JR東日本が来春、制服刷新へ スカート廃止、男女で同色

写真拡大




JR東日本が発表した新たな制服=8日、東京都内


 JR東日本は8日、駅員や運転士、車掌の制服を2020年5月に刷新すると発表した。新たな制服は、男女とも同じ色や素材を使うのが特徴。上着はダークネイビーを基調として、襟にグレーのラインが入る。従来女性限定で制服として用意されていたスカートやリボン型のネクタイは廃止する。


 深沢祐二社長は記者会見で「東京五輪・パラリンピックを機に一新する。男女の性差をなくすことを意識して決めた」と説明。スカートについては、社員へのアンケートでも、はかないとの声が多かったという。


 同社によると、刷新の対象は約3万人。新幹線を含め、駅員と列車に乗る車掌、運転士で共通とする。