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アメリカはなぜ第一次世界大戦に参加したか

昨日、アマゾンプライムで「ヨーク軍曹」を見たのだが、見るのは二度目か三度目である。まあ、大筋は知っていても、細部は忘れていた。で、これが重要な映画であるのは、この中で「聖書では『人を殺すなかれ』と書かれているのに、なぜ戦争での殺人は許されるのか」という重大な問題と、それに対する聖職者や軍上層部の屁理屈が描かれているからだ。要するに「自由や人権を守るための戦争だから、戦わなくてはならない(当然、殺人は肯定される)」というものだったと記憶する。映画制作陣は、「ヒューマニストでありながら戦場で大量殺人をした主人公」を英雄として描くのだが、視聴者はどう思うだろうか。もちろん、殺すか殺されるかの場である戦場では、自分や仲間の命を守るためには「敵」を殺さねばならなくなる。そこでは「良心的兵役(兵務)拒否」など通用しない。つまり、戦場に投じられた時点で殺人は義務になるわけで、では、その戦争はどのようにして、どんな理由で起こるかだ。アメリカには、第一次世界大戦に参加する積極的な理由など無かったのである。だが、米国民はこの「自国にとってほとんど無意義な戦争」にほとんど反対しなかったのはなぜか。

(以下引用)


奥の男性がカーン・アカデミー主宰のS. カーン氏

カーン・アカデミー動画:「世界史-20世紀-アメリカの第一次世界大戦参戦」から、アメリカが参戦した理由の考察 (前編)。

 


引き続き、カーン・アカデミーの教育動画の紹介です。


今回は「世界史・20世紀・アメリカの第一次世界大戦参戦(United States enters World War I / The 20th century / World History /)」を取り上げます。


非常に濃い内容なので前編と後編の2つに分けての紹介です。

1914年に始まった第一次世界大戦当時、アメリカはイギリス・フランスの連合国側へ多大な援助はしていたものの、ヨーロッパにおける戦争に直接参加することからは距離を置き中立の立場をとっていました(枢軸側へも若干の援助をしていました)。


1916年に第28代アメリカ大統領として再選を果たしたW・ウィルソンは、選挙時の公約であった<ヨーロッパの戦争への不参加>から立場を一転、1917年4月2日に開かれた議会にてアメリカの参戦を呼びかけます。


結果は民主党・共和党の枠を越え開戦賛成派が大多数を占め、2日後に決議通過、6日にはアメリカはドイツに宣戦布告をします。


ウィルソンの演説内容は、それまでヨーロッパでの紛争から距離を置いてきたアメリカが参戦しなければいけない理由を述べています。


その理由は;


1、ドイツ潜水艦による無差別攻撃。1915年のルシタニア号事件(イギリスの客船ルシタニア号がドイツ潜水艦によって撃沈され、128人のアメリカ人乗客が死亡)が有名。


2、ツィンメルマン電報事件。1917年、ドイツ帝国の外務大臣ツィンメルマンがメキシコ政府に送った暗号文書がイギリスに傍受された事件。内容は、アメリカが参戦した場合にドイツとメキシコが同盟を結びアメリカと戦い、戦争勝利後にはアメリカの領土を分割する提案だった。これがイギリス側に傍受されアメリカ政府に伝えられ、アメリカ国内の新聞等で発表された。


3、ベルギー侵攻でのドイツ軍による残虐行為(Belgium Atrocity)。1914年の開戦当時、ドイツはフランス侵攻に先駆けて中立国であったベルギーを侵攻。その際にドイツ軍による民間人への残虐行為があったされた。イギリスはこれをアメリカ国民の感情を参戦に向かわせるためのプロパガンダとして使用した。


4、ウィルソンが最も力説したのは、民主主義のために戦うというイデオロギーによる国民感情の鼓舞だった。枢軸側であったドイツ帝国もオーストリア・ハンガリー帝国も専制君主制の国家だった。連合軍側は、イギリスは王政ではあったが実態は民主主義制の形をとっており(英連邦の中で投票権のある国民にとっては)、フランスは民主主義国家であった。よってウィルソンは「アメリカが戦うのは人民のため」という大義を掲げた。


