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決定権は誰にあるか

この場合の医者の「呼吸器止めてみますか」は、明らかに脅迫だろう。患者の「止めてみろ」も、売り言葉に買い言葉であり、それに対して呼吸器を2分間止めたのは殺人未遂である。
とにかく、患者が咽喉を切開しての呼吸器装着に同意しなかったのだから、医師がそれを強行しようとしたのは医師の越権行為だと思う。
患者の生命は自分(医者)次第という、医師の全能感のもたらした犯罪行為とみなすべきだろう。もちろん、医師の側から言えば、患者は医学に関して判断能力(資質)が不足しているのだから、患者は医師の判断に従うのが当然だ、という気持ちだろうが、無知だろうが何だろうが、自分の身体や生命に関する決定権はその当人にある、というのが社会のモラルと法律の大前提だろう。ただ、思考力と知識がゼロに近い幼児の場合にそれを大人が保護するだけだ。患者は幼児ではない。

(以下引用)

「止めてみろ」「ほな止めましょ」 医師が患者の人工呼吸器を一時停止 大阪府立病院


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関西テレビ

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