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なぜ病院とは「治療の値段交渉」ができないのか

私も、とある病気(軽い脳梗塞で日常生活にほとんど支障なし)で二週間強制入院させられ、検査以外はほとんどベッドに寝ているだけで治療らしい治療は何ひとつしなかったが、五十万円以上の入院費用を請求され驚愕したことがある。その時は、所得が低い人間には減免措置があることを教えられて役所に行ってその手続きをして五万円少しの支払いで済んだが、「先端的機械を使っての検査」がいかに高額か、思い知らされた。もちろん、病院が勝手にやったことで、金額を最初から知らされていたら断ったに決まっている。脳梗塞と判明した時点で、できることは何もないだろう。それ以上の検査など無意味に決まっている。まあ、それは素人考えにすぎないが、何かの治療をするかどうかの判断は患者自身の意思によるのは当然だろう。
あらゆる商売の中で、なぜ医療だけが、売り手だけの判断で、治療費も知らせずに治療内容を決められてしまうのか、不思議である。最初に「これこれこういう治療を行い、その各費用はこれこれです」と説明するのが当然ではないのか。まあ、特に患者自身が意識不明で、家族に判断能力が無いと、すべて医療側の勝手で決められるわけである。
なぜか、医療のことだと「カネの話」はしないのが紳士的だ、とされているようで、おかしな話である。



(以下引用)


和 田 浩 明 / H i r o a k i W a d a # 現 場 に 感 謝
@spearsden
米中西部コロラド州で新型コロナウイルス感染症から回復した高校教師の男性が、84万ドル(約9000万円)の治療費を請求された由。ICU収容、人工呼吸2週間。総額は150万ドル(約1億6000万円)になりそうと。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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