下の引用記事は自分を「ワイ」などと称しているが、書かれた内容は切実だ。で、下手をしたら、この状況は半永久的に続くかもしれないのである。
もちろん、馬鹿どもがこの書き手の文章の細部の揚げ足を取るだろうが、要は、ここで言われている「日本の現実」を放っとくのか、どうかということだ。この女性だけの話ではなく、これから日本に生まれてくるすべての女性の問題だ。
ただ、私自身が彼女の揚げ足取りをするなら、「何が目的で大学に行ったのか」ということだ。もし、学歴が目的なら、その目的が不毛だったことは自分で書いている通りだ。大学に行く目的を大学入試の時に、どこまで真剣に考えたのだろうか。言うまでもないが、私は何も考えていなかった。おそらくほとんどの大学受験生は同じだろう。
つまり、学歴や大学受験の意味とか大学の意義とかを議論すること、あるいは日本の教育制度全般の見直しが必要なのだが、政治はそれをやらない。カネにならない話だからだ。むしろ学歴社会が続くほうが体制の上位者には都合が良いのだろう。
今の日本で女性が男性より有利なのは若いころの性的魅力だけではないか。だが、それも「搾取される立場」にしか置かれないはずである。で、それは年を取ると失われる。男なら、仕事と性的魅力は関係ない。そして権力者は年寄りでも大きな顔ができる。これが、マスコミの女性が若くない年齢になると政治家に転身する理由だろう。若いころは「色を売り」、容色が衰えると権力にすがりつくわけだ。彼女たちを見ていると「無残」という感じだが、日本社会の犠牲者でもあり、ある意味、気の毒ではある。
2022-08-13
■高学歴女ワイ「女に学歴はいらない」
地方旧帝大理系学部卒 → そのままその地方の大企業に就職したワイ女(20代)気づいた。
つまり、私は昇進できなければ、
「××さんって、××大学出てるのに昇進できてないの?」と、心ないことを言われ続けるのだ。
田舎だしね。
昇進するには?
モリモリ仕事を頑張るのが1番良いと思う。
しかし?
「頭いい女はちょっとね〜」
など言われる。田舎だしね(2回目)。
「子供作らないの?なんで?」
めんどくせー。
といった感じでまあ面倒なことが予想される。
②の場合は、結婚相手が子供を望む場合、離婚理由にもなりかねない。
と思うかもしれないが、
子供作った時点で女が仕事に頑張れる環境なんてどこにもないのだ。
育休産休とっても昇進できます、というのは幻想です。そんな都合のいい会社ないよ。
時短勤務とかやってたら昇進できません。
とまあ、どのルート通っても高学歴女は不幸になるしかありません。
世の中のいわゆる「普通」にならないと、
今はただ、大学なんて行かなければよかったと思っている。
(ここでは親に学費出してもらっておいて何言ってるの?というのはナシにしてください)