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原発加害者としての日本国民

「ちきゅう座」の「交流の広場」記事から転載。
原発事故に関してはもはや「耳タコ」状態で、無感動無関心になっている人も多いだろうし、「言っても無駄、議論しても無駄、どうせ原発村の好き勝手にされてしまう」とあきらめの境地である人も多いだろう。私も実は後者に近いのだが、言うべきときに言うべきことを言わないと、犯罪者の側に加担することになると思うから言うのである。ナチス勃興期にナチスの振舞いを苦々しく思いながら無言でいた民衆は多かったはずだが、その結果どうなったかはご存じのとおりだ。
で、実は日本国民は原発事故の被害者でありながら、世界に対してはすでに加害者になっているという事実がある。放射能による大気汚染、海洋汚染は世界に対する犯罪なのである。この犯罪について賠償金を請求されたら、日本人全員の財産を没収しても支払いきれないだろう。それが請求されないのは、実は世界支配層というか、世界政治の主流が原発推進派であるからにすぎない。
福島原発事故が起こっても、まだ原発を稼働させ、あるいは新たに原発を建造しようという国もあるのである。そういう国から見れば、日本はただの原発実験場だろう。
しかし、原発は、事故の可能性が完全にゼロでないかぎりは使用してはならない「禁断