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医者の持つ通常の「知識」は教科書知識でしかない

「異端医師の独り言」から転載。
γGTPはアルコール摂取とは無関係だし、血圧は自然状態で20から30くらいは常に変動するものだ、ということである。
医者というものは、大学で学んだ教科書や上の人の教えを盲目的に信奉して医療を行っている。とは言っても、すべての医療が無益だというわけではないのはもちろんだ。怪我の治療や通常の簡単な病気などでは医者は有難い存在だ。しかし、慢性病や難病の治療に関しては、医者自体を疑うことも必要だろう。盲人が盲人の手を引いて、どこへ連れて行こうというのか。(この場合は、手を引いている盲人にだけは金が入るが、手を引かれた方は金を失い、時間を失い、健康を失うことになる。)
なお、この異端医師自体が、自分が癌になってしまい、癌治療を受けて数ヶ月で死んだようだ。



(以下引用)


アルコール性肝障害や血圧  ここ二十数年、毎日仕事が終わるとすぐに欠かさず飲んできた、特に休みの日は、朝から飲むのが楽しみであった。そんな飲べいが緊急入院。入院時の GOT、GPTそして LDHは正常(肝機能正常)。γGTPはやや上昇していたが、断酒後も数値は変わらず。いつか記したが、γGTPが上昇していると必ず「アルコール性肝障害とか脂肪肝」とか烙印を押される。一つ前の内科書(Harrison's)には「γGTPの意味は不明」と記されていたが、最新版には γGTPの索引すらない。根拠のない「休肝日」やら「アルコール性肝障害とか脂肪肝」とほざく医師はよっぽどの勉強不足、避けたほうが無難。
 普段の血圧は 160/100前後ときわめて健康的であった。入院中は、朝晩血圧を測定するのだが、低いときは 106/80、高いときは 130/100くらい。毎日一定の摂取内容(胃漏からの注入)、運動量、環境にもかかわらず血圧はこれほど変動する。一体どれが僕の血圧を表わすのか。降圧薬の宣伝をみると、血圧が 2mmHg低下などと謳っているが、そこには「血圧村」のにおいがする。(3月25日)


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