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「男の怒り」はどこへ行った?

先ほど、散歩の間(「星のない暗い空」だった)中、下に引用したこの曲と歌詞の一部が脳内をずっと回っていたのだが、私は日活映画のファンでもなかったし、赤木圭一郎のファンでもなかったし、そもそもこの映画を見ていないし、歌詞もうろ覚えである。
だが、なぜか、この歌が頭の中から去らなかったのは、何か理由があるのだろう、と考えてみたが、結局は今の世の中のすべてに自分が怒っていて、その怒りが晴れることもまず無いだろう、と心の底で考えているからだろう。

それがひと時だけ晴れたのが、山上徹也の「怒りの一撃」だけだった。
しかし、その後も日本の状況はまったく変わらない。つまり、やはりあれは、安倍の「面従腹背」を疑ったCIA(DS)の「予防措置」であり、安倍切り捨てにすぎなかったのだろう。その証拠に山上徹也の処分がいまだに分からない。そもそも、あの時の現場状況から見て、彼が安倍死亡の「犯人」だったという証明は不可能だろう。
で、今の岸田が安倍以上にひどいという感想を持つ人も多いだろうが、安倍が三度目の登板をしたところで、それより良かったはずもない。つまり、日本が米国の実質的植民地である限り、状況は変わりようが無いのである。それを心底から理解させたのが岸田の「功績」かwww

そこで、「男の怒りをぶちまけろ」という言葉が私の頭の中から離れないという次第である。
今では、男は怒らないもの、となっている。腑抜け状態、去勢状態だ。
私は、昔の学生運動のころは、学生運動を馬鹿にしていた。しかし、彼らは、馬鹿だったが、真剣に怒っていた。だが、その怒りのポイントが「日本が米国の属国である」ということを、日本国民に、いや、米国民にも知らせる努力を怠っていたのではないか。で、結局は住民に迷惑をかけるだけのデモ行動や、仲間同士の殺し合いという内ゲバで、学生運動への同情も関心も消え去った。
まあ、要するに、「左翼」があまりにも馬鹿すぎたのだが、あの当時のマスコミはむしろ左翼びいきで、評論家の大半は左翼思想家だったのである。にもかかわらず、彼らはその状況をまったく活かすことができず、自ら滅んでいった。
その点にこそ、私の「怒り」のポイントがある。もちろん、「自民党をぶっ潰す」唯一の機会だった民主党政権の時、その政権(ただし、民主党内クーデター政権ではなく、鳩山小沢政権)を守らなかった国民に一番の責任がある。要するに、国民が政治的に無知で馬鹿だということだ。

(以下引用)


「男の怒りをぶちまけろ」

星のない暗い空
燃える悪の炎
こらえこらえて
胸にたぎる怒りを
冷たく月が笑った時に
命かけて男の
怒りをぶちまけろ 怒りをぶちまけろ



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酔生夢人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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