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弾圧者にとっての「正義」

カマヤンのツィッターでリツィートされていたものを二つ載せておくが、カマヤン氏はこの「マスク拒否者弾圧」のファシズムと、「ユダヤ人迫害」のファシズムが同じだと思わないのだろうか。同じ思想の人間たちの利益(自分たちの正義)のためなら他集団への人殺しをしてもいい、という思想とマスク拒否者弾圧は何が違うのか。まして、マスク着用の効用は医者の間でもさほど認められていないのに。(大半は同調圧力のためにマスク肯定派になっているだけだろう。)

(以下引用)
OMG!インドネシアで!すごい! 「マスクしたくない」とゴネたひと8名、マスク着用義務の地区の法律破った罪に問われ、処罰を受けた。その罰とは・・・ Covid19で亡くなった方々の墓穴を掘らされたと!! アメリカもこれぐらいやればいいと思う。真面目に。まず大統領から。
引用ツイート
堂本かおる
@nybct
·
返信先: @TrinityNYCさん
これ
絶叫した顔
Anti-maskers forced to dig graves for COVID-19 victims in Indonesia nypost.com/2020/09/14/ant




1348年9月15日、サヴォワ伯領のシヨン城(現在のスイス)でユダヤ人らに対し取り調べが行われ「井戸に毒をまいた」という自白が得られた。これを契機にペスト流行下の欧州でユダヤ人迫害が拡大する。 黒死病(ペスト)流行下(1348~53年)におけるユダヤ人迫害のまとめ




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見えない物、聞こえない音の意義

これが事実なら、なぜレコードの売り上げがCDを上回ったのか、その理由が知りたいものだ。
私はCDが出始めた当時、その音が味気ないと思ったものだが、いつの間にかその音に慣れてしまい、その操作の便利さからCDでもいいと思うようになったわけだ。CDは人間の可聴域を超える音をカットして作られていると言うが、「聞こえない音」が実は音の色合いに風味を与えていたのではないかという仮説を私は持っている。まあ、私はレコードの雑音(針の擦過音)まで音楽の風味だと思う人間だし、音楽マニアでもないし、耳の解像度が悪いことは何度か書いているので、CDの音とレコードの音の違いは耳のいい人や音楽専門家に研究してもらいたいものである。
仮に、レコードの売り上げ増が、「聞こえない音の意義」が理解され始めたせいなら、私としては長年の持論が証明されたようで少し嬉しい。そして、音だけでなく、「見えないものの意義」が分かる人が世界的に増えて、経済合理主義だけの世界が変わってくるといいと思う。
たとえばレコードの上に針を落とす、その操作は面倒だと思うだろうが、レコードが回りだし、その回るレコードの上に針を注意深く持っていき、静かに落とすという作業は「音楽を聴く」心を集中させるという意義があったかもしれない。便利さや効率性によって切り捨てられてきた「見えない」大事なものがたくさんあったのではないか。

(以下引用)

レコードの売り上げ、CDを抜く 1980年代以降で初めて

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米国で今年上半期、レコードの売り上げがCDを上回った/Stephen Chung/LNP/Shutterstock

米国で今年上半期、レコードの売り上げがCDを上回った/Stephen Chung/LNP/Shutterstock



ニューヨーク(CNN Business) 米国で今年上半期(1~6月期)に発売されたレコードの売り上げが1980年代以降で初めてCDを上回ったことがわかった。全米レコード協会(RIAA)が明らかにした。


RIAAによれば、今年上半期のレコードの売り上げは2億3210万ドル(約246億円)とCDの売り上げ1億2990万ドル(約137億円)を上回った。


レコードはカセットテープやCDなどが登場する前はありふれたものだった。カセットテープやCDが音楽を聴くのに最もよく使われるフォーマットとなったが、それでもレコードの復活が止まることはなかった。2005年以降、レコードの売り上げは増え続けている。RIAAによれば、今年上半期、レコードの売り上げは4%増加した。CDの売り上げは48%の減少だった。


レコードに対する関心が高まっても物理媒体による売り上げの減少を食い止めるには不十分のようだ。物理媒体による売り上げは23%減の3億7600万ドルだった。新型コロナウイルスの感染拡大で、コンサートが中止になったり、店舗が閉鎖されたりして音楽業界には打撃となっている。


