まあ、サブスク生活というのは、配信が終わるとすべてが消える生活であるわけだ。記憶には残ると思っている奴はアホである。人間の記憶など、ほとんど残るものではない。つまり、サブスク生活をしているあなたの生活は「情報」が通過するだけの水路にしかならないのである。
あなたは小説や漫画を「筋が大事だ」と思っているだろうか。大筋だけ知ることを「情報を読み取る」と言う。それは小説や漫画や映画を見る(読む。より正確に言えば「体験する」)のとは別の行為だ。サブスク生活はそういう罠に陥る可能性が高いのである。
寺田寅彦「映画時代」より引用。「ほんとうを言えば映画では筋は少しも重要なものではない。人々が見ているものは実は筋ではなくしてシーンであり、あるいはむしろシーンからシーンへの推移の呼吸である。」
アニメ化されたものより原作のほうが面白いということもよくあることだ。たとえば、某S×F(5巻)の中のコマの片隅でボンドが床に落ちていた菓子のかけらを拾い食いし、その次のコマの片隅で「死んでいるww」描写に気づかない人は、せっかくの作者のギャグのプレゼントを見落としたわけだ。(言うまでもないが、これはヨルさんが作った菓子である。)(ちなみに、短いコマの連続で話やギャグを凝縮的に表現する才能において、遠藤達哉という人は稀有の才能を持っている。S×Fのアニメは面白いが、そのスピード感が無いし、またアニメだと作画の細部を見ることが難しい。その代わり、オープニングやエンディングで視聴者に幸福感を与える演出が見事である。二期の始まる十月が待ち遠しい。他の人も言っているが、「豪華客船」でのバトルの話は来夏の劇場用映画にするのがベストだろう。それより、早くフロスト嬢をアニメで見たい。あの「好う~きい~」はアニメでどう表現されるのかwww)
(以下引用)
あなたは小説や漫画を「筋が大事だ」と思っているだろうか。大筋だけ知ることを「情報を読み取る」と言う。それは小説や漫画や映画を見る(読む。より正確に言えば「体験する」)のとは別の行為だ。サブスク生活はそういう罠に陥る可能性が高いのである。
寺田寅彦「映画時代」より引用。「ほんとうを言えば映画では筋は少しも重要なものではない。人々が見ているものは実は筋ではなくしてシーンであり、あるいはむしろシーンからシーンへの推移の呼吸である。」
アニメ化されたものより原作のほうが面白いということもよくあることだ。たとえば、某S×F(5巻)の中のコマの片隅でボンドが床に落ちていた菓子のかけらを拾い食いし、その次のコマの片隅で「死んでいるww」描写に気づかない人は、せっかくの作者のギャグのプレゼントを見落としたわけだ。(言うまでもないが、これはヨルさんが作った菓子である。)(ちなみに、短いコマの連続で話やギャグを凝縮的に表現する才能において、遠藤達哉という人は稀有の才能を持っている。S×Fのアニメは面白いが、そのスピード感が無いし、またアニメだと作画の細部を見ることが難しい。その代わり、オープニングやエンディングで視聴者に幸福感を与える演出が見事である。二期の始まる十月が待ち遠しい。他の人も言っているが、「豪華客船」でのバトルの話は来夏の劇場用映画にするのがベストだろう。それより、早くフロスト嬢をアニメで見たい。あの「好う~きい~」はアニメでどう表現されるのかwww)
(以下引用)
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