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大義、親(しん)を滅す。薬、己(おのれ)を滅す。

向精神薬の成分は麻薬と同じだ、というのは私がかなり前から書いていることだが、下のナカムラクリニック氏の言葉もそれを裏書きしている。鬱病患者の中には某漫画家のように医者の薬で良くなったと宣伝している人もいるが、それは「鬱ではなくなった」、つまり陽性のキチガイになっただけの話である。麻薬が精神に効くのだから医者の処方薬が効くのは当たり前だ。で、確実に副作用や危険な効き方がある。
もっとも、世の中のかなりの割合はキチガイで、平気で生活しているのである。(医者で作家で躁鬱症患者だった北杜夫もそう書いている。)たまに犯罪者になった時にキチガイだと診断されるだけだ。それで無罪になることもある。ふだんは単なる当たり前の隣人だ。趣 味が昂じてマニアというキチガイになる人もいれば正義感や政治信念からテロリストというキチガイになる人(山上義士除く。あの人の精神は正常だ。)もいる。ちなみに、精神科医の言うところでは、普通の精神病者は大人しく無害であるという。薬物中毒者のほうが危険だろう。
酒を飲んでも気分は変わる(たいてい楽しくなる、あるいは馬鹿になる。まあ同じようなものだ。)し、煙草は精神を落ち着ける。ただ、体に害があるだけだ。医者が処方する向精神薬も同じだが、害悪ははるかに大きい。銃の乱射事件など、大迷惑である。
向精神薬に限らず薬害は非常に多いが、当人が薬害だと気づかないことがあり、また「ほとんど報道されない」から世間の人が知らないだけである。

(以下引用)


広末涼子さんの逮捕が話題になっている。「違法なドラッグをやっていたのではないか」みたいな憶測があるけれども、そんなに想像をたくましくしなくても、そこらへんの精神科処方の薬でも、普通に「奇行」しますよ

抑うつっぽいということで精神科受診した女子高生。抗うつ薬を処方され、飲んだところ、異常にテンションが上がり、家で暴れるので、再度病院受診したところ、主治医から「いったんやめましょう」。しかし、やはり抑うつ状態が続くことから、再度服薬開始したところ、その2週間後、包丁を持ってコンビニ強盗を行ったことから警察沙汰になった。


画像
『クローズアップ現代』2009年報道

アメリカの中学校とか高校で銃撃事件が起こったというニュースをときどき見たりするけど、これについて、「学校の銃撃事件の9割はSSRIが原因」だとする識者もいる。


画像

要するに、

衝動的事件の背景にSSRIあり

ということです。
本当はこんな抗うつ薬、処方されちゃいけない。もっというと、こんなの、「薬」なんて呼んじゃいけない(カタカナの「クスリ」という表記なら、まぁ実態に即しているけれども)。暴力事件とか衝動的自殺の背景には、この薬が処方されていることが多いものだよ。


