している。今の国家予算がどの程度かは知らないが、いずれにしてもこの50兆円という金額は途方も無いものだ。1億人の日本国民全員(幼児も子供も含めてだ)から50万円ずつ徴収して米国に貢ぐようなものだ。日銀が金を印刷するだけだ、と言うかもしれないが、それは円安となり、物価高を招いて国民生活を悪化させるのである。

自国の財政が火の車状態で消費税増税するのに何故外国の借金の肩代わりするのか? 
日本国民の為に使う借金ならまだしも、日本の中央銀行が外債(米国債)購入の為に金を刷るなど愚の骨頂。


まさに、その通りである。




(以下引用)*最初のコメントは「円安、株高」の誤り。後で訂正されているが、念のため。なお、色字部分は引用者(夢人)による強調。


副島さんによると、円高、株高演出のためらしいです。
http://www.snsi.jp/tops/kouhou

「私は、さる出版社の社長と年初に、話をしていて、彼がはっきりと言った。「安倍首相は、1月末(すなわちオバマ大統領の次の4年の就任式(イノギュレーシン)のすぐあと)に訪米してオバマに、『日本政府が、50兆円分の米国債を買うので、あと一回の円安と日本株高をアメリカにお願いする』ということをするようだ」 とのことだった。」

野田さんの大盤振る舞いが、森ゆうこさんの果敢な追求でバレてしまい、もう使えないと思われて、Change!だったのですね。

peco
2013/01/14 15:38

すいません、Twitterからの転載でしたがソッコー日本語訳してくれてます↓
http://ex-skf-jp.blogspot.jp/2013/01/blog-post_13.html
(以下転載・一部抜粋)
「安倍(首相)、バーナンキ(米国連銀総裁)を支援、5580億ドル(50兆円)の外債を購入の見込み」
米国債を購入して円安に導き、減速する経済を活性化しようとする日本の安倍晋三首相は、米国債の投資家の最良の友となるようだ。

安倍の率いる自由民主党は、外国の有価証券(債券)を購入するためのファンドの創設を考慮することを約束、その規模は50兆円(5580億ドル)の規模になる見込み、と野村證券、元日銀副総裁の岩田一政氏の言。JPモルガン証券日本支社によると、総額はこの二倍かもしれない、という。日本が2008年以来3度目の景気後退に苦しむ中、外債の購入は過去4ヶ月で既に12%下落した円を更に円安に導くと予想される。

安倍政権による外債購入は、米国連銀ベン・バーナンキ総裁が米国債券の利回りを抑えるのに有効な支援となろう。欧米中の経済が好転する中、安全な政府債に対する需要が減り、連銀が毎月450億ドル(約4兆円)の債券を購入しているにもかかわらず、米国債は今年に入ってから(価格が)0.5%下落(つまり利回り上昇)している。


はるすけ
2013/01/14 15:39


既に専門家は米国債に対する悲観的な予測を翻し始めている。米国債10年物の利回りは年末までに2.2パーセントまで上がるだろう、というのがブルームバーグの調査によるエコノミスト達の中央値だ。去年の7月時点での予測(の中央値)は2.7パーセントだった。

衆院選の勝利によって、自民党は債券購入のプランを実行に移す政治的権限(委任)を得た、と野村證券の金利戦略部を率いるGeorge Goncalves氏は1月8日のニューヨークからの電話インタビューで語った。野村證券は米連銀と直接取引きする公認ディーラー21社の一つである。「中央銀行が自国の市場の緩和から海外市場(の緩和)に踏み切るのは大きな飛躍だ。」

以下省略

スポイト一滴にも満たないかもしれませんねw

はるすけ
2013/01/14 15:40

長ーい自民党一党独裁のつけか。この国は全てが売国という細胞で構築されてしまっている。ついには選挙まで

破綻だけが救いか
2013/01/14 15:44

早速ユダヤの馬鹿犬の本領発揮w
シャドームーン
2013/01/14 15:53

FRB手法・・

【日銀、FRB手法「無制限緩和」導入の是非検討】 
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130113/fnc13011321140006-n1.htm

日銀は今月21、22日に開く金融政策決定会合で、追加金融緩和を検討する。2%の物価目標を設定し、緊急経済対策をまとめた政府と協調してデフレ脱却を目指す見通しだ。物価目標の達成に向けた新たな金融緩和の手法を議論する方向で、米連邦準備制度理事会(FRB)が実施する「無制限緩和」を取り入れる是非についても検討する。
追加緩和は、国債などの金融資産を買い入れる基金の規模を10兆円程度増やす案が軸になる。基金の規模は昨年12月にも積み増しており、現状では、今年末を期限に101兆円まで積み増す計画。
無制限緩和は、購入した国債が来年以降に償還を迎えても、日銀の国債保有残高が減らないよう、同額分を買い直すことを明確に示す案などを検討する。償還額に相当するお金が日銀に戻り、緩和効果が薄れてしまう懸念を払拭する狙い。
このほか、より残存期間の長い国債や株式、CP(コマーシャルペーパー)、REIT(不動産投資信託)など、リスク性資産の購入拡大の必要性も検討する見通し。
「包括緩和」と名付けた現在の金融緩和の枠組みは、「当面1%」の物価上昇率を念頭に置いており、物価目標を「2%」に引き上げる以上は、新たな政策の枠組みが必要になるとの考えが日銀内にある。決定会合では、新政策を当初から取り入れるのか、「1%」を達成した段階で切り替えるのかについての判断も、焦点になる。
はなもげら
2013/01/14 16:17

下痢ピー安倍ちゃん。米国債よりハワイ、カリフォルニア、アラスカの土地を買えば良いのに、ワシントンでもいいけど、まぁ頭が働かないんだろうが
砂頭巾
2013/01/14 17:25

湯田金に貢ぐのは不正選挙のお礼か
それとも脅されたか、情けないあべし


az
2013/01/14 17:42

昨年の10/2の日経ビジネスの記事です。
安倍捏造政権樹立に伴い、以前から計画されていた事のようです。
◆日銀は外債50兆円を購入せよ
岩田一政・日本経済研究センター理事長インタビュー
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120928/237409/?P=1
自国の財政が火の車状態で消費税増税するのに何故外国の借金の肩代わりするのか? 
日本国民の為に使う借金ならまだしも、日本の中央銀行が外債(米国債)購入の為に金を刷るなど愚の骨頂。

岩田一政:2001年1月に内閣府政策統括官に就任。小泉内閣の下竹中平蔵の誘いで2003年3月日本銀行副総裁に就任。

ランスロット
2013/01/14 18:50

ファンドという話はだいぶ前から出ていたが、「さもありなん」と言ったところか。消費税率upの約5倍の金を米国債購入に使うつもりとは。
どうやって財政を立て直すつもりなのやら、説明してもらいたいものです。
hesky
2013/01/14 19:28