物理媒体による売り上げが伸びなくても、ストリーミング市場は拡大し続けている。


有料のものや広告付きのものを含んだストリーミングの売り上げは12%増の48億ドルだった。


今年上半期の売り上げの85%以上がストリーミングによるものだったという。




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「料理」などしなくても美味いものは作れる

別ブログにかなり前に書いたものだが、案外多くの人を救う思想かもしれないのでここにも載せておく。

(以下自己引用)

他者の目を意識するから料理が苦手になる

私は、料理が苦手な人、というのが馬鹿馬鹿しく思えるのだが、「料理」というものを何か凄いことだと思っているのではないか。
味噌を湯で溶いたら味噌汁だし、目玉焼きを焼いて白飯の上に乗せれば、目玉焼き丼だ。刻んだ白菜に醤油でも掛ければ、それで漬物と同じである。これで朝食セットが完成だ。何も料理などする必要は無い。飯は前日に炊飯器をセットするだけである。
私など、毎日のように朝飯には自分でうどんを茹で、適当な具を入れて市販のスープで食っているが、まったく飽きることがない。冷蔵庫に冷や飯でもあれば、それを小鍋に入れ、水を飯の量より多めに入れて沸騰させて少し置けば、粥ができる。白粥ならフリカケや塩昆布などで食うと美味いし、溶き卵やごま油を入れて中華がゆにしてもいい。起き抜けで胃が機能していない段階での朝食にはうどんか粥が一番だ。真夜中なら蕎麦がいい。江戸情緒が味わえる。
それに、今時、冷凍食品が充実しているので、百円そこそこの冷凍餃子を電子レンジで数分熱するだけで美味い餃子が食える。酒のつまみには、冷凍の刻みオクラにポン酢を入れて数分置けば、美味いつまみになる。あるいは、スーパーでカマボコなどを買っておき、刻んでわさび醤油で食うのは最高に美味い。アボカドなどは贅沢品だが、これもわさび醤油で食うと最高の酒のつまみだ。すべて、時間も手間もまったく要らない作業である。
付け加えると、「増えるワカメ」は、毎日使っても一袋でひと月以上持つという、抜群にコスパのいい食材で、みそ汁の具にも酢の物にもいい。

料理というのは、時間や手間をかけるほど、食材そのものの味が失われ、不味くなると私は思っている。つまり、フランス料理などは最悪の料理で、和食が最良の料理だと考えている。






食パンにマヨネーズを塗りたくって、スライスしたトマトを載っけてトーストしても美味いよね・・いやもう深夜はこれくらいシンプルな食いモノの方が破壊力あるかなって。


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言葉の不正確な使用は思考の粗雑さにつながる

私が東海アマ氏を尊敬しながら、その発言に時々強く反発するのは、その言葉の使い方や概念があまりに粗雑である部分に関してだ。下の記事にしても「ポジティブ」「ネガティブ」という言葉に勝手な意味内容を与えているように思う。ポジティブ、ネガティブというだけなら、批判的な言説や批評はすべてその対象のマイナス面を指摘するしかないのだから、ネガティブな言説になるしかない。私の書いてきた文章のほとんどはその種の批判や批評である。
なお、中国やロシアについての東海アマ氏の罵言(批判と言うより罵言に見える。)はすべて西側マスコミの言説や情報に基づくものと思われ、これも非常に粗雑に思える。

(以下引用)

大坂なおみの勝利

カテゴリ : 未分類

 大坂なおみが全米オープンで優勝した。
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6370989

 なおみは、自分の居住するアメリカにおいて、人種差別により理不尽に警察官に殺害された人々の名前を、7つの帽子に書き込んで、試合に臨んだ。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9504b0f0a7a61c3fa5837032a3ed816b16adadbc

 私の感想は、これは、「とてつもなく大きな世界の転換点を示すもの」という直感だ。

すでにバシャールや並木良和は、2020年8月末から、世界は劇的に転換し、二極化に向かって、人々が自分の進むべき道を選ぶと指摘してきた。
 https://www.youtube.com/watch?v=9SoCvWaXmt8&ab_channel=%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AB%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E5%A1%94

