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私の「ゴルフ考」

休日の、暇にまかせて書いた「ゴルフ考」である。ゴルフに興味の無い人は、今日の酔生夢人ブログはお休み、と考えればいい。もともと、毎日書くつもりのブログではなかったのだ。
なお、私自身のゴルフ体験は、コースに出たのが10数回程度、練習場に行ったのも同じくらいで、スコアは惨憺たるものであり、私のゴルフ理論はまったくの「机上の空論」である。




私は肉体労働者だが、運動能力はちょっとした身体障害者並みで、年齢的に、身体に無理をさせると故障を起こしがちなので、スポーツとはまったく縁が無い。しかし、スポーツを見たり、スポーツ関連の本を読んだりするのは好きである。政木和三のゴルフ教習書など、面白く読んだ。しかし、その「真理のゴルフ」は、写真や図版と文章内容の関連が今一つ分かりにくいところが欠点である。特に、クラブのスイング軌道とクラブフェースの関連が、私にはあまり理解できなかった。クラブフェースを開いたり閉じたりせず、常にスイング軌道に直角に保つ、というようなことが文章では書いてあるのだが、写真ではそれがよく分からないのである。
「真理のゴルフ」の理論を私の解釈でいい加減にまとめると、

1) 体重は、最初からインパクトまでほとんど左足にかける。(これは通常のゴルフ理論における「バックスイングは右足体重で、インパクト後は左足に体重移動をする」、という説とは正反対。)インパクト後は、ランを稼ぎたいティーアップした球の場合は球を打ち上げる感じで右足に体重が移るが、正確な距離の欲しいアイアンショットや、ボールが逆回転して止まる球が欲しい場合は、左足体重のまま。(ただし、使い分けが面倒なら、下記引用記事のように、すべて左足体重でもいいかと思う。そもそも、左足から右足に体重が移るショットは、あまり格好のいい姿ではない。いわゆる「明治の大砲」か。もっとも、すべて左足体重というのも、あまり格好良くはないと思う。)
2) 構えの姿勢はあまり前傾せず、直立より少し前にかがむ程度。
3) グリップは、左手は親指と人差し指だけ、右手は中指と薬指だけで持ち、その4本の指でほぼ「一点支持」になるようにする。当然、強い握りや締め付けは不可能だろう。要するに、クラブは振り子の支点として、「一点支持」であるわけだ。
4) つまり、クラブを腕力では振らない、ということ。軽いスイングで後ろに持ち上げ、振り子のように戻す。ティーアップしたボールは、そのスイングの最下点を少し過ぎた所で捉え、地面(芝)の上のボールはスイングの最下点(アイアンはわずかに地面に打ち込む感じもあるか)で捉えるようにする。
5) インパクトの瞬間、両脇(両腕)を締め、クラブヘッドを「走らせる」。あるいはグリップ支点(指で掴んだところ)を停止させるイメージ、あるいは、あるプロ(青木功だったか)が言うように、「閉じた扇子をパッと開く」感じか。つまり、腕によるスイングは頑健な人より遅いが、クラブのヘッドスピードは速い、という感じになるだろうか。別の言い方をすれば、「鞭を振る」イメージかと思う。(このあたりは、ほとんど私の想像だ。)
6) クラブフェースはこの間、常にスイング軌道に直角。つまり、手首の返し(外転・内転)は無い。「真理のゴルフ」では、最後までスイング軌道にクラブフェースは直角、と言っている。つまり、インパクト後も手首は返さない、ということだろうが、それが可能かどうか、私には分らない。そうすると、大昔の「パーマー・フィニッシュ」のような感じになるような気もする。あの力感溢れるスイングと、「老人、女性、障害者、非力な人」向け、と私が見ている「真理のゴルフ」がフィニッシュだけは同じであれば、それはそれで面白い。もっとも、「パーマー・フィニッシュ」がどういうものか、私は昔、写真で数回見ただけだから、これもいい加減な感想である。