さすが安倍。
弟子一番
2013/01/14 20:53

(*`ω´*)此の手の記事を目にすると、忽ち血圧上昇。う~っ逝ってまう。此方も負けじと、不正選挙告発・米国債売却、311&911告発、ホモ・隠れ朝鮮人曝露エトセトラと、奴等の血圧打ち上げて血管打ち切れさせねば。
ARZAL
2013/01/14 21:21

 「『国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』に関する補足説明」というページが、財務相にある。

 この資料は、IMFの指導で4半期ごとに発表しなければならないらしい。

 直近資料として、平成24年11月9日の日付で24年9月末現在の補足説明が載っている。

 それによると、24年9月末現在高の政府短期証券は、6月末より5千億円増えて、125.4兆円となっている。
 
 しかし、問題は24年度末見込み額である。
 24年度見込み額は、199.4兆円であり、これは当初から使用目的がはっきりしていない。

 この国の政府は、今年度中(平成25年3月31日まで)にアメリカが財政の崖を迎える事を、始めから予算に組み込んでいたふしがある。
 
 この国が、いくらユダヤ・アメリカの言いなりの国でも、当初予算も付けず、思いついたように行き当たりばったりに、100兆円からのお金を右から左にできるはずはない。
 当初予算の199・4兆円-既出125・4兆円=74兆円が、アメリカをはじめとするユダヤ白人社会に、この3月末までに支払われるものと私は見る。

 そのうちの50兆円が、予定通り、安倍捏造・偽総理大臣の口から、半ば自慢げに、こぼれ出たのだろうと思う。
穂咲青二才
2013/01/14 21:23

1京円近い借金のある債務者に50兆円の追い貸しとは正気の沙汰ではない。一人殺せば殺人。戦争では百人殺せば英雄。と同じ無茶苦茶なエセ英雄行為。財政政策、金融緩和と矢継ぎ早にアナウンスしているが、GDPの6割を占める個人消費を胎動させるエンジンはなんなんですか?
ご存知のように、GDPは付加価値の総和です。国民が汗水たらして貯めてきた金をかたに、錬金術を施して偉そうにアメリカに施しをしてやって、国内向けには英雄気取りかもしれないが、大統領殿からショツパナから肘鉄食らって中学生でもみっともないと馬鹿にしてます。今度もホワイトハウスで一服盛られないように必死なのですねぇ!
百式偵
2013/01/14 21:38

(あ・べ・し)
おまえはもう、死んでいる

ウリウリ
2013/01/14 21:38

<円を弱める為に外貨準備で欧州債を買う日本 麻生太郎がESMの債券購入を計画を述べる~購入金額は未定 (1/8)>
日本は2011年1月~2012年の末迄に、EFSF債券の6.7%、約70億ユーロを購入~金融庁データ(2012年11月末):外貨準備で1兆2700億ドル保持
http://www.bloomberg.com/news/2013-01-08/japan-to-buy-esm-bonds-using-forex-reserves-to-help-weaken-yen.html
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000019-fsi-bus_all

<(イラン悪魔化の)IAEA・天野事務局長「福島県民の力に」>
~また、原発事故と並んで重点的に取り組んでいるイランの核兵器開発疑惑について、天野氏は、軍事施設への立ち入りを求めているものの、「イランから依然、前向きな回答がない」として、来週行われるイランとIAEAの直接協議も「必ずしも見通しは明るくない」と悲観的な見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20130112-00000012-nnn-int
*ちなみにIAEAの規定によると、「IAEA」には「核施設」への立ち入りの権限は有っても、「軍事施設」へ立ち入る権限は無いそうです。

<日本 メタンハイドレート採掘に着手~調査船「ちきゅう」は太平洋海底のボーリングを名古屋沖で開始>
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_13/100942921/
リッキー
2013/01/14 22:56

日本語で関連記事がでてました。

FRB議長を安倍首相が手助けか-外債購入ファンド構想で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGLHAA6JIJVE01.html

dewaken
2013/01/14 23:37

まじふざけんなよ、
こんなことできるくらいなら消費税いらんだろが。
タケミカヅチ
2013/01/14 23:55

、外債の購入は過去4ヶ月で既に12%下落した円を更に円安に導くと予想される。

何でウンコクサイのベイコクサイじゃなけりゃダメなんだよ。
トルコでもブラジルでもいいだろ、
何でウンコクサイなんだよ。
タケミカヅチ
2013/01/14 23:56

この際もうこっちからトルコとブラジルに自民エロジジイどもにハニートラップをお願いしたい。
美女にブラジルとトルコの国債をセールスさせなさい。
あ、美男の方がいいのか。


タケミカヅチ
2013/01/15 00:00

おおお、来た来た、こうも早く尻尾を出すとは、馬鹿な奴だ!
もう、いいよ。お前の気持ち悪い顔なんか見たくないから、とっとと逝ってくれ。

三原じゅんこもただの馬鹿なのか役者を演じてるのか、自民党はやっぱりクズだな。

◆鳩山元首相の訪中で三原じゅん子氏激怒!「日本外交を壊しかねない」2013.01.12
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130112/plt1301121441000-n1.htm

議員バッジを外した元首相が、日本外交を邪魔することがあってはならない。三原氏が叫ぶ。
「鳩山さん、もうじっとしていて。あなたはすでに“終わった人”なんだから、これ以上、日本を壊さないで!」
       ↑
  おいおい!安倍に言えよ!

