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「スポーツマン精神(笑)」の本質

まあ、チームスポーツにおける上からの命令と個人の判断とのジレンマは、どちらを優先すべきか簡単には結論は出ないもので、馬鹿な監督の指令でチームが敗北する例など、高校野球などの放映では腐るほど見ることができる。野球だけに限った話でないのはもちろんだ。しかも、学校スポーツは「教育」という仮面もかぶっているから、監督の無能や無脳のせいで負けても、文句はつけられない。
要するに、チームの勝利による学校の売名と同時に、子供の奴隷精神を涵養するのが学校スポーツのひとつの目的であるwww 

スポーツなど、本当は子供の遊びにすぎないのだから、真面目にやる必要性などまったく無いのである。まして、スポーツを通じて人格を陶冶した人間などほとんどいないのは、プロスポーツ選手や体育会系の人間を見ればよくわかることだ。脳筋なだけでなく、事大主義者がほとんどである。当たり前の話で、軍隊と同様に「勝つこと」がスポーツの目的である以上、「敵は殺せ」「上官には従え」という考えがスポーツマン精神の本質なのだ。




道徳の教科書「星野君はバントのサインを無視してスイング。チームは勝ちましたがレギュラーから外されました。悪いのは星野君です」

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引用元: 道徳の教科書「星野君はバントのサインを無視してスイング。チームは勝ちましたがレギュラーから外されました。悪いのは星野君です」



1: 以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:27:14.146 ID:kwGCukzGp
星野くんの二塁打

とある野球の大会への出場が決定する予選の最終試合でのこと。同点の最終回裏の攻撃、
ノーアウトランナー1塁の場面でバッターは星野君に回ってきた。監督からはバントを命じられたが、
絶好球が来たのでバントの指示に背いて二塁打を放った。
そして、星野君のチームは次の打者が犠牲フライを打ったためこの試合に勝利することができた。

しかし、翌日に監督はバントの指示に背いた星野君に「共同の精神や犠牲の精神の分からない人間は
社会の役立つことはできない」と話し、大会への出場停止処分を下した。



<dt "="">3:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:28:28.229 ID:V8CgS0/x0
出る杭と上の人間に歯向かう奴隷は干される
日本の良い習いですね

<dt "="">4:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:28:28.765 ID:kwGCukzGp
主題

主題設定の理由
(1)主題の設定
規則を守ることは当たり前のことであるが大人も子どもも規則が守れなくなってきている。
いけないとわかっていながら路上駐車をしたり,ゴミのポイ捨てをしたり,心ない行動をとってしまったりする大人がいる現状がある。
子どもたちも同様である。だが,みんなで社会生活を送っていく上で規則を守ることは,とても大切である。
そこで,自分の利害にとらわれるのではなく,正しい判断をして,きまりを守ろうとする心を育てていきたいと考え,本主題を設定した。


○場面③を聞き,監督の話を聞いているときの星野君の気持ちを考える。

◎監督の話を聞いて,星野君はどんなことを考えただろう。
・みんなで決めたことだからこそ守ることが大切なんだ。
・これからは,チームワークを大切にしよう。
・集団には,規則が大切だ。
・決まりを破ったのだから,自分は間違っていた。やはりあのときバントをすればよかった。
・監督の言うことを聞くべきだった。

補)チームの約束を守ることはどうして大切なのだろう。
○ワークシートに書き,自分の考えを持ってから発表させる。
☆星野君の気持ちを考えることを通して規則を守ることの大切さについて考えを深めている。
★考えを深めるための支援ができたか。
http://www.kimita-e.hiroshima-c.ed.jp/dotoku/lessonplan/5nen/0430.pdf

<dt "="">5:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:28:49.534 ID:95l7IU+V0
星野くんはすべてのチームメイトの家に放火しました。

<dt "="">8:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:30:28.655 ID:rByyjHwb0
星野くんの父親「わしが育てた」

<dt "="">9:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:30:57.016 ID:SGrV2s22r
後の星野監督である

<dt "="">10:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:31:00.601 ID:wiVZS1Io0
成功したんなら悪くないぞ

<dt "="">13:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:33:49.943 ID:dO6vuRRud
指導案ってことは指導書にこんなんかかれてるってこと?

<dt "="">16:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:35:58.440 ID:gBzgJizoa
結果オーライ
日本は出る杭を打つからほんと嫌い

<dt "="">15:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:34:30.581 ID:q/nqDZ140
関東軍「全くだ」

になっちまうだろーが

大事なのは「独断専行」と「自由裁量権の範囲の行動」の
事前確認であって、それを監督が怠ったことを
その上に訴えることだ
じゃあどうすべきだったか?を選手の立場で
二択で考えさせる道徳教育こそジャップ事案なんだよ

<dt "="">17:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:43:03.647 ID:qiqgDJ4Ur
現監督を降ろして星野君を新監督にするべきだと思いますって言ったら先生に殴られるのかな?

<dt "="">18:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:43:44.574 ID:FJnDhfGP0
星くんたなびたいことがあるんだ、チョット

<dt "="">19:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:46:54.935 ID:5AJslt+i0
監督、曰く
「絶好球が来たのだからそれは仕方ない。
サインを出すのは、それを出すことで勝敗に対する責任を選手個人が負うのではなく、指示者が負うことが出来るから。
仮に星野くんが打ち損じていたら、指示を守らなかったばかりか、それによってチームが負けていたかも知れない。
指示に従うというのは、いわばそうした責任逃れの意味もある。
選手に責任を感じさせたくないからだ。
星野くんがそうした事を考えたかは窺い知れないが、成功したことは評価できる。
しかし勝てば許されるのではなく、なんらか責任は取らせたい」

というジレンマ

<dt "="">20:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:48:14.885 ID:FMN/tMSd0
道徳の授業ってだいたい部落か障害者かしか取り上げられなかったな

<dt "="">22:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:52:44.621 ID:5AJslt+i0
道徳は自転車の左側通行のしか覚えてないな
糞ガキであるボクが自転車で交差点に差し掛かると、同じく自転車で交差点に差し掛かってきた若いにーちゃんとガチンコの正面衝突であわや大惨事でした。
たまらず若い暴走自転車の糞あんぽんたんにーちゃんが怒鳴り散らしてきました
曰くボクが自転車で右側通行してることに腹を立てたようで、器の小さい糞野郎だと思いましたってやつ

<dt "="">21:
以下、Zチャンネル@VIPがお送りします 2017/10/16(月) 16:49:01.252 ID:K1Drc/ww0
日本の教育制度は、軍隊(旧日本軍)のやり方を踏襲してるからな
軍隊では上官の命令は絶対
星野君は軍法会議ものだわ

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太陽光発電はかなり有力になっているらしい

「日照時間が長く雪も少ない九州は、国の補助制度の後押しもあり、13年ころから急増。今年5月のピーク時は、需要の7割をまかなうまでになった。」

というのはいいニュースである。自然エネルギー発電の未来は物凄く明るい。原発などまったく不要であり、原発村の住人は「フクシマ滅亡の罪」「殺人罪」によって全員死刑でいい。つまり、自公政権と官僚中枢と経団連は全員死刑ww



(以下「ネットゲリラ」から引用)


水が一番簡単で効率がいい

| コメント(10)

太陽光発電と揚水発電で便利重宝、という話なんだが、もともと揚水発電というのは出力をコントロールできない原子力発電のために使われていた設備で、電気消費量の少ない深夜に水を高いところに揚げておいて、それを消費量の多い昼間、使うわけだ。大きなダムを作るわけじゃない、やろうと思えば東京の街ナカでも作れる。