 このことは、すでに数年前からブログに何度も書いた。
 
 ワクワク感こそ、人生のエネルギーであること 2019年06月30日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-791.html

 ポジティブな生き方とは?2019年12月01日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-951.html

 ネガティブとポジティブ 2019年11月24日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-944.html

再び二極化社会のビジョン 2020年06月20日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1160.html

もう対話はできない、邂逅もない。2020年08月21日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1224.html

****************************************************:
 バシャールは、2016年頃から、人類社会は二つの異なる価値観に分裂しはじめ、2019年になれば、もう互いに対話もないまま勝手に分裂が加速する。2020年8月末になれば、社会は、完全に対立する価値観、ネガティブとポジティブの二極に分離し、もう互いのことを知って邂逅しようとする意思も失われると指摘していた。
 そして2050年頃には、ネガティブ社会は消えてしまうと断言している。

 その8月末(26日?)をすぎて、最初の世界的なイベントが、テニスの全米オープンで、大坂なおみが、人種差別に反対して棄権すると言いだし、大会主催側が慌ててなだめて、大坂の意思を尊重し、帽子に犠牲者の名を示すことを許可した。

 https://www.nikkansports.com/sports/news/202009030000331.html

 思えば、1968年メキシコ五輪で、黒人差別に抗議して「ブラックサリュート」=表彰台で右手を挙げただけの、 トミー・スミスとジョン・カルロスは、オリンピック委員会や米国ナショナルチームから追放され、金メダルも剥奪、帰国後、職も奪われた。
 https://www.afpbb.com/articles/-/2378179

 IOCはじめ国際スポーツ団体は、白人の利権を守るための規約を設定していて、黒人の人権に対しては敵対的な姿勢を見せていた。
 だが、国際スポーツにおける黒人の身体能力の優位性は明らかで、もし、ウサイン・ボルトやカール・ルイスが右手を挙げて追放されたなら、世界陸上の存在理由そのものが否定されてしまうから、スポーツ界は、この問題に対し、腫れ物を扱うような対応を迫られてきた。

 今回、大坂なおみが、右手の拳を突き出すよりも過激な、犠牲者の氏名をマスクに示した行為が咎められなかった理由も、大坂がメジャー2勝の傑出した能力を持っていて、もしも処分でもしようものなら、反対に世界テニス協会の存続そのものが問われる事態になるからだ。

 しかし、それ以上に、私は2020年8月26日以降、最初のメジャーな国際スポーツ大会である全米オープンで、大坂なおみの燃え上がる意思が、世界に中継され、世界中の反差別者から拍手喝采を浴びていることの意味を、記念碑的に重大に受け止めている。

 「時代が大きく進化しようとしている!」

 と私には見えたのだ。もう反差別の意思を拒み、抑圧する力を与差別者たちは失ったのだ。
 だが、大坂の日本スポンサーは、このことの意味を、まるで理解できないピントのずれまくった対応で失笑をかっている。
 
全米決勝進出! 大坂なおみの「黒人差別抗議マスク」に冷ややかな反応しかしない日本のマスコミとスポンサーの意識の低さ
 https://lite-ra.com/2020/09/post-5631.html

  大坂なおみさんの抗議にイラつく人たちの歪んだ「日本的プロ意識」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f087ad3536805668aecb309d220bc33e115e7b58

 私には、この日本スポンサーのマスクへの対応を見て、ああ、二極化がもはや取り返しのつかないところまで進行したのだと確信した。
 大坂なおみの強靱な反差別意志を世界が圧倒的に支持していることを、スポンサー企業はまるで理解できていない。
 以下が、大坂のスポンサーだ。
 http://tennisfan.xyz/naomiosaka-sponsor/

私は、「8月26日に世界が変わる」と並木良和らが指摘した、その日に、安倍晋三が退陣表明したことも、非常に印象的だった。
 何か、目に見えない、恐ろしいほど巨大な、二極化と社会変革の力が働き始めたに違いないと確信した。
 その目に見える第一事象が安倍退陣であり、第二事象が大坂なおみの優勝である。

