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アセンションは起こった?

今日は引用は無し、である。
「アセンション」という言葉がだいぶ前からネットの世界で使われていたが、要するに、「昇天」のことである。これが「世界の終末」の意味だ、今年の12月22日に世界は終わるのだ、とか、いや、「次元上昇」の意味だ、人類の一部、あるいは全部に精神的な次元上昇が起こり、新しい世界が始まるのだ、とかいろいろ言われている。
で、私が今朝短い睡眠から目覚める寸前に、頭の中で「リン」と何かが鳴る音が聞こえ、その瞬間に「あ、全人類に今、次元上昇は起こったのだ」と考えたのだが、それと同時に、次元上昇は、実にさりげないもので、ほとんど誰も気づかないものなのだ、と考えたのである。
もちろん、これは半覚醒の状態での思考であり、妄想なのだが、私の考えた次元上昇とは次のようなものだ。

これは、眠りに就く前に読んでいたJ・M・バリー(もちろん有名な『ピーター・パン』の作者だ)の『小さな白い鳥』の中に出てきた言葉だが、


「神秘的な魅力に満ち溢れた若いお嬢さん方に申し上げる。皆さんが52歳におなりの頃、私たちは皆さんを本当に知ることになるのだ。そのとき初めて、皆さんの本当の姿が現われるのだ。口元が落ちくぼんでいれば、それは皆さん自身の責任なのですぞ。心の卑しさは、若い間は隠されていても、年齢と共に顔に出てくる。しかし、美しい考え、優しい身のこなし、そして、たとえ忘れられていようとも、人に尽くした思いやりの数々は、決して皆さんの身を離れず、やがて人生の黄昏どきになって、月見草のように花開くのだ。」


私の考える次元上昇は、この、目に見えない「美しい考え」や「人に尽くした思いやり」のようなものだ。

(追記:これは、実は最初に引用しようと考えていた部分ではない。その部分が探しても見つからないのでSECOND BESTな部分としてこちらを使ったのだが、先ほど引用予定部分を見つけたので転載しておく。それにしても、最初に「今日は引用は無しだ」と書いたくせに、引用が多い。下のものがその予定どおりの引用だ。

「今夜からでも、人の世の生き方に新しいルールを一つ加えてはどうだろう、『いつも、必要と思われるよりほんの少し余計に、人に優しくすること』というルールを。」)

私の言う次元上昇とは、地球上の全員が、「ほんの少し優しくなること」「ほんの少し賢明になること」「ほんの少し自分の欲望を抑えること」である。
何かをしようと思った時、一瞬のためらいを持ち、考えること、それが私の言う次元上昇だ。

何かに対して怒る。だが、はたして自分は怒るべきなのだろうか。誰かにとげとげしい言葉を投げつける。だが、はたして本当にそれを我慢できないのだろうか。水道水を流しながら顔を洗う。だが、はたしてその流されている水の量は必要なのだろうか。
会社の利益を出すために、従業員の給与を削減する。だが、はたしてその利益は従業員の不幸と引き合うだろうか。
すべての人が、そうした一瞬のためらいを持つこと。これが私の言う次元上昇である。
このためらいと自己抑制が全地球的に起こったならば、あるいは全世界は新しい段階に入ったと言えるのではないだろうか。

私は、資本主義という欲望拡大社会はもはや破裂寸前だと見ている。
競争社会も同様だ。他人を蹴落とすことでしか幸福は実現できない社会など、地獄である。
すべてを0か1かの二者択一にするデジタル的社会も人間を不幸にするだけだ。
人類は、もっと豊かで、もっと幸福な社会を作ることができる。
それは、全員が、ほんのわずかでもいいから、自分の欲望を制限し、他人の幸福に寄与することで実現できるだろう。


あなたが、(いや、我々が)自分にとって不要なものを溜め込むことで、あなた自身が(我々は)実はどんどん醜くなっていくのである。食欲を抑えきれない人間が贅肉を溜めていくように。

我々は、自分が理性で考えていると思っている。だが、よく考えると、実はその考えはたいていの場合、脊髄反射に近いものなのである。つまり、動物的反応なのだ。その脊髄反射的思考を、本当に大脳による思考に近づけることが、私の言う次元上昇である。それを私は「一瞬のためらい」と表現したわけだ。と言っても、熟考ばかりしろというわけではない。碁や将棋で言う「手拍子の手を打つな」ということを実生活の中で実行するというだけである。

「自分がすべてに優先する」という自己愛を少し捨てること、それだけで地上の天国は実現できるだろう。



なお、私はベッドの中でこの思考の大筋を把握すると同時にライトを点けて時刻を確認したら2時50分であった。だいぶ前から、2時45分に目覚めることが多かったのだが、日本時間12月23日の2時45分に、全世界にそのような思想が同時に生まれていたら、面白いことである。







(追記)「たんぽぽ日記」にもう一つ別のパターンのアセンションの記事があったので、転載しておく。こちらのアセンションも可能性はあるが、どちらでもお好みの方をお選びください。