 夜の間に余った電気で水をくみ上げ、電力需要の多い昼間に山から落として電気を作る揚水発電。九州で最近、その役割が変わりつつある。太陽光発電の普及で余った電力を消化するため、昼間のくみ上げが大幅に増えた。全国の電力会社でも珍しいという。
 揚水発電はこれまで、昼間の電力不足を補うために使われることがもっぱらだった。夜に水をくみ上げておき、日中に電力需要が伸びた時に水を落として水車で発電する仕組みだ。だが、2014年ごろから昼間のくみ上げ回数が急増し、15年に昼夜の回数が逆転。16年度は昼間のくみ上げが7割近くを占めた。
 太陽光発電の急速な普及が要因だ。日照時間が長く雪も少ない九州は、国の補助制度の後押しもあり、13年ころから急増。今年5月のピーク時は、需要の7割をまかなうまでになった。

太陽光発電の普及で、少なくとも真夏のエアコンピーク問題は解決した。エアコンがフル回転するような天気だと、太陽光発電もフル回転w 今まではエアコンピークは火力発電でしか対応できなかったんだから、大きな進歩だ。

【九州】揚水発電、水くみ上げ昼夜逆転 太陽光普及で思わぬ現象 、というわけで、例によって2ちゃんねるでは無責任なネットすずめたちがピーチク騒いでおります。ニュース速報板からです。
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良い事じゃん。
余分な燃料を使用しなくて済む。
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水じゃなくてもっと効率のいいものにすればいいんじゃないか?
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↑水が一番簡単で効率がいいんだよ
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↑電気分解して水素にして貯蔵するか?効率は上がるが
揚水発電は既にある設備を活用出来るのもメリットだぞ
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いつの間にか凄いことになっていたんだな
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水素つくるより効率いいからな。
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おかしいよなw 
それなら太陽光発電の制限とかせずに揚水発電所を増やしたほうがいいんじゃね?
九電が真っ先に違法に買い取り停止したんじゃなかったっけ?
それでなんで川内を再稼働させたんだろうなw
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女子畑発電所知ってる? 名前、たまらんだろ?www
ここ揚水式って道路から見えたような・・・
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↑なに!女子力で発電できるのか?Σ(O_O;)
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うちの太陽光パネルも絶好調
売電で住宅ローンも楽々払えるわw
太陽光で売電しない奴は馬鹿だw
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揚水発電はリチウムイオン電池なんかと同じ二次電池の一種だからな
ブルーバックスの電池の本に書いててちょっと驚いた
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長期間貯めるなら揚水発電所、
不安定な電力の平滑化が目的なら併設した二次電池。
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なるほど
「太陽光は蓄電出来ないだろwww」て批判があったけど
この手があるわけね
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↑ただ、古い揚水発電所だと一定速度でしか揚水できない(=一定の電力しか吸収できない)ので
昼の太陽光用水に使えないんだよね
これから設備更新して>>1の発電所みたいなところばかりになれば、もっと太陽光が使えるようになる
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塵も積もれば山となるだな。
近在もいつの間にやら太陽光が増えてるので、結構採算が良いんだろうと思ってた。
数枚、数十枚程度の小規模な物が多いが、全体寄せると原発位になる。
農家空き地を事業者が細かく借りてるんだろうな。
空き地は税金払うだけでマイナスだから幾らかでも利益になればと、貸し出す道理。
原発は廃棄が困難で、いくらかかるか専門家でも出せない程。
こんな先の見えない電力は終わらせないとトンデモナイ事になるのは
自明の理。
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なんだ民主党大勝利じゃないか
もうないけど・・・
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つーか、原発なんて何年もほとんど動いてないけど、なーんの問題もないじゃん。
大手工場なんかは自前でやってるし、電気料金値上げでつぶれた町工場って何軒?
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快適な電化生活を送る現代人は運動不足になり
フィットネスジムでエアロバイクを漕ぐのであった
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太陽光のおかげで夏の猛暑でエアコンがんがんつかっても電気不足に陥らなくなったのも事実
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電力的には弱いが...太陽光発電で、冷房のピーク電力を補完されてしまうと、明るい未来のエネルキーがお先真っ暗
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結局は捨てる電気を作っているだけの原発
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原発って、核保有への憧れとアンチサヨクってだけで支持されてるわな。
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ソーラーやるじゃん
原発推進派が困って
あれこれ書き込みしてる w

逆転したのよ! 逆転っ
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陽水発電
みなさんお電気ですか~?
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蓄電って結局こういう揚水ダム式がいいような気がしてきた
平野が少なく山がちの日本ならまだダム作れるはず
以前はダム=環境破壊みたいなイメージだったけど
太陽光発電と揚水ダムをセットにしたら環境問題も解決するかも
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さよなら原発
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自由競争でコストにさらされた福一が事故を起こした
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↑そもそも、原発は国策であり、電力会社は採算に合わないからイヤだと言ったのに
大量の補助金と政府保証を付け、自由競争とは違う国策である、だからその指摘は間違い・
正しくは、国策の原発だから失敗した。
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原発という国策で失敗してるのに、
また国策・太陽光・・・バカじゃないかと思う。

ちょっとした工場でも自家発電設備を保有して、電力を作れる
電力のようなアホでも作れる産業は市場に任せていたら自然とベストな方向に向かう。
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最近作ってる石炭発電でも3000億円の投資金額が必要になった。
企業は3000億円を回収して利益が出るのか必死に考える。
大金を出す奴は考えに考え抜いて投資をする、だから成功する。
1円も出した事がない役人・政治家が生ぬるく考えたベストミックス(笑)が成功するわけがない。
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学習教材としてキット化してくんねーかな? 太陽光と揚水ポンプを組み合わせてさ。LEDランプが24時間灯り続けて、子供がすごいねーって、技術に関心を持ってくれるよ。
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原子力発電は絶対安全です。だから電力需要の大きい東京湾岸や大阪湾岸にじゃんじゃん新設しましょう。
消費地直結なので、送電コストが極力抑えられます。
また変電所の建設も必要ありません。前者は東京電力本社の後者は関西電力本社のすぐ近くだから、メンテナンスが行き届きます。
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▼質問
水を位置エネルギーにして貯める揚陸発電って、例えば100の電気で上げた水は降りる時にどれぐらい戻ってくるの?
70~80あるのか、40ぐらいなのか...。
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↑揚水発電の効率は7割くらい
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かつて、揚水発電は原子力発電の相方だったが、太陽光発電と組んで原子力発電を潰すんだな。
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本来だったら、日本は自然エネルギー豊富な国なんだけれどな。太陽光に限らず。火山が多い(地熱)。雨がたくさん降って土地の高低差が大きい(水力)。海岸線が長い(汐力)。
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要するに、昼間の電力が多すぎという事
夜間も多いので、基本もういらない
あとは蓄電池の充実だけ
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太陽光+揚げ水発電で変動対策も出来るって事なら
ベースロード電源としての原発や火力の比率は相当引き下げる事ができるな。
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ドイツのソーラーは需要を超えた
それから、ドイツの黒字が劇的に増えて
今年は、赤字国債も中止、ドイツは世界で一番、健全な政府
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大規模発電はロスも多いし、リスク分散の意味でも中小規模発電に目を向けるべきだね。太陽光水力地熱、いいじゃないか。あと、わが国は植物の繁殖力が凄いから、バイオマスの研究に資本を投下すべきだね。
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地震とか事故の度に長時間止まる原発が
ベースになれるわけ無いだろw
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チンコに磁石を埋め込んで、テンガにコイルを巻きつければ、自家発電できるで!
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原発はもう採算取れない事はわかってるんだけど、
利権でやめられないだけなんだよね
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揚水くんは今まで喧伝されてきた自然エネルギーの弱点を補完するものだからね。あまり知られちゃうと、原子力村の人たちは困っちゃうんじゃないかな。
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10年後には、原発新設はじまるだろ
根拠は反原発老人がどんどん死んで偏差値28しか反原発やらなくなる
子供には放射線教育してるから、新たに反原発放射脳になることは考え難い
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↑ただね、今、大学の原子力関係の学科の志望者がいないんだよな。
頭良い奴なんて入ってこない。