これは、ヘーゲルが指摘していた、弁証法的宇宙における螺旋状に上昇する振り子運動が、一番向こう側から、こちらに戻り始めたのだとも思える。
 バシャールは、はるかに厳しい予告をしている。
 もうネガティブ側に進んだ人々は、ポジティブ側を見ることさえできなくなる。またポジティブ側も、ネガティブ側が何をしようが、何を語ろうが、カラスの勝手でしょと歴史を作り替えゆく。

 ネガティブ側の代表的人物を挙げれば、誰を置いても、竹中平蔵・安倍晋三・橋下徹・堀江貴文、それに経団連の面々が含まれる。もちろんトランプもバイデンもプーチンも習近平もネガティブ側代表者だ。

 逆に、ポジティブ側の代表的人格を上げるなら…… ポジティブ者は、社会や権力から遠い存在なので、人々に名前が知られていない…… ながら、無理矢理上げるなら山本太郎・須藤元気・日野原重明・宗次徳治・酒井雄哉らの名前を挙げておく。

 ポジティブ者の特徴は、これも何度も書いたが、「幸せが向こうからやってくる」と信じる人のことであり、逆にネガティブ者の特徴は、「戦わねば、命も財産も侵される」と信じて、戦争準備に奔走する人々のことだ。

  「幸せが向こうからやってくる」というのは、釈迦の示した「因果応報」の真理から、「自分のやったことが、すべて自分に還ってくる」という意味であり、この世のリアリティは、自分の想念が作り出した仮想現実であることを理解するということだ。

 つまり、二極化というのは、ポジティブな人々が、ネガティブな人々の心が作り出した利己主義的、仮想現実の世界を容認することを真正面から否定し、突き放すことであり、自分たちの利他主義的精神が生み出した新しい社会観念を現実化(リアル化)することを宣言することである。
 その第一歩、最初の大声を大坂なおみが上げたのだ。「カモーン!」

 もう、二度と戻ることはなく、ネガティブ世界=向こう側に向かった人々と再開(邂逅)することもない。
 竹中平蔵も堀江貴文も、二度と我々と歩むこともなければ、我々が関心を抱くこともない。
 もはや、我々の世界には、ポジティブな仲間しかいなくなるのだ。

 これまで、私のブログは、この社会に顧みられることは、ほとんどなく、無視され続けてきたが、おそらく、今後はそうではない。
 「利他主義」の旗印を上げた人々が、一斉に社会の中央を行進しはじめるだろう。
 それは、震災や自然災害被災者のボランティアを見ていれば分かる。
 「みんなで助け合う社会」の素晴らしさを、みんなが理解し、「利他」の旗を掲げて社会に拡大してゆくのだ。

 こうなれば、もう竹中平蔵が持ち込んだ「新自由主義」の価値観は終わりだ。
 他人の顔が札束にしか見えない竹中らは、もうこの社会で生きてゆくことはできない。
 人の命を金に換えたくてたまらない経団連も、お天道様の下を胸を張って歩くことはできなくなる。もう誰も、彼らの価値観に見向きもしなくなるからだ。

 ただ、人を愛すること、人の命を大切にする者たちが社会の主役になるのだ。
 このことを、「心の解放、目覚め」と呼んでいる。

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当麻の晋三

「逝きし世の面影」記事の一部だが、大麻を「当麻」と何度も誤記しているのが面白いので載せておく。これは、伊勢谷友介逮捕の背後に安倍晋三がいるという暗喩かwww (漫画ファンなら萩尾望都の初期の傑作で古典的名作「トーマの心臓」は知っているだろう。なお、「当麻」は「当麻蹴速」で有名な姓で、蹴速は相撲取りの元祖のような存在だが、昔はキックボクシングのように蹴りも許されていたから「蹴るのが速い」奴で「蹴速」という名前が当てられたのだろう。)

(以下引用)

当麻だけなら8~9割は起訴猶予(大山鳴動で小ネズミが一匹)
 
国会で『桜を見る会』疑惑(日本国首相の安倍晋三が選挙区の山口県の有権者を数百人も買収した露骨すぎる公職選挙法違反事件)の真っ最中の今年始まるNHK大河ドラマの準主役(斎藤道三の娘の濃姫)の人気女優の沢尻エリカ逮捕では世論形成で一番影響力が大きい日本中の映像メディア(テレビのワイドショー)のハイジャックが起きている。
 