鳩山は、政治家向きじゃなかったが、日中関係改善にはがんばってもらいたいね。
くらま天狗
2013/01/15 03:01

政府系ファンドなどと言っていないで、紙屑米国債引き受け統一教会日本潰し機関と堂々と名乗れ。
日銀苛めと同時進行
2013/01/15 06:53

すみません、経済に疎いもので、最初の投稿の1行目が違っていました。訂正します。

>副島さんによると、円高、株高演出のためらしいです。
          ↓
副島さんによると、円安、株高演出のためらしいです。

peco
2013/01/15 09:14

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革命などしなくても、政府は倒せる

「スカイヲーカー」さんのブログから抜粋転載。
痛快な文章だが、関東地方に住むことの危険性について書かれた部分は、私の知人もたくさん関東にいるので、割愛する。もちろん、むしろ彼らにこそ読んでもらうべきだ、という考えもあるが、高年齢の人間にとっては、放射能被爆による寿命短縮などよりも、日々の暮らしを維持する方が重要な問題であるはずだし、それは私が関東に住んでいてもそう思うはずだ。
私自身について言えば、苦痛なく即死できるなら、ある日突然死が訪れてもまったくかまわないというつもりだ。もちろん、死を眼前にすれば見苦しくうろたえるだろう。その点、動物のほうがよほど立派な死に方をするものだ。先日死んだうちの飼い猫も、2、3週間ほど病気の状態だったが、いつも家の片隅にじっとしていて、死ぬときもまったく騒がず、静かに死んでいった。人間なら、名のある高僧でも死ぬとなると見苦しく取り乱すことが多い、という話だが、あの猫の死に方は見事だった。
とはいえ、正岡子規ではないが、「悟るというのは、いつでも死ねる、ということではなく。どんな状況でも生きていけるということだ」(言葉はうろ覚えであるが)というのが人間としてのあるべき姿だろう。NWOや日本政府が人民削減計画をしていようが、何もおとなしく殺されることもないのである。あまりにもひどい政治が行われるようであるならば、全国民が一斉に税金を不払いし、政府の背後にいる主たる企業(経団連や外資の傀儡企業)への不買運動、不使用運動をすれば、それで十分に支配層への打撃となるだろう。「金を払わない」ことは誰に対してもその生命線を断ち切る痛烈な行為なのである。
税金不払いは犯罪に当たるから、まずは、「不買運動」「不使用運動」から始めるのがいいだろう。どういう会社がNWO系の会社か、くらいは国民がそれぞれ調べるべきである。
なお、医療産業や食品産業など、国民の生命維持に直接つながる産業にもNWO系の企業は入り込んでおり、こちらも工夫して自分の生活と生命を守っていくしかない。たとえば、生活習慣病ならば、生活習慣を変えるのが先決問題であり、薬や病院を「使用しない」ように努めるのが当然だろう。それ自体、あなたの「QOL」(生活の質)を改善することになるのだから、いい事づくめではないか。とにかく、「自堕落な欲望肯定」の現代社会の毒素を自分の生活から排除する、というのが健全な生活への第一歩である。もっとも、老い先短い老人(まあ、還暦を過ぎたらそう言っていいだろう)が酒やタバコなどをやめる必要など毛頭無い。と言っておかないと、家族から禁酒命令を受けそうなので。(笑)



(以下引用)



 1970年代から、日本では人口削減政策をすすめているが、その政策の効果が徐々にでてきて、ようやくここにきて本格的に人口削減効果が本格化している。内閣府が提出した資料によると、このまま何もしなければ、日本の人口は2060年に約8700万人、2110年に約4300万人まで減少するとされる(国立社会保障・人口問題研究所試算)らしいが、逆に、総人口1億人を維持するためには移民が必要かなどと心配する始末だ。そもそも、日本政府はかつて人口減らし政策として、人口を国外に出す移民政策を実行していた。特に、戦後は経済成長とともに急激な人口増が実現し、結果、急激な経済成長が政策の基軸にされてきた。それが欧米先進国から、人口増、経済成長増は、生態系の破壊につながる原因となるから、積極的に人口を減らせるよう政策を実行するよう進言されたのだ。同時に、オイルショックが政策的に実行され、「石油は30年以内に枯渇する」という根も葉もない嘘っぱちのプロパガンダがまことしやかに流されたものだ。朝鮮戦争、ベトナム戦争・・など殺戮破壊工作を仕掛け、米ソ冷戦を仕掛け、昨今はテロとの戦いをでっち上げては大量虐殺を企てた。

 自作自演のテロ戦争だけではなく、ワクチンテロを仕掛け有害物質有害ウイルスなどを撒き散らし、科学的根拠ゼロの環境温暖化プロパガンダを盛んに吹聴した。大量に有害物質を飛行機で空中にばら撒いては、PM2.5だの、花粉症だのをでっち上げ、自然災害だといっては、海底に核爆弾を仕掛け、地震、津波を引き起こし、原発に爆発物を仕掛け、爆破し破壊しては、大量の放射性物質をばら撒く。周辺が放射能で汚染されても、周辺住民を移動させれば計画は失敗だ。なぜなら、大量の放射能で大量殺戮ができなくなるからだ。従って、放射能で汚染された福島、東北関東周辺地域の住民には一様に健康の安全性を強調し、一方で、日々ターゲットの人体に対する影響の詳細なデーター回収作業は欠かさない。







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「死の苦痛」は幻想かもしれない

「アセンション(次元上昇)と意見交流の広場」というスピリチュアル系のサイトから転載。
他の記事は私の苦手なスピリチュアル系の話(「光の何とか」とか「銀河連合がどうこう」とか)ばかりだが、これは面白いと思うので紹介しておく。
もっとも、私自身は、臨終の人間には大いに麻薬を使って痛みを軽減させるべし、という意見であるのだが、実は死に行く人間は、肉体的には本当はそれほど苦しんでいない、という可能性もある、と見ている。私が言いたいのは、麻薬の常習性が問題になるのは健常者にとっての話であり、臨終の人間には麻薬はメリットのみだから、使うのをためらう必要は無い、ということだ。
昔、ボブ・ホープとビング・クロスビーの「珍道中シリーズ」の一つで、敵に拷問されるよりは毒薬を飲んで死のう、と言うビング・クロスビーの言葉に賛成したボブ・ホープが「しかし、この薬、副作用は無いだろうな」と言うギャグがあった(見たのは大昔なので、うろ覚えである)が、末期患者に麻薬を与えるかどうかを問題にするのもこのギャグのようなものだ。
下記記事のポイントは、末期癌には治療は不要だ、という一点である。それを信じるかどうかは個人の自己責任である。


(以下引用)



●【緊急告知】 がん完全放置 → 全員安楽死 ・うそのような本当の話

2013-08-27 20:28:50 / 【自己アセンション】 その他





*いまこの情報を必要としている、身内、友人、知人の方がいませんか?ぜひお知らせください。誤ったがん治療を回避しましょう。

お奨め→「がん治療のウソ」

●医者には診せない 苦しまずに死ねる「自然な最期」

~ベストセラー医師が明かす大往生の秘訣~

(出典) 週刊文春 2012/03/29号 P52~55

(ジャーナリスト) 塩田芳享   

――――――――――――――――――――――――
ベストセラー「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の著者・中村医師は、老人ホームで末期がんの入居者を数多く看取ってきた体験から、ある一つの確信を得るようになった。がんになっても医療を受けず、「完全放置」すれば、全く苦しむことなくあの世に逝ける――。
―――――――――――――――――――――――――
厚生労働省は二〇一二年度を「新生在宅医療・介護元年」と銘打って、在宅医療・介護の推進を呼びかける。厚労省の調査では、六割以上の人が自宅での最期を希望しながらも、実際は病院で亡くなる人が八割近い。住み慣れた我が家で最期を迎える人はわずか15%に過ぎないのだ。