10年後、そんな人達が建設する原発・・・
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揚水発電所の建設コスト: 約2.3万円/kWh
原子力発電所の建設費35万円/kW
経済産業省・資源エネルギー庁の資料ではこうなってる。
つまり揚水発電の建設費用は、原子力の6%で済む。

原子力のほうが安いって言ってる奴は、何を根拠に言ってるの?
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国や電力会社は真実を隠しているが、日本の原発はデータ改竄の鉄や金属だらけだから、他国よりも爆発の可能性が高い
神戸製鋼の素材を使っていない原子力発電所は存在しないから、いつ爆発するか誰にも分からない

九電にも聞いてみろ、素材にデータ改竄・データ捏造のものが入っているぞ
いつ爆発するか、だから誰にも分からない
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原子力を、もうちょっと、こう、直接的に電気に変換できないものかね? たんなる湯沸かし器なら、オレのへそが茶を沸かすわw
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↑事故ってもおkなら
水銀沸かしてタービン回せば効率上がるよw
事故ったら何人死ぬかわからんけどなw
放射能汚染した水銀に汚染した大地www
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最強は風力
夜中でも元気に発電する風力最強
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わざわざ山を削ったりしてダム作らなくても、高層ビルで揚水発電やれいいじゃん。
水を何回も巡廻できるし自然を破壊しないし。
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中国や途上国は原子力が好き
なぜなら、事故っても国民など虫けらの価値しかないから関係ない。
日本の原子力好きの政治家も基本的に同じ、事故ったら田舎者が困るだけと本気で思ってる。
官僚も田舎者に価値ねーわと本気で思ってる。
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出力調整が難しいという意味で、原発と太陽光は揚水といい組み合わせになるんだな
皮肉というか、面白いな
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揚水発電の「効率」のなんて、考えたってしょうがない。電気はそのままじゃ保存できないんだから、捨てるよりはマシだ。

コメント(10)


日本が保有している揚水発電の発電能力は
総出力2,600万kwと世界最大規模の施設
経産省の2013年発表資料だと、揚水発電設備能力の3%しか使っていないのよw
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E7%99%BA%E9%9B%BB


これ、何度かコメした埋蔵電力設備である退蔵・休止なんかしている
製紙企業やら鉄鋼生産企業の自家発電の系統連系に対しての制限を取っ払う
+PPS関連法を正に規制緩和すれば
日本の電力事情に関して電力不足に陥るなど一切ない。
しかも発電能力過剰気味で電気料金低下になるのよ。
これさぁ
野次馬さんが書いていた水利権と密接な水力発電に係る問題も含めて計算すると
「ナンじゃこりゃ!」な事実が出てくる。
30年以上前にゼミの先生が日本国中の水力発電所を廻って
データを教えてくれたから、私個人じゃあまり新しい話じゃないけどね。



>今年5月のピーク時は、需要の7割をまかなうまでになった。


電力需要の7割を揚水発電で賄ってるって読めるんだけど、ホントにそうなの?



太陽光発電の最終形態は自給自足ですね。
発電所も送電線も貨幣を介さずに各人直接電気を手に入れられれば、ユダ金は死滅します。ドイツが狙っているのもそれ。
そして国庫が黒字になると金利で食う寄生虫も退治できます。
散々脱原発を笑いものにしていた連中のスポンサーが誰かよくわかる話です。


まあ世界的に見れば国際金融資本と民衆との最終決戦はもう始まっているのですよ。


アメリカや日本の政治はそういう意味で数十年遅延していますが、徐々に対立構造は明確化し始めている。
保守が売国、リベラルが国粋というねじくれた政治状況は徐々に崩れつつある。次に起こることは理念なきまま大勝して肥大化して求心力を失った自民の分裂です。
緑狸党はその第一段階ですがこれから雨後のタケノコのように保守分裂が繰り返されていくはずです。


我々が気を付けなければいけないのは唯一つ、僭主の登場でしょうね。
それは右からか左からかどこからかわかりませんが、必ず現れるでしょう。まあそのころは私もこの世にいないでしょうが。



上で、ペンタ刑事さんもあげられますが、既存のダムによる水力発電も、政策次第で伸びしろがかなりある。
ぶっちゃけ、揚水発電と水力発電の運用改善で、原発の補って
余りあるわけ。これに加え、さらに効率化が予想される太陽光、余り活用されていない地熱を加えれば、あら不思議、電力が足りないどころの騒ぎじゃありません。
こういうのを見るにつけ、与党官民にはびこる原発利権屋ども
は、我が国と子々孫々のためにも、すみやかに抹殺すべきですわ。



そりゃいつか太陽光が原発を逆転するだろう。
このような流れになるのは、分かりきったことだった。
原発事故起こした時点で、日本が先頭切って太陽光にシフトしてりゃ世界をリードできたのにな。
そうすりゃ平和国家として世界での発言力も強まってたし、経済だってもっとマシになってたろうに。
あの時原発を押したやつらはみんな時代が読めない亡国奴か、わざとやってた売国奴か、ただの馬鹿だったか、日本をはじめから見限ってる新自由主義者だったか、いずれかだ。



【 揚水発電:長所:数分で最大出力が可能 】


https://www.youtube.com/watch?v=Z0mvCM6qnYQ



・・・揚水発電ダムは広大な土地を水没させ、貴重な動植物の生息地を奪う。水質汚染や地震などのデメリットも存在します。大きな犠牲を払って造られる揚水発電というシステム、揚水ダムは原発がないと意味がない仕組みにした責任は重い。日本電力会社・ゼネコン・土木会社の一部は笑いが止まらず、自然や公共料金(日本の電気料金は高額過ぎ)には厳しいのが現実。世界は潮流である自然エネルギーの可能性にシフト中。当然ですなぁ~。


【 Pumped-storage hydropower 】


https://www.youtube.com/watch?v=lsSUPpwtqhQ


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アルブスの魔女ハイジョ

人の容貌を云々することは下品なことだから、あまり好ましくはないが、下のツィートに触発されて、「アルブスの魔女ハイジョ」というのを思い付いた。希望をなんでもかなえてくれると人を騙して、悪魔に人々を売り渡す魔女だそうだ。
にこやかな笑顔の、厚化粧の下がどんな顔か、私は知らない。以前に魔法使いサリーちゃんのコスプレをやったことがあるらしい。






小田嶋隆 @tako_ashi 15時間前

ところがアルプスの少女ハイジョの家に続々と集まってきたのは、頂上を目指す登山家でもなければ山越えをする狩人でもない、ただただひと夜の宿を求めてさまよう難民の群れだったのです(未完


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たった1時間のストライキで起こり得ること

これが現実的にはできないのは、その「1時間」の間に死者が出る可能性があるからだが、だとしたら、そういう、生命を扱う仕事の人々がなぜこれほど薄給なのか、それでいいのか、と世の中の人は考えるべきである。「ほとんど高度な技能も要らず、誰でもすぐにできる仕事だから」だけでは答えにならないだろう。それに、本当にその給与に見合った、誰でもできる簡単な仕事なのか、私は疑問に思う。
航空機の機長が1時間のストライキをしても、飛行機が自動運転してくれるだろうが、介護職の人が1時間のストライキをしたら、何が起こるだろうか。




            さんがリツイート
10月14日

マジな話。 介護・福祉職のみんなで、全国一斉ストライキをしませんか? 1時間だけでもいいと思うんです。 私たちがいないと何が起こるのか、誰も真剣に取り合ってはくれない。 目を向けてもらいたい。正当に評価してほしい。労働に見合った報酬がほしい。 仕事を続けていくために。


