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人生を独力で生きること

「はてな匿名ダイアリー」記事で、ほぼ事実だと思う。まあ、こういうのが女性の水商売人生の実相なのではないか。水商売人生の平均値ではないだろうが、心理面はかなり平均値だと思う。
なぜ、このダイアリーを転載したかという動機は私自身はっきりしていないが、ある種の有益性があると思ったからだろう。つまり、「ありがちな人生」であり、その描写が、下手な小説の何倍もリアルだ、ということだ。或る意味、「教訓的」とも言える。
自分の人生で「何を売って」「何を売らないか」という判断は難しいのである。生きるためには、売れるものは何でも売る、というのが「追い詰められた人間」だ。

(以下引用)赤字は夢人による強調。

若い売れっ子キャバ嬢だった独身おばさんだけど

18歳から22歳ごろまで水商売にドップリの生活をしていて、某繁華街でいわゆる有名嬢だった。


令和のキャバ嬢ホストは億を売り上げる人もいて、数千万くらいは特別凄いことでも無さそうだから、今なら通用しないと思うけど。


30を過ぎた今は雑貨屋店長をしていて、親戚の家に月5万入れて居候をしている。ほぼ子供部屋おばさんと言って良いと思う。


店長と言っても、手取り残業が少ないと20万を切ることもザラにあるので今でもたまに場末キャバで時給泥棒をしてる。


なんとなくバンドとか舞台とか推し活もしてて、それにお金を使うことが多い。


何が言いたいのかよくわからない話になりそうだけど


自分人生、ずっと緩やかに絶望的な状況が続いているように思う


18歳。キャバ嬢になった時私は処女だった。


キスもまだ、むしろ気持ち悪いと思ってたし初恋自体がなかった。


家が貧乏学歴もなく、実家も出なきゃだったから稼ぐしかなかった


若さもあってか、美人でもないのにすぐに指名客は何人か掴むことができた。


面白いと思った芸人フリートークとかを参考にしてちょっと突っ込んでみたり、


バカな女ぽくしたり


売れてるキャバ嬢の服や化粧を真似てみたりしたら


簡単売れっ子になれた。


その間に酔いすぎたタイミング処女を飲みに来たそこらへんの仕事帰りのホスト喪失した。


それまで自分ノンセクシャルとかなのかと思ってたけど、意外とやれるもんだとわかってからはそこまで鉄の貞操ではなくなったし、何人かの男と付き合ってみたりもした。


風俗スカウトマンやらバーテンダー、同業の男が付き合ってみたら夜の仕事に反対的なのは意外だったしつまらなかった。


不動産系のプルゴリみたいな営業マンは、稼いでるみたいだからと思って付き合ったのにいざ付き合うとクリスマスホワイトデーのお返しもなにも無くてつまらなかった。


だったらキャバの客に寿司の出前でも取らせて、客に3代目を歌わせて、ランニングマンやってるのを大して笑えもしないのに爆笑してあげて、ノリでテキーラ頼んで、口直しにシャンパンも飲みたいって言って、ただそれだけで同世代会社員の何倍も稼げたあの頃の方がまだ暇つぶしにはなった。







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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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