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六分の狂気、四分の熱


「本人はうさちゃんだと言っている」というコメントもあるが、「八頭馬鹿村」じゃない、「八つ墓村」を知らない子供世代にはうさちゃんと思われるのではないか。だが、オールド世代には八つ墓村のイメージしか浮かばないわけで、これは凄いことだと思う。
山崎努のあの姿は、原作通りなのか、それとも原作の元ネタとなった事件でもあの恰好だったのか分からないが、実に鬼気迫るもので、まあ、頭の鉢巻きに懐中電灯を鬼の角のように二つ挿すというのが、常人では思いつかないことだ。なお、病弱で徴兵されなかった非モテ青年が戦時中の男不足で女にモテて、その女に振られて逆上した事件だと私は理解しているが、そういう男には、「持てないってのは、何て気が休まるんだろう」という吾妻ひでおの作中人物の言葉を贈っておく。
なお、ブログタイトルに使ったのは与謝野鉄幹の詩による「人を恋うる歌」の一節、「六分の侠気 四分の熱」の洒落で、狂気の病人の事件という含みである。

さんがリツイート

今月のののちゃんカット、八つ墓村ではなく、リレーのバトンの予備です。無理ありすぎ。







(夢人追記)さきほど見つけたので貼っておく。実に素晴らしいビジュアルであり、夢魔の世界である。実は私は「八つ墓村」は未見だが、このシーンだけでも腹いっぱいだ。










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