拍手

グローバリズムによる町の混沌化

人種差別をする意図はまったく無いが、資本主義的グローバリズムの当然の帰結だろう。人間を労働力としか見ない思想は、いずれどこかでしっぺ返しを食う。まあ、町役場にしても、人間を「納税者」としか見ていない可能性もあるがwww
要するに、人間やその属する文化というのは簡単には他の集団には同化できないものだのに、単に労働力としてしか見ないから軽率な判断で移民を受け入れ、こういう軋轢が生まれるのである。
安部政権は積極的にグローバリズムを進める方針だが、大泉町はそのパイロット自治体としての存在価値があるのではないか。もっと、この状況は世間に知られるべきだろう。



【画像】 移民を受け入れた大泉町の現状をご覧ください 

6コメント
1 :匿名 2017/10/09(月) 03:16:24

 
予想通りだった

http://i.imgur.com/xq2aQHN
 
引用元:http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1507486584/

2 :匿名 2017/10/09(月) 03:17:35
アベどーすんのこれ
85 :匿名 2017/10/09(月) 04:38:09
>>2
珍しく正しい使い方だな
4 :匿名 2017/10/09(月) 03:19:11
アホだろこの町長
5 :匿名 2017/10/09(月) 03:22:03
やりたい放題やん
6 :匿名 2017/10/09(月) 03:22:16
勤勉に働くような民族は自国の経済で生活していける
他国に寄生しようとする民族は基本働かないからな
7 :匿名 2017/10/09(月) 03:22:32
えーとここに集まってきた理由が書いてないんだけど
なんかの工場があるのかな?
14 :匿名 2017/10/09(月) 03:24:15
>>7
スバル
97 :匿名 2017/10/09(月) 04:55:17
>>14
スバルが払うべきだな
8 :匿名 2017/10/09(月) 03:23:11
だから言ったやん
9 :匿名 2017/10/09(月) 03:23:27
最初の写真が東南アジアの町にしか見えない
158 :匿名 2017/10/09(月) 06:33:18
>>9
南米な
10 :匿名 2017/10/09(月) 03:23:32
なんで外人にナマポ出るねん
211 :匿名 2017/10/09(月) 07:31:40
>>10
自民党がそうしたから
12 :匿名 2017/10/09(月) 03:24:00
予想がハズレた奴はいないと思う
15 :匿名 2017/10/09(月) 03:24:31
ああ群馬県のスバル工場か
ブラジル人って書けばいいのに
19 :匿名 2017/10/09(月) 03:27:51
>>15
最近は南米からの移民が減って中国人が増えてる
17 :匿名 2017/10/09(月) 03:26:31
外国人を呼んだ企業が最後まで責任をもつべき
368 :匿名 2017/10/09(月) 10:42:27
>>17
具体的にどういう制度が成り立つかわからないけど、一定の身元保証は
最初に雇った奴がするべきだよな。

外国人を差別するのは良くないが、かといって生活保護なんか認めたら
絶対帰らねーし。
18 :匿名 2017/10/09(月) 03:26:59
家賃、公共料金、社会保険
税金、全部払わないで出ていくって大家が言ってた
116 :匿名 2017/10/09(月) 05:21:36
>>18
それ全部払わないとか夢のような生活だなぁ
20 :匿名 2017/10/09(月) 03:27:51
でもこれ思うんだけどスバルからの税収があってそれで成り立ってる町なんだから
外人出て行けだと工場がますます人手不足になって最悪工場が移転、税収がゼロになる
ほんとにこいつら出ていったほうがいいのかは考えものだぞ
36 :匿名 2017/10/09(月) 03:38:17
>>20
お前は資本主義を理解していないな
人手不足を人で補ってたらいつまでたっても経済成長しねぇんだよ
そんなもんは産業革命以前の労働力が資産だった頃の話だ
21 :匿名 2017/10/09(月) 03:28:25
御人好しも大概にせんと
24 :匿名 2017/10/09(月) 03:31:18
この画像がいつの頃のものなのかは知らないが
人柱になってデータを提供してくれるとか凄くありがたいじゃないか
少数に限り国益に即した移民の方なら大歓迎だけど大半はそうじゃないだろうからな
34 :匿名 2017/10/09(月) 03:36:20
>>24
この間やってたぞ
1週間も経ってないんじゃないか
25 :匿名 2017/10/09(月) 03:31:44
よくぞ人柱になってくれた
この犠牲を無駄にせず、国内の悲惨な例としよう
27 :匿名 2017/10/09(月) 03:33:38
連帯保証人にスバルがなったらいいんじゃね
つーか保証人もなしによくくそ難民なんかに部屋貸すな
28 :匿名 2017/10/09(月) 03:34:13
難民と移民の区別はつけよう
42 :匿名 2017/10/09(月) 03:42:03
ただの自滅。
人口が増えれば町が潤うと思ったのか?

その増えた人口は、日本人と同じ真面目な人たちだと思ったのか??

「人間ならだれでもいい。みんな同じだろう」

この認識が命取りだったね。終了、この町はお疲れ様でした。
48 :匿名 2017/10/09(月) 03:51:06
ぬるい行政しているところに移民は危険ってことか
50 :匿名 2017/10/09(月) 03:53:09
安い給料で労働者をこき使いたい大企業が全ての元凶
51 :匿名 2017/10/09(月) 03:53:29
生活保護は止めればいいじゃん
65 :匿名 2017/10/09(月) 04:07:31
貧しい自国では生活出来ないが、日本に来ればすぐ生保とかもらえるという口コミ
が広がって親も同行して日本に来るんだろうな。
77 :匿名 2017/10/09(月) 04:21:29
むしろこのマチを外国人スラム化させれば周辺の自治体は安全になるだろう
78 :匿名 2017/10/09(月) 04:26:31
そのうち地図から消えそう
86 :匿名 2017/10/09(月) 04:39:38
壁つくって出すなよ
114 :匿名 2017/10/09(月) 05:19:27
つーか税金滞納って
給料から天引きするだけで徴収できないのか


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政治的発言への「見えない束縛」

東ヒロノリ(たぶん、そう読むのだろう。字は忘れた)という、デビュー当時はたしかSF評論家だった人間が最近は政治的発言を多く発信していて、その馬鹿さをさらけだしているのだが、創作家や実践家になれない人間が評論などというのをするのがほとんどだから、最初からその知的レベルは知れたものだ。で、その「積極的棄権運動」という、馬鹿の極みの論が各方面から袋叩きに遭っているのだが、下の記事で小田嶋師は、自分自身が50前はほとんど(あるいは一度も)投票に行ったことが無いことを告白しつつ、東の論の背後に存在する選挙民(特に若者)のダブルバインド状況を指摘していて、これは聞くべき発言であると思う。


というのも、政治について、われわれの社会には明らかなダブルバインドがあって、「積極的棄権」という彼の破れかぶれの提言は、そのどうにも欺瞞的な二重基準が言わせたセリフではないかという気がするからだ。

 どういうことなのかというと、私たちは、職場や地域社会や学校のクラスの中で、政治的な意見を控えることを求められている一方で、選挙の時には、投票に行くことを期待されているということだ。


 私たちは、一方で、政治的なふるまいを厳しく制限されていながら、他方では政治的な権利の行使を義務づけられている。要するに、われわれは、二つの矛盾する要求の間で引き裂かれているのだ。


