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西洋世界(そして全人類)はDSに嘲笑されている

キリスト教関係者からは、このシーンについての発言が聞こえないが、オリンピックマークの横に並んだ牛の首の像は、明らかにキリスト教への嘲笑だろう。いや、原キリスト教であるユダヤ教への嘲笑でもあり、つまり「ユダヤ・キリスト教」への嘲笑ではないか。
映画「十戒」を見た人なら分かるように、モーゼが山に登って「十戒」を神から授かっている最中にユダヤの民は「黄金の牛」の像という、異教徒の偶像を作って大騒ぎして浮かれていたのである。モーゼはその有様を見て、持っていた十戒の石板を地面に叩きつけて壊し、民衆の不信心を責め、民衆も反省したのでモーゼは再び山に登って十戒を受けるわけだ。
「旧約聖書」でその場面がどう書かれているかは知らないが、少なくとも、下の場面での牛の首(黄金色に見える)は、それを意味しているはずだ。
まあ、要するに、もはやDSはユダヤ教やキリスト教を「利用する気もない」ことを、パリ五輪で示したのだろう。長い間自分たち(金貸しユダヤ人や王侯貴族たち)が利用してきたキリスト教を無邪気に信じて来た西洋文明への嘲笑である。と同時にDSの奴隷である全人類への嘲笑だ。

(注釈)

バアルという言葉は主人と奴隷の関係を示している。バアルは通常,雄牛をその象徴とした。

(「副島隆彦の学問道場」の記事の中の写真を転載)


キリストの最後の晩餐を嘲笑し、バアル/モロクへの崇拝を祝う

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