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戦争とオリンピック

近代五種(1人の選手が1日の間に、フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃、ラン)というそれぞれに全く異質な5種類の競技に挑戦する、万能性を競う複合競技。)というのは、まさに「戦争のスポーツ化」であり、その中で人間に酷使される馬の姿は、何かの象徴のようだ。
馬上で泣き顔になっている女性騎手と、ジャンプ(失敗すると足などを骨折する可能性もある)を拒む馬が目を剥く姿の写真は、永久保存する価値がある。

たくさんリツィートされているツィートを、ここにも引用しておく。

近代五種で駄馬と言われてるセントボーイ号、あんなメチャクチャな精神状態の騎手乗せてとんでもない指示出されてなお最後まで騎手を振り落とさず、馬自身は殴られ続けても騎手には怪我させずに最後まで運んだ超名馬なので表彰されても良いレベル。あの騎手怪我しなかったの馬のおかげよ。




(以下引用)
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五輪=近代五種ドイツ代表監督、馬をたたいて失格処分に




 東京五輪の近代五種ドイツ代表監督を務めていたキム・レイズナー氏は、馬を殴ったとして資格を剥奪され、同大会から追放された。写真右は近代五種のドイツ代表アニカ・シュロイ選手。東京で6日に撮影(2021年 ロイター/Ivan Alvarado)

[東京 8日 ロイター] - 東京五輪の近代五種ドイツ代表監督、キム・レイズナー氏(48)は馬をたたいたとして資格を剥奪され、同大会から追放された。


6日に行われた馬術競技で、ドイツ代表のアニカ・シュロイ選手が騎乗した馬、セントボーイが指示に従わず、ジャンプを拒否。馬が言うことを聞かないことにイライラが募ったシュロイ選手は叫び声を上げ涙を流した。


レイズナー氏の「(馬を)思いっきりたたけ」との指示が中継でドイツ本国に届き、批判が殺到。レイズナー氏本人は馬の後ろ足を1回たたいた。一時首位だったシュロイ選手は31位まで順位を下げた。


国際近代五種連合(UIPM)は7日、レイズナー氏の資格停止処分を発表した。


近代五種では、選手たちには無作為で馬が割り当てられ、本番までのウォームアップの時間は20分しかない。





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