これは、私がブログを書き始めた当初から一番気になっていたことで、最初にブログの中で政治的問題を論じた際には、大げさに言えば、「清水の舞台から飛び降りる」気持ちで、エイヤッと投稿したものだ。下手をしたら、社会的に圧殺される覚悟すらしたのである。日本社会で政治的発言をするというのはそういうことだ。しかも、それは親しい知人に対してすらそうなのである。政治的発言をしたら「あいつは変な奴だ」と思われること確実である。
ところが、平気で政治的発言をする人間もけっこういて、それは「自分は自民党支持である」「自分はアカが嫌いだ」「自分は労働運動(組合活動)が嫌いだ」「自分は日教組が嫌いだ」「自分は野党が嫌いだ」「野党は言うだけで、無責任な連中だ」というような発言をすることだ。なぜこれらの発言が安全なのかは言うまでもない。社会の上級国民に逆らわず、その手足となって行動することの表明だからである。
この社会は、目には見えないが、実は昔から1984状況だったわけだ。
そうした社会を少しでも変える力になりたい、というのが私の希望である。
ずっと前に書いたように、「小公子」の中のエピソードにある、無知な中年の商店主と10歳にも満たない子供が対等の関係で政治を論じるという初期アメリカの「民主主義的風景」は(もちろん、フィクションだが)私の政治的理想なのである。


(以下「ア・ピース・オブ・警句」から引用)



 若者に投票を促す人々は、政治に興味を持たない市民を、人として一段格が落ちると考えている人間に特有の調教師じみた命令口調を隠そうともしない。
 聞かされている側としては、話の内容以前に、
 「どうしてそう上からなんですか?」
 というそこのところに反発して、マトモに耳を傾ける気持ちにならない。


 世間の空気がそんなふうに硬直的だからこそ、例の五反田の哲学者は「積極的棄権」などという暴論をあえて持ち出してきたのではなかろうかと、彼の叩かれっぷりに憐憫を感じている私は、ついついそう考えてさしあげたくなるのだが、まあ、あの人は、案外マジであれを言っているのかもしれない。


 だとしたら、それはそれで見事なばかりの空気の読めなさだとは思うのだが、それでもなお、私は、彼の提言を論理と理知の面では全否定しつつ、心情的には、こういう時代だからこそ、ああいう空気を読まない人の的外れの提言みたいなものが必要なんではなかろうかなどと、どうしても、心の一部でそう考えることをやめることができずにいる。


 というのも、政治について、われわれの社会には明らかなダブルバインドがあって、「積極的棄権」という彼の破れかぶれの提言は、そのどうにも欺瞞的な二重基準が言わせたセリフではないかという気がするからだ。


 どういうことなのかというと、私たちは、職場や地域社会や学校のクラスの中で、政治的な意見を控えることを求められている一方で、選挙の時には、投票に行くことを期待されているということだ。


 私たちは、一方で、政治的なふるまいを厳しく制限されていながら、他方では政治的な権利の行使を義務づけられている。要するに、われわれは、二つの矛盾する要求の間で引き裂かれているのだ。


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最高裁裁判官とは政府の犬であり、国民審査は全員×をつけるべし

実は、私自身はアンケートの回答を一つも読んでいないのだが、朝日新聞がこういう試みをしたこと自体は結構なことだと思っている。
なぜ回答を読まないのかというと、

第一に、最高裁裁判官は安倍政権の意を体して任命された連中であり、安倍政権に批判的な選挙民は彼ら全員に「×」をつける以外の選択はありえないこと。
第二に、この内容でアンケートなど取っても、彼らが美辞麗句でごまかす言葉を読まされるだけであり、読む意味が無いこと。

このようなアンケートよりも、彼らがどのような政治的事件でどのような判決をしてきた人間なのかを明確に示すのがマスコミの役目だろう。実際にしたことを書くだけだから、誹謗中傷にはならないはずである。そして、彼らが政府寄りの判決ばかり出してきたことは火を見るより明らかだろうと推測している。

なお、最高裁判所裁判官の国民審査で全員に×をつけるというのは私の旧友のアイデアであり、それを聞いて以来、私はほとんど常にそうしている。まあ、新聞などが裁判官たちの過去の経歴(裁判内容)を明確に書いてくれるようになれば話は別であるが、経歴を報道されない連中をどう審査すると言うのだ。



(以下引用)





国民審査を受ける最高裁裁判官7人のアンケート回答全文

2017年10月12日10時23分


[PR]

 22日投開票の衆院選と同時に実施される最高裁裁判官の国民審査に向け、朝日新聞社を含む報道各社は、審査対象の裁判官7人に共通アンケートを行いました。質問と回答の全文は次の通りです(文意を損なわない範囲で、表現の一部を変えています)。

 ◇質問


 【最高裁裁判官としての信念、あるべき裁判官像】


 ①最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。


 ②国民が裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。


 ③これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。


 ④最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体や出身別の割合は妥当だと思うか。


 【憲法】


 ⑤憲法改正をどう考えるか。


 ⑥憲法9条が戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。


 ⑦国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。


 【行政・民事】


 ⑧東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法の責任や原発関連訴訟への司法の姿勢をどう考えるか。


 【刑事】


 ⑨裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度の課題や見直すべき点は。


 ⑩静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想や反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。


 ⑪日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会で死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求と死刑執行との関係をどう考えるか。


 ⑫取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。


 【司法行政】


 ⑬法科大学院の募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。


 ⑭経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本の裁判所に求められることは何だと考えるか。


 ⑮諸外国で裁判手続きの電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否やアイデアはあるか。


 【人柄】


 ⑯最近の出来事で、最もうれしかったこと、腹立たしく感じたことは何か。


 ⑰趣味、尊敬する人物、好きな言葉、座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。


 ⑱最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。


     ◇


■小池裕氏の回答


 ①常に中立公正であること。法と良心に従い、幅広い視野から事件に取り組み、考え方の筋道がよく分かる判断をするように努めたい。


 ②適正迅速で分かりやすい裁判をすること。利害や見解の対立する事柄について、証拠と法に基づき筋道立てて判断を示す裁判の役割への期待に応えることが大切だと考えている。


 ③これ一つと挙げることは難しい。医療事件は、事実認定、法律判断、科学的知見の理解、当事者の心情などについて考えを巡らせることが多く、深く記憶に残るものが少なくない。


 ④最高裁判事の任命権は内閣にあるので、回答は差し控えたい。


 ⑤国のかたちを定める憲法の改正については、国民的な議論を経て国民が判断することであるので、回答は差し控えたい。


 ⑥具体的な事件を離れて、憲法条項の在り方について見解を述べることは差し控えたい。


 ⑦議員定数訴訟の判決の中で示した意見のとおりである。具体的な事件を離れて見解を述べることは差し控えたい。


 ⑧具体的な事件を離れて見解を述べること、個別事件に対する見解を述べることは差し控えたい。


 ⑨裁判員制度は、課題はあるが、おおむね順調に運営されていると考えている。司法の国民的基盤に関わる極めて重要な制度であるので、課題については実証的な検討を重ね、中長期的な構想をもって粘り強く対応していくことが大切だと考えている。


 ⑩司法制度改革以降、刑事司法は大きく改善されてきたと思う。事実認定については、常に謙虚さと恐れをもって取り組み、誤りのないよう様々な角度から慎重に証拠を吟味することが大切であると考えている。


 ⑪究極の刑罰である死刑については、様々な意見や議論があるところであり、格別の検討が必要であると考えているが、具体的な事件を離れて見解を述べることは差し控えたい。


 ⑫かねてよりの懸案事項が立法化されたものであり、刑事司法の適正化などが更に促進されることを期待している。


 ⑬具体的な政策についての見解を述べることは控えたいが、幅広い素養を備えた法律家が養成され、司法制度を支え、更に様々な分野で活躍することを期待している。


 ⑭国際取引事件、家事渉外事件をはじめとする国際的紛争事件に円滑に対応するためには、手続き的整備のほか、裁判所における人材の育成、専門集中部などの処理態勢の整備を図ることが重要であると考えている。


 ⑮裁判も一種の情報処理作用であるから、情報処理革命の外にいられない。法的手当て、関係者の発想転換などが必要になるが、情報伝達、情報の整理検索などの切り口から従来方法の思い切った見直しを図ることにより、アクセス、迅速性などが大きく変化するであろう。