二月二十五日に放送されたNHKのスペシャルドラマ『家で死ぬということ』は、住み慣れた岐阜県の旧家で最期を迎えたいと願う末期がんの老女の物語だった。しかし老女の希望は簡単に受け入れられない。東京に住む娘夫婦が入院させようと画策するからだ。「がんの末期は大変苦しいものだ。病院に入院しなければ、その苦しみには耐えられないだろう」--東京の娘夫婦はそう危惧したのだ。

「末期のがんは苦しいもの」-そう考えている人は大変に多い。実際に、日本緩和医療学会の調べでも、がんと診断された時点で痛みを感じる人は30%に対して、末期がんの場合は75%の人が痛みを感じていると報告されている。

しかし、「がんの最期は苦しいもの」という常識に異議を唱える医師が、いま大きな注目を集めている。今年一月に『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎新書)を出版した中村仁一医師(71)だ。わずか一ヵ月半で二十六万部も売れているという。なぜ、この本が多くの読者の心を捉えたのか。それは中村医師が、自ら勤務する老人ホームのデータによって、「自然の最期は苦しまない」「死は恐いものではない」ことを実証してくれたからだ。

「私自身、六十歳でこの老人ホームに来るまでは、がんの最期は苦しいものだと考えていました。そう考えることが医療界の常識でしたし、苦しむがん患者しか診ていませんでしたから」
 
そう語る中村医師は京都大学医学部を卒業後、内科医として京都の民間病院に勤務。介護保険が始まった平成十二年から、京都にある社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所の常勤医となる。「同和園」に来るまでは中村医師も「がんの末期の痛みをとるためには、麻薬を使うのが当たり前」と考えていたという。

「病院に勤務している頃は、胃がん、直腸がん、肺がん、肝臓がんなど、色々ながんを診てきましたが、大なり小なりの差こそあれ、患者さんはみなはっきりと痛みを訴えていました。そして痛みを訴える人には必ず麻薬を使う。それが常識だったのです」

その常識が「同和園」に来て大きく覆されてゆく。実際に「同和園」では、こんなことが起こっていた。「同和園」に入居していた山川悟さん(79、以下患者はすべて仮名)が吐血し、病院に入院することになった。そして精密検査の結果、手遅れの胃がんだと判明する。しかし、山川さんは中等度以上の認知症を患っており、なおかつ七十九歳という高齢。家族は積極的治療を望まず、「同和園」で看取ってほしいと要望する。

普通なら末期のがん患者を医療体制の整っていない老人ホームに戻すことなど考えられないことだという。末期のがん患者のほとんどが激しい痛みを訴えるものと考えられているからだ。しかし、中村医師は家族が望んでいるならと、ホームで看取ることにした。だからといって成算があったわけではなかった。

◎52人全員が痛みがなかった

「このホームには麻薬をおいていなかったので、いくところまでいって、痛みが出たら病院に送ろうと考えていました」
しかしそれは杞憂に終わった。病院でなんの治療もせずにホームに戻った山川さんは、痛みを訴えるどころか、コールタールのような黒い便が普通の便に変わり、食事ももりもり食べるようになった。血液検査をしたところ、貧血も改善し、正常の域に達していった。その後も痛みが出ず、外出するなど普通の生活をすることができるまで回復したという。病院からは、余命はせいぜい二~三ヵ月と言われた山川さんは結局、一年近くも普通の生活を続け、最後まで苦しむことなく安らかに亡くなったというのだ。

このホームに来るまで、中村医師は「最期まで痛みが出ないがん患者」がいることなど、全く念頭になかったという。山川さんのケースは偶然でなかった。こんなケースもあった。

食欲が落ち、やせてきて、胃腸の具合が思わしくないということで入院した海老原卓二さん(70)は検査の結果、進行性の胃がんで余命三ヵ月と診断された。がん性の腹膜炎を起こしていたが、がんに対して積極的治療の意思がなかった海老原さんは二週間で退院してホームに戻ってきた。痛みは全く訴えなかったが、がん性腹膜炎で腹水が増え、蛙腹がだんだんひどくなっていく。しんどがるようなら、腹水を抜かなくてはと中村医師が思っているうちに傾眠状態となり、口から一滴の水も摂ることができなくなる。その後、海老原さんは何の治療もしなかったが、最後まで痛みを訴えることなく、安らかに息を引き取ったという。驚いたことに、亡くなった時には、あの出っ張った蛙腹がぺしゃんことなり、完全に腹水が消えていたという。

「人間、生きるためには水分が必要です。口から水分を摂れなくなった海老原さんは、身体にある水分を全部使い果たして亡くなったのです。人間の自然の身体の仕組みはこんなにすごいものなのかと、感嘆しました」

中村医師が「同和園」に来て以降、最期まで痛みが出ないがん患者が十人くらい続いたという。これはもはや偶然ではない。中村医師はそう思うようになっていった。十人に共通していたことは、がんが手遅れで発見され、その後、抗がん剤や放射線などの治療をせずに、いわば、がんを「完全放置」していたことだった。これは中村医師が勧めたことではなく、本人や家族が望んだからだという。

彼らを診ていくうちに、中村医師はこのような考えに行き着く。「末期のがん患者はのたうちまわるほど苦しむと思っていたのに、十人の患者の誰一人、がんの痛みで苦しむ人がいなかった。がんが発見されるまでも痛みが出ず、その後、亡くなるまで全く苦しんでいない。がんという病気は、『完全放置』していれば、全然苦しむことはないのかもしれない」

この考えが、どれだけ正しいのか。平成十五年から平成二十二年までの間に「同和園」でがんで亡くなった人の数は五十二名。年齢とがんの種類は様々だが、驚いたことに麻薬を使うほどに痛んだケースは1例もなかったというのだ。五十二名中、ホームで最期まで看取った人は二十七名。それ以外の二十五名は病院で最期を迎えたが、彼らも痛みを訴えたから、入院したわけではない。胃や腸から大量の出血をしたり、肺炎になったり黄疸がでたりしたために、「最期は病院で」という家族の要望があったからだという。

もちろん痛みを訴えた人が、まったくいなかったというわけではない。九十九歳の女性は首に大きなしこりができたので、病院で検査したところ、どこかから転移したがんであると診断される。詳しく知るためには精密検査が必要だったが、高齢であることから、家族は治療も精密検査も望まず、ホームに戻ってきた。

その後、しこりは急に大きくなり、女性は痛みを訴えたのだが、その痛みは、冷却シートを貼るだけで治まってしまったというのだ。「がんの痛みが冷却シートぐらいで治る訳がありませんから、これはがんの痛みではなく、しこりが急速に大きくなったため、皮膚が引っ張られて、それを痛みと感じるようになったんだと思います」

