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言葉の「含意」の通じない時代

こういう「言わなくても分かるだろ」という言外のメッセージが伝わらない時代になっているような気がする。若い妻が夫に「赤ん坊見ていてね」と言い置いて外出したら、夫は赤ん坊を「見ているだけ」で放置していたというのは、「日本語が通じない時代」には珍しくない事態かもしれない。
まあ、下の事例ではマスコミなどの「伝え方」も問題であり、「田んぼの状態を見に」とするだけでもだいぶ印象は違うだろうし、もっと明確に「田んぼの管理のために」と書けば間違いなく意味は伝わるだろう。わずか数文字の「節約」のために無数の誤読を生んでいる。



さんがリツイート

台風時に田んぼを見る行為がネットで過度にバカにされがちなのは、

「田んぼを見る」が
「降雨量に応じて田の取水口と排水口の開口幅を変えて水量を調節する」
の意味なのを知らずに

「見に行ってもしょうがないだろう」と思われている節がある

「鍋の様子を見る」が火力調整を含むのと同じ





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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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