この後カーン氏は「では、別の角度から少々シニカルな見方も考えてみよう」とギアを切りかえます。


ここでは、アメリカが参戦した理由として以下の事実に焦点が当てられます;


1、イギリスとアメリカの間には金融面での強い繋がりがあった。1913年にウイルソンが承認して設立された連邦準備銀行が中心となり、アメリカはイギリス・フランスに莫大な融資をしていた。


2、イギリスによる非常に効果的なプロパガンダ展開。アメリカ国民の参戦へのセンチメントを高める目的でイギリスはアメリカ国内で盛んにプロパガンダを展開しました。ツィンメルマン電報事件や、ベルギー侵攻でのドイツ軍による一般市民への残虐行為や、ルシタニア号事件を祝うドイツ国民の様子を伝え、アメリカ国民にドイツに対する怒りを植え付けることに成功(ベルギー侵攻時の残虐行為は事実とされるが、ルシタニア号撃沈を喜ぶ一般ドイツ国民というのはイギリス側の捏造報道であったとしている)。


3、戦争で利益を得る層からの議会に対する(参戦を促す)ロビー活動。カーン氏はここで「すべての戦争がそうであるように、戦争の真の目的がここにある。アメリカが参戦すれば、兵器や軍需物資の大量注文が舞い込んで儲ける層が存在する。さらにはウォール街の投資家たちだ。すでに彼らは巨額の資金を連合国側に貸し付けていたので連合国側が負けると大損をすることになり、彼らはそれを避けたかったのだ」と解説しています。


カーン氏はこのあと、ウイルソン大統領の議会演説と、当時の議会では少数派となった参戦反対の意を唱えたG.ノリス上院議員の演説内容の比較しています。


これも非常に興味深い内容なので、よろしければ引き続き後編もご覧ください。


–以下、後編へ−


 


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岸田総理を私がなぜ評価するか

以下は、岸田総理の支持率がどんどん高くなっている、というニュースを見ての感想だ。

私は別に岸田総理のファンでもないし、全面的にその政策を支持する者でもないが、かなり高い評価はしている。それは、岸田が「まともな人間」だと私は判断しているからだ。それは「まともに議論ができる人間だ」ということであり、「判断が比較的まともだ」ということだ。世間の馬鹿「評論家」(素人含む)は、自分は安全な立場からお気楽に「政治」を論評するのが常だが、政治家という仕事は気楽なものではない。プーチンや習近平ですら、DSと戦うことはできないだろう。トランプは、DSの存在をはっきり口に出しただけでも私は高く評価するが、結局「DSとの戦い」はしていない。
で、岸田総理の「功績」は、実は政策ではなく、「まともな議論が可能な政治に戻した」ところにあると私は思っている。小泉以降の自民党政治は、安倍総理から特に顕著だが、「言葉や論理がまったく無視されていた」のである。国会での討論が空無化し、政権幹部が野党の質問にまったくまともに答えない。それがマスコミで批判もされなかったわけだ。これで議会政治が可能だろうか。議会に存在意義があっただろうか。まあ、国民が本当に安倍自民党を支持していたなら、それは国民の自業自得であり、私はほとんど日本という国に絶望していたのである。
だが、岸田総理になって、「日本語が通用する国会」になった。それが岸田の最大の功績である。政策の細部の可否など些事である。それぞれの派閥や集団や個人にそれぞれに異見があるものだ。すべての人に賛成される政策など不可能だろう。つまり「政治は批判されて当たり前」なのであり、「批判しても批判が無効な政治」が最悪なのである。