 ⑯若いスポーツ選手、棋士たちが伸び伸びと活躍していることを頼もしく、うれしく思う。理不尽な事柄に対しては、感情によるより、事実を見つめて捉えるようにしている。


 ⑰好きなことは、読書、速歩による散歩、総菜作りなど。好きな言葉は「初心忘るべからず」。市井に生きた両親への感謝と尊敬の念を忘れることはない。


 ⑱コリン・パウエル氏の「マイ・アメリカン・ジャーニー」。パウエル氏の軌跡からアメリカの社会構造を興味深く感じ取ることができた。



■戸倉三郎氏の回答


 ①当事者に主張立証を尽くす機会が与えられ、裁判所が適正で公平な審理判断をしたかという観点から原審までの手続き・判断を先入観なく審査したい。上告理由など該当性の判断と結果の妥当性とのバランスや従前の判例との整合性など、上告審、法律審としての判断の在り方に難しさを感じている。


 ②納得性の高い審理に基づき、分かりやすい理由を示した適正で迅速な裁判が行われ、その内容が社会一般の正義の観念にも合致するものであること。傍聴して内容を理解できる分かりやすい審理・判断をすることが重要であり、最高裁で行われ始めた判決理由要旨の告知などもよいことだと思う。


 ③任命後半年余りに過ぎず、無我夢中で事件に取り組んできたというのが正直なところであり、まだ記憶に残る事件を申し上げられるだけの経験がない。


 ④最高裁判事の任命の在り方などについては、最高裁判事の任命権が属する内閣において検討される事柄であるので、お答えは差し控えたい。


 ⑤憲法改正は、国会による発議と国民投票によるものであり、司法権に属する立場から個人的な意見を述べることは差し控えたい。


 ⑥諸情勢が変化する中で憲法9条を巡り様々な議論があることは承知しているが、司法権に属する立場から個人的な意見を述べることは差し控えたい。


 ⑦具体的な事件の中で判断を示すべき事柄であるので、回答は差し控えたい。


 ⑧高度な科学技術を用いたシステムの効用とリスクや社会的許容性の的確な判断は困難だが、中立公平な姿勢で双方の意見に耳を傾け、多角的な判断をするよう心掛けたい。


 ⑨長期化は証人らの記憶の減退、被告人の身柄拘束の長期化などの弊害を招く。法曹三者が具体的な長期化要因を分析・共有し、改善策を協議することが重要。辞退率上昇の原因は様々だと思うが、法曹三者は、審理期間、審理・判断の難易度、心理的負担感等、裁判員の負担感を軽減するための努力が重要。


 ⑩誤判はあってはならず、裁判官は、虚心に被告人の弁解や証拠を精査し、わずかな疑問点でも納得するまで解明する姿勢を堅持しなければと自戒している。


 ⑪死刑制度の存廃は国民の間で様々な観点から議論されるべき問題であり、司法権に属する立場から個人的な意見を述べることは差し控えたい。


 ⑫新制度の下で得られる証拠が事案の解明に効果的であればあるほど、証拠としての適格性や信用性の判断も一層慎重に行わなければならないと考えている。


 ⑬法科大学院の教育の更なる充実を図るとともに、プロフェッションとしての法曹の価値に対する社会の評価を高め、需要の裾野を広げることも重要。


 ⑭国際感覚を身に付け、事案に応じて外国の法制度、文化、生活様式、価値観などを適切に考慮した判断を行うことのできる裁判官の育成が求められる。


 ⑮電子手続きは、裁判所へのアクセス負担を軽減する等の効用が期待できるが、当面はコストに見合う利用と効果が期待できる分野から始めるのが現実的。


 ⑯うれしかったことは、1968年メキシコ五輪の年に100mで10秒の壁が破られてから49年後に日本人も10秒の壁を破ったこと。体格差を考えると偉業。腹立たしく感じたことは、歩きスマホ、自転車スマホの人とぶつかりそうになった時。本人も危ないが、相手に負わせるかもしれない被害を想像してほしいと思う。


 ⑰鉄道趣味全般。古い車両に乗るのが楽しい。健康維持で始めたウォーキングは10年になり、街歩き、街道歩き(ゴールは遠い)も楽しんでいる。小学校から高校時代の恩師の中には人間形成面で重要な影響を与えてくださった方がおられ、折に触れて思い出し、感謝の気持ちを新たにしている。好きな言葉、座右の銘は、「一隅を照らす」。どんな仕事でも受けた以上責任を持って行わなければならないという戒めとして。「一度に一つずつ」(One thing at a time)。トム・クランシーの小説の中で主人公が緊迫した状況で出る言葉で、仕事が交錯して煮詰まった時の呪文として。


 ⑱少し前に読んだものであるが、鎌田浩毅著「地球の歴史(上)(中)(下)」(中公新書)。地球46億年の歴史がコンパクトに記述され、億年単位の長いスパンの地球の活動の前では人類は微小な存在であることが素人にもよく分かる。



■山口厚氏の回答


 ①当事者の主張に耳を傾け、証拠に基づいて、中立・公平で公正な判断をすることが必要だと考えています。最高裁として判断すべき事件数の多さと事件の多様さに直面して、最高裁判事の使命の重大さを改めて痛感しています。


 ②詰まるところ、中立・公平で公正な裁判を迅速に行うことが求められているのだと思います。結論に至る過程をできるだけ分かりやすく示すことも大切だと考えております。また、裁判所としては、情報発信をさらに進めていくことが望まれるように思います。


 ③就任直後に関与したGPS捜査に関する大法廷判決が、刑事手続き法に関する近年の最も重要な判決の一つであるだけに強く印象に残っています。


 ④任命権者が判断すべき事項ですので、回答は差し控えさせていただきたいと思います。


 ⑤憲法改正の是非などは国民が判断し、決めるべきことで、憲法を尊重し擁護する義務を負う立場にある者としては、回答を差し控えさせていただきたいと思います。


 ⑥⑤と同様の理由により、回答は差し控えさせていただきたいと思います。


 ⑦私の考えは、当審に係属した具体的な事件について判断する中で示すべきものと考えております。


 ⑧今後当審にも関係する事件が係属する可能性がありますので、回答は差し控えさせていただきたいと思います。


 ⑨全体的に見れば、課題はあるものの、うまくいっているのではないかと考えておりますが、制度の運用上、裁判員の負担軽減に配慮することが必要だと思います。


 ⑩判断の誤りを避けるため、様々な観点から証拠評価をしっかりと行い、手続きを適正に運用することが重要だと思います。


 ⑪死刑の存廃などについては国民的な議論が大切だと思います。一般論としての回答は差し控えさせていただきます。


 ⑫法改正に向けた法制審の審議には私も参加いたしました。改正法は現状を改善する方向に向けた重要な一歩だと考えております。今後、関係者がそれを適切に運用していくことが大切です。


 ⑬私は最高裁判事就任前には法曹養成教育の一端に携わっており、様々な課題があることを痛感しておりました。関係者の地道な努力が実を結ぶことを願うばかりです。


 ⑭裁判を行うという点では変わりがないと思いますが、両当事者の主張・立証をしっかりと踏まえた適切な判断を可能な限り迅速に行うことが大切だと思います。


 ⑮課題は多いとは思いますが、利用者の利便性向上の観点から、手続きの電子化の導入に向けた検討が行われてよいと思います。


 ⑯人生はうれしいこと、腹立たしいことの連続ですが、法科大学院教授時代の教え子から司法試験合格の報告が届いたことは最近うれしく感じたことの一つです。


 ⑰趣味はウォーキングと読書(乱読です)。いままでに大変多くの人と出会い、その出会いを大切にするようにして参りました。特定した「尊敬する人物」の名前を挙げるのは難しいように思います。好きな言葉、座右の銘というほどのものはありませんが、研究者のときには、どのように小さなものを執筆する場合であっても、常に「全力投球」を心がけておりました。