今回の摩訶不思議な安部辞任劇でも当麻で俳優が逮捕され、しかも逮捕したのが麻薬関係ではなく沢尻エリカ逮捕と同じ暴力団対応の組織(5課)だった。大麻の毒性はタバコの毒性よりも低いとの説もあり、欧米先進国では合法化が進んでいるし薬物犯罪に厳しい我が日本国でも8割以上は起訴猶予で裁判にならない。(★注、沢口エリカの場合は合成麻薬が見つかったように、当麻自体では無くゲートドラッグとして大麻の吸引が心配されている)
 
去年末の沢尻エリカ逮捕とは違い、今回の俳優の伊勢谷友介容疑者が大麻を所持していて逮捕された事件では一気にメディアの関心が薄れている風に見える。(★注、もし逮捕容疑が当麻だけに限定されると、大騒ぎしたメディアの側が大恥をかくことになると心配したのか)
それなら何故、当麻吸引だけの子ネズミをわざわざ泣く子も黙る警視庁5課の猛者たちが逮捕したかの謎ですが、俳優の伊勢谷友介容疑者は新コロ騒動の政府対応に批判的なノーベル賞学者の本庶祐のように自民党政府(安倍晋三首相)のモリ加計や桜を見る会の不祥事をツイッターに書いていた。(★注、世界的な権威や信用力が高いノーベル賞学者でも政府が気に入らないなら叩かれる。それなら、人気があっても何の権威も信用もない俳優風情は叩き放題)

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利他「主義」は存在しない

私は東海アマ氏の「利他主義」という言葉が大嫌いなのだが、それは、人間(動物)の本能の基本は自己愛だと思うからだ。それが自己保存本能でもある。つまり、自分自身を守るのが生きる原点だということだ。そうでなくて自然の中に生きることは不可能だろう。
だが、人間は文化と文明を生み出し、そこから他者は自分と同等の生きる価値を持っていると認識するようになった。だが、それは「利他主義」ではない。いわば「平等主義」であり、私が最近重要な観念と考えている「フェアネス(公平)」の観念だ。この観念が人間の文化や文明を生み出したのではないかと私は考えているが、それは「利他主義」とはまったく違う。
「利他主義」が本当に存在するなら、たとえばカルネアデスの板のような状況において、まったく見知らぬ他人にその板を渡し、自分は海に沈むことを選ばねばならない。そうであって初めて「利他主義」という言葉が言えるだろう。
人類の歴史において、自己犠牲的行為は無数にあっただろう。しかし、それは利他主義という思想ではなく、「自分よりも、自分の愛する存在のために我が身を捨てる」行為であったはずだ。
利他主義という言葉には、私はまったく荘厳さも真剣さも感じられない。軽薄な「頭の中で作った観念」としか思えない。
なお、山本太郎は善行を苦とせず行う稀な人間だと思うが、彼の行動は「博愛」であって、利他主義とは違うと思う。つまり、他人の苦を自分の苦と感じる稀な人格からの行動であって、主義などという「外付け」の思想ではないだろう。

(追記)私がなぜ東海アマ氏の「利他主義」という言葉にこだわるのかと言えば、それが東海アマ氏の中心思想と思われるのに、それがまったく土台の無いアホ思想であるのが残念だからだ。東海アマ氏の鋭い知性やこれまでの反原発などでの戦いを深く尊敬するだけにその土台があまりに弱いのは、人々の氏への評価を大きく下げかねないのが残念だからだ。言葉は思想の器である。言葉を疎かにした思想は脆弱になるしかない。


(以下引用)


 私も50年代生まれなので、「アフター団塊世代」だ。
 この世代の特徴といえば、めったやたらに子供の数が多かったため、学校に行っても、机も椅子も不足しているから、遅れてゆくと「立ちんぼ授業」を受けねばならなかったほどだ。二人机に三人掛けなんて常識だった。
 1学級に60名なんてザラだった。私の世代ですら、1学級50名近かったのだ。ちなみに、今では30名でも多い方ではないだろうか?