満場一致とは「大政翼賛会」政治であり、「宗教集会」である。

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政府が「墓場」の面倒を見てくれればすべて解決www

「阿修羅」記事のコメントのひとつだが、わりと的を射た意見だと思う。
「人類の95%を削減する」というのがアジェンダ何とかの中にあったかどうか覚えていない。数字が違うような気もするが、仮にその数字が正しかった場合の世界はどうなるのか、と空想するのもムダではないだろう。で、それに庶民が対抗するのはほぼ不可能であるわけだが、せめてワクチンごときに殺される愚は避けたいし、若者や子供の命は救いたい。まあ、年寄りは十分生きて人生を味わっただろうし、生きること自体が身体的苦痛との戦いだから、生に固執するほうが苦悩の種になると思うが、それは人好き好きだ。
私としては、何もワクチン陰謀で殺さなくても、「死後の遺体の処理や法的手続きはすべて無料で政府が面倒を見ます」となれば喜んで死ぬ老人や貧乏人はたくさんいると思う。で、金持ちだけが生き残った世界というのはどんな世界になるやら。自分で働いて百姓仕事でもするのかwww
ちなみに、記事タイトルはもちろん「揺り籠から墓場まで」を下敷きにしている。


(以下引用)


10. 2022年1月16日 00:01:13 : UikNYSSTx6 MjNRZkdqZlF5WHc=[43]  報告

アジェンダ21の「2030年までに、人口を95%減らして(人々をワクチンで殺して)人類をたった5%にしてしまったという世界」を想像してみてほしい。


95%もの人間がいなくなるということは、単純に考えても、収益が95%以上減るということだ。中小企業はもとより、大企業、マスメディアにしたって生き残ることは不可能である。


グローバル企業など、いの一番にブッつぶれるだろう。世界中の人間相手にグローバルに経済活動してきたからそれらが突如として消滅するのだから至極当然である。


客は死に絶え、従業員は死に絶え、生産工場でも死に絶え・・・中小大にかかわらず経営継続不可能、そしてそれは人間のほとんどがいなくなるのだから不可逆的に近い。


税金を取れなくなった国家も消滅し、たった二家にすべてが搾取される・・・。それがグレートリセットの正体だ。


人類の95%が消滅したら、メディアなど存続できるはずがないのである。


人類を大量殺戮するような毒入りワクチンを推進するということは、メディア自らの死をも意味するのだ。

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副島隆彦と「天皇」

副島隆彦の「学問道場」記事の一部で、この部分だけ見ると「尊皇主義」だが、それは私と同様に「象徴天皇制」のメリットは、天皇という存在を廃止するメリット(何があるのだろう?)より大きいという考えだろう。そして、副島が「日本国憲法」護持派であることと、彼が「日本の、属国からの脱出」を生涯の研究テーマとしていることは矛盾しないと私は思う。
日本がアメリカの属国であることから脱出した時に、「天皇の存在しない日本」と「天皇の存在する日本」とどちらを選ぶかの選択肢が出て来るが、私は、天皇の存在しない日本、つまり「国民統合の象徴」の存在しない日本は今のアメリカのような「カネがすべて」の無道徳で下品な国に成り下がると思っている。まあ、要するに、「絶対権力を持つ大統領として『安倍晋三』が君臨する国」を想像すればよい。(もちろん、「安倍晋三」はたとえで、同類の人間のことだ)
皇室の存在価値は「日本人の品位」を保持することにある、というのもひとつの考えで、日本の皇室がイギリス王室のようなスキャンダルまみれの皇室になれば、その時は「皇室の廃止」が政治議題になるだろう。小室親子による「侵略」は「皇室の品位の危機」だったわけだが、眞子様の「臣籍降下」(この言葉は皇族以外を天皇の「臣下」とみなす、敗戦以前の「死語」だから「皇籍離脱」「皇籍除籍」と言うべきか)によってその危機は去ったわけである。しかし、同じような危機はこれからも起こるだろう。私は、天皇であることや皇族であることは、一種の「人権剥奪」でもあるから、天皇や皇族の「人生」にとっては重荷だろうな、とは思う。しかし、日本人のような「集団でしか生きられない」民族には国民統合の象徴は必要だろう。
なお、絶対君主としての天皇(日本の歴史で天皇が「絶対君主」であったことは無かったと思うが、「国家主権者」ではあった。)と、「象徴天皇」とを比較して、後者における「天皇制(つまり、天皇という政治的装置)」に何のデメリットがあるのだろうか。