 ⑱多分野の書物を乱読するのが趣味ですので、特定の書名をあげることは難しいように思います。小説でいえば、人の生き方を描いたものに感動したり、歴史的な事件を題材にしたものをとくに面白いと感じたりしています。



■菅野博之氏の回答


 ①誠実と共感を信条とし、意識的に多数の観点から見ることを心がけてきました。更に広い視野から見直しながら、バランスのとれた適正な判断ができるよう努めたいと考えます。個別事件の問題と法解釈の問題、更には社会的影響や将来にわたる問題などが混在している事件に接するとき、頭を悩ませることが多いです。


 ②迅速さを含めた質の高い判断が期待されていると考えます。常に社会の進歩・変革に即していくとともに、安定感のある判断が求められているのではないでしょうか。最高裁においても、分かりやすい判決に留意したいと考えます。


 ③外国人の親と子どもの退去強制処分事件、フィリピン人母の子どもたちの国籍事件、台湾ハンセン病訴訟、様々な会社更生事件など、多数の事件が心に残っております。子どもの人権や自立性の確保が難しい事件、あるいは、多数の人々の利害の調整が難しい事件が一番記憶に残るように思います。


 ④最高裁判事の任命に関しては、意見は差し控えたいと思います。


 ⑤憲法改正については、議論のもと、各国民が決めることであり、その解釈適用に当たっている裁判官が発言すべきではないと考えます。


 ⑥憲法9条については、国民一人一人が考えていく問題であり、裁判官が一般的意見を述べるべきではないと考えます。


 ⑦具体的事件において考えを示すべき事柄と考えます。


 ⑧具体的事件にかかわる点については、意見を控えさせていただきます。ただ、一般論として言えば、裁判所は、法令に照らして厳密に検討しているものと考えます。


 ⑨裁判員制度については、全体としては順調に進んでいると思います。ただ、迅速さを含めた適正な刑事司法の理想に向けて、一層の工夫や研究が欠かせないと考えます。


 ⑩誤判はあってはならないことです。それを防ぐには、各裁判官が、客観的証拠を重視するという裁判の基本を再確認しながら、多面的に考え抜くことが重要と思います。


 ⑪死刑制度の存廃などは、国民の意見により決められるべき立法の問題と考えます。


 ⑫刑事司法改革関連法の影響などについては、最高裁判事として意見を言う立場にはありませんが、今後各制度の趣旨に沿った運用が積み重ねられていくものと考えております。


 ⑬司法、ひいては法曹界は、専ら人によって支えられていますので、志の高い誠実な法曹候補者が増えていくことを願っております。


 ⑭国をまたぐ争いであっても、スピード・費用・公正さに着目されるのは変わりません。また、裁判官が広い視野を持ち、必要な場合には専門家の助力も得られるよう、工夫を継続することが重要と考えます。


 ⑮司法手続きにおける国民の負担をできる限り減らしていくことが重要です。電子手続きの活用も、そのメリット、デメリット双方を検討しながら、適する分野につき進展していくのではと期待しております。


 ⑯うれしかったのは、この数年、何人もの日本人科学者がノーベル賞を受賞したこと。夢をかきたてられました。


 ⑰好きな言葉は、誠実と共感です。裁判、特に民事裁判は、命令や説得ではなく、心を開いて話し合い、それぞれの立場や考えを共有することが重要と考えております。


 ⑱趣味は、読書、特にSFと経済関係です。SFでは、J・G・バラード、スタニスワフ・レム、レイ・ブラッドベリなどが好きです。SFは、思考や感性の幅を広げてくれるものと思います。次いで、音楽鑑賞(シャンソン、カンツォーネなど)。元々天文学者志望だったので、星を見て宇宙について思いをはせることも好きです。



■大谷直人氏の回答


 ①予断を持たずに事件に取り組み、判決などで具体的な理由を示すにあたっては、最終審としての説明責任を果たす内容になるよう、力を尽くしたい。最高裁には多様な紛争についての不服が申し立てられ、どの事件も最終的な決着が求められている。社会的に影響の大きな事件も少なくなく、責任の重さを日々痛感している。


 ②広い視野の下で、公正な判断を行うことが期待されていると感じる。その期待に応えるためには、判断の内容を説得力ある分かりやすいものにすることが大切である。また、裁判所の存在が国民に身近なものとなるよう、情報発信や手続きの工夫などといった面にも一層留意する必要がある。


 ③地裁や高裁で勤務した時代、3人の裁判官の間でさまざまな議論を重ね、充実した判断につながったと感じられた事件は、著名かどうかを問わず長く記憶に残っている。最高裁においても同じだろうと思う。


 ④任命権限に関わる事柄であり意見は差し控えたいが、現在、バックグラウンドの異なる同僚裁判官とさまざまな角度から率直な意見交換ができる環境にあり、日々の仕事にとって大きな意義があると感じている。


 ⑤裁判の中で憲法判断を示す立場にあり、お答えは差し控えたいが、憲法は、我が国における「法の支配」の基盤となるものであり、普段からそのありように国民の目が注がれていることは、大切なことであると考える。


 ⑥⑤と同じ。


 ⑦これまでに関与した定数訴訟についての私の意見は、大法廷判決の中で示してきたところであり、これからも個々の事件の判断の中で示していきたい。


 ⑧法的判断が司法に求められている大きな問題の一つであるが、今後訴訟が最高裁に係属する可能性があるので、意見は差し控えたい。


 ⑨国民の皆さんの理解と協力に支えられて、制度が定着しつつあることを、刑事裁判に携わってきた者としてうれしく思っている。大改革であり長期的なものさしで改善を図っていくべき課題もなお残っているが、刑事裁判が、「開かれた司法」の方向に大きく変わったことは確かである。


 ⑩誤判を防ぐためには、一つ一つの事件において、当事者が適切な訴訟活動を行い、裁判官が曇りなき目で判断を下すことが、何より重要である。制度や運用の改善点については、法曹三者の間で、実情をもとにして、率直で冷静な検討を深めることが欠かせない。


 ⑪国民の間で議論を深めていくべき重要なテーマであると思っているが、具体的事件に関与する立場にあるので、立法論に関わるご質問についてはお答えは差し控えたい。


 ⑫重大な刑事事件は裁判員裁判によって審理されており、今回の新制度の運用については、裁判員裁判の証拠調べにおいてどのような評価が示されるかが、重要なポイントになると思う。裁判員裁判と同様に、長期的なものさしで検討すべき問題であると考える。


 ⑬さまざまな課題を抱えていることは認識している。法曹養成制度も教育制度の一つであり、時間をかけて行うべき人づくりの土台だといえる。長期的なゴールを見定めて、じっくり検討していく姿勢も大事だと思う。


 ⑭国際的な経済活動が原因となった訴訟はこれからますます増加すると思う。裁判官は、紛争の背景にある実情も視野に入れた上で、判断を下すことが求められる。そのためには、研修、人的交流などの機会も一層充実させる必要がある。


 ⑮「開かれた司法」を推進していく上で、テクノロジーの活用は重要な柱の一つだと考える。それだけに、単に「便利かどうか」というのにとどまらず、司法へのアクセスや裁判手続きの将来のあり方も念頭に置いた上で、総合的に電子化などの改革を進めていく姿勢が大切だと考える。


 ⑯個人的には、今年は名演と観客席の熱気が一体となったライブに出会う機会が多く、終演後はその場の一員であった幸福感を味わえた(例えば、ロシアの劇作家チェーホフの「ワーニャ伯父さん」)。


 ⑰「尊敬」という意味とは少し違うように思うが、強さ、弱さを含めて、人間的魅力に富んだ人物として、最近興味があるのは、森鷗外。趣味はコンサート、観劇。好きな言葉はゲーテの「人間は努力する限り迷うものだ」。


