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「岸田下ろし」も米国(あるいはDS)の指令か

マスコミの「岸田下ろし」は、民主党政権での「鳩山下ろし」にそっくりである。背後にあるのは「河野太郎総理」推進ではないか、と私は妄想している。もちろん、米国の命令だ。
下の記事で、匿名の官僚や同じく匿名の自民党代議士の発言(岸田批判)が載っているが、匿名でなら何とでも言えるし、実際、自民党内には岸田総理でないほうが得だというグループも半数以上いるだろう。しかし、自民党の危機に際して、どうでもいいことをあげつらって自党の総理を引きずり降ろそうというのは異常と言うべきだろう。私は別に自民党支持者ではないし、どちらかと言えば反自民だが、マスコミを挙げての「岸田下ろし」には背後の怪しい影を感じるのである。
もちろん、総理決定戦での自分の岸田推し(ほかの候補よりマシというだけだが)を私が引きずっていると思うのは勝手であるが、私としては自民党がどうこうより、誰が総理になるかが大問題だと思うわけだ。で、岸田よりマシなのは誰がいるのか、と問いたいわけである。岸田だろうが誰だろうが、米国の命令には逆らえない。ならば、それをどのようにして、日本国民の被害が最小になるようにできるか、そういう良心があるのかが、日本の総理に求められる最大限のことだろう。属国の総理に高望みして失敗したのは鳩山政権だけで十分である。
なお、岸田政権として最大の問題はマイナンバーカード(国民奴隷化)問題だろう。これはDSから突きつけられた最重要課題だと思う。マイナンバーカード義務化を2年後としたのは、あるいは、その間に情勢が変わる可能性があるかもという期待からのことだとすれば、この「執行猶予」が岸田のささやかな功績となる可能性もある。実際、ウクライナ戦争の結果ではDSが世界の政治から完全排除される可能性もあるからだ。

(以下「阿修羅」から記事後半を引用)


たしかに岸田首相は混乱の極みにいると、経産省キャリアも言う。


「電気代、都市ガス代高騰対策はまだスキームができ上がっていないのです。どうしたらいいものか…。しかも、LPガス対策はしないことが決まっているのに、岸田首相は対策を講じるような発言を繰り返してしまい、経産省は混乱しています。


新資本主義の柱に据えるはずだったNISA売り出しシステムも暗礁に乗り上げ、金融庁は途方に暮れていますよ」


また、別の官僚はこう懸念する。


「あれっと思ったのは、旧統一教会の解散請求について答弁が二転三転していること。民法違反でも解散請求できるのかできないのか、あの答弁ではなにも分からない。官邸の事務秘書官たちは頭を抱えています」


岸田首相ご乱心の噂は自民国対からも上がっている。そもそも、閣僚交代の任命責任を予算委員会で追及されることはあっても、本会議場で詫びた首相は過去にいないからだ。自民党国対関係者は極めて不機嫌にこう言い放った。


「山際更迭は、野党の手柄になってしまった。岸田首相は慣例にない大臣交代説明を行い、お詫びをしたんですよ。会期延長が人質にとられた格好です。こんなことあり得ない。岸田政権は死に体だということを世間に晒しているような、大きな恥辱です。


岸田首相の腰砕けに自民国対や議運は付き合わされ、野党にいいように振り回されているんですよ。しかも、山際後任の後藤茂之前厚労相は訴追委員に就任していたから、入閣となってまた人事のやり直しです。岸田首相はいったい、どうしちゃったのか、めちゃくちゃだ」


政治の作法を逸脱して、なりふり構わぬ「対応」を繰り出している岸田首相。就任から1年経った今、国民生活は円安物価高に喘ぎ、旧統一教会に汚染された自民党政治への不信感を払拭できない。長男の秘書就任も効果がなかった。政権のカウントダウンが聞こえる。


取材・文:岩城周太郎 写真:つのだよしお/アフロ
 

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