気の赴くままにつれづれと。
黒岩祐治の神奈川県知事4選で思い出す「あのメッセージは忘れてほしい」 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321566
2023/04/15 日刊ゲンダイ
以前も公約の不履行に「忘れてほしい」と言った黒岩祐治神奈川県知事(C)共同通信社
神奈川県知事選挙は、現職の黒岩祐治が4回目の当選を果たした。
黒岩は昔からデタラメな人間である。2011年4月の知事選では「4年間で200万戸分の太陽光パネル設置」を公約に掲げ、初当選。しかし投票日の翌日には「具体的な議会の日程などを考えると、時間がない」と後退。同年10月、記者団が公約の不履行について追及すると、黒岩は「あのメッセージは役割を終えた。忘れてほしい」と返答した。公約の不履行をごまかす政治家は多いが、「忘れてほしい」と開き直るのは黒岩くらい。言葉が軽いというより、根が不真面目なのだろう。
これまで私は黒岩を何度も批判してきたが、今回「週刊文春」が報じた過去の不倫の件で少し見直した。
私はこうしたスキャンダルには興味がないし、ましてや政界に入る前の話を持ち出すのはどうかと思うが、黒岩が愛人に送ったメールは破壊的に面白い。
〈A子の料理ってどんなかな? アワビにバナナをさしたやつとか、桃にキュウリをさしたやつとか・・・(とにかくなんでもさす!)そんなチョー下品なメニューしか想像できないよ~ん〉
〈A子は日陰者じゃないけど、いつも「すごいエネルギーたまってる」し、「感じ」やすいよな~。エックス線でもあてたろか? なに~、セックス線だって! ばっかぁ~っ! また言っちゃった! なにまたイっちゃった!?〉
〈北朝鮮! ミサイルでもぶっ飛ばしてくれねえかなあ~。雨にも負けず、遊びほうけている奴らに平和の意味を教えてやらんといかんなあ~。放送では絶対に言えないから、A子だけに本音を放出! ドッピュー!! ところでモロホンのドッピューは18日(月)でいかがカナ?〉
〈本番前のホンバン? バッカァ~!! 生放送前のナマだよ~!! ニュルニュル~~~。ビチョォッ~~~~。ドキュ~~~~~~~ン!!〉
黒岩は愛人にアダルトビデオの購入を求めていたが、彼女が母親の看病のため買い忘れると激怒。
〈前から発注しとけ!言うてるやないか ママが具合悪いときに、エッチビデオは買えへんてか?〉
絵に描いたような鬼畜。黒岩の選挙公約は〈パパママ目線を踏まえた保育環境の充実〉だったが、パパママ目線だとこれはアウトだろ。
エジプトの裁判所がこのほど弱冠4歳の男児に「終身刑」を言い渡し、波紋を広げている。罪状では男児が4件の殺人、8件の殺人未遂、公共物破損および公務執行妨害を犯したとあり、世界の人権擁護団体が動くことは必至とみられている。
英メディア『independent.co.uk』が伝えているところによれば、このほどエジプト・カイロ西部でアーメッド・マンスール・カルミ君というたった4歳の男の子に対して殺人の嫌疑がかけられ、裁判でこともあろうに「終身刑」が言い渡されたもよう。しかし事件当時のアーメッド君の年齢が1歳であったことから、誤認逮捕もはなはだしいと人々はただ呆れかえっている。
事件の容疑者として挙げられた115人のうちの1人であったというアーメッド君。検察当局はロクな捜査もせずにその全員に対して終身刑を求めたという。アーメッド君についたファイサル・アル=サイド弁護士は、2012年9月生まれであることを証明して殺人など犯せる年齢ではないことを主張しようとしたものの、裁判所の手違いによりそれは受け入れられなかった。
同弁護士は『エルサレム・ポスト』紙に、「裁判所はこの案件を軍事裁判所に移してしまいました。おまけに私が提出した出生証明書を裁判官に渡してくれなかったのですよ。容疑者のリストに誤って男児の名が載ってしまっただけなのに」と激しい怒りをぶつけ、ほかの弁護士も「この国には正義などありません。ここでは良識も道理も通用しない。一部の精神異常者が支配して間違った方向に進んでしまった国家なのです」と述べている。
残念ながら、女性や子供を大切にしない国として挙げられることも多いエジプト。宿題を忘れた12歳の男子児童が教師にいく度も殴られて頭蓋内出血で死亡するなど、児童虐待事件の話題が非常に多い。また最近では、屈指の進学高校で成績がトップであった女子高生が医大を受験したところ、「7科目すべて0点につき不合格」との結果を得て差別や弾圧だと訴えたが失敗。文部省も敵に回ったと報じられていた。
出典:http://www.independent.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
「赤い月」というのは、皆既月食のことで、皆既日食では、太陽が黒くなりますけれど、皆既「月食」では、月は赤くなるのです。
色を強調していますけれど、以下のような感じでしょうか。
英語ではブラッド・ムーン (血のような月)とも呼ばれます。
この皆既食の際に、
「太陽では黒くなり、月では赤くなる」
ということ自体が、私にとっては、とても示唆的であり、もともと日食や月食という現象に「奇跡性」を感じている私 (過去記事)としては、感慨深いものです。
皆既月食で、月が赤く見える理由は、光の「散乱」というものにより、そのように見えるようです。
皆既月食が赤く見える理由
Canon Global
皆既月食には「スーパーブラッドムーン」と呼ばれるものがあります。
スーパームーンは「地球から見た満月の円盤が最大に見える」ときのことで、ブラッドムーンは「皆既月食のこと」で、これが重なるものです。
