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夜と朝の間に

昔、小ヒットした歌謡曲に「夜と朝の間に」という歌がある。歌った歌手もオカマ臭くて嫌いだったし、メソメソした自慰的な歌で、まったく好きな歌ではないが、さきほど、ソファーに掛けて(背もたれを倒していたので、むしろ「斜めに寝て」)ぼんやりと浮遊思考に耽っている時に、まさに今の時間帯が「夜と朝の間」の時間帯だなあ、という思念が浮かび上がってきた。

というのは、午前0時から太陽が昇るまでの間は、時計上の時刻は今日という日の「朝」であるが、午前3時の窓の外は真っ暗で、社会通念としては「夜」になるわけだ。したがって、今は「夜と朝の間でひとりの私」となる。
ただし、ひとりだから泣いたりするのではなく、それどころか私はその時間が大好きで、ひとりだからこそ様々な思念に耽ることができる(脳内活動には)最高の時間であるわけである。夜が明けると、世の中の活動が始まり、周りが雑音が多く、なかなかぼんやりとできる時間は無くなる。

まあ、厳密に言えば、今は「夜と朝の間」ではなく、「夜でもあり朝でもある」時間帯だと言うべきだろう。

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酔生夢人
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男性
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趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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