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伝家の宝刀は抜かれるか

「逝きし世の面影」から一部転載。
まさにその通り、

天皇の口から漏れた何気ない『一言』の方が何万倍も政治的な影響力が大きい

これこそが私の言う、「権威」の力なのである。
そして、その「権威」は、「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」ところの「権力」に対する絶妙の抑止力になりうるものだ。そして、世界には(イスラム教の一部の国を除いて)「権威」がこれほどの力を持っている国は無いし、しかもそれが「抜かれない伝家の宝刀」として静かに存在している国はまったく無い。
権力の犬たちが大騒ぎして山本議員バッシングに動いているのも、その鞘の中の刀が自分たちに向けて抜かれることを恐れているからではないか。



(以下引用)



『山本太郎参議院議員の直訴の政治的影響力』

今回の直訴では共産党の志位委員長は、『国会議員が、憲法上の存在である天皇に対して、政治的対応を求める行動をとるというのは、「天皇は、国政に関する権能を有しない」としている憲法を知らない者の行動だと思います』と言う。この大馬鹿者が。
政治家の発言であるとは到底思えない。
志位委員長は自分の演説や共産党の長々として宣言文よりも、天皇の口から漏れた何気ない『一言』の方が何万倍も政治的な影響力が大きいことを知らないだろうか。
情けないが、政治の現実を知らない愚か者の発言である。
政治のイロハを知らない一憲法学者の発言なら納得するが、『政治家』それも共産党のトップの発言であると思うと、あまりの無知(政治オンチ)には戦慄さえ覚える。
そもそも共産党機関紙赤旗が、昔のようにタブーに挑戦していれば山本太郎の直訴文も生まれていない。
『原因』(赤旗を含む挙国一致の隠蔽工作)を無視して、『結果』(天皇への直訴に因るマスコミの悪事の暴露)を逆さまに描くなど、許される限度を超えている。
小児甲状腺がんの爆発的発症などの放射能汚染を産経読売など右翼マスコミと同調して、共産党や赤旗までが一般市民に対して隠蔽の大本営発表を行うから、やむにやまれぬ成り行きで山本議員の直訴が行われたのである。
山本太郎議員を除く他の721人の全国会議員は政治家として怠慢が過ぎる。恥を知れ。







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