さらにいえば、ブルームーンという言葉があり、これは色の青とはまったく関係なく、「1ヶ月のあいだに満月が2回あること」をいいます。
これらが全部重なると、「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」というということになり、これは大変に珍しい現象で、最近では、2018年に発生しましたが、それ以前は、その 150年前だったのです。
そして、大変に興味深いこととして、日本が江戸時代であった 1866年にスーパー・ブルー・ブラッドムーンが発生した年は、
「その年に江戸時代が終わった」
のでした。
以下の 2018年の記事に書きました。
・150年ぶりに「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が出現する : 前回の1866年は江戸時代が消える日本の近代史上最大の転換点の時だった
In Deep 2018年1月19日
翌年からは、実質的に明治時代となりました。
まったく変わったのです。
それで、それから 150年後の 2018年にスーパー・ブルー・ブラッドムーンが出現したわけですが、
「翌年の 2019年に新型コロナウイルスのパンデミックが発生した」
のでした。
やはり、世界はまったく変わったのでした。
もちろん、このパンデミックが「大した出来事でない」とする解釈なら、大した問題ではないのでしょうが、しかし、このパンデミック (コロナという病気そのものではなく)と、その対策が社会のすべてを変化させたことは疑いの余地がありません。
衛生管理体制の問題や、ワクチンによる人口動態の大幅な変化 (死亡数の大幅な増加や、出生数の大幅な低下など)だけではなく、「過去最大の懸念となりかねない銀行と金融危機」も、このパンデミック対策での無謀な政府援助が原因のひとつとなっています。
・アメリカの銀行破綻の連鎖の最大の原因が、「パンデミックの景気刺激策とロックダウンの影響」であることを知る
In Deep 2023年3月13日
銀行の危機は、少なくともアメリカにおいては、根本の部分においてまったく変化していないですので、時期はともかく、必ず起きます。
それに加えて、アメリカでは、
「リーマンショック時をはるかに超える商業不動産危機」
が迫っていることを、モルガン・スタンレーの資産運用部門の責任者が報告書で述べていました。以下に報道の翻訳があります。
・モルガン・スタンレーが、米国の商業用不動産の今後の「壊滅的な崩壊」を警告 (2023/04/10)
最高投資責任者の方は、報告書に、以下のように書いています。
「この市場は、大きなハードルに直面しており、ストラテジストたちは商業用不動産が 2008年の金融危機時よりもさらに悪い約 40%の下落になると予想している」
商業用不動産だけではなく、アメリカの集合住宅の販売も壊滅的な崩壊に近づいています。
・アメリカの集合住宅の売上高が74%減少、2008年以来最大。価格も高値から20%下落 (2023/04/04)
これもパンデミックのロックダウン中に、アメリカでは、移住ブーム等が起こり、どんどん家や集合住宅が建設され、そして、パンデミック中にどんどん家賃が上昇しました。
今、「家賃も住宅価格自体も、どちらも大きな下落に転じて」おり、そのため、不動産の持ち主たちが、ローンの返済に難渋し始めているようで、今年、「不動産の投げ売り」が起きる可能性を専門家が懸念しています。
さらに、最近の銀行の預金流出危機の後から銀行は「融資をしなくなってきている」ため、新しい資金も借りられない状態で、不動産を投げ売るしかない。
米ノースマーク証券の集合住宅部門の代表者は、
「(不動産の危機は)始まったばかりです」
と述べています。
このようなことが、商業用不動産と住宅不動産の両方に「仮に」起きてしまった場合、事態がリーマンどころではなくなることは想像できます。
そして、「ドルの死」という懸念はどんどん強くなっています。
・ドルの崩壊が、曖昧ではなく始まった
In Deep 2023年4月6日
あくまでアメリカの話ですが、今年は食糧生産もどうなるかわからなくなってきています。
アメリカ最大の食糧生産地であるカリフォルニアの今年の春の状態は、ほぼ絶望的です。
・リアルな「水没」に直面しているカリフォルニアの農地
地球の記録 2023年4月5日
また、アメリカの春小麦の生産の約 4分の3を占めているノースダコタ州、サウスダコタ州、ミネソタ州もまた、「過去最大級の積雪」により、この春の小麦の作付けが危ぶまれています。
・アメリカの春小麦生産地域の積雪量が今世紀最大に。過剰な土壌水分により作付けが大幅に遅れる見込み (2023/4/09)
この3州の積雪量は、21世紀ではダントツに最大です。
アメリカの春小麦生産地の積雪量
gro-intelligence.com
このような、
・過去最大の金融危機 (の可能性)
・過去最大の不動産危機 (の可能性)
・過去最大の食糧生産の危機 (の可能性)
・ドルの死 (の可能性)
が、同時期に一気に襲ってきた場合、社会が「今まではとはまったく異なる」状態になることは避けられないと思われます。
積雪は別にして、これらの原因のほとんどが、パンデミックとその対策に起因していると考えると、
「スーパー・ブルー・ブラッドムーンが発生した 2018年の翌年」
というのが、どれだけ劇的な時期を「招く要因となった年だったか」ということがわかります。
もちろん、これらは、あくまでアメリカの問題ですが、これが一気にアメリカで発生した時に、日本が無傷である可能性はほとんどないはずです。