(以下引用)

 日本が、形の上だけでも、民主政(これを、本当は、デモクラタイゼイションと言う)になったのは、ほんの77年前の敗戦のあとの、新憲法体制のときだ(1946年公布)。この新憲法の1条で、天皇を、国民統合の象徴(シンボル)だと、決めた。

 この今の憲法体制を、いくら、安倍晋三たちが、改正して徴兵令を憲法の中に入れたくて、あがいて策動しても、簡単には出来ない。日本は、戦争が出来る正常な国になるべきだ、という考えは、危険であり、大きなダマシだ。安倍晋三たちの、邪悪な憲法改正の策動に乗ってはいけない。

 天皇は、日本国民の団結の象徴である、という考えで、このあとも、日本国民は、動いてゆく。天皇がいてくれたほうが、日本民族は一致団結して、国難に立ち向かえる、という素朴な、しかし強固な民族感情の上になりたっている。これを壊す必要はない。
日本の天皇家は、戦後は、ヨーロッパ各国の愚劣で、国民の評判が悪い王政国家とは違う。イギリス国王の藩屏(はんぺい)で、あるスウエーデンも、オランダも、ベルギーも、スペインも、国王たちは、ものすごく評判が悪い。 日本は、敗戦後の昭和天皇の深い反省をしっかり受け継いでいるから立派な王室だ。


 慰霊祭の場で、安倍首相を厳しく睨みつける天皇と美智子皇后

 明仁上皇と、美智子上皇后 が、毎回、壇上の貴賓席から、厳しく睨みつけて、ずっと激しく怒っていたのは、安倍晋三に対してである。 安倍晋三たちぐらい、天皇家を蔑(ないがし)ろにして、昭和天皇の 「日本は、2度と戦争をしない。騙されて、愚かにも、戦争に引きづり込まされた。私は、バカだった」という固い不戦の誓いを、一番、毛嫌いして、一番、今の天皇を憎んでいるのは、安倍晋三たち、統一教会のキチガイたちである。

 統一教会(帝都ワシントンでも猛威を振るっている)の世界最大の資金源である、笹川財団(英語では、the US -Japan Foundation 、ザ・ユーエス・ジャパン・ファウンデイション)は、朝鮮系の団体だ。 ドンの笹川良一は、統一教会と同様に朝鮮人である。このことは、韓国、北朝鮮では公然の秘密である。誰でも知っている。

 このように、私、副島隆彦が、書くと、ひどい人種差別の人間に私がなってしまうことを私は分かっている。だが、朝鮮人、韓国人を、あれほどに軽蔑して、チョーセン人、チョン公 嫌い、嫌韓(けんかん)を言い続けた、日本のバカ右翼、言論人どもに、私は、腹の底から、怒っている。アジア人どうし、尊敬しあって、仲良くしなけばいけない。

 だから、私が、「お前たちの大親分の、笹川良一こそは、おまえたちが、大嫌いな、朝鮮人じゃないか。お前たちの頭は、一体、どうなっているんだ。 なあ、橋下徹よ、曽野綾子よ」と、私は、書く。だから、私は、安倍晋三たち、統一教会の バカ右翼たちに、大きなケンカを売る。