以上は、かなり私の想像で補完した内容であり、元の「真理のゴルフ」からかけ離れた内容になっている可能性もあるので、真面目に読まなくていい。
もう少し補足すれば、政木氏は、ゴルフは「自分の足元1メートル四方だけ」のゲームだ、とも言っている。
飛ばそうとか、曲げないようにしようと思うあまり、スイングやインパクトの瞬間がおろそかになり、ヘッドアップなどをしたりクラブフェースが不正確に当たったりするのが、ゴルフの基本的な病状・病因であり、そもそもそれは広いゴルフコースや前方の様々なハザード、谷間などに幻惑されているのである。勝負は、ただインパクトの一瞬であり、その一瞬にきちんとクラブフェースが予定された飛行線と直角に、ボールに当たるかどうかだけでボールの方向も、そしておそらくはだいたいの飛距離も決まるのである。
などと分かったようなことを書いているが、私はほとんどゴルフをやらない人間だ。ただ、頭の中で考えるかぎりは、多分こういうことだろう、と思うだけである。
毎度言うが、私は考えることが趣味なので、こういうような「謎解き」自体が楽しいのである。しかも、世間には無数のヘボゴルファーが、「ヘボゴルファーのための究極のゴルフ理論」を探しているだろうと推測できるので、「真理のゴルフ」を足掛かりに、少し私も考えてみたわけだ。
なお、下の記事は、「左足体重」の効果についての実体験談である。ヘボゴルファーは、「政木メソッド」に限らず、いろいろと試してみると良いのではないか。
たとえば、「左手一本でスイングする」という方法もあり、サム・スニードによれば、たいていの素人は、その方が、いい打球が打てる、という。同じサム・スニードの本には「(素人は)ドライバーは、バッグから引き抜き、家に置いてゴルフ場に向かえ」とも書いてある。(笑)中部銀次郎もそれに近いことを書いており、下手なゴルファーは、ハーフセットのほうがスコアメイクには良いはずだ、とも言っている。これからゴルフを始める人は、心に留めておくと良いのではないか。フルセットを持つのは100を切るスコアが普通になってからでいいかと思う。(中部銀次郎によれば、アマチュアゴルファーの大半は、クラブの飛距離などほとんど一定していないのだから、たとえば6番と8番の間に7番アイアンがあっても、ほとんど意味はない、ということらしい。)



(以下引用)





2010年02月23日00:01

カテゴリ
ピヤポン・ゴルフ理論



嫌いと書きながらまたもやゴルフの話題ですが、3月1日にゴルフコンペを

開催する立場なので、知識と情報を身に着ける必要はあります。

こんな広告を見ました。



おいおい、俺の悩みはそれ以前に球が当たらないのだよ!

でも、ピヤポン・ゴルフ理論が世界に通用することがわかりました。

実は私は左足一本打法なのです。

測ってはいませんがアドレスでは左足に体重の70%ぐらいをかけます。

そして打つ瞬間には右足が浮いてしまいます。

この広告とまったく同じことではないのですが、体重を移動させないから軸が

ぶれにくく、力が分散されずに伝わるため飛距離が伸びるというピヤポン

理論が実証されたようです。

だから右半身の感覚がかなり麻痺しており、薬の副作用でいつもシビレがあり

多少右足を引きずって歩いている私でも、200ヤードのショートホールを

アイアンでワンオンし、10メートルのバーディーパットははずすものの、残り

20センチのOKパーがだせるのである。

ただ残念なのはゴルフに熱心でないため、練習にも行かず筋力トレーニング

もしないし、脳にエロ障害があり体力がついていかないため、思い通りの

正確なショットが出来ないのである。

この打法はもう10年以上前のゴルフコンペにて見つかったもので、その

日は調子が最悪でやる気を失くしていた時に、第一打のドライバーショットを

チョロってティーグランドを降りる時に右足を捻挫するという、まさに

"泣きっ面に蜂" 状態になってしまった。

歩くのはもちろん右足に体重をかけられないほど痛くて、あと4ホールを棄権

するか悩んだが、とりあえずそのホールだけはなんとかホールアウトする

ことにした。

刻んでいくしかないと、残り300ヤード以上はあると思っている中、8番

アイアンを持った。

左足に体重のほとんどを乗せ右足は支えている程度で、打つ瞬間は右足を

浮かせた。

何それ?

真っ直ぐ天に向ってギューンと伸びていく、生涯一というぐらいの完璧と思える

ファインショット。

その後もナイスショットは続き、キャディーからは捻挫した方がいいですね

と嫌味を言われるしまい。

だからこれをマスターしていけば80台はいけそうだと思っています。

でも、金と時間と気を使うゴルフには懲りませんよ。

アフターゴルフではなく、エロ一直線にイーグルパットです。



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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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