先に、某ツィートを転載。
(以下引用)冒頭の「これ」は写真(省略)の服を指すようだ。
これのキャメルをパーチェス。ユニクロ、今年はダウンを宣伝してませんよね。珍しいというか何年ぶりというか。で、サイズがなくなるんじゃないかと早めに。去年より値段を上げている感じ(ほとんどすべての秋冬商品で)。ただ、来年はもっと上がりそうなので衝動買い。
(引用終わり)
追記:下の部分の赤字はうっかり「子音」と書いて公開したのを「母音」に訂正。
まず、「キャメル」は煙草のそれではないと思うので、「ラクダ色」のことかと思う。まさか、駱駝を購入したわけではあるまい。
次の「パーチェス」が分からないが、後で「衝動買い」とあるから、「purchase」のことだろう。よく「パーチェイス」と発音されるが、正しくは「パーチャス」という発音のようだ。「購入」と書けばわずか2文字だのに、なぜ5文字も使ってカタカナ英語にしたのか。
私は、自分が英語が苦手なためか、こういうカタカナ英語を使う文章が大嫌いなのである。英語ならまだしも、何語かも分からない場合は辞書の引きようもない。大学の先生などが書く文章にはその種の片仮名語がよく出てきて、調べるのに困らされたものである。たとえば「メルクマール」など、それがドイツ語だと分からず、長い間困ったし、文脈からの判断も難しかったのだが、或る時、それが「印」「目印」の意味(「一里塚」的な使い方をする)だと知って、何だ、英語の「マーク」か、と思ったものだ。そういうカタカナ語を使う意味が私にはまったく分からない。「ハイブリッド」も長い間意味が不明の言葉だった。それが「雑種」とか「混合・複合」の意味だと知って呆れたものである。なら、日本語で書け、という気持ちだ。
日本語では表せない言葉なら、森鴎外や芥川龍之介のように原語そのものを書けばいいのである。それなら辞書で調べることもできる。(龍之介の場合は鴎外の真似で、どちらも気取りが入ってはいると思う。)
ちなみに、英語のカタカナ語は本来の発音と違うことが多いらしく、英語国民が日本に来て理解に一番困るのが、そういう「日本語化した英語」らしい。
手元の参考書からその例を幾つか挙げてみる。カタカナ表記自体に無理がある(たとえば日本語の発音はすべて母音付きなのであるが英語は子音だけの発音がよくある。その片仮名表記は不可能なのである。)のはもちろんだが、「日本語化」したカタカナ英語は、惨憺たる様なのである。
・average⇒「アベレージ」⇒正しくは「アバリッジ」
・benefit⇒「ベネフィット」⇒正しくは「ベナフィットゥ」(末尾の「トゥ」は母音抜きのt)
・security⇒「セキュリティ」⇒正しくは「シキューリティ」または「シキュアラティ」
・ability⇒「アビリティ」⇒正しくは「アビラティ」
・effect⇒「エフェクト」⇒正しくは「イフェクトゥ」(末尾の「トゥ」は母音抜きのt)
・economy⇒「エコノミー」⇒正しくは「イコナミー」または「イカナミー」(本当は末尾は伸ばさない。しかし、片仮名「イコナミ」「イカナミ」だと、日本語にしか聞こえない。「烏賊波」って何だ。イザナギ・イザナミの親戚か。)
こう見ると「e」を(機械的に)「エ」と発音する誤りが多いようだ。eは「イ」の発音も「ア」の発音もある。もちろん「エ」の発音もある。aにしろiにしろ、uにしろoにしろ、とにかく、英語の子音は、どう発音するのか、見ては分からないものなのである。Loveなど、聞きなれているから「ラヴ」と読むが、これが文章の中で初見の単語だと「ロベ」と読みかねないwww
(以下引用)冒頭の「これ」は写真(省略)の服を指すようだ。
これのキャメルをパーチェス。ユニクロ、今年はダウンを宣伝してませんよね。珍しいというか何年ぶりというか。で、サイズがなくなるんじゃないかと早めに。去年より値段を上げている感じ(ほとんどすべての秋冬商品で)。ただ、来年はもっと上がりそうなので衝動買い。
(引用終わり)
追記:下の部分の赤字はうっかり「子音」と書いて公開したのを「母音」に訂正。
まず、「キャメル」は煙草のそれではないと思うので、「ラクダ色」のことかと思う。まさか、駱駝を購入したわけではあるまい。
次の「パーチェス」が分からないが、後で「衝動買い」とあるから、「purchase」のことだろう。よく「パーチェイス」と発音されるが、正しくは「パーチャス」という発音のようだ。「購入」と書けばわずか2文字だのに、なぜ5文字も使ってカタカナ英語にしたのか。
私は、自分が英語が苦手なためか、こういうカタカナ英語を使う文章が大嫌いなのである。英語ならまだしも、何語かも分からない場合は辞書の引きようもない。大学の先生などが書く文章にはその種の片仮名語がよく出てきて、調べるのに困らされたものである。たとえば「メルクマール」など、それがドイツ語だと分からず、長い間困ったし、文脈からの判断も難しかったのだが、或る時、それが「印」「目印」の意味(「一里塚」的な使い方をする)だと知って、何だ、英語の「マーク」か、と思ったものだ。そういうカタカナ語を使う意味が私にはまったく分からない。「ハイブリッド」も長い間意味が不明の言葉だった。それが「雑種」とか「混合・複合」の意味だと知って呆れたものである。なら、日本語で書け、という気持ちだ。
日本語では表せない言葉なら、森鴎外や芥川龍之介のように原語そのものを書けばいいのである。それなら辞書で調べることもできる。(龍之介の場合は鴎外の真似で、どちらも気取りが入ってはいると思う。)
ちなみに、英語のカタカナ語は本来の発音と違うことが多いらしく、英語国民が日本に来て理解に一番困るのが、そういう「日本語化した英語」らしい。
手元の参考書からその例を幾つか挙げてみる。カタカナ表記自体に無理がある(たとえば日本語の発音はすべて母音付きなのであるが英語は子音だけの発音がよくある。その片仮名表記は不可能なのである。)のはもちろんだが、「日本語化」したカタカナ英語は、惨憺たる様なのである。
・average⇒「アベレージ」⇒正しくは「アバリッジ」
・benefit⇒「ベネフィット」⇒正しくは「ベナフィットゥ」(末尾の「トゥ」は母音抜きのt)
・security⇒「セキュリティ」⇒正しくは「シキューリティ」または「シキュアラティ」
・ability⇒「アビリティ」⇒正しくは「アビラティ」
・effect⇒「エフェクト」⇒正しくは「イフェクトゥ」(末尾の「トゥ」は母音抜きのt)
・economy⇒「エコノミー」⇒正しくは「イコナミー」または「イカナミー」(本当は末尾は伸ばさない。しかし、片仮名「イコナミ」「イカナミ」だと、日本語にしか聞こえない。「烏賊波」って何だ。イザナギ・イザナミの親戚か。)
こう見ると「e」を(機械的に)「エ」と発音する誤りが多いようだ。eは「イ」の発音も「ア」の発音もある。もちろん「エ」の発音もある。aにしろiにしろ、uにしろoにしろ、とにかく、英語の子音は、どう発音するのか、見ては分からないものなのである。Loveなど、聞きなれているから「ラヴ」と読むが、これが文章の中で初見の単語だと「ロベ」と読みかねないwww
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