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老化を遅らせる秘鑰

「混沌堂主人雑記」記事の一部で、オルガ・トカチオワというロシアの科学者(らしい)の言葉である。ほぼ全面的に私も同意見。
念のために言えば、(前にも書いたが)「秘鑰(ひやく)」とは「秘密の鍵」であり、「秘薬」ではない。
ちなみに、私は毎朝の散歩をし始めてから健康がかなり増進したが、その散歩は、実は歩きながら、身体各所の筋肉に力を入れる(6秒以上、力をこめる)という運動を含み、さらに、適当な場所で股関節その他の関節の稼働範囲を広げるものである。なお、身体各所の筋肉には、手指の筋肉、臀筋や肛門の筋肉を含む。これは、見ている人には分からないので、恥ずかしく思う必要はない。手指は、手の指を最大限に開くことと、固く握りしめることの両方である。散歩速度自体は速くする必要はないし、むしろそれだと身体各所の筋肉体操ができなくなる。つまり、あくまで散歩であり、いわゆる「ウォーキング(たぶん、速歩の意味だろう)」ではないから、空を眺めたり、目の前の風景や風物を味わいながらできるわけだ。たぶん、日本で一、二番に夜明け前の空の美しい姿を見ているのは私ではないか。
なお、「6秒以上力をこめる」のは、三石巌博士の「医学常識はウソだらけ」のヒントによる。博士は自力で(ビタミンC注射という方法で)白内障を治し、95歳になっても自宅に設置したパイプオルガンを弾き、スキーを楽しんだ超人である。(故人であるので「あった」だが)
博士は老化対策として高たんぱく食品を勧めてもいるが、これはカネが無いとせいぜいが卵くらいしか買えないだろう。下の記事の「老化のプロセスを遅らせる特別な食事や食品」はそういうタンパク質ではないか。牛肉がベストだろうが、まあ豚肉程度なら庶民でも買えるか。
ちなみに、「筋肉体操」は、机に向かっていてもできる。パソコンの画面を見ながらでもできる。
たとえば、両膝の膝頭を強く押し付け合うことで、鍛えるのが困難な「内股の筋肉」を強化できる。これは、机に向かっている時のほうがやりやすい。風呂桶に入っている時などもいい。まあ、要するに、どんな場所でも筋肉体操はできるということだ。
家の中を歩く時に、踵を床に着けないで歩くようにすると、肛門が締まり、臀筋が強化される。つまり、日常のすべての動作が筋肉運動の好機なのだ。同じ姿勢を固定し続けるのが筋力衰退の原因である。


(以下引用)
 しかし、老化プロセスに影響を与える方法はすでに知られており、その多くは薬理学的ではないと同氏は指摘する。
 「たとえば、身体活動です。これまで、健康寿命を延ばすためにこれ以上のものは発明されていません(...)人が身体的に活動している場合、加齢に伴う筋肉組織の萎縮は遅くなります」と専門家は言います。
 彼は、影響を与える2 番目の方法は栄養だと付け加えました。
 長生きの人は決して過食をしないことが知られており、老化のプロセスを遅らせる特別な食事や食品があるとトカチオワ氏は強調する。
 「3番目の方法は、認知活動です。人間の教育レベルが高いほど、長生きすることが知られている。科学者の中に長生きする人が非常に多いのはそのためです(...)おそらく脳の老化が原因です。」脳はすべての器官やシステムの指揮者であるため、老年全般の問題が主要なテーマとなるのです」と彼は言う。

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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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