予言しておくけれども、広末さんの今回の事件の原因について、うやむやに終わると思います。明確に、違法ドラッグをしていたということなら、堂々と報道されるはずです。しかし、抗うつ薬を服用していただけ、ということなら、メディアは沈黙するでしょう。なぜなら、パトロンに配慮するからです。製薬会社にスポンサードされているメディアは、彼らの商品に難癖をつける報道は絶対にしません。コロナワクチンの被害を報道することに極めて消極的なことと、構造的には同じです。


~~~以下、別サイトより引用~~~
厚生労働省検討部会。
これまで医薬品医療機器総合機構に寄せられた、SSRI(パキシル、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフト)とSNRI(トレドミン)の「敵意/攻撃性」に該当する副作用報告(計268件)の概要が資料で紹介された。
以下、その事例。
塩酸パロキセチン水和物(パキシル):26件
ナイフを振りかざす、スタッフに対する暴言、暴行(20代女)
・反抗的態度、興奮、噛みつく(60代女)
・交通違反にて検挙された際、急に怒り出し拳銃を奪い取ろうとする。父親とケンカし、窓ガラスを割る(30代男)
・電話で主治医を罵り自殺すると言う。母親に対して皆殺しにしてやると言い、刃物で自分や母親を切る。灯油を撒いて火を点ける。襖を破って物を投げる。(30代女)
・けんか、他人の首を刀で刺し、警察に対処された(20代男)
・登校中の女子学生になぐりかかる(30代男)
・家族にたいし暴力行為(60代男)
・他患者に対する暴力行為、怒号(60代男)
・自傷と暴力(不明男)
・交通ルールへのこだわりあり、守らない他のドライバーへ暴力を振るう(30代男)
・衝動性が増し、傷害事件を2回起こし、2回刑務所に入った(不明男)
・非常にイライラして町で人にぶつかったらケンカしてしまいそうだった、神社の賽銭箱を持って逃走し窃盗容疑にて逮捕される(30代男)
・患者が妻に金属類でもって頭部を殴打。全治1ヶ月の重症を負わせ、傷害罪で逮捕(40代男)
・妻へコップを投げつける(40代男)
・スタッフに対し妄想を抱き、暴力行為(50代男)
・自傷他害により警察に入る(30代男)
・近所の人とケンカ(60代女)
・家庭内暴力、自殺念慮出現(10代男)
・妻を刺殺(70代男)
・隣人に暴行して警察沙汰(年齢性別不明)
・凶暴性が出て警察沙汰(60代男)
・本を支払わず店から持ち出し、警察沙汰になった(不明男)
・子供を殴る(不明男)
・路上にてキャッシュカード強盗、郵便局で強盗未遂(20代男)
・車の運転が乱暴になり、1日に2度の接触事故。その後入院するが、入院直後は多弁、易怒性、興奮し暴力を振るうため保護室隔離(50代男)

マレイン酸フルボキサミン(ルボックス、デプロメール):7件
・妻に暴力をふるい衣服を脱がし放置する。家に放火をする(30代男)
・母親と口論、夫への暴力(20代女)
・母親への暴力(20代女)
バットで家具を壊す。ご飯に包丁を突き立てる。放火しようとする(30代男)
・職員室によびだされて、きれて暴れる。母親に暴力。隣家の人に注意され、切れてケガをさせる(10代男)
・夫とケンカしている間に衝動的に強暴、母親に暴力を振るう(30代女)
・ベッド柵を蹴ったり、看護師を蹴ったり、看護師に物を投げつけたり、手の付けられない状態に一時なった(10代男)

塩酸セルトラリン(ジェイゾロフト):2件
・「殺してくれ」と叫びながら暴力的な行動をはじめ、家族が制止するも手におえず警察を呼び、精神科救急へ運ばれ緊急入院(10代不明)
・店員にクレーム、興奮して警官出動(20代男)

合計35件だが、あくまで報告された件数であり、実数ではない。
「100万人以上服用している中たった35件しかないではないか、数万人に1人しか現れない副作用で大騒ぎするな」という意見があるが、それは見当違いである。日本には、患者が自発的に副作用を報告できるシステムはないし、医師に報告義務もない。上記の報告は氷山の一角とみるべきだろう。

~~~以上、引用終わり~~~


こんなことを言えば無邪気と思われるかもしれないけれども、人間は、めったに人を殺さないし、自分を殺しません。
ただし、大義があれば別です。戦争という大義があれば、敵兵に照準を合わせて冷静に射撃するし、人々が平和に暮らす地上を空爆したりミサイルを撃ち込んだりするし、原爆を落としてもまったく良心は痛まない。
例外はもうひとつ。抗うつ薬です。
女子高生がコンビニ強盗をする。日頃気弱な鉄道オタク青年が飛行機をハイジャックする。自分の通学する学校で同級生にむけてマシンガンを乱射する
普通じゃありません。なぜそんなことができるのか。
薬のなせるわざです。
人間精神をこんなふうに変容させる薬が、みなさんのすぐ近くにある病院で当たり前に処方されていることに対して、みなさんちょっとぐらい疑問に思ったほうがいいですよ。
こんな薬が認可されていることは、社会にとって、誰の得にもなりません。本人はテンションが病的に高くなるだけで、うつ病が治ったわけでは決してないし、こういう薬の服用者が増えることは、服用者の周囲の人をも不幸に巻き込む可能性が高い。ただ唯一、笑っているのは、薬から巨利を得る製薬会社だけです。


ちなみに、今回の広末さんの事件は、個人的にショックです。それは、僕が高校生のとき、広末さんのファンだったからです。実家の本棚には、写真集『No Make』が今もあるはずです。

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