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美とは文化的洗脳である

町山智弘氏が、何の説明もなくこの絵をツィートしたのは、その前後の文脈から見て、某有名絵師から「キッタネー少女像」と揶揄された例の少女像と対比してみろ、という意図だというのは明白だが、なるほど美術というのは必ずしも「美しいもの」だけを描くものではない、というのは事実だろう。そもそも美そのものが主観的なものであり、民族的、あるいは文化的洗脳の下にあるものだ。その意味では「共通性のある主観」という面白い概念である。
我々が胴長短足の体型やデブやハゲや低い鼻や分厚い唇や小さい目を醜いと思うのは、金髪碧眼長身足長人種を美しいと思え、という西洋美術の長年にわたる洗脳の結果ではあるだろう。だが、だからと言って美しいと思えないものを美しいとは思えないというのは残酷な真実であり、美術というのは、できればその名のとおり美を追求するものであってほしいというのは自然な気持ちだろうと思う。
ちなみに、私も下の絵(岸田劉生の「麗子像」か)は、最初に見た時から今に至るまで気味が悪い絵だとしか思えない。おそらくだが、現実の麗子はこれほどの気味悪さは持っていなかったと思うが、その一方では、これほどのインパクトのある描き方をしたから、この絵はあれほど有名になったのだと思う。今でいう「炎上商法」に近いのではないかwww 麗子嬢ご当人の意見を聞いてみたいものだ。










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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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