以前は、がん患者が痛みを訴えたら、すぐにそれはがんの痛みと考え、麻薬を使っていたこともあったという中村医師だが、「同和園」に来て、その考えが大きく変わったという。「がんの患者が痛みを訴えると、なんでもがんの影響だと考える傾向が強いような気がします。ここに来て、そのことがよくわかるようになりました。お尻がただれて痛いという患者に麻薬を使う医師がいるほどですから。がん患者の痛みの中には、がんの影響ではないものもかなりあると私は思うようになりました」

◎病院のがん患者との違いは何か

中村医師は十六年前から「自分の死を考える集い」という市民グループを主宰している。
「いまの時代、“死”をタブー視し、遠ざけるあまり、“生″もおかしなものになっている。“自分の死”を考えることは、“死に方”を考えるのではなく、死ぬまでの“生き方”を考えることなのだ」

中村医師のこんな考えに共感した人が全国から集まってくる。なかにはがんと診断された人もいる。検査の結果、肺がんと診断された森野茂一さん(79)もそんな一人。森野さんは診断後、担当医からこう言われたという。

「八十歳なら手術はやらないが、あなたは七十九歳だから手術しよう」なぜ、一歳だけの違いで手術をするかしないかが決まるのか――。そう考えた森野さんは医師に不信感を持つようになる。そして「集い」にやってきて、中村医師の考え方に共感し、その後一切の医療との関わりを絶つことになる。手術の勧めを拒否し、肺がんを「完全放置」した森野さんはその後どうなったか。

なんと、その後四年三ヵ月間も好きな卓球を続けながら、QOL(生活の質)も全く落ちることなく、普通に生活を続けることができたというのだ。さすがに亡くなる1ヵ月前には、へたりこんで力は衰えたというが、最後まで呼吸困難もなく、痛みも全く出なかったという。しかし、亡くなる間際に問題が起きた。どこの医者にもかかっていなかった森野さんには、亡くなった後に死亡診断書を書いてくれる医師がいなかったのだ。そうした場合、「不審死」として警察が入って厄介なことになる。中村医師は森野さんに至急、往診医を探すよう助言する。八方手を尽くしてなんとか往診医を見つけるが、医療との関わりを絶ったがん患者など、普通の医師からすれば常識外だ。往診医から、「入院しろ、検査しろ、点滴しろ」と厳しく迫られたという。

当初は頑なに拒否していた森野さんだが、仕方なく一回だけ点滴注射と血液検査を受けた。そのとき、肺がんの腫瘍マーカーの数値のあまりの高さに医師は驚いたという。だが、最期まで全く痛みを訴えることもなく、苦しむこともなかった。そして、何の治療もしないことに猛反対だった子供たちが、「よくぞ、こんな穏やかな死を見せてくれた」と感謝したほど、森野さんの最期は安らかなものだったという。

前述したように、中村医師は、以前は「がんの最期は苦しむもの」が常識だと考えていた。だが、「同和園」で診た七十人以上のがん患者には、一人も麻薬が必要な人はいなかった。その違いは何なのか?実ははっきりとした違いがあった。「同和園」の人たちは、がんが手遅れで発見され、さらに高齢でほとんどの人が認知症を患っているために、抗がん剤や放射線などの治療を一切していない。

中村医師が以前勤めていた病院で診た患者は、すべて手術をした後か、抗がん剤や放射線の治療をしている人たちだった。「抗がん剤や放射線をした場合の最期が、必ず痛むかどうかはわかりません。しかし、治療をしなかった人は痛まなかったということだけは言えます」

筆者は本誌昨年九月二十九日号の「病院で死なないための『理想の看取り』」という記事で、延命治療などの医療に頼らずに「自然な最期」を迎えた人たちの事例を取り上げた。

東京・世田谷にある特別養護老人ホーム「芦花ホーム」に入居していた武藤公江さん(89)は誤嘸性(ごえんせい)肺炎を起こして救急病院に運ばれた。幸い肺炎はすぐに治まったが、その後医師から「胃ろう」をつけるよう強要される。しかし、これを夫は頑なに拒否した。認知症の妻の体に管を付けて、みじめな姿にさせたくないというのが理由だった。口から食べられないと宣告された公江さんだったが、その後、一日わずか六百キロカロリーという少量のゼリー食を夫が愛情込めて食べさせることで、一年半も元気に生き続けたのだ。息をひきとるときも、大変に安らかなものだったという。

富山県砺波市にある「ナラティブホーム」は終末期の行き場のない人を受け入れる看取りの場である。この施設では延命治療は一切しない。完全に自然な最期だ。そうすると、体はやせ衰えていくが、逆に不思議な現象が色々起こるという。認知症がよくなったり、耳が聞こえるようになったりと、医学では解明できない不思議な現象である。医療に頼らない自然な最期には、本来人間が持っている色々な力が現れてくるのだ。

◎人間には“自然緩和力”がある

そうした事例を知るまでは、筆者も、がんに限らず死ぬときは苦しいものと考えていた。だが、取材を続けていくと、「自然な最期」は驚くほど安らかなものであり、医療に頼らなくても痛みを感じないという“事実”を知るようになった。そんな例をいくつも見ていくうちに、筆者はある確信を得るようになる。

それは、人間には自分で病気を治す“自然治癒力”があるように、安らかに死んでいける力、“自然緩和力”とでも呼ぶべき力が本来備わっているのではないかということだ。このことは、来月上旬出版予定の拙著『医療に頼らない理想の最期』(日新報道刊)に詳しく書いた。

人間は本来安らかに死んでいける力を持っている――数多くのがん患者を診続けてきた中村医師も全く同じ考えを持っていると言う。「死ぬ間際、人間は飢餓状態の場合、エンドルフィンという脳内麻薬が出て気持ちの良い状態になっているのです。呼吸状態がおかしくなっている時は酸欠になりますが、あの酸欠状態の時は脳内モルヒネが出ているのです。人間が死んでいく時は、自然に放っておけば、夢うつつのまどろみの状態で気持ち良くこの世からあの世へ移行できるものなのです。人間は本来、このような力を持っていて、自然な最期は苦しいものではないんです」

だが現在、この“自然緩和力”が使われることはほとんどない。中村医師が言う。「病気ではない“死”に対して、医療が過度に介入するから、人間の本来持っている力が生かされてないのです。人間の持っている自然な力を無駄な医療が邪魔しているのです。医療の本来の役割とは、人間が持っている自然の力を最大限発揮させることなのです」

二人に一人ががんにかかり、三人に一人ががんで死ぬと言われている時代である。治療法は進化し、多種多様になっている。どの治療法を選ぶか悩む人も多いことだろう。だが、そんなときに、「何もしないで完全放置する」という選択肢もあるのではないだろうか。これだけの多くの人が、全く苦しむこともなく、安らかに亡くなっているという“事実”があるのだから。

お奨め→「がん治療のウソ」 (別冊宝島2000号)