 こんなに子供たちが過密だと何が起きるかというと、序列付けがひどくなる。当時は、まだ戦前の「末は博士か大臣か」という権威主義の価値観が色濃く残っていた時代だったので、教師も親たちも、子供たちに序列をつけて上に這い上がる競争をさせるのが大好きだった。

 もう幼稚園や小学校、中学校を通じて、序列一本槍の教育システムで、何にでも点数をつけて、子供同士でコンプレックスを持たせて競争させるのが教育であると、大人たちも教師たちも、みんな勘違いさせられていたのだ。

 そうして、子供自身も、いつでも自分は全体の何番目かなどと序列を気にかけて、上にゆけば褒められるし、下に落ちれば貶されるし、序列をカサに着て、威張りまくってみたり、序列の低い同級生を小馬鹿にしてみたりと、見栄張りばかりで、人間関係に優しさが失われていった時代だ。

 知的障害のある子供が一般学級に入れば、イジメの標的になるので、この頃には「特殊学級」というのが作られていた。それでも、クラス最下位の子供は、侮蔑され徹底的にイジメられた。
 人々の関心事は、人間の序列ばかりに目が向けられ、わけても学歴で人間を評価する悪しき伝統が定着したのもこの頃だろう。

 こうして、「序列こそ人生の価値」と洗脳された子供たちが、大量に世間に出てくることになった。
 一番序列の上が天皇で、次は東大卒、それから公立大卒、私立大ときて、高卒、中卒は、社会の恥であるかのように思い込まされた人々が、日本社会の中核となり、バブル時代を生み出していったのだ。

 私の通った小中学校は、名古屋市中村区の大門という歓楽街に近かったから、ここで生計をたてるヤクザが非常に多かった。また日本社会の差別システムによって底辺に追いやられた在日朝鮮人の街でもあった。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-5.html

 こんなヤクザの世界にも、序列価値観が押し寄せていて、学校で白い目で見られる劣等感をバネに、学校内イジメ勢力の主役だったし、ヤクザ同士の見栄の張り合いも大変なものだった。
 私は、国鉄勢力だったが、学校でどれだけイジメられたか分からない。今でも同窓会など行きたくない。
 当時、私を一番虐めたYは、あるとき殺人で無期懲役判決を受けたと新聞に出ていた。生徒会長にまでなったO組長の息子は、「二丁拳銃のO」とヤクザ世界で異名をとるほどの有名人だったが、人妻との恋愛が元で、飛び降り自殺した。

 後に、バブル時代に「研修」と称して、社員を街頭に立たせて、自分がどれだけアホか、延々と懺悔させたりした人間疎外の会社経営者も、この団塊世代ではないだろうか?
 凄まじい競争に弄ばれた世代ではあるが、それは日本社会全体の競争力を引き上げていたのも事実だ。
 戦後、日本社会のイノベーションの大半は、この世代がもたらしたものだ。
 
 だが、競争に明け暮れた世代は、自分の評価ばかりを気にする姑息な価値観に洗脳された世代でもある。人に対する優しさを見失った者が多かった。
 人が多すぎると、やはりどうしても、自分の序列と評価ばかり大切にしたがる輩が増えてくるものだ。今の70才代前半がそうだ。

 そして、その子供たちの世代も、「第二次ベビーブーム」となり、やはり一学年50人というすし詰め教育体制で、何もかも競争の価値観を迫られた。
 しかし、この世代は、戦後バブルが崩壊し、ロストジェネレーションを思い知らされる世代となった。

 正社員の道を閉ざされ、必死になってバイトや派遣で生き抜いていても、大不況がくれば、真っ先に企業を追い出され、普段の貢献など、何一つ評価されないまま、公園でのホームレス生活を強要されたのだ。
 みんな40歳代になっても、正社員の安定した生活は許されず、もちろん結婚もできず、派遣先を渡り鳥のように駆け回って、あげく何かあれば捨てられる悲哀の人生を強いられている。

 だが、そんな苦悩の世代のなかから、山本太郎や須藤元気が出てきた。
 また、ちょうど社会的差別から、芸能界スポーツ界に向かうしかなかった在日者と同じように、芸能人、スポーツ人になった者も多く、実力者が揃っている。
 http://sedainet.web.fc2.com/dankaijryumeijin.html

