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上野千鶴子の「平等に貧しくなろう」論

日本の人口増は不可能という意見には8割くらい同感だが、経済力の向上で若い人の所得が増えれば結婚もする人も増えるし人口も増える可能性はあるのではないか。つまり、「みんな平等に貧しくなろう」というのはかなり短絡的な考えだと思う。人口減だから経済的に低落するしかない、というのは順序が逆で、経済的に低落し、若い人の所得が減っているから結婚ができず子供が増えないのである。
移民を入れるのは日本人の国民性として困難というのは同感である。しかも、移民歓迎論者の本音は、安価な労働者に単純労働をさせようという、体(てい)のいい「奴隷輸入政策」であるから、移民が来るはずもないし、来るとしたら日本人のお気楽さを狙った犯罪集団だけだろう。既にその種の外国人は増加しているようだ。
日本の目指す政治は「社会民主主義」だという意見には同感だが、そういう政党は「れいわ」と「社民党」くらいしかなさそうだ。どちらも政党と呼べるだけの人数が無い。共産党はマルクス主義を捨て、共産党という名前を改名するしか上がり目は無いだろうし、それをしてもこれまでの支持者が離れるだけで新しい支持者が増える可能性は低そうだ。
「日本の希望はNPOにある」というのはまったく不同意。たいていのNPOは紐付きであり、利権集団だと私は思っている。それがどうして政治をまともにすることがあるだろうか。やはり議会民主主義を取っている以上、議会を正常にしていくのが王道だろう。
なお、私は上野千鶴子の人格が大嫌いであり、そのこれまでの行動も嫌悪の対象だが、ここで彼女が言っていることはこれからの政治の重要ポイントだと思うから考察対象にしただけである。飯山陽という女が上野を「言っていることとしていることが正反対だ」と批判しているが、言論者の使命は社会に有益な発言をし、社会を良い方向に変えることであり、当人の発言と当人の生活は必ずしも一致していなくてもかまわないと私は思っている。単に、当人が他人から信頼されなくなるだけのことだ。ルソーなど、人間の屑のようなこともしているらしいが、その思想(言論)は世界を変えた。言論者というのはそれでいいのである。ただ、上野という人物はその言論でこれまでは日本社会を悪化させた面が大きいと私は感じている。女権拡張より、男女対立を深めたのではないか。そして、戦闘的フェミニストの活動によって女性の権利は少しも向上していないと思える。

(以下引用)



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