同じ職業の人間はライバルというより利害の対立する敵である、というのが資本主義社会の思想だろう。著作権という発想も資本主義的である。自らの利益を貪欲に守り、最大限に拡大するためには同業者は当然敵ということになる。
しかし、業界全体の社会的評価を高めることが自分の利益にもつながる、という発想なら、優れた同業者の出現を喜ぶべきであり、社会的地位の低かった時代の漫画業界ではそういう風潮もあったと思う。ただし、すべての漫画家がそうだったのではなく、手塚治虫のように意識の高い人間が漫画界のトップランナーだったのが日本漫画界の幸福だったわけである。
(以下引用)なぜ日本で漫画が発達したのか、という話題に関する一コメントである。
しかし、業界全体の社会的評価を高めることが自分の利益にもつながる、という発想なら、優れた同業者の出現を喜ぶべきであり、社会的地位の低かった時代の漫画業界ではそういう風潮もあったと思う。ただし、すべての漫画家がそうだったのではなく、手塚治虫のように意識の高い人間が漫画界のトップランナーだったのが日本漫画界の幸福だったわけである。
(以下引用)なぜ日本で漫画が発達したのか、という話題に関する一コメントである。
ディズニー、弟子は育てなかった。増やす発想もなかった。
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