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「無学者、論に負けず」の壁をどう乗り越えるか

「ネットゲリラ」のコメントの中のひとつに、(その趣旨には賛同しながら)気になることがあるので、そしてそれは案外大事だと思うので、書いておく。

「事大主義」とは「大きな存在に事(つか)える主義」、つまり「寄らば大樹の蔭」「長い物には巻かれろ」「泣く子と地頭には勝てぬ」という、日本独特の卑怯卑劣な心性である。いや、日本独特ではないが、日本は特にその傾向が強い。
そして、コメント者はちゃんと「事大主義」の意味を理解してコメントを書いているのだが、問題は、その言葉が相手(ネトウヨ)に理解できているかどうかということだ。
「事」という漢字に「仕える」という意味があると知っているネトウヨがどれだけいるのか。つまり、相手の知能や知識のレベルに無い話をされても、低能には伝わらない、ということだ。ネトウヨが振り回す政治用語にしても、たとえば「共産主義」と「社会主義」の違いを理解しているとは思えない。
そのレベルで政治を語っている人間たちなのだから、彼らが山本太郎の政策をまともに分析し批判している言葉はひとつも無く、「メロリンQ」とか「中卒」とか「中核派」(これは工作員がよく使うレッテル貼りで、まったく根拠無し)とか「天皇直訴」とかいった、およそくだらない印象操作しかできないのである。
では、そういう「無学者、論に負けず」の壁をいかにして乗り越えるか、というのが今度の、そしてこれからの選挙の大きな問題になるのではないだろうか。


(以下引用)




ネトウヨのいう現実ってようは事大主義だよね
軍師気取りで国政を語りながら
自分が情けなくならないのかな


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