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「戦争法案・TPP・フクシマ」は日本を滅ぼす3点セット

「逝きし世の面影」から記事後半を転載。
私も「戦争法案」以上にTPPは大問題だと思う(それが、回避されそうな情勢であるらしいのは結構だが、まだ油断はできないだろう。)し、フクシマはそれ以上に大問題だと思うのだが、マスコミは「TPPはいいもの」という報道姿勢だし、フクシマは「無いもの」としている。
これによって国民の頭がどう作られるかは言うまでもないだろう。「戦争法案」そのものが巨大なスピンである、というのが宗純氏の意見のようだが、確かにそういう面もあるだろう。
だが、「戦争法案」ができれば「戦争ができる」ようになり、「戦争ができるなら戦争をやる」、というのが予想される成り行きではないか、と考えるなら、戦争法案がTPPやフクシマよりも重要性が低いとは言えないだろう。
ついでに言えば、自国民が死ぬのは許せないが(中国などの)他国民が死ぬのはかまわない、というのが右翼頭脳らしい。こういうのが自称愛国者であり、愛国心というものであるようだ。また彼らがTPPやフクシマについてはまったく発言しないか、無害なものであるかのようにしか言わない、というのも面白いところである。
彼らが愛するのは本当に日本という国なのか。まあ、そういう連中のほとんどが工作員であるのは知ってはいるが、まだまだ右翼言説に騙されている馬鹿も(特に無知な若者の中には)多いかと思うので言ってみただけだ。
なお、「無知」と「馬鹿」は別物である。知識だけは大量にある馬鹿が特に日本には膨大にいることは誰でも知っているだろう。トルストイの『イワンの馬鹿』のイワンが、無知ではあるが賢い人間であるのはその対偶命題である。(か?)



(以下引用)


現在最もマスコミが大問題だとしている日本の自衛隊がアメリカ軍の手伝いをする安倍晋三『平和法案』ですが、(直接関係する自衛隊員とか自衛隊家族にとっては大問題だが)日本の根本が破壊される危険性が濃厚なTPPに比べれば些細な問題である。
そのTPPでも、4年目のフクシマの被害に比べれば些細な問題であると考えられるのですから恐ろしい。
他とは大きく違い、原発事故では一度起きると天文学的な損害額で日本国が逆立ちしても到底払える額ではない。
しかも、日本のフクシマはチェルノブイリとは大きく違い現在進行形で、まだまだ本当の地獄は始まっていないのである。