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不思議の国のロジック

「神州の泉」から、ほんの一部分だけ転載。
確か、『キャッチ22』という小説には、こういう話があるという。
軍隊勤務にうんざりして除隊を望む人間は、(空軍だけの話かもしれないが)自分が精神病であることを証明できればいい。だが、自分が精神病であることを認識できる人間(医者の診断を受ける時点でそうなる)は精神病ではない、と判断され、除隊は認められない、という話である。
このロジックと、特定秘密保護法におけるロジック(何が秘密かは秘密)は似ているのではないか。つまり、奴隷的存在(兵士・国民)の立場からの異議申し立てができないシステムが、あらかじめ作られている、ということだ。まさに、官僚的作品の傑作だろう。

なお、パソコン不調のため、ブログを書くのに苦労する状態なので、「徽宗皇帝のブログ」ともども更新頻度が落ちるだろうと思う。ぞのうち「1万円パソコン」が出たら、買い換えるつもりであるが、甘過ぎる期待だろうか。(笑)



(以下引用)



特定秘密保護法の何が理不尽かと言えば、特定の一組織が管理する特定秘密を、あえて知ろうとしたり、知ろうとしなくても、それに抵触する表現を意識せずに行った場合でも重大な罰則規定が設けられていることである。

ここには決定的な不平等状況が存在していることになる。

この不平等は国家の安全のために必要悪だというロジックが設計した側にあるようなのだが、(以下略)








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討論Barのこと

「反戦な家づくり」で少し紹介されていた「討論バー」という存在がなかなか面白いので、その広告画面を転載しておく。
こうした試みが全国的に広がっていけば、政治がもっともっと身近になり、日本人も精神的に変わっていくのではないか。地道な試みだが、素晴らしいと思う。
ずっと前に私は、『小公子』の中で、雑貨屋の主人と10歳くらいの子供が真面目に政治的な議論をする場面が大好きだ、と書いたが、日本がそういう社会になってくれるのが私の一つの夢である。(私は「夢」という言葉が大嫌いなのだが、これについては「夢」としか言えない。あくまで、通る人が増えて、そこが道となるのを待つしかないのである。)ただし、夢に終わらせないために、経済的にもこの試みがペイできるような工夫をしていくことが大事であるのは言うまでもない。脱サラしてきれいな高原でペンション経営というお花畑思考レベルでこの「運動」(まだムーブメント化はしていないが)を進めてはならないだろう。

一つだけ懸念を言えば、「討論Bar」という名称に問題は無いか、ということである。「討論」という言葉自体に問題があるのだ。「討つ」、つまり相手を「討ち倒す」「討ち滅ぼす」ことが議論の目的である、という錯覚をこの言葉は引き起こしている、と私は思っている。かと言って、「議論Bar」では、延々と無駄な議論が続き、何一つ生産的な結論の出ない、会社や役所の会議のイメージがありそうだ。「雑談Bar」では、無駄話にしかならないイメージだ。さて、何かいい名称は無いものだろうか。
いっそ、「討論」の語を外し、「Citizen-connection」とでもしたらどうだろうか。
あるいは古代民主制国家ギリシアにおける市民の政治的議論の場「アゴラ(広場)」などの語もいいが、「アゴラ」はネット上で既に使用済みだ。
まあ、誰かいい知恵の人が、そのうちいい名称を考えてくれるだろう。
なお、議論に加わりたくない人でも、そこに行けば新聞・雑誌などが豊富に読める、というようにして、政治に無関心な人と関心のある人が混在できるようにすればいいと思う。ルールはただ一つ、「喧嘩をしない」ということである。声を荒げる人間は、即退場とすればいい。



(以下引用)*画像などはコピーできていないので、興味のある人は元記事参照。「反戦な家づくり」から行く方が簡単です。







討論Bar“シチズン”は、

セミナー・講演会・会議・懇親会など、様々な用途に使えるレンタルスペースです。



プレゼンに便利な大型モニター☆/離れた場所と声や映像を繋げるスカイプ通信☆

ウェブカメラを使ったインターネット放送設備☆/無線LAN☆電源使い放題☆

店内では飲み物、スイーツ、軽食が注文できます。








無機質な会議室では味気ない… イベントをネット中継したり、録画して残したい…

食べ物持ち込みでオフ会がしたい… 講演会の後、その場で懇親会もしたい…

☆シチズンはいろんな要望に応えます☆




*座席は通常24席。

でも、シチズンのテーブルは動く☆畳める☆ レイアウトは自由自在☆

椅子を足して30席。テーブル取っ払っちゃって40人?

様々な使い方に対応できますよ♪



*放送したい、でも機器がわからなくって‥という人にも安心☆

お手軽放送から画面切り替えの本格的な放送まで、

元プロのTVマンのマスターがサポートします^-^



ステージと客席が近いアットホームな空間は、使う人、集う人、両方から満足の声をいただいています。TVでお馴染みの先生方、知る人ぞ知る名物講師、シチズンにくれば会えるかも☆スケジュールはこちらをチェックしてくださいね。



地下鉄堺筋線「恵美須町」駅から徒歩1分☆

様々な方のいろいろな使い方、

ご利用お待ちしています ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*\(^▽^)/




*営業時間 レンタルスペース:9:00〜22:00(定休日なし)

      カフェ&バー:  15:00〜22:00(木曜定休)










〒556-0005

大阪市浪速区日本橋5丁目14-20 越前ビル1F

*地下鉄堺筋線「恵美須町駅」

1-B出口より南に徒歩1分



お問い合わせ:06-6537-7672

留守のとき :090-9875-7157(西岡まで)




討論Barシチズンは

*・゚市民の市民による市民のためのメディアスペース *・゚

さまざまな方のご参加をお待ちしています^-^



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ウルトラ・スーパー・デラックスマン

「逝きし世の面影」から転載。
藤子不二男(字はこうだったか?)の、かなり昔の作品に「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」というのがあったが、話の内容は、スーパーマン的な能力が、知能劣等・常識皆無・モラル希薄な人間に与えられたらどうなるか、というものである。もちろん、この世で最悪な存在になるわけだ。漫画では、些細な悪事をした人間を自分の「正義感」から半殺しにしたり、アイドルタレントに欲情したら、呼びつけて相手をさせたりするわけだが、何しろ超人なので、誰も彼には逆らえない。何もかもが彼の思うがままになるわけだ。(キャラクターが、例の、ラーメン好きの「小池さん」の顔であるところがまた面白い。)軍隊で攻めても平気で軍隊を壊滅させたりする。さて、その最後は……まあ、ご自分で漫画をお探しください。
内閣総理大臣というもの(地位)も、ある意味では「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」的能力(権力)を人間に与えるわけだが、その能力(権力)を与えられた人間が知能・人格劣等な人間であったらどうなるか。まあ、赤ん坊にピストルを持たせるようなものだろう。(これはフレドリック・ブラウンの小説にある話。)
だから、政治は他人事ではない、と私は常々言っているのである。


