2020年東京五輪・パラリンピックのテスト大会で、スイムコースの水質悪化が露呈した。大会実行委員会は17日午前3時から危機管理会議を開き、大腸菌レベルが基準値を大幅に超えていることを確認。スイムの中止を決定し、全種目をランとバイクのデュアスロンに変更した。


大会実行委によると、16日午後1時に採取されたサンプルで大腸菌の数値が国際トライアスロン連合(ITU)基準値の上限の2倍を超えた。同日午前5時のサンプルは基準値内だったため、急激に上昇したことになる。15、16日のトライアスロン五輪予選は基準値内の数値で、通常通りにスイムも行われた。