 私は、地を這うような苦悩を強いられてきた、このロスジェネ世代こそ、新しい日本の救世主になるだろうと確信している。彼らは、いわれのない差別に苦しんできたから、自分が差別者になることもないだろう。
 また、人間の序列が、どれほど無意味なものかを思い知らされた世代なのだ。本当の人間性と実力だけを頼りに、新しい世界を作り出す主役になってくれるだろう。

 そもそも、繰り返し書いてきたとおり、「心豊かな良き社会」の正体は、「利他主義」を人生観の基礎に置いた人々の作り出す社会なのだ。
 我々が幼い頃から経験されられた、たくさんの子供たちに序列をつけて選別する「競争社会」は、他人を踏みつけて自分だけが特権階級を手に入れる徹底した利己主義を生むことしかできない。

 団塊世代も、アフター団塊世代も、物心ついたときから競争に晒され、社会に出ても、競争に追い立てられ、自分のことにしか関心を持てないように薫陶された世代なのだ。 いいかえれば、「利己主義」でなければ生きられない時代だったともいえよう。

 だが、団塊ジュニア世代=ロスジェネ世代は違う。理不尽で辛い目に遭い、不条理を押しつけられ耐え忍んできた世代なのだ。
 だから、苦悩の底から、「利他主義」に生きることの大切さを学んでいる。
 利他主義でなければ、まともな、良き社会は作れないことを、身をもって知っている世代だ。

 私は、日本中で起きている震災や台風禍で、すぐに駆けつけてくれる人たちの多くが、ロスジェネ世代であるような気がしている。
 金儲けしか知らない世代に「無償の愛」が分かるはずがない。何ものも得ずに、他人に優しくできるのは、自分自身が辛酸をなめて、利他主義が新しい世界を作り出すことを知っている人々だと思う。

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西側ジャーナリズム(ユダ金ジャーナリズム)だけを信じる馬鹿

東海アマ氏などのお好きな話題である、中国での「ウィグル人弾圧」問題だが、この話が広められた意図を「櫻井ジャーナル」氏は「一帯一路構想」の邪魔だと説明していて、なるほど、と理解した。物事には意図があるわけで、西側ジャーナリズムがなぜ中国の辺境の「人権問題」をうるさく言うのか、理解できた。
他国の内政問題より、西側内部の人権問題やインド(宗主はイギリス)の人権問題を西側ジャーナリズムはまず糾弾すべきではないか。自分の家が火事だのに、他家の悪口を言ってどうする。

(以下引用)


 本ブログでは繰り返し書いてきたが、2014年にオバマ政権はウクライナでネオ・ナチを使ってクーデターを実行、香港では反中国を仕掛けた。その年を境にして中国とアメリカとの関係は悪化、同時に中国とロシアが接近して戦略的な同盟関係を結んだ。そして前面に押し出されたのが中国の一帯一路(または帯路構想)だ。



 陸のシルクロードと海のシルクロードで交易を盛んにし、世界を安定化させようという計画だ。中国から見て海のシルクロードの出発点が東シナ海から南シナ海にかけての海域であり、陸のシルクロードは新疆ウイグル自治区からアフガニスタンの近くを通り、ヨーロッパへ向かう。中国が100万人以上のウイグル系住民を「再教育キャンプ」で拘束していると宣伝し始めた背景のひとつはここにある。その話の証拠は示されていない。



 この話はアメリカ政府を後ろ盾とする中国人権擁護者ネットワークとキリスト教原理主義者のエイドリアン・ゼンズの主張に基づいている。センズは「神の導き」で反中国活動を行っていると公言していた人物で、彼がシニア・フェローだった「共産主義の犠牲者記念基金」は1993年にアメリカ政府が設立した組織。その前身はナショナル虜囚国委員会だ。この委員会で中心的な役割を果たした人物はレフ・ドビリアンスキーやヤロスラフ・ステツコというウクライナのファシスト。ふたりとも世界反共連盟につながっていた。

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酔生夢人
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男性
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仙人
趣味:
考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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