(以下引用)


「僕ちゃん、偉いんだ!」ノロウイルス以上に猛威をふるう安倍晋三症候群

2014年02月21日 | 政治



『最高責任者には責任が無い日本国』  

人間のくずの安倍晋三59歳(内閣総理大臣)は衆院予算委員会で、野党の質問に苛立ち『法制局長官と総理大臣はどっちが偉いんだ。偉いのは総理大臣の方だっ!』との身も蓋も無い『ぶち切れ』の野次を飛ばしたが、自席に座ったままの不規則発言なので議事録には残らない。
甘やかされた小学生でも日本国総理の安倍晋三のように『僕ちゃん、偉いんだ!』などと(恥ずかしいので)言わない程度の知恵がある。
2月12日には議事録が残る正式な国会答弁で『私が最高責任者だ』が問題となったが、すべての原因は外務官僚から安倍の肝いりで畑違いの内閣法制局長官になった小松一郎の長期不在が根本問題なのです。
野党としては小松一郎のいない今のうちを狙って法制局に質問を集中する作戦に出たのですが、これに安倍が苛立っての『勇み足』なのである。
ところがマスコミが一番大事な小松法制局長官の不在(原因)を報じないから、新聞読者は本当の意味が分からない。
名目は体調不良による検査入院なのに一月近くも入院していて一切動静不明。病状不明。
この状態は内閣としても最初から承知していて入院の翌日には法制局次長を代理の長官に使命する手際よさ。(実はこの部分が一番おかしい。不思議すぎるのである)
長官の病状が一切不明なのですが、官邸に箝口令がしかれた不思議の原因は普通に考えれば重病であるか、病名が不適切で発表出来ないかの二つに一つ。政府官邸の重要人物が今のように長期間動静不明は前例が無い異常事態なのです。

(注、)
2月12日の衆院予算委員会での安倍本人のご要望(お墨付き)で、意味はまったく有りませんが記事では安倍晋三の前に『人間のくず』の枕詞を必ず付けています。

『総理補佐官衛藤晟一の八つ当たり暴言三昧』

政府が小松一郎の病状を隠す、他のもう一つの可能性ですが日本に対する風向きが大きく変わっている。いわゆる高転びですね。
動画サイト「ユーチューブ」に衛藤晟一首相補佐官(参議院議員)が安倍首相の靖国参拝後アメリカが表明した『失望した』を逆批判していたと2月18日にマスコミが報道する(投稿日時は不明だが安倍首相の去年12月26日の靖国参拝以降である)
『むしろ我々の方が失望だ』、『米国はちゃんと中国にものが言えないようになっている』。『中国に対する言い訳で失望といったに過ぎない』といいたい放題。
ラッセル次官補やアーミテージ元国務副長官、在日米大使館主席公使などの『アメリカ側には事前に説明している』、『同盟関係の日本をなぜ大事にしないのか』と逆にアメリカを批判。
中国韓国などの関係改善を促すアメリカ政府に対して『これ以上、抑制的にやると日本にとってよくない』と強調した。
『僕ちゃん、偉いんだ!』とばかりに安倍政権の補佐官が主人気取りで、米国(オバマ政権)に正面から喧嘩を売っているのですから無茶苦茶。自分が何様になった心算なのだろうか。
菅官房長官が流石に見かねて衛藤本人に注意したので2月17日には問題の八つ当たり動画はユーチューブから削除されている。
ところが安倍総理補佐官の衛藤晟一参議院議員は、心配して取材する取り巻き記者に対して『何が問題なのか判らない。騒ぐ方が馬鹿である』との意味の不満を語っているが、これではお終いである。
衛藤晟一は、削除した発言は『首相と違うことを言っている訳では無い』と、わざと騒動に油を注ぐ問題発言を繰り返す。(衛藤総理補佐官は以前から同趣旨の発言を繰り返していたので動画は失言ではなく、信念なのですから救いが無い)

『風向きが「逆風」に変わる』

アメリカ大使館は安倍のお友達人事で決まったNHK会長の問題発言を理由にしてケネディ大使の取材を拒否している。
たとえNHKが公共放送ではなく政府広報程度であるとしても、(敵国のピョンヤン放送の取材拒否なら辻褄が合うが)そのことを理由にした唯一の同盟国であるアメリカの大使が、日本(NHK)に対する露骨な嫌がらせ(取材拒否)は理不尽である。
少しも辻褄が合っていないのである。
アメリカの『仮想敵国が日本』であると仮定するなら米大使館のNHKの取材拒否は、唯一理論的に整合性がある。(同盟国に対しては有り得ない)
衛藤晟一首相補佐官の『同盟国の日本を大事にしろ』発言は(この部分だけなら)実は理論的にまったく正しい発想なのである。
大事な同盟国の日本は、建前であり実体は無い。(嘘八百の出鱈目)
アメリカの本音は『仮想敵国』だったのである。
ところが、この大事な事実を指摘するマスコミがゼロ。マスコミ御用達の識者も誰も指摘しない。
護憲左派の知識人も同じ水準で、単に『オバマが安倍を嫌っている』と過小評価して、日本を仮想敵国扱いしている重大な事実を見落としている。
前代未聞、空前絶後、驚天動地のアメリカによるNHKの取材拒否の事実が発覚しているが、同じ時期に、オバマ政権など時のアメリカ政府の意向を代弁している米有力紙ワシントンポストは社説で米中のコミュニケーションギャップよりも日米のコミュニケーションギャップの方が大きいと書いている。(同紙は2年前TPPに舵を切った野田首相を「ここ数年で最も賢明なリーダー」と露骨にヨイショしている)
今の日本(安倍政権)を、完全に北朝鮮扱いしているのですから恐ろしい。