追記の追記だが、今日は天皇誕生日であった。今上天皇は右翼たちの思惑とはまったくかけ離れた素晴らしい民主主義者、平和主義者であると私は考えている。そして、国民への慈愛の気持ちをお持ちであると、思う。そういう天皇を我々が国民統合の象徴として持っていることは、幸せである。私は自分や自分の家族の誕生日さえロクに覚えていない人間だが、今日はまさしく祝うにふさわしい日である。





(以下引用)




「臨時ニュースです。本日午前9時11分ごろ、わが海上防衛軍尖閣諸島守備隊は、わが国の領海を侵犯した中国海軍の駆逐艦を攻撃し、撃沈いたしましたー


我が国は中国と戦争状態に入りました。
まもなく内閣総理大臣から重大発表がございます。
全国民はテレビまたはラジオ前でお待ちください。
繰り返します。
我が国は中国と戦争状態に入りました。
まもなく内閣総理大臣から重大発表がございます。
全国民はテレビまたはラジオ前でお待ちください。

たんぽぽ「未来予言ニュース」





「国民の皆さん、本日は極めて重大な発表を行わなければなりません。
本日、日本時間午前9時10分ごろ、
中国海軍所属と思われる軍艦が我が日本領海内を侵犯いたしました。

これまで日本国憲法9条に書かれていた『国家間の紛争は武力では解決しないという』条項により、我が国はたびたび中国軍による領海侵犯を許し、悔しい思いをしてまいりました。

ですが、先日施行された新憲法の真の精神は、
『国家間の紛争解決は武力による』と言うものです。

そのため、わが内閣は戦争に必要な軍備の拡充、増強に努め、
国内の兵器生産をフル回転させてきました。

わが日本国が中国に戦争で負けるはずがないことは、
明治維新以来の数度にわたる我が国の侵略戦争において証明されているところであります。



話し合っても解決しないものは、断固暴力で解決すべきではありませんか!
世界の歴史は、強いものが最後に勝つというこの世の現実を証明しています。

イギリス、アメリカの両国が、長い近代史の中で覇権を築きあげることができたのも、
ひとえに、両国の強大な軍事力によるものであります。

我が国は、明治維新の精神に立ち戻り、
再びこのアジアで軍事力による覇権を築かなければなりません。
そのためには全国民の皆さんの協力が必要です。


戦争にはお金がかかります。
中国よりたくさんの兵器を作り、ミサイルや銃弾もすべての中国人を倒せるだけつくらなければなりません。
戦地に赴く兵隊さんの食事や軍服も必要です。


ですがご心配には及びません。
国民の皆さんにはその戦争を支えるだけの貯蓄があります。
世界有数の財産があるのです。


ただ、国家予算の半分は戦争に回す必要がありますから、
年金は停止し、最低限必要な物資の配給制にします。


健康保険も停止せざる負えません。
お金のない人は病院にはかからずに、自力で直すよう努力してください。
特に70歳以上の高齢者は、癌などの治療はもう必要ないでしょう。

警察は今まで犯罪を中心に取り締まってきましたが、戦争が始まった以上、
これからは犯罪者より戦争に反対する時代遅れの人間を逮捕する側に回ります。
そうしなければ戦争がやりずらいからです。

国民の皆さんも協力してください。
政府に反抗して平和を叫ぶ国賊がいたならすぐに国家警察に通報してください。
そのような非国民は強制労働と精神教育によって矯正いたします。

エッ!それでも直らない場合ですって?
その場合は最前線に送致するか、
適宜処理いたしてまいります。
いつまでもただ飯を喰わせるほどの余裕はありません。


大量破壊兵器の発達により、
この戦争は比較的短い期間で終了するものと見込まれますが、
仮に長引けば、
国民の皆さんの貯蓄、財産を提供していただく必要がございます。


戦争はお金です。金がなければ戦争はできません。
戦時こそ、国家がばらまいた金を国民から回収すべきときです。


私たちは、国民の皆さんの生命を守るために戦っています。
皆さんも自分の命を守りたければ国に喜んで財産を供出してください。


えっ!何々!あ、そう、皆さん、いま中国軍から反撃があったようです。
私は戦況を確認するために危機管理センターに戻らなければなりません。
最後にもう少しつけ加えておきます。


町内に住む人々の監視を行ってください。
戦争に非協力的な人間、戦争に反対し平和を叫ぶ人間を政府は厳しく取り締まってまいります。
平和を叫ぶ人間は愛国心のない国賊です!
通報者には逮捕者の分から割り増しして配給することも検討しています。
ぜひこの優遇制度を活用してください。
この戦争に勝てるかどうか、すべては国民の皆さんの協力によるのです。


そして、ご家族の中で戦闘に耐えられる人はすべて軍人登録してください。


前線で戦死した軍人の補給はスムーズに行わなければなりません。
特に若い世代は、男性女性に関わらず登録してください。
アメリカ軍もそうですが、最近の戦場では男女問わず戦うことが一種のブームになっています。


オリンピックを見てもお分かり頂けることでしょう。
女子のレスリングが注目されたり、
また、義務教育の世界でも女子に柔道や技術という男子と同じ教育を受けさせてきたのは、
実はこの日のためだったのです。


