引用文の安部に対する評価は田中宇に似ている。田中は欧米マスコミに親近しているから、見方が似てくるのだろう。
まあ、庶民から見れば、政治を私物化し、国民生活を最大に悪化させた国賊という評価だけである。つまり、皇居前の松の木の枝にぶら下げるべきところを、山上義士が射殺してくれて(安倍もムッソリーニのような惨めな死に方をせず、お互いに)万々歳、ということだ。次は小泉元総理と竹中と経団連会長あたり、覚悟したほうがいいwww ついでに森元総理とか菅(ガースーの方ね)元総理とか、下手をしたら、現役閣僚とかもね。河野太郎とか小泉進次郎は、この難局で閣僚ポストにいなくて運が良かったようだ。何しろ、「無敵の人」をあまりに大量に作り出したのだから、テロが大流行してもおかしくない。
ということで、この文章はテロの勧めではなく、政治家や経営者への忠告なので、逮捕しないでねwww 諫言は耳に痛く、甘言は耳に快いのである。
(以下引用)外国人視点では「歴史修正主義」というのがかなり「悪人ポイント」が高いようである。我々日本人としては、「日本人の罪悪感」を軽減してくれるのだから、嘘でも気持ちいいわけだ。況やネトウヨをや。
有能な修正主義者の死
by b
昨夜、自作の銃を持った何者かが、日本の元首相、安倍晋三を殺害した。
安倍晋三は家訓を守り、日本の帝国主義者であった。2013年にピーター・リーは彼について{1}こう書いている。
神話:安倍晋三は、世界とアジアの民主主義国が“航行の自由”というような普遍的価値の名の下に中国に立ち向かい、アジアの平和と繁栄の共有に貢献するチームの主要メンバーである。
現実:安倍晋三は修正主義の国粋主義者である。中国との摩擦を利用して、日本の国益を追求し、日本を中華人民共和国(PRC)とのゼロサム経済方程式の右側に置き、地域覇権国家としての日本の行動の独立性を最大化する、できれば平和的に、しかしもしそうでなければ・・・。
欧米メディアの使命:忠実な読者のために、心地よい神話と不穏な現実との間の認知的不協和を管理すること。
課題:安倍首相として12月26日に靖国神社参拝したことを説明する。
安倍の祖父を含む第二次世界大戦の最も恐ろしいA級戦犯の何人かは靖国神社に埋葬されている。この神社と付属の博物館は、ほとんどの日本の政治家にとって立ち入り禁止の場所である。しかし安倍が目立つように参拝したのは、彼がそこに葬られている人たちの思想を受け継いでいるからだ。
安倍の歴史修正主義の核心は、1930年代から1940年代にかけて、中国や朝鮮半島の盗賊がはびこる地域が日本の統治を要求していたということだけでなく、アジアの虐げられた民衆がイギリス植民地主義やアメリカ帝国主義と闘う、その陣頭に大日本帝国が立っていたというものだ。言い換えれば、第二次世界大戦の本当の戦争犯罪は、アメリカの日本への侵略であった。アメリカ、日本に対するその道徳的卓越性の自負、さらには中国や韓国は被害者として美徳を主張しているというのが安倍首相の靖国参拝の狙いだった。
軍国主義や特に中国や南北朝鮮との紛争をさらに進めながら、一方でロシアと仲良くするという彼の政策はそのイデオロギーから生まれている。
安倍晋三の最後の首相在任期間は8年続いた。日本の首相は1年以上在任することはめずらしいのでこれは驚異的な長さである。安倍晋三のように長く政治的に生き残るには特別な資質が必要なのだ。
日本では銃犯罪は極めて稀である。年に数十件起こるが、そのほとんどは日本のマフィア、ヤクザの対立グループ間のものである。
日本の警察は、殺した犯人を「単独犯」と断定するだろう。たしかにそうかもしれないが、この事件から利益を得る者がいることは確かである。ウィリアム・ペセックは『アジア・タイムズ』にこう書いている{2}。
この攻撃の動機と長期的な意味を評価することは不可能だが、ひとつの政治的ダイナミズムが変化した可能性がある。岸田文雄首相(3)は、10月の就任から1年を過ぎても留任する余地が大きくなったかもしれない。
安倍陣営は否定しているが、東京では、2020年9月に退陣した安倍首相が3度目の首相就任に挑戦するのではないかという話題で持ちきりだった。安倍首相はまず2006年から2007年まで首相を務め、その後2012年から2020年まで首相を務めた。
安倍首相は辞任後、舞台裏のキングメーカー的な役割を担っていた。安倍首相は岸田氏がプーチン率いるロシアとのデタント(緊張緩和)に向けての安倍首相お得意の努力を後退させたことに不満だったという憶測が飛び交っている。
安倍首相はまた、岸田氏がアジア第2位の経済大国である日本をようやく改革すると約束したことが気に入らなかったとも言われている。それはいわゆる「アベノミクス」が日本をより活気のある道に導くことに失敗したという意味だからだ{4}。
日本の首相は12ヶ月以上続くことはあまりない。安倍首相の8年間はその例外だった。岸田氏は、自民党の権力者である安倍氏に肩入れする必要はないと言うことができる。今週の日曜日の参議院選挙で、岸田氏は派閥をより強く支配することになり、過去の指導者の影から抜け出すことができるだろう。
岸田氏の政策はそれ以外はほとんど安倍首相と同じである。彼は、海外に力を誇示できる強い軍国主義的な日本を望んでいる。米国は反中国政策に協力することで、それをさらに推し進めようとしている。しかし、米国が何を望んでいるのかを注意する必要がある。
日本はかなりの量のウランとプルトニウムを貯蔵しているため、潜在的な核保有国である{5}。
日本は高感度分離プルトニウムを47.8トン保有しており、そのうち10.8トンは日本に貯蔵していて、それは核弾頭1350発分に相当する。このほか日本は研究炉用の高濃縮ウラン(HEU)を約1.2トン保有している。
このような物質を扱うノウハウを日本は持っている。危機的状況下ではすぐに核爆弾を作ることができる{6}。日本は宇宙開発によって長距離輸送手段を持っている。修正主義者の日本がひとたび解き放たれれば、近隣諸国だけでなく、米国自身にとっても危険となる。
中国も南北朝鮮も、有能な修正主義者である安倍晋三がいなくなってほっとしていることだろう。
彼の遺灰はどこの神社に埋葬されるのだろうか。