『米国の恐ろしい北斗百裂拳「あたたたたたたた!!」 』

一つ一つは日本の致命傷では無いかも知れないが、打撃が同時期に一方向に連続する北斗百裂拳状態なのである。
これだけ時間的に短時間に同一種類の問題が炸裂することは無い。(連続しても普通ならある程度は時間差があるものなのです)
これは単なる偶然ではなくて意識的に『同時期に集中させている』可能性が高い。
19日付け米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは安倍首相の経済ブレーンで内閣官房参与の本田悦郎の発言を問題視している。
本田悦郎は『アベノミクスの背後にナショナリズム的な目標がある』とか『日本が力強い経済を必要としているのは(賃金や生活向上は煙幕で)より強い軍隊を持って中国と対峙出来るようにするため』であり、『靖国参拝を避けている限り、国際社会での日本の立場は非常に弱い』と語ったと言うが無茶苦茶。
批判する言葉を失う。
安倍政権(日本)に吹いていた風向きが、180度反対方向に完全に変わっているのである。
外務省の国際法局長だった小松一郎ですが、法律家でも政治家でもなくて外交官試験合格での大学中退を自慢する典型的な外交官であり、軍師官兵衛のように世界の風向きを敏感に察知する能力に長けている。(官兵衛の最大の功績は老舗の大国毛利を見限り新興勢力の織田についたこと)
靖国参拝後にアメリカが安倍を叩くと予想し『風向きが逆風になった』と二階に上がった安倍の梯子を外して、裏切った可能性がある。
暴走する極右国粋主義の安倍政権の行く末を読みきって『もう駄目だ』、『もう持たない』と判断したのか。下克上の戦国乱世を髣髴させる浅ましい光景である。
少し前の政治家の疑獄事件なら元気だった政治家が突然入院して雲隠れするが、今回も同じで登校拒否の小松一郎法制局長官は野党が言質をとろうと手ぐすね引いて待つ怖い国会に出て行きたくないのである。
『答弁をしたくない』から、(大病を装って)自分から病院に籠城している可能性が高い。

『拡散する危険な安倍晋三症候群』「僕ちゃん、偉いんだ!」

人間のくずの安倍晋三のお友達の籾井勝人は、大阪一の売春街『飛田新地』の業者組合の顧問弁護士だった橋下ばりに『従軍慰安婦はどの国にもあった』と就任記者会見で発言。大騒動に発展する。
その後国会で釈明して、自分の発言を取り消して陳謝した筈の籾井NHK会長は、少しも懲りずに『発言、どこが悪いのか』と経営委で暴言を吐いている。
ノロウイルスだけではなくて『僕ちゃん、偉いんだ!』との危険な安倍晋三症候群が日本中に蔓延しているのです。恐ろしい話である。
ノロウイルスの『不顕性感染』の場合、感染者本人は自覚症状が無いので感染に気づかないで外部にウイルスを排出する。(他人に迷惑をばら撒く)
ノロウイルスより危険な安倍晋三症候群でも同じで、重篤な状態なのに本人は感染に気が付かないのですから恐ろしい。
就任会見での従軍慰安婦問や特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が2月12日の経営委員会で、『取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ』との発言をしていた。
12日の経営委では『人間のくず』の百田尚樹、テロルを賞賛する長谷川三千子両委員の言動などを審議『一定の節度を持って行動していく』とする統一見解をまとめた。
委員会の最後に、籾井会長は『(発言の)どこがおかしいのか』、『会見の記録全体を見てもらえればわかる』と持論を展開。
別の委員から、『反省していない』、『そういう物言いはおかしい』と反発する声があがる学級崩壊状態に陥った。
委員たちの反発に憮然とした浜田健一郎委員長は『終わります』と経営委員会を打ち切ったが最早手遅れ。
既にNHK自体が終わっている。
連日参考人として国会に呼ばれ叱責さている籾井NHK会長は、自分の発言を取り消して陳謝した筈なのだが、衛藤晟一と同じで『自分の考えは以前と同じ。変わっていない』と発言している。
『発言取り消し』は口先だけの方便(嘘八百)であり、少しも大騒動になった問題発言を取り消していない。自分の間違いを認めていないのである。 

『社民党の福島瑞穂副党首の質問にぶちぎれ「僕ちゃん、偉いんだ!」』

人間のくずの安倍晋三首相は(与党入りしたい)日本維新の会、みんなの党には秋波を送る一方、国会答弁で野党の立場の民主、社民両党議員の質問には感情をむき出しにする場面が目立ち、無意味に国会が荒れている。
幼稚園児並の『僕ちゃん、偉いんだ!』的な荒れる答弁に野党は非難を強めるし、与党内からも戸惑いの声が上がる。
5日の参院予算委員会で民主党有田芳生議員が、百田尚樹・NHK経営委員が東京都知事選の応援演説で他 の候補者を「人間のくず」と発言したことを批判すると、『延々と補正予算の場で(質問を)やるつもりですか』。
6日の参院予算委では社民党の福島瑞穂副党首の質問では、 首相は集団的自衛権に関する見解を聞かれ、『もう何回も何回も何回も何回も答弁している通り。』などと不真面目に答え、福島氏が憤慨したため審議が4回中断する騒ぎに発展する。
12日の衆院予算委で民主党大串博志議員には『ある夕刊紙はほぼ毎日のように私を「人間のくず」と言っているが、私は別に気にしない』と真面目に答える気持ちが最初から無い有様。
野党姿勢を鮮明にした民主、社民両党議員の質問には、今までの共産党議員に対する態度と同じにしたのだろうか。
ある意味では今の安倍の態度は正直で公平で、『正常化』したのである。

『安倍「僕ちゃん、偉いんだ!」荒れる答弁の一例』

人間のくず安倍晋三首相の、過去の国会で原発の事故対策について共産党の吉井英勝議員の質問に対する国会答弁を見れば一目瞭然。誰もが納得するであろう。
(再現すると)
吉井英勝議員の質問、『海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか』。
安倍晋三首相の答弁、『海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない』。
質問、『冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
質問、『原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか』。
答弁、『そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない』。
『万全の態勢を整えているので、復旧シナリオは考えていない』を無限に繰り返す丸っきり壊れたレコード、安倍晋三のエンドレステープなのです。
何一つ将来の不安を考えたことが無いのですから悲惨である。
これが人間のくずの安倍晋三の『僕ちゃん、偉いんだ!』との漫才並の爆笑首相国会答弁の代表例なのである。
ところが最大の問題点とは、おごり高ぶった安倍総理と共産党の吉井議員とのやりとりが、『現在の話では無い』こと。
7年以上前、もちろん福島第一原発の大爆発の前。第一次安倍内閣の出来事なのですから驚き呆れる。
吉井英勝は小出裕章と同じ京大工学部原子核工学科卒であり、福島第一原発事故の発生以前からレベル7の過酷事故の顛末を正しく予想していた。
2011年3月11日の原発事故は、想定外どころか極悪自民党が引き起こした人災だったのである。
安倍晋三首相の、『万全の態勢を整えている』は大嘘だった。
ところが安倍晋三エンドレステープ後半部分の、『復旧シナリオは考えていない』の方は丸々真実だったのである。
何故未曾有の福島第一原発事故を引き起こしたA級戦犯の極悪人の安倍晋三が逮捕されず、今も日本の首相で自民党が与党なのか。
完璧に日本は狂っているのである
安倍晋三自身は、昔と少しも変わっていない。丸々以前と同じなのである。
人間のくずの安倍晋三にそもそもマトモな答えを期待した社民党の福島瑞穂副党首の方が根本的に間違っている。丸っきりの善意の勘違いなのである。


ジャンル:政治


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