『政治と密接にリンクしていた福島検討委の発表日付』

『今までの福島第一原発事故後の、小児甲状腺がんの発症状況(一巡目)の推移』

(1)
小児甲状腺がんの一番最初(一人目)は2012年9月11日だった。
3・11福島第一原発事故の発生から、丁度1年半後の2012年9月11日に福島県の18歳未満の子供たち対象の甲状腺検査で『初めての小児甲状腺癌がん』と発表されている。(2011年度以前、長い間福島県では『ゼロ』が続いていた)
(2) 
二回目の発表は 2ヶ月後の11月17日だった。
二人目の小児甲状腺癌の発生で大慌て。大混乱に陥ったのである。
11月の時点では『二人目の小児甲状腺がん』発症の事実を隠して、あたかも『8万人分の検査で最初の一人が見つかった』かのように、挙国一致の大政翼賛会状態で、マスコミ全員が口を揃えて偽装発表している悪質さ。
『一人目の小児甲状腺がん』との福島県当局の大本営発表は真実とは程遠い真っ赤な嘘であり、日本国のマスコミ総がかりの悪質極まる印象操作である。
日本のマスメディアが大混乱に陥っていた隙間を付いて、野田義彦が突如解散を宣言して12月16日総選挙に突入、大敗北を喫する。
(3) 
3回目の発表は前回から3ヵ月後の2月13日だった。
政権交代で成立した安倍晋三は マスコミが北朝鮮の核実験一色で大騒動になっている隙を突いて2月13日に小児甲状腺がん『3人確定』と真っ赤な嘘の発表をする。(事実は『疑い7人』と合わせて10人が発症していたが、新聞号外が出る騒ぎで誰も気が付かない)
(4) 
4回目の発表は前回から4ヶ月弱の6月5日だった。
福島県の県民健康管理調査で、1次検査の結果が確定した約17万4千人の内、18歳以下で甲状腺がんの診断で『確定12人、疑い15人』合計27人が発症と発表した。福島県の18歳以下の子供の数は36万人。
(5) 5回目の発表は前回から2ヵ月後の8月20日だった。
東京電力福島第1原発事故の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、甲状腺がん『確18人、疑い25人』合計人数43人と発表する。
ところが、同じ情報源の筈なのに朝日新聞では総計が18プラス25の『43人』ではなく、一人多い『44人である』と繰り返す。東北地方では有名な妖怪『座敷わらし』が現れたのである。
(6) 
6回目の発表は前回から2ヵ月後の11月13日だった。
毎日新聞は『福島原発事故:甲状腺がんの子、8人増え26人に』と題して、他紙とは大違いで、福島県検討委の言う『確定』の意味が、子供達の甲状腺の全摘出手術であるとの『恐るべき真実』を伝えている。
朝日新聞は子供の数が一人多い『恐怖の座敷わらし』で、『計59人で甲状腺がんやその疑いありと診断された』と他紙よりも一人多い。
(7) 
7回目の発表は前回から3ヵ月後の2014年2月7日だった。
前回の2013年11月12日の福島県検討委発表(確定+疑いの合計が59名)は、曲がりなりにも日本国のマスコミ各社が、誰にも気が付かないように小さく報道した。
ところが2014年2月7日発表の福島県の小児甲状腺がん(確定+疑い)75人になった事実は誰も怖がって報道しない。
アルゼンチンのブエノスアイレスのIOC総会での『アンダー・コントロール』発言は大嘘だったが、原発とは違い『マスコミ』の方は完全に安倍晋三がアンダー・コントロールしていたのである。
(8) 
8回目の発表は前回から3ヵ月後の5月17日だった。
ところが報道しない。大騒ぎしていたのは『鼻血騒動』で30年続いていた『美味しんぼ』の5月17日発売号での掲載中止(実質的な発禁処分)が発表されている。
福島県検討委発表から遅れること2日。それまで報道しなかったが、5月19日『確定50人、合計では90人』と一斉に流しだす。
(9) 
9回目の発表は前回から3ヶ月後の8月24日である。
合計人数が104人と、とうとう三桁に達した福島県の甲状腺検査の発表とは、丸っきり国家ぐるみの詐欺であり、余りにも御粗末な21世紀の大本営発表。
『県内を一巡』とは誇大宣伝かハッタリである。
一巡どころか実は検査したのは全体の8割であり、2割の子供達は丸々甲状腺検査から取り残される杜撰さ。

『放射能は喫煙と同じで直ぐに健康に影響しないが、時間が経てば確実に影響が出てくる』

今回はなんと、原発周辺の13市町村と沿岸部と中部の中通りと会津若松地域とに分けて地図まで添付して、『地域差が無い』ことを印象操作しているのですが丸っきりのヤブヘビである。
フクシマ原発事故から1年目の福島第一原発周辺の双葉町や大熊町飯館村など最も放射能汚染が酷い13市町村と、3年目の一番汚染度が低い会津地方やいわき市などとの発症率が『同じ数値』なら、自動的に放射能被曝の大小で決定的に大きな違いが存在していたことが証明されて仕舞うのである。
生命の設計図であるDNAを傷つける低線量の放射能の被害は『直ぐに影響しない』が、年月が経てば確実に被害が出てくる。



(以後は『福島県検討委の二順目』との発表数値)
(10)
10回目(二順目では初回)の発表は、前回発表から4ヵ月後の12月25日だった。
マスコミが『アベノミクスを問う』とのスローガンの総選挙(2014年12月14日)の検討委員会で前回の甲状腺検査(1巡目)では健康とされた4人が小児甲状腺がんと診断されていた。
(11)
11回目(二順目では2回目)の発表は前回から3ヵ月後の2月12日である。
『県の甲状腺検査で、事故直後から3年目までの1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども1人が、昨年4月から始まった2巡目検査で甲状腺がんと診断が確定したことが11日、関係者への取材で分かった。また、がんの疑いは7人になった。』と発表される。
1順目の検査以降に、新たに福島県では合計8人の子供達が新たに甲状腺がんが発症したのである。
(12)
12回目(二順目では3回目)は5月17日。今回もまた新たに4人が発症している。合計では二順目だけでも12人。一巡目の104人を加えると福島県の小児甲状腺がんの合計人数が、116人にもなる。

(13)
二順目(本格検査)では4回目、前回発表から3ヵ月後の8月31日に検討委発表が行われると8月10日に公表される。
基本的に2012年12月時点で日本国の正当性は失われており、それ以後はゾンビ政権の安倍晋三首相により挙国一致の隠蔽工作の大本営発表で破滅の先送りと続けているだけ。先送りも二年半も延々と続ければ限界に来るが、8月31日発表が最後になる可能性がある。

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