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宗教家と原発問題

「山本宗補の雑記帳」というブログから転載。
さまざまな宗教家が原発問題についてどう発言しているかを調べた結果が幾つか載っているが、その中で私が一番いい発言だと思ったのが、この佐々井氏(まあ、「師」でもいいのだが、彼は別に私の先生でも指導者でもないから、「氏」と呼ぶことにする。もともと私は宗教家の9割まではクズだと思っているので。特に新興宗教は99%がインチキ商売である)この佐々井氏の発言は、あるいは彼がバックグラウンドを持っていないフリーな立場だからできた発言ではないだろうか。ダライ・ラマを初め、大多数の宗教教団指導者は、原発問題には口を濁しているのである。それは、スポンサーを気兼ねしてのことだろう。


(以下引用)


◯追記:インドに渡って仏教興隆に尽くして40数年の佐々井秀嶺師の口上(6月18日)
(佐々井師の被災地での読経写真はこちら)

「このように大規模な被害は想像を絶するもので、ことばでは言い尽くせない。胸がいっぱいになりました。同時に私たちは大自然の脅威に対し、もう何もできなく手を挙げております。

ただ、原子力発電所の問題については、全東日本、あるいは全日本、ないしは全世界に深い影響を与えています。原子力発電は我々のために人工的に良いことをするというために成したことですが、科学的なもので人類の手によって人類を滅亡せしめ、人類の手において日本を破滅に導く現代の科学、そうしたものに対し大きな怒りを覚えました。

お勤めしたように仏陀は平和の使途である。そのためには遠慮ない呵責ない発言をさせていただきました。まず原子力発電所を止めなければならない。地下に眠った多くの人たちに対する本当の回向は、政府が原発を廃止することが真実の回向となると思う。地下に眠る25000人の怨霊は、地下において絶叫している。その声が聞こえないのか、これからの日本を再びわれわれのようにするのかと絶叫している。

いかに坊さんが教典を読経して歩いても、この原子力発電所を廃止できなければ、教典も無力であり、仏法の法道も教学も一切の宗教の教学姿勢も無益である。ましてや「もんじゅ」だとか「ふげん」だとか、菩薩の名前においてそうした原子力発電所などができていることは断じて許し難いものである。文殊菩薩の本当の菩薩道を見つめよ。普賢菩薩の本当の菩薩道を見つめよ」

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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