メディア企業に限らず、大企業の不祥事や経営悪化の様を見ると、ほとんどの企業がそうなのではないか、という気もするし、あるいはこれはあらゆる組織に共通する現象のような気もする。
そういう点でも私はいずれ「組織悪」というテーマへのまとまった考察をしたいと思っているが、まあ、思っているだけで死ぬまで着手しないかもしれないwww
なお、この記事のタイトルは言い過ぎで、「馬鹿」ではなく、「人格低劣な人間」と言うべきだろう。目先の事に関してははしっこく、小ズルいから、上の人の覚えはめでたいという人間が出世するのかと思う。人格の優れた人物は「汚いこと」ができないから出世競争ではほぼ負けるのかな、というのが当面の結論だ。だが、人格低劣な人間が組織の上に立つと、当然不祥事を起こし、あるいは目先の利益だけに釣られて大失敗をするわけである。
なお、馬鹿(上司へのおべっか使い)を気に入って高い地位に取り立て、その馬鹿が仕事で失敗をした場合、その人間を引き上げた上司の責任になるので、その失敗は決して追及されず、責任も取らないままになる。プロ野球などで、ダメ外人選手を高額でトレード入団させ、その選手がまったく働かなくても、そのトレードの責任を球団フロントの人間が取ったことは一度もない、というのがそのいい例である。あるいは太平洋戦争時の日本の参謀本部などもその好例である。
@tako_ashi

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