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ハロウィーンの夜の夢

夢の話ほど他人にとってつまらないものは無い、ということは知っているが、備忘のために書いておく。
10月31日、つまり昨日はハロウィーンだったが、実は昨夜の(おそらく寝覚め近くに見た)夢が、そのハロウィーンの夢だったのである。私自身はハロウィーンなどにまったく興味も無く、近くのコンビニにカボチャランタン(?)の飾り物があったので、ハロウィーンが近いのかな、と思っていた程度だ。
で、夢の中では私は高校生くらいの年齢で、同じくらいの年齢の美少女と喫茶店か何かでデートをしていたのだが、その店の中はモンスターやお化けの仮装をした連中がウヨウヨしていて、私はそいつらから、スライムか何かを使ったヘドを頭からかけられたりするわけだが、まあ、ハロウィーンだから仕方がないな、と納得したりする。デート自体は無邪気なもので、どうやら遠出してこの店まで来たらしく、最後は雨の中を帰途につくわけだが、それがなぜか、「デスペレートな妻たち」(どうしても「デスパレート」とは書きたくない。)のリネットとその息子(小学生くらい)も一緒にホームタウンに帰ることになる、というのが意味不明である。
なお、デート相手の「美少女」は同じく「デスペレートな妻たち」のスーザンに顔立ちは少し似ていたが、私はこのドラマの中のスーザンほど最悪な女を知らない。あんな女とデートするなどお断りだ。夢の中の美少女は気立ても良く、ユーモア感覚もあって、こちらがはるかにマシである。ドラマの女優よりずっと若いし。(笑)
夢の内容はともかく、現実のハロウィーン(私は昨日がその当日であるとはさっきネットで調べるまでまったく知らなかった)と夢が一致したのが面白いので、書いたわけである。
デートも楽しかったし、夢の中で楽しく生きられるのだから、現実では仕事と酒と海外ドラマと本だけで十分である。おそらく、その海外ドラマや現実生活の断片から夢という「二次創作」を私は無意識に作ったのだろう。
昔読んだ話だが、王様が夢の中では奴隷の生活をし、奴隷が夢の中では王様の暮らしをする、という話がある。もしそうであれば、どちらが幸福か分かったものではない。

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酔生夢人
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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