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リベラルとは何か

「阿修羅」某記事のコメントだが、「リベラル」という主義・思想・党派についての思考のきっかけになるので転載した。
私自身が基本的に保守主義者であることはブログを始めた最初のころから何度か書いた気がするが、それ以前に「自由」あるいは「自由主義」というものには昔から大きな疑念を抱いていたのである。
で、リベラルとは何か、と言えば、ごく簡単に言えば「自由主義」だろう。そしてリベラルは通常「社会の進歩」を主張するものである。ある意味、「社会進化論」だ。だが、進化論とは「弱肉強食(適者生存)」の思想なのである。その適者とは何かと言えば「勝者」のことであり、つまり「勝った者が正しい(勝てば官軍)」という思想だ。私は、これは「正義に悖る、非道な思想」だと考える。
進歩は常に「古い物の破壊と廃棄」が大原則であり、その良否をきちんと問うことをしないままで「新しいのは優れている。古いものはダメ」と見做す習性が「進歩主義」にはある。(これは次々と新しい商品を作って売って、古い商品を廃棄させるのだから、資本主義と進歩主義、あるいはリベラルは相性がいい。当然、大量消費で大量のごみを生み出し、資源を掘り尽くし、地球環境を最悪化していく。その言い訳がSDGsだが、これが単なるお題目だと分かっている者は少ない。)だから、若者は基本的にリベラルを好むが、そういう連中が老人(つまり「古い物」)になってもリベラルという立場を変えないのはなぜかというと、自己愛のためである。「自分がずっと言い続けていたことが間違っていた」と認めたくないために、老人が自分を含めた「古い物」を否定し続けるという喜劇だ。
もちろん、その時その時で「見込みのありそうな勝ち馬」に賭けて、勝負が済むと前の自分の発言など無かったように振る舞う、というのもジャーナリストには多いが、基本的にマスコミは若者(騙しやすい)を対象とするから「固定的」リベラルが多い。で、その中には本気で自由主義が正しいと思っている単純な者も多いだろう。(特にマスコミにとって「表現の自由」は自分の死活問題だから、自由は拡大すれば拡大するほどいいと思っている。)だが、その行き着く先が「新自由主義」なのである。そして、ほとんどのリベラル方の人間は「どういう種類の自由か」「誰にとっての自由か」をまったく考えていない。実はそれ(新自由主義)は「支配者(上級国民)の自由を無制限に拡大する」ということなのだ。つまり、下級国民の自由は失われる。
自由が拡大すればするほどいいなら、キチガイの自由を拡大し、総理大臣にしてみたらいい。
まあ、現実にそれに近い歴史的事件は多いし、人間の屑が総理になった例は無数にあるのだがwww

(以下引用)


1. 2022年1月13日 15:08:12 : bC7BzPnf9Y dXo0ZklwcHhyQTI=[525]  報告

我が国の厚労省は過去の薬害事件から、遺伝子注射に及び腰なのだろう。

遺伝子注射に必ずしも積極的ではない。岸田政権も基本的にはそのスタンス。


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アメリカも日本も遺伝子ワクチン接種を強烈に推進しようとしているのは


リベラル勢力。


安倍・菅政権になにかと手厳しかった玉川徹氏も、安倍・菅政権時代、


政権批判の記事でリベラル勢力の先棒担ぎをしていた日刊ゲンダイも、


PCR検査と遺伝子注射に全幅の信頼を寄せ、医薬マフィアのグローバリズムには


諸手を挙げて迎合している。


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リベラルならではの異様なまでの正義感(=単なるポーズ)と


リベラルならではの自らの言動への無責任さが顕著に現れている。


新型コロナを5類に落とせと言う安倍は


ステロイド頼みの我が身がそう正直に言わせているのだろう。


嘘八百、身から出た錆ばかりの安倍だが、珍しく正しいことも言う。


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遺伝子注射が未曾有の薬害とあからさまになった時、


玉川氏および正義感ぶったリベラル勢力は総括されるだろうね。




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ビル・ゲイツ「オミクロンで新コロは終わり」

「逝きし世の面影」記事の一部で、ビル・ゲイツが「オミクロンで新コロは終わる」と「予測」したことの意味は大きい。つまり、「主犯者」が「このくらいでやめといたる」と言ったのだからwww もっとも、ビル・ゲイツが主犯者というより「お芝居(表舞台)の主演」と言うほうが適切だろう。私自身は、オミクロンは意図的な「作品」ではなく、新コロ株(最初は人工の作品)から自然発生した偶然の産物だろうと思っている。つまり、DSというサタンの手から人類を救った救世主だ。
表マスコミの論調が変わり、各国政府の新コロ対策が「無策」に近くなってきたのは、DSが「オミクロンで新コロが終わる」と判断したのだろう。

