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「暴力」と法律

以下は、この事件から何となく連想的に考えただけの一般論である。この事件の関係者には何の関係もない話だ。要するに、「法とモラル」ということへの考察から始まって、「法と暴力」という主題になった論考である。

私は、法的な犯罪以上に悪質な、法では裁きにくい道徳的悪というのもあると思っている。つまり、状況によっては、相手を殺すしかない、ということは戦場に限らず普通の社会でもある(たまにある、いじめ事件のいじめの残虐性はそれだ。)という考えである。(戦場での殺人だけは許容されるという思想そのものが不道徳の極みだろう。)法律で裁けるのは、あらゆる悪の一部だけである。カネや権力の力で法的な処罰から悠々と逃れている社会的名士やその眷属・関係者は無数にいるだろうし、いただろう。維新前の維新の志士など、当時の社会ではテロリストである。そして新選組は、体制側のテロリストだ。悪政に対するテロを革命と言う。つまり、正義のテロもある。
私は平和主義者であり、当然殺人を基本的には否定する者だが、法と刑罰による国家の「暴力の独占」が社会を悪化させている(社会的弱者が常に泣き寝入りになる)面があるとは思う。少なくとも「悪事に対する報復は大きく情状酌量するべきだ」という考えだ。もっとも、それが報復だという証明が難しいから、一律処罰になるのが法的には、あるいは政治的には楽だろう。



(以下引用)

「こんな格好でも普通に男です!」 ススキノ頭部切断事件、被害者が人気者だった「民宿女装パーティー」


配信



デイリー新潮

事件当日に利用した部屋(ホテルHPより)





“君、女装が似合いそうだよ”

家族はどう思っていたのか




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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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