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「士農工商」についての考察

「隠居爺の世迷言」から転載。話の枕部分は省略。
転載した理由は主に「士農工商」という身分制度は正しかった、という私の思想にある。ただし、ここでの「士」とは「倫理観を持った為政者階級」ということで、サムライとは限らない。
戦闘者というのは基本的に政治には向かないのである。だから、江戸幕府は基本的に「徳川家のための幕府」でしかなかった。そして、工業者を農民の下に置いたのは、「農民の年貢以外に税収が無い」という徳川政府の馬鹿な固定的経済観念のためかと思う。だから、商人の権力が肥大したわけだ。まあ、まともな税制なら「農」と「工」は同列になるだろう。「商」は厳しい管理の下に置かれることになる。まあ、今の中国のような政治体制である。
ついでに言えば、第二次大戦後に財を成した金持ち、あるいは小金持ちはほとんどが脱税によって財産を作ったと思う。基本的に、税は「正直な申告」への信頼を土台としているからだ。そして、「有利な機会は悪の土台」だから、ほとんどの商人はまともな税金を払わなかったと思う。これは西洋では近代以前、いや古代から行われていたので、その代表がユダヤ人であり、だからこそ彼らは嫌われたのだろう。

(以下引用)引用前半は、引用主旨から言えば読まなくてもいい部分である。

 さて、記事の中からポイントになると思われるところを拾い上げていきたい。

 「2021年の4月から5月にかけて、ファイザー社から、mRNAコロナウイルスワクチンで重大な心筋炎と血液凝固異常の症例が多数発生したという安全性分析報告がなされた。報告を受けた大統領(ジョー・バイデン)、ホワイトハウスの新型コロナ対応チーム全員(アンディ・スラビット&カンパニー)、ホワイトハウスのコミュニケーション・オフィスの全員・・(中略)・・アンソニー・ファウチ博士らはパニックに陥った。」

「政府関係者は、"心筋炎は軽症で極めてまれであり、自然に治る(実際は治らない)と一般に告知するキャンペーン"を立案し、12歳以上のすべての米国人にワクチン接種を続けるよう呼びかけた。その後、ワクチンプログラムを拡大し、生後6か月の幼児まで含めた。」

 なぜこのような経緯が分かったかといえば、「弁護士、エドワード・バークビッチによる情報公開法(FOIA)の申請によってもたらされた文書から得られた。」という。実際に開示された文書は塗りつぶされた部分が多く、読み進めるのが難しかったようだ。

 しかし、結論としては、「(アメリカ)政府はワクチンの安全性について早い時期から嘘をつき、同時に新型コロナウイルスの起源についても嘘をつき、捏造した」ことが分かったとしている。

 そして「これらのことをニューヨークタイムズで読むことはないだろう。それはなぜか? 私の考えはこうだ。新聞社は印刷広告から収入を得るが、そのビジネスモデルは完全に崩壊しており、CIA(中央諜報局)及びDARPA(国防総省の機関)からの財政的な支援が行われている。おそらく、民間部門の仲介者がその資金を洗浄しているのだろう。米国のニュースメディアの旗艦はそこまで不誠実になっている。」と
Kunstlerは記載している。

 このことは私も全面的に同意する。私も以前から、日本のマスメディアは全て、日本政府あるいはアメリカに " お買い上げ " されていると考えていたからだ。Kunstlerが書くように、ニューヨークタイムズのようなアメリカの大手マスメディアでさえ買収されているのであれば、日本のマスメディアなどお茶の子さいさいというものだろう。"貧すれば鈍する"の言葉どおり、日本のマスメディアも、アメリカのマスメディアも、金欲しさに魂を売ってしまった。

 さらに、メディアが人々を裏切っていることの記載は続く。「もちろん、政府主導の検閲も加わっており、これもまた民間部門の間接的な関与を通じて行われ、新型コロナに関する真実、特にワクチンに関する真実を抑えようとしている。」

 YouTube、Facebook、以前のTwitterなどもあからさまな検閲を行っていた。YouTubeに関しては現在もなお懲りもせずに続けている。このような事態に対してKunstlerは2つの可能性を挙げている。

 その一つは、「新型コロナの関係者が無能であるために失敗し、さらにその失敗が改められることなく増幅され、国の権威を失わせるような大混乱が引き起こされた」という可能性になる。

 もう一つは、「新型コロナ騒動やワクチンによる殺人が、無能ゆえのものではなく、悪意を持って意図的に行われた犯罪である」という可能性だ。「多数の人々を殺す一方で、生き残った者たちからは自由と財産を奪おうとしている」と述べる。

 この2つの可能性のうち、Kunstlerは後者を推したいようだ。なぜなら、「西洋文明の他の国々でも同じような事件が起きているのだから、監督する勢力や組織によって管理された、ある種の協調があったと推測するのが妥当だろう。」というのである。

 この点は私も、新型コロナウイルスが騒がれるようになって以降、不思議で不思議でたまらなかったことになる。どのようにすれば、このような馬鹿げた犯罪に欧米先進国や日本など多くの国を巻き込むことができるのだろうか。賄賂か、ハニトラか、地位や権力の保証か、それとも脅迫か。

 Kunstlerは悪の組織として「世界経済フォーラム(WEF)、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)、国連(UN)、製薬業界、「ファイブ・アイズ」諜報同盟、世界的な銀行組織、アメリカ民主党、そしてジョージ・ソロスのような裕福な非政府組織から成るグローバリスト連合」の名前を出している。いずれもその腹黒さと反社会性の点で力を持った組織であり、一枚噛んでいることは間違いない。