(以下引用)

ブースター接種の繰り返し、免疫反応に悪影響も-EU当局 (訂正)

 

欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。


  欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫反応が低下する可能性があると指摘。各国はブースター接種の間隔をより空け、インフルエンザ予防接種戦略で示された青写真のように寒い季節の到来に合わせるべきだとの見解を示した。


オミクロン感染が急速に広がる中、一部の国は2回目のブースター接種を行う可能性を検討している。イスラエルは今月に入り、60歳以上を対象に4回目のワクチン接種(2回目のブースター)を開始。英国は現時点では2回目のブースターは必要ないが、必要に応じてデータを見直すとしている。


  ブースター接種についてEMAでワクチン戦略などの責任者を務めるマルコ・カバレリ氏は「一度や二度ならともかく、何度も繰り返すべきと考えるものではない」と指摘。「現在のパンデミック(世界的大流行)の状況から、よりエンデミック(地域的流行)の状況にどう移れるかを考える必要がある」と記者会見で語った。


★注、


ワクチンパスポートの義務化に暴走するフランスのマクロン大統領が真っ青になっていると思うがオミクロンで世界の流れが大きく180度正反対になっていたのですから恐ろしい。今後何が起きるかグレートリセット(ニュー・ノーマル)は全く不明 \(^o^)/


生来の自然免疫を壊すコロナワクチン 田中宇
 
【2022年1月10日】新型コロナのワクチンを繰り返し接種すると、病気全般を撃退するためにヒトが生来持っている自然免疫が破壊されて免疫不全の状態に近くなる。かえってコロナに感染しやすくなり、コロナ以外の色々な病気にもかかりすくなる。エイズ(AIDS、免疫不全症候群)のような症状を引き起こしやすくなる。そういった指摘が世界のいくつかの研究筋から出てきている。


フェイク(デマ、陰謀論)とファクト(正しい真実)がグジャグジャ 正誤や善悪が入れ替わる末期世界(大リセット)


世の中の動きが早すぎる。

元共同通信の田中宇1月10日記事(正当なリベラルメディアから見れば荒唐無稽なデマ。悪意ある陰謀論(^_^;)を二日後の1月12日に世界的に権威も信用力もあるロイター通信(日経新聞)やブルームバーグが欧州連合(EU)の医薬品規制当局(欧州医薬品庁)EMA発表という形で「事実である」と認めた意味は限りなく大きいでしょう。まさに正誤や善悪が入れ替わる下剋上のデストピアである。(★注、左翼が主導しているなら『革命』の真っ最中なのですが丸っ切り蚊帳の外。今の世界同時多発「大リセット」の仕掛人は腹立たしいことに大富豪のマイクロソフトのビルゲイツなど極少人数のエスタブリッシュメント限定で、日本など各国政府は主役ではなくそのパシリ)



味方が不利と見れば少しも躊躇せず勝ちそうな敵方に寝返る「はぼ太平記」の世界


正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議なら新コロ(SARS-CoV-2)騒動ではインフルエンザワクチンの数百倍もの猛烈な副反応がある世界で初めての危険なmRNAワクチンを積極推奨。世間から「ワクチン大王」と見られていたマイクロソフトのビル・ゲイツが1月11日にワクチン義務化を断念した模様である。これは、「科学的に合理的でないことを強制するのでは、もはや民主国家とは言えない。」(ワクチンでは感染を防げない。ワクチンパスポートは根本的間違い)ロート製薬山田邦雄会長(1月13日フェイスブック)と同じ趣旨。世界の経済をボロボロにした挙句、2年かかってやっと謎の新コロ(SARS-CoV-2)騒動が終わったか、「終わらす」心算らしい?


