忍者ブログ

とある女性の最初で最後の売春体験

「はてな匿名ダイアリー」記事で、非常に真面目な内容なのだが、性的描写が嫌いな人は読まないほうがいい。社会の現状と、女性心理がよくわかり、私には勉強になった。
就職に失敗した娘に「死ね」と連呼する家族の姿にリアリティがある。

(以下引用)

一日だけ売春してた話を書く

http://anond.hatelabo.jp/20160109160946


お嬢さん書き込みに便乗して、一日だけ売春した話を書く。

理由

端的に言うと、私が発達障害からだ。


当時の私は、就職活動に失敗して新卒就職できなかった。一般枠での就職は無理だと思った。


そこで、障害者年金下りないもの障害者手帳は持っていたため、障害者枠で就職し、障害者枠相応の安い給料売春で補おうと考えた。


しかし一日売春してみた結果、なかなかに大変だったので諦めたよ。


結局今はフリーターをしながら、どうやって生きていくのか探っている。不安毎日が続いている。

出会い喫茶

私は処女だった。


持ってる服の中で一番高かった真っ赤なワンピースを着ていった。三万円以上する半ばドレスのようなワンピースだった。だけど汚れてしまってもいいと思った。


誰かに殺されるかもしれないと思った。それならそれで仕方ないと思っていた。


お客さんは出会いカフェで探した。


午前中に、街で一番大きな出会いカフェに行った。出会いカフェが入っているビルにはでかでかとソープ看板が掲げられていて、なんだか勇気が引っ込んでしまった。出会いカフェの前を五周ぐらいしていると、さすがに店員気づき、私に声をかけて、ぐいぐいとあっという間に私を中へ連れて行った。


薄暗くて赤っぽい店内。明らかに堅気じゃない店員に「ここは18歳未満禁止の店だからね。身分証を見せて」と早口で言われた。運転免許証もあったが、私は障害者手帳を出した。手帳を見ると店員は一瞬手を止めた。あれはたぶん嫌悪とか軽蔑だろうな。


店内は埃っぽくて、マジックミラーも曇っていた。古くてボロボロ漫画とまずそうなお菓子があった。なるほど女性無料だというのも頷ける。


店内にはもう一人若い女性がいた。豹柄のコートを着た、ややギャルっぽい女性だ。ひたすらマスカラを塗り足していた。


私は漫画にもお菓子にも手を付ける気になれなくて、なるべくスタイルがよく見えるように座っていた。


ギャルっぽい女性がすぐに呼ばれて、私もすぐに呼ばれた。

食事からホテルまで編

お兄さんは駐車場に私を連れて行った。どんな車だったか覚えていない。車内には「恋するフォーチュンクッキー」がかかっていた。車が走り出した。


私は西原理恵子漫画を思い出していた。西原ホステスをやってみた話。確か、キャバクラの偉い人が「お客さんを褒めましょう。ボールペンでも褒める」と言っていた気がした。


とりあえず私は、「恋するフォーチュンクッキー」を褒めるところから始めた。「歌詞がいいですよね。前向きで」と言ったらお兄さんは喜んでいた。


逆にお前なめてんのかというぐらい褒めておいた。それ以外会話の内容が見つからなかった。


「車持ちなんですねー!今の男の子持ってないですよ。すてきー」とか「トラックの運転手さんなんですねー!大きい車運転できる人って憧れちゃうなー」とか。


お兄さん、話下手でごめんよ。


お昼はサイゼリヤにしようと提案されたが、当時の私は若く馬鹿だったため、安く見られたくなくて、ちょっといいところでパスタを食べるさせるように要求した。


ちょっといいところのパスタトマトが酸っぱかった。かわいいピンクや緑のケーキが付いてきて、私は大げさに喜んでみせた。


今はもうババアなのでサイゼが嫌だとか言いません。すみませんでした。


食後、また二人で車に乗った。私はなかなかホテルに行こうと言い出せず、車は同じところをぐるぐる回った。


ホテル別で三万でどう?」お兄さんは言った。「私、処女なので、五万でお願いします」と私は言った。「よっしゃ!交渉成立!」とお兄さんは言って、車はホテルへ向かった。


私は「これがホ別なんちゃらというやつかー」と変な感慨にひたっていた。

売春

この辺りは医学っぽい用語を使ってはてなの偉い人に怒られないようにしたいと思う。


ホテルの部屋に入ってすぐ、お兄さんはベッドに寝転がり、陰茎を舐めてほしいと言った。私は「これが即尺というやつかー」とまたもや変な感慨にひたった。


髪の毛をポニーテールにしてほしいと言われたが、私は髪を縛るのがどうしようもなく下手なので妙なちょんまげになった。それでもお兄さんは喜んでいた。


私は五万ももらったんだから頑張って奉仕しようと思った。最初からがばっと奥まで咥えた。意外にもお兄さんの陰茎は清潔だった。わざと汚いものを舐めさせて喜ぶ趣味の人じゃなくて助かったと思った。その日一番お兄さんを尊敬したポイントだった。


「げふっ」「おえっ」と言いつつ、私は一生懸命舐めた。勃起する上にお兄さんが下から突き上げてくるのでげろげろだった。


乳首も舐めてほしいと言われたので、私はその手の文章記述必死で思い出して舐めた。好評だった。


その後が問題だった。お兄さんが私を触っても、私は喘ぎ声が上げられなかったのだ。


女子女子女子大ほとんどAV見たことなかったのだ。お兄さんはホテルAVを見せて一生懸命プレゼンをしてくれたが、難しかった。


しかもその後さらなる問題が発生する。処女だったので全然入らなかったのだ。入るとかそういう問題じゃなかった。問答無用だった。陰茎の先が膣前庭をむなしくごんごんつつくのみであった。


情けないことに、私は陰茎を舐めることも中途半端で、口の中で出させてあげることもできず、お兄さんは手で射精した。


なんかもうほんとごめんねお兄さん。


私は申し訳なく思い、五万円を返そうとした。お兄さんは「いいよ。一度財布から出したものは受け取って。頑張ったじゃん」と慰めてくれた。


結局、半端に処女膜が残ったまま、私の売春は終わった。


お兄さんは車で家の近所まで送ってくれた。ありがとう

追記

就活に失敗したので、親に毎日自殺しろと言われ、きっちり死のうと頑張っていた。


就活では、要らない人間がはっきり分かってしまう。私は不適格だった。人間として生きていくことに限界を感じていた。それで障害者になりたかった。


一回で辞めたのは、全然お兄さんを満足させられなかったから。私下手すぎだわって思った。

拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析