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鈴木宗男の「凱旋」

「山科恭介のブログ」(夢想ローカン)から転載。
私がテレビを見るのは朝飯と晩飯を食う時だけだから、その時にたまたまニュースで流れていた報道しかテレビ情報は知らない。それ以外のドラマだのヴァラエティショーだのはまず見ない。ああいうのを見ていると頭が汚れる、と思っている。
もっとも、ドラマは実は映画よりはずっとましで、たまに「女王の教室」や「結婚しない男」のような秀逸な作品があったのをずっと後になって知ったこともある。映画界に行くべき優秀な人材がテレビドラマに流れたせいで、邦画界は無残な状況にあるのだが、まあ、オリンパスと同じことで、テレビ界も邦画界も、トップや上層部は馬鹿で無能な人間だらけだから、これから滅亡していくことは避けがたい。
これは芸術と商売がミックスする現場で必ず起こることで、芸術の現場が創作活動には無知な商売人やビジネスマン(つまり会社上層部)の手で滅茶苦茶にされていくのである。
で、以上書いたのは、下の記事にはまったく関係ない。(笑)
ただの、テレビへの嫌悪感の表明である。

下の山科恭介氏の文章は鈴木宗男釈放の報道(映像)についての感想だが、私の感想もまったく同じである。
一つ付け加えれば、その歓迎会の場(というより「凱旋式典」のようだった)に福島瑞穂や辻元清美の姿があったのが印象的だった。特に辻元清美も「秘書給与疑惑」という「国策捜査」で検察に苦汁を飲まされた経験があるから、鈴木宗男への共感と同情は強いだろう。
鈴木宗男がこれからどういう戦いをするか、私も興味津津である。


(以下引用)

寝起きに、鈴木宗男氏が仮出所して、その後の会見などの映像が流れていて、それを多くの国会議員達が笑顔で迎えていた。
恐らく、テレビの向こうの良心をもった多くの人間達も同じような笑顔だったのだろうな。

ふ~むっ、
実に不思議な光景だ・・・・・
犯罪者を笑顔で出迎える多くの国会議員たちと多くの国民。(笑)
これは日本という国家がもう完全に法治国家の体をなしていないという証拠だな。
革命の英雄を迎えるようなこの「絵」は、官僚社会主義国家を象徴する悪夢だが、なにやら嬉しい光景として映るのは、我々の置かれている立場が如何に歪んでいるかを示しているのだろう。
鈴木を迎える小沢の満面の笑みが印象的だった。
とにかく、元気でよかったよ。(笑)

だが、
戦いは、いまから始まるのだ。
鈴木宗男の公民権停止が解かれるのは、5年後の春。
その時彼は確か68歳か69歳になるはずだが、出迎えた小沢と同じ年齢というのが何とも因縁めいていて面白い。
さて、議員バッジを外した鈴木宗男が今後5年間で何をやるのか?
その5年間の鈴木の行動自体が本当の政治であり、本当の政治家の活動だ。
こういうことは、生意気ぶって政治を語る人間達には理解不能だろうな。(笑)

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