 さらに指摘が続く。「際立って奇妙なのは、世界の覇者であるはずの米国が、"ジョー・バイデン"という人物に架空のリーダーシップをとらせていることだ。歴史上、このような専制政治への動きが、これほど恥ずかしくカリスマ性のない空っぽの器によって前面に押し出されたことはない。」

 さすがKunstlerで、私の書きたいことをずばり先回りして書いてくれる。「これほど恥ずかしくカリスマ性のない空っぽの器」という形容はバイデン大統領、そして岸田総理にもぴったり当てはまる。なぜ、誰もが認めざるを得ない無能なリーダーが選ばれ、誰から見ても杜撰な計画、そして説得力のない計画が実施されることになったのだろうか。

 結果を考えると、新型コロナウイルスやワクチンを用いたあからさまな詐欺によって、先進国の国民の多くが騙されてしまったのだから、そういう意味ではあえて緻密な計画を実行する必要性はなかったともいえる。しかし、私などから見ると、新型コロナ騒動はまるで悪ふざけをしているかのようにしか見えない。人を騙すのはバカバカしくて稚拙なやり方の方が効果が上がるといった知見でもあるのだろうか。

 最後をKunstlerは以下のようにまとめる。「わが国の歴史において、これほどまでに不可解な勢力が渦巻いていたことはない。南北戦争でさえ、もっと単純な利害の衝突だった。今、事態は急速に動いている。彼らは、悪事がもたらす祝宴を準備するために、スチームテーブルを用意している。」

 う〜ん、これはどういうことかな。彼らは勝利の宴の準備をしているということ? まあ、たしかにバイデン政権を倒さない限り、この狂った世界的な状況は終わらないのかもしれない。そして、バイデンに反対する人々は数多くとも、実際にすぐバイデンを阻止できる勢力が存在しているようにも思われない。

 それにしても、Kunstlerの「恥ずかしくもカリスマ性のない空っぽの器であるバイデンに、なぜ米国はリーダーシップを取らせているのだろうか」という疑問に対する適切な解答はあるだろうか。

 私が考えつくのは、バイデン大統領が傀儡、つまり操り人形であるということだ。そうであるならば、「神輿は軽くてパーがいい」の言葉どおり、ボケ老人が大統領でも一向に差し支えないことになる。

 そこまではいいとしても、次に浮かぶ疑問は、「軽くてパーのバイデンを操作しているのは何者か」ということになる。すると、訳知りの人はディープステートやグローバリストなどの言葉を持ち出すのだろう。Kunstlerはもう少し具体的に「世界経済フォーラム(WEF)、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)、国連(UN)、製薬業界、「ファイブ・アイズ」諜報同盟、世界的な銀行組織、アメリカ民主党、そしてジョージ・ソロスのような裕福な非政府組織から成るグローバリスト連合」と記載している。

 私はもう少し抽象度を高め、かつ理解しやすい言葉として、"財界"と表現することが適当であるように思う。ディープステートもグローバリストも財界の一部になる。ネオコンを動かしているのも、WEF、WHO、民主党などを動かしているのも財界になる。あの世界的な悪徳商人であるビル・ゲイツも財界に属している。


(※財界〜政治や社会に対して影響力をもつ、大企業を中心とする実業家や金融業者の世界。(精選版 日本国語大辞典)

 昔から財界人、つまり商人というのは悪徳であると相場が決まっている。人間よりも金のほうを大切にするからだ。それゆえ、江戸時代は士農工商と商人を一番卑しい身分に置いた。それは現在でも、経団連の発言などを聞けばうなずけるような気がする。国や国民のことなど何も考えていない。

 財界人は「今だけ、金だけ、自分だけ」という下卑た存在ではあるものの、近年世界的に力を持つようになってきた。まずはスーパーリッチの存在があり、金を動かすことで一国を左右できるほどの力を持つようになった。金融操作もそうだが、政治家を金で操ることも覚えた。現在の世界は、商売人が金を使って政治家を支配するようになってきた。

 特に、新型コロナ以降日本でも目立つようになった政治の腐敗・混乱は、世界的に政治の実権を政治家ではなく、財界人、商売人が握るようになったことから派生しているように思える。財界人に国は関係ない。金の儲かるところであればどこにでも出かけて行って掠め取ろうとする。財界人=グローバリストであり、国を超えたネットワークの構築も容易にできる。

 以前もご紹介したように、1971年に日本の国会で、当時の青島幸男参議院議員が佐藤栄作総理大臣に向かって、「総理は財界のちょうちん持ちで男メカケである」と発言していた。要するにそういうことなのだと思う。バイデン大統領も、岸田総理も、マクロン大統領も、スナク首相も、ショルツ首相も、トルドー首相も、西側資本主義社会の政治家は財界のちょうちん持ちで、男メカケであると考えていいのだろう。ディープステートやグローバリストの正体は、"財界"あるいは"財界人"というのが正解であり、かつ理解しやすい。

 そういえば、日本の新1万円札が象徴的だ。渋沢栄一の卑しい商人顔が図柄に採用された。財界人が日本を支配していることを知らしめるのが目的だろう。可及的速やかに新々1万円札を発行して、聖徳太子にでも戻すべきだろう。渋沢栄一では下品すぎていけない。千円札は千円札で医療利権を象徴している。これも財界と直接結びついている。何処のどいつだ、決めたのは。まさかケケ中とは言わないだろうね。



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