女子も戦場でいろいろと役に立つことが多いことが知られてきました。
かの偉大なる哲学者であるプラトンも言っています。


優秀な男女は子供の頃に親から引き離し、
裸で体育・哲学教育を施し、
またこれらの優秀な人間をたびたび交わらせなければならないーと、

逆に能力が劣等で醜悪な人間は育てる必要もない、
交わらせてはならないーと教えています。

私たち世界の支配層は、ギリシャ・ローマ時代という遠い昔から、
神という非理性的なものの束縛から逃れ、
人文主義的な、神人間による世界の支配を推し進めてまいりました。
神様という概念は、秘密の知識を知らない大衆だけのものであります。


人間こそが真の神なのです。
ただし、われわれのように真の哲学を理解し、
支配者に収まった人間のことだけですが・・・

あっ!喜びのあまり興奮しすぎて少ししゃべり過ぎたみたいです。


とにかく、今こそ戦争のできない非哲学的国家から、
我が国は真の霊的哲学国家に、
より高次な存在に変貌しようとしているのです。


つまり、わが日本人は肉体をかなぐり捨てて、
霊的な存在になるということです。


この教えを国家に先駆けて広めてくれたのがスピリチュアリストと呼ばれている皆さんです。
皆さんには本当に感謝いたします。
もし核攻撃を受けそうな場合には、官邸の危機管理シェルターまでお越しください。
ここだけが安全な場所です。
中国政府が絶対に攻撃しないと確約していますから。
死ぬのは一般国民だけです。


スピリチュアリストは日本人が肉体に執着せず、
5次元や六次元という霊的なカバラの思想を受け入れる土壌を作ってくださいました。


実際、この世よりあの世の方がよいものです。
私はまだ行ったことはありませんが。
たかが尖閣のような小島で戦争が起きることもありません。
あの世には国家がありませんから。


国家こそが災いのもとであるー
ということを尊敬すべきユダヤ民族の聖書が教えてくれています。


それゆえ、戦争によって全世界から国家と法律をなくしてしまう計画がございます。
これは「アジェンダ」と呼ばれていて、
日本人の皆さんにもある政治家の方を通じてお馴染みになったものです。


人間を守るべき国家や法がなくなれば、
この世界はジャングルと同じカオスの状態に戻ります。


それこそが聖書が求める楽園、
ユダヤ人の使命である「神の国の復活」なのであります。

このアジェンダを実行するために我々は戦います。
人類至高の幸福であるカオスの実現を邪魔する者は排除しなければなりません。


高次の世界の実現こそ、
時代を超えて哲学者である政治家に求められる、
唯一、最大の課題であります。
その姿は悩める錬金術師、「考える人」として有名です。


世界はついに新次元のとば口に到達いたしました。
もうすぐ夢の楽園が訪れます。

シャングリラ・ダイアローグは間違っていません。

この地球が人間で埋め尽くされ、滅びてしまわないよう、
世界で秘かに受け継がれた、聖なる教えなのですから。

では以上を以って、中国との開戦宣言といたします
皆さん、聖なる世界の実現のため全国民が力を合わせて頑張りましょう」


たんぽぽ「未来予言ニュース」中国への宣戦布告についての総理大臣発表




(追記)神秘主義者KAYさんの23日のブログから転載。このアセンションが本物であれば嬉しいことである。



(以下引用)



私は、地球のアセンション(次元上昇)を甘く見ていたのかもしれない。
長い間に、自分で思うよりも、心の中に否定的な傾向が積み重なっていて、それが残っていたのかもしれない。
私は、世間では、卑しい立場で長く過ごしたのだ。多少は仕方がない。
尚、アセンションという言葉は、オカルト用語でも何でもない。ただ、上昇とか、昇天という、美しい言葉だ。

想像をはるかに超えて世界は変わっている。
ただし、無理に良くなったという思い込みも持たないで欲しいという思いもあって、これまで、少し否定的なことも述べたのだ。
世界で起こっていることについては、自分の目で見た訳ではないので、やがて、それを直接感じるまでは気にしないでおこう。
しかし、身近な世界を見ても、世界が変わっていることが分かるのではないか?
私は、車を運転している時、対向車が来ると、出来る限り左端に寄ることにしている。別に親切というのではなく、万一の厄介ごとも避けたいからだ。
すると、これまでであれば、「もっとどけ」とばかりに、空いた道のど真ん中、あるいは、嫌がらせでもするかのように、こっちにぎりぎりまで寄って来て横柄にぶっ飛ばして通り過ぎる車が大半だったのが、今日は、ほとんどの車が、反対側にいっぱいまで寄ってくれるし、止まって待ってくれることも何度もあった。
今日は、近所のご老人を連れてお墓参りに行き、多くの車とすれ違ったのだが、それは明らかなことだったと思う。

だが、やはり、「世界は良くなったんだ」と不自然に決め付けないことも必要なんだと思う。
でないと、やがては、「やっぱり何も変わってない」と言うハメになるかもしれない。
世界がどうかなんて、少なくとも半分は、あなた次第なのだ。





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それだけで人生は生きるに値します。

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