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キリスト教とは何か

橋爪大三郎と大澤真幸の「問答」による「ふしぎなキリスト教」(講談社現代文庫)を読んだばかりだが、読んでいる間はいろいろと良い知識も得たのだが、ほとんど忘れてしまった。この本は大澤がキリスト教への疑問を橋爪に質問し、橋爪がそれに答える形式になっている。大澤の質問はすべて素人や少しキリスト教に関心のある人間が疑問になるポイントをよく抑えていて(訂正:「押さえて」が正しい)、橋爪も一見真面目そのものの姿勢でそれに答えるのだが、話の仕方が曖昧で複雑で、質問に答えたのかどうかもはっきりしない感じが残る。まあ、この種の本としては非常にいい本であることは確かだ。
少し覚えているところだけ書いてみる。ただし、うろ覚えなので、勝手に自分で考えたことも混じっている可能性は高い。

1:キリスト教は最初からユダヤ教との二重性がある。
まあ、これはキリスト教が「旧約」と「新約」の聖書が存在することから自明だし、私自身、キリストは「新しい宗教」を作ったのではなく、ユダヤ教が土台にあって、その「解釈」の点で当時の律法学者の解釈に大きな不満を持っていただけの「ユダヤ教徒」だったと思っている。だが、その解釈があまりに斬新だったので、それだけでもはや「同じ神を信仰している別宗教」と見えるほどであるわけだ。それを明示しているのが、次の2である。
2:キリスト教の本質は、「汝の神(ヤハウェ)を愛せ」「神を愛するように汝の隣人を愛せ」というふたつの「律法」に尽きている。
これは、当時の「食べていいもの、いけないもの」まで細かく規定したユダヤ教から見たら、ほとんど「反逆」としか思えない大胆な提言だっただろう。指導的ユダヤ人(律法学者やラビたち)がイエスを裁判にかけて死刑と決定した真の理由はそこにあったと思う。
3:十善十能であるはずの「神」の創造した世界に悪があるほうが「信仰」のためにはいい。
「なぜ唯一神の作った世界に悪が存在するのか」という問題への橋爪の回答は長くて曖昧だが、上に挙げたような答えだったかと記憶している。確かではない。まあ、創造神が作った世界に悪があるのだから、「神の善悪は人間が推測できるようなものではない」という回答でいいとは思うが、それなら「善悪ふたつの神が存在する」という思想と大差がない気もする。この問題は大澤がもっと粘って、納得できる回答を橋爪に求めるべきだったと思うが、そうすると橋爪のメンツを傷つける可能性もあっただろう。キリスト教徒の信仰のためには悪が存在したほうがいい、というのはある意味、私は頷ける。というのは、神が善悪の基準を明白に自ら人間に伝えたら、人間はそれに従うだけの存在となり、『自由意思』の存在しないただの機械になるからである。これは「時計仕掛けのオレンジ」問題、と私は言っている。「善しか行動できなくなった人間は、自由意思のある『人間』と言えるか。それはただの『時計仕掛けのオレンジ』ではないか」という問題だ。
4:西洋文化の根源にはキリスト教があり、「マルキシズム」もその流れにある。
まあ、これは常識だろう。なぜキリスト教から西洋の自然科学が生まれたか、ということについては私の推測があるが、ここには書かない。
5:キリスト教は「唯一の神」の前では「すべての人間が平等である」と考える。
ここに「王権への抵抗と民主主義による近代社会の発生」の原因があるのだろうし、西洋の「個人主義」の原因でもあるだろう。ひとりびとりが単独で神と対峙しているわけだ。そこが集団の束縛が強い日本などとはかなり違っている。

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酔生夢人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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