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盟友「山本太郎・広瀬隆」

「阿修羅」記事のコメントの一つを転載。
冒頭の「講演」は「山本太郎、子供の夢をぶっ壊す講演を」とか題された動画のことである。この動画タイトル自体に山本太郎を貶める「工作員」的なニュアンスも感じるが、動画が流布されていることは喜ぶべきだろう。私はその動画自体は見ていない(私のパソコンは、動画を再生するとほとんどフリーズするのである。)が、要するに、今の奨学金のほとんどが「返済前提」で、しかも「有利子」であること、奨学金を使って大学を出るということは、最初から借金を背負って社会に出ることだ、という趣旨の講演のようだ。他のコメントの言葉を借りれば、「子供の夢をぶっ壊す」のではなく、「幻想」をぶっ壊し、この資本主義社会の現実を教える、「真に子供の役に立つ」講演だったわけだ。
ところで、下のコメントを載せたのは、山本太郎のブレーンの一人が広瀬隆であるらしい(後援会会長らしい)ことが書かれていたからである。広瀬隆は原発の真実について長年訴え続け、その言葉が真実であったことが「3.11」の福島原発事故で証明された後もなぜかマスコミからはほとんど黙殺状態にあったのだが、彼が山本太郎のブレーンであることは、実に心強い。
山本太郎が政治家になる決心をしたのも、フクシマが原因だったのだから、この結びつきは実に自然なものだったとはいえ、同じ反体制を標榜する者(という言い方はサヨク的だから、「現政権批判者」としてもいい。)でも、少し意見が違えばいがみあい、仲間割れし、最後には内ゲバ状態になるのが日本の反体制運動の常だったから、こうした「同じ志」を持つ者同士が支えあい、共闘していく様子は見ていても爽快だ。
「現代世界」の真の姿に深い理解を持つ広瀬隆が、弁舌と対応力に優れた山本太郎の軍師となることで相乗効果が生まれ、それが前回と今回の見事な参院質疑になったのだろう。
もちろん、広瀬隆以外にも山本太郎のブレーンはいるのだろうし、そうしたブレーンを集めたのも山本太郎の人徳だろう。そして、山本太郎を背後で支えている大きな力が小沢一郎であると言えよう。
そう考えると、組織や集団の力や価値は数によるものではなく、その組織や集団を形成する個人の能力や人格次第だな、と思う。今の自民党には数はいるがその9割はただの「陣笠」であり、「人間」ですらないではないか。




(以下引用)



14. 2015年8月19日 10:15:21 : 6Eqpp3L932

山本太郎議員、よい講演ですね。
街頭での「超早口演説」を聞きながら、「もう少し内容をしぼって、ゆっくり話せばいいのになぁ」と思っていましたが、高校生への講演はゆっくりていねいに話していて、選挙演説のときにくらべて話術がうまくなったなぁと感じました。
山本太郎の魅力は、何と言っても「型にはまらない、国民の声を代弁する正直な語り口」だと思います。広島・長崎の平和祈念式典において、安部首相にたいしては「帰れ!」のヤジが飛び、山本太郎にたいしてのみ拍手が起きた!という事実は、この国の国民もようやくそろそろ真実に気づき始めたことを示しています。

「政治家が誰の(利益)のために政治活動をおこなっているか!?」という問いは、学校教育が触れたがらない、避けて通る永遠のテーマの1つです。しかし、感覚の鋭い高校生世代には、教科書よりもわかりやすい山本太郎の解説でしたね。
20世紀以降の(実は、それ以前も)世界の政治活動は、つねに「だれの利益代表か?」をめぐるどろどろの攻防の中で繰り広げられてきました。広瀬隆の「アメリカの経済支配者たち」「金融戦争」「赤い楯」などの著作がその内実を明らかにしていますが、なかなか広く読まれるほどにはなっていません。
しかし、広瀬氏が山本太郎議員の後援会会長にいるという事実は、たんに「反原発」だけにとどまらず、広くこの国の経済政策と対米外交にも目の届く有能なブレーンがいるということです。
2011年3.11以来、数々のメディアバッシングにあいながら、山本太郎は国民目線を忘れない議員として着実に進化成長してきました。様々な数字を挙げて論をわかりやすく展開する語り口には、なかなかに頭の良さも感じます。他方、「絶滅危惧種の議員先生たち」「高校1年生を2回もやった山本太郎でも理解できる」と茶目っ気たっぷりに辛辣な体制批判を展開する彼の姿勢は、おそらく権力をもつ者どもにはかなりの脅威なのではないでしょうか?
国民の代表であるという信念を貫いて、この国をつくり直す(対米従属から対米自立へ)新しい時代の国会議員として活躍して欲しいと願う。

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