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「めぞん一刻」実写版配役を考える

HULUで最近見ているうちの一つが昔のアニメの「めぞん一刻」(先に「メゾン一刻」とうっかり書いてしまったが、訂正する。まあ、私の注意力や記憶力はこんなものだ。)で、それを実写テレビドラマ化するなら、今の俳優ならそれぞれ誰が適役かな、と考えてみた。
まず、主人公の五代勇作(字はすべて適当である。)(追記:正しくは「裕作」のようだ。)は、神木龍之介だろう。これは動かしがたい。誰からも反感を持たれにくい俳優だと思う。そして、情けない役柄が似合いそうだ。浪人生から大学生という役も合っている。
五代の恋のライバル、三鷹は阿部寛。原作より年齢が少し高めになるが、いい男で、これも時々情けない奴という役柄が似合いそうだ。
一刻館の住人で難しいのが四谷だが、これは堺雅人しか役者はいないのではないか。お笑い界から、オードリーの春日あたりを持ってくることも考えたが、そう悪くない顔で大変人と言えば、堺雅人の役だろう。
アケミさんも難しい。一刻館内ではほとんどがネグリジェと下着姿でうろうろする、お色気キャラだが、性格は一筋縄ではいかない深みもある。まあ、お色気優先で檀蜜あたりか。もっとも、テレビでどこまでアケミのセミヌードが可能かどうか。
一之瀬さんは、年中酔っ払って騒いでばかりいるキャラで、詮索好きでトラブルメーカーでもある。あまり売れていない中年女性俳優を抜擢してもいいか。逆に、こういうところに大御所を使うのも面白い。一刻館の住人の中でも、視聴者の反感を買いやすい役柄だから、(四谷はミステリアスなところや、ナンセンスな行動のかもし出すユーモアで、アケミはお色気で反感が薄められる。一之瀬は、外見は普通の、はた迷惑なオバサンだから、嫌われそうだ。)演じる俳優は覚悟が必要である。この役で好感を得られるなら、優れた俳優だろう。少し昔なら、市原悦子あたりか。今は、誰がいるだろう。
七尾こずえは、まあ、若くてほどほどに可愛ければ誰でもいい。チャッカリ屋、という感じが出せればいいが、それでいて可愛く感じさせねばならないから、もともと一般的な好感度の高い、若手女優がいいだろう。と言っても、そんなの、誰がいるのか。まあ、一般的好感度は別として、足立梨花とかいう若手女優あたり、チャッカリ屋の感じはある。細身でスタイルが良すぎるところがキャラに合わないが、雰囲気は十分だろう。北野きいあたりもいいかもしれない。
さて、一番の難題の「管理人さん」音無響子だ。
これは、ぱっと見はもちろん端正な美人で、実は性格はどことなく抜けていて、正義感が強く、常識人で、センチメンタルで、やきもち焼きで、女性的な虚栄心や打算もあるという、なかなか難しい役だ。昔の実写ドラマ化では斉藤由貴とか石原真理子がやったと思うが、どちらもあまり合わないのではないか。石原真理子はビジュアルは悪くないが、視聴者に好感をもたれるタイプではない気がする。つまり、「抜けた感じ」が足りないのである。それは愛嬌に欠ける、ということだ。
そういう「抜けた感じ」があるのは綾瀬はるか(字はどう書くか知らない)が一番か、と思うが、ほかにいい女優がいるかもしれない。年齢ももう少し若い女優がいい。
昔の吉永小百合とか、島田陽子あたりが適役かな、と思うが、今の俳優なら誰がそういう雰囲気だろうか。
思い切って、正統派美少女(もはや少女でもないが)で、陰気そのものの橋本愛を大改造して、コメディエンヌ(喜劇女優)として使ってみてはどうか。「あまちゃん」でまさに陰性の役を演じて、その呪いのためか、女優としてダークサイドに転落した感のある橋本愛だが、逆に、コメデイに挑戦させるのも面白いだろう。登場時の見かけは陰のある美女だった音無響子と、ビジュアル的には合わないこともない。ついでに同じく「あまちゃん」の能年玲奈もその後鳴かず飛ばずだから、彼女を七尾こずえ役にするのも面白い。
とまあ、妄想してみたわけである。





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