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気の赴くままにつれづれと。
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七月七日長生殿 | 七月七日 | 七月七日、長生殿 |
夜半無人私語時 | 誰もいない夜中、親しく語った時(の言葉である) | |
在天願作比翼鳥 | 天に在りては願はくは | 天にあっては、願わくは比翼の鳥となり |
在地願為連理枝 | 地に在りては願はくは | 地にあっては、願わくは連理の枝となりたい |
天長地久有時尽 | 天は長く地は久しきも時有りて尽くとも | 天地はいつまでも変わらないが、いつかは尽きる時がある |
此恨綿綿無絶期 | 此の恨み | しかしこの悲しみは綿々と、いつまでも絶えることがないだろう |
すると、中尾は「ないですね」と返答し、園さんとの別れを振り返った。「まりちゃんもそうだし、私の同級生の子も亡くなったんだけど。まりさんも最後、棺桶に入ったんですけど…。何回かお見舞いに行って。緩和ケアに入るってことを本人も分かっているじゃないですか?自分の家の整理したものも、私とゆかりに“最後の整理をして欲しい”と言われて、ドレスとか小物を整理して。病室に行って、“まりちゃん、これもらうからね”って言って、了承を得て」。生前に園さんの人生を振り返り、形見分けをもらって永遠の別れをしたという。
亡くなった同級生からは、最後に電話が掛かってきたという。「私の同級生も、電話が掛かってきて“たぶんもう持たないと思う”って、本人が。“楽しかったね。じゃあね、バイバーイ”って言って別れたのね」。明るく別れを告げられたことが新鮮な驚きだったようで、「こういう別れ方をできるのっていいなって、我ながら。だって、みんな終わりは来ますからね。その時に、こういうふうに、寂しくなく納得して別れられるのって、私もそうありたいな」と話していた。
(追記)ついでに、まったく無内容な一生だっただろう、と想像させる、ある元「偉い人」の発言を転載する。こういう愚劣な精神で生きる一生というのも我々の「反面教師」にはなる。
読書にせよ執筆にせよ、とにかく静謐な軽井沢では捗るので、「在軽」の時間が年々長くなっている。だから、普段着など、大抵のショッピングは駅前のアウトレットで済ませてしまう。アジア諸国からのインバウンドの観光客にも人気のスポットだ。好みのネクタイの色や柄について時に意見が異なる家内と一致するのは、すれ違う人々が話している言葉を聞くまで何処の国の人間か全く分からなくなった点だ。
昔は、こんなことはなかった。1980年代、ニューヨークのコロンビア大学に留学していた頃、アジア人女性好きのユダヤ系アメリカ人の同級生からこう言われたものだ。
「日本人を他のアジア人から見分けるのは簡単だ。バッグと靴だ。日本人の女の子は、ヴィトン、グッチ、セリーヌなどのバッグを抱えて、靴は上品なパンプスを好む。しかも歩き方は草履文化のなごりか足を引きずるように歩く。一発で朝鮮人や中国人と見分けがつく」
こんな日本に誰がしたのか!?
●プロフィール
やまがみ・しんご 前駐オーストラリア特命全権大使。1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、84年外務省入省。コロンビア大学大学院留学を経て、2000年ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官、07年茨城県警本部警務部長を経て、09年在英国日本国大使館政務担当公使、日本国際問題研究所所長代行、17年国際情報統括官、経済局長などを歴任。20年駐豪大使に就任。23年末に退官。同志社大学特別客員教授等を務めつつ、外交評論家として活動中。著書に「南半球便り」「中国『戦狼外交』と闘う」「日本外交の劣化:再生への道」(いずれも文藝春秋社)、「歴史戦と外交戦」(ワニブックス)、「超辛口!『日中外交』」(Hanada新書)、「国家衰退を招いた日本外交の闇」(徳間書店)、「媚中 その驚愕の『真実』」(ワック)等がある。
監督 | ジョージ・ロイ・ヒル |
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脚本 | ウィリアム・ゴールドマン |
製作 | ジョン・フォアマン |
製作総指揮 | ポール・モナシュ |
出演者 | ポール・ニューマン ロバート・レッドフォード キャサリン・ロス |
音楽 | バート・バカラック |
主題歌 | B・J・トーマス 「雨にぬれても」 |
撮影 | コンラッド・L・ホール |
編集 | ジョン・C・ハワード |
製作会社 | ニューマン/フォーマン・カンパニー |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 110分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | 1,200万ドル(43億円) |
次作 | 新・明日に向って撃て! |
『明日に向って撃て!』(あすにむかってうて、原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid)は、1969年公開のアメリカ合衆国の映画である。実在の銀行強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇。
アメリカン・ニューシネマの代表作の一つとされる。ストップモーションを効果的に使用したラストは映画史に残る名シーンとして知られ、主題歌「雨にぬれても」もヒットした。2003年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
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訳者の村上春樹がいうように、カポーティの小説「ティファニーで朝食を」は映画でのオードリー・ヘップバーンの印象があまりに強烈だったので、小説本来の雰囲気が誤解されて伝わっている感がある。映画の中では成熟した女性のオードリーが、これもまたタフガイ然としたジョージ・ペパードと大人の演技を交し合っていた。だがこの物語は本来、女性を主人公にした青春小説というべきものなのだ。 なにしろ女性主人公のホリー・ゴライトリーはあと2か月でやっと19歳になるという設定だし、小説の語り手でホリーの男友達たる青年も、やっと少年期を脱したばかりという雰囲気をたたえている。ホリーはこの青年をいつでも、自分の兄の名で呼んでいるし、青年が自分にむかって恋愛感情を抱いていると感じても、それに対してまともに応えようとはしない。二人は恋人同士になるにはまだ幼すぎる。二人は大人になりつつある、中途半端な時期を生きている者として、描かれているのだ。 だがホリーは普通の少女とはあまりにも違った少女時代を生きてきた。彼女はたった14歳で、自分の庇護者となったテキサスの獣医と結婚関係を結んだのを手始めに、数多くの男と性的関係を持ってきた。それは、兄のフレッドとともに、親の保護から見放されて孤児となり、他人の世話にならねば生きていけなかったという境遇を彼女なりに受け入れた結果だった。 だから小説の中でのホリーは、時には娼婦を思わせるようなきわどい生き方をする人間として描かれることもある。だが彼女の18歳という若さが、その生き方に複雑な陰影を与える。それが語り手である青年と聞き手である我々に、ある危うさのようなものと、その背後に見え隠れする若い女性の未熟ながら輝いているような生き方を感じさせるのだ。 その危うさと未熟な輝きとの感覚が、この小説に独自の色彩感をもたらしている。 小説にはこれといって複雑な筋はない。ホリーを巡って色々な人物が登場し、その多くは最後にはホリーを見捨てて消え去ってしまう。ホリーを妊娠させた男も、ホリーが今までに愛したただ一人の男であったにかかわらず、ホリーが問題を起こして、自分の身に不都合になりそうだと感じると、さっさとホリーを捨てて妻子とともにブラジルに去ってしまう。 だがホリーはそんな自分の運命を嘆いて見せたりはしない。過去は過去として受け入れ、新しい未来を自分の手で生きなおすべく選択するのだ。 |
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