 ⑱千葉聡の「歌うカタツムリ」。身近な生物を手のひらの上に乗せながら、生物進化に関するダーウィン以降の研究の歴史が物語られており、科学読み物として非常に新鮮だった。



■木沢克之氏の回答


 ①約40年間、弁護士の活動から培った経験や市民感覚を踏まえ、弁護士出身の裁判官であることの自覚と誇りを持って、正義と公平にかない、かつ、健全な社会常識にかなう法律の解釈・適用に努めていきたいと考えております。最高裁裁判官に就任して約1年3カ月経過しました。最終審としての判断の重さを更に自覚し、一つ一つの事件に謙虚に向き合い、よりよい判断・解決のため、誠実に職責を果たしていく覚悟です。


 ②裁判所に対して、一つ一つの事件について、迅速かつ適正妥当な判断を期待していると思います。最高裁判所としては、主な事件の判決などについて、ホームページなどでも公表していますし、法廷の傍聴人の方々にも事件の争点など概要がわかるような工夫を積極的に進めています。


 ③個別事件の判決の中で示した意見のとおりであり、これを離れてお答えするのは控えさせていただきます。


 ④いずれの質問についても、憲法で定められている任命権者が判断する事柄ですので、お答えするのは控えさせていただきます。


 ⑤憲法の改正は、国会の発議により国民投票を経て行われるもので、主権者としての国民が判断される事柄であり、各国民が真剣に考え議論すべきものと思います。


 ⑥国家存立の基盤である国の安全保障政策については、各国民が自分の問題として真剣に考えるべき事柄であり、司法の立場にある者として、個人的意見は控えさせていただきます。


 ⑦具体的事件において考えを明らかにすべき事柄と思います。


 ⑧裁判所は、どのような訴訟においても、法にのっとり公平かつ適正妥当な判断をしていかなければならないものと考えております。


 ⑨裁判員制度はおおむね順調に運営されてきていると思いますが、問題点もご指摘のとおりあります。更なる審理の工夫や制度の広報に努める必要があると考えております。


 ⑩誤判は絶対にあってはならないものです。刑事事件の事実認定においては、思い込みを排し、様々な視点から十分に証拠を吟味することが大事です。刑事司法に携わるすべての者が、誤判防止に向けて、それぞれの立場で誠実に職務を行わなければなりません。


 ⑪死刑制度の存廃や終身刑の創設などは、最終的に国民の意見により決められるべき立法の課題であり、司法の立場からの意見は控えさせていただきます。とはいえ、死刑は究極の刑罰であり、その適用は極めて慎重に行われるべきものと考えております。


 ⑫新制度は、捜査・公判が取り調べ及び供述調書に過度に依存している状況にあるとの指摘を受けて立法化されたものであり、これにより、刑事手続きにおける証拠収集方法の適正化及び多様化がされ、公判審理の更なる充実が期待されます。


 ⑬具体的な政策についての発言は控えさせていただきますが、法科大学院で5年間教壇に立った者として、法曹養成の理想に向けて開校した有力な法科大学院で募集停止が相次ぐこととなり、残念でなりません。社会の様々な分野で法律家が活動することは、法の支配する公正な社会を実現するために必要であり、大変意味のあることだと思います。わが国社会の今後の発展を支える有為な人材として質の高い法律家をいかに計画的に養成するかという観点で検討されることを望みます。


 ⑭国際取引事件、家事渉外事件をはじめとする国際的紛争事件に十分対応できるよう、裁判所における人材の育成が求められるものと考えております。


 ⑮裁判手続きのIT化のあり方としては、裁判手続きの利用者の利便性の向上だけでなく、本人訴訟への対応を含む関係者の手続き保障、情報セキュリティー、事務の合理化を含めた費用対効果などの諸般の事情に配慮しつつ、裁判手続きにとって真に望ましい姿を探る必要があります。


 ⑯うれしかったことは、稀勢の里関の優勝と横綱昇進です。


 ⑰趣味は、歌舞伎鑑賞です。尊敬する人物は自分を育ててくれた両親で、感謝と尊敬をしています。好きな言葉には「道を伝えて、己を伝えず」という言葉があります。日本の幕末から明治にかけての動乱期に、キリスト教の伝道を行った宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズの生き方を表現した言葉です。私はキリスト教の信徒ではありませんが、ウィリアムズは、幾多の困難に全身全霊で立ち向かいながら人々の心を一つにまとめ、教会や学校・病院を造り、社会や世界を動かしました。そのような信仰の姿こそが、「『道を伝え』ることではないか」と思われます。そして「己を伝えず」。真の意味はいまだ計り知れないものの、「自分の考えを相手に独善的に押しつけようとしない」とか、「自分の名誉や欲望のためにけっして人を利用しない」と解釈されています。事実、ウィリアムズは一介の宣教師に過ぎない自分の名が記憶されることを徹底して拒み、日記や手紙の多くを燃やしまでしたとも言われています。


 ⑱松井今朝子「師父の遺言」。歌舞伎の演出家武智鉄二と師弟関係にあった著者の波瀾(はらん)万丈の半生を描いた自伝です。



■林景一氏の回答


 ①重大な責任を心に留め、公平・公正な審理を尽くしていきたいです。職務上の文書の量が膨大で、あらゆる分野にわたることに強い印象を受け、難しさを日々感じています。


 ②最終審として、公平・公正な裁判を通じて納得のいく判断を下すことが期待されており、そのことが身近な司法ということにつながると思います。


 ③まだ、関与してから日が浅いので、件数は限られていますが、どの案件も関係者にとって重大な結論を出しているのだという意味で重みがあり、心に残ります。


 ④任命された側ですので、個人的な考えを申し述べるべきではないと思います。


 ⑤国会が発議し、国民投票で決まる話ですので、最高裁の一員として考えを申し上げることは差し控えます。


 ⑥憲法9条を巡る議論が活発化していることは承知しています。最高裁の一員としてこの議論に加わるのは適当でないと思います。


 ⑦9月27日に参院選に関する大法廷判決に際して個別の意見を申し述べました。私の基本的な考え方は、そこにあるとおりです。


 ⑧原発訴訟についても、個別事例に即して判断していくべきものと考えます。


 ⑨裁判員の方々は、真摯(しんし)に役割を果たしておられると承知しています。分かりやすく公正・迅速な刑事裁判、国民の司法参加という意味で良い制度だということの理解を更に広げていくことが必要かと思います。


 ⑩冤罪(えんざい)はあってはならないことであり、裁判の段階においては先入観にとらわれず、証拠に基づいた裁判をしていくということだと思います。


 ⑪死刑は、刑罰として究極の選択であり、そのあり方については国際的な潮流も踏まえながら、国民の皆様、その代表である国会において議論が深められるべきものだと考えます。


 ⑫今の段階では、具体的な話を述べるのは尚早ですが、所期の目的に沿って刑事司法プロセスへ信頼が高まる一助となることを期待しています。


 ⑬意見は差し控えます。


 ⑭グローバル化につれて国際ルールも変化していきます。そうした国際潮流の展開を的確につかむだけでなく、自ら潮流を作っていくとの気構えが必要だろうと思います。


 ⑮裁判に限らず、電子化は賛否の問題ではなく必然です。世代間ギャップへの配慮も必要ですが、日本標準、世界標準に乗り遅れないようにすることが必要でしょう。


 ⑯うれしかったのは、サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)本大会出場決定です。腹立たしいというか心配なのは、北朝鮮をめぐる情勢です。


 ⑰娯楽としてはサッカー観戦と音楽が好きです。尊敬に値する先達ばかりで、特に一人挙げることは難しいです。日頃の心構えとしているのは「一期一会」という言葉です。


 ⑱「外交官の一生」(石射猪太郎)。先輩から勧められた戦前の知中派外交官の回想録で、内政・軍事と外交の交わる難局における身の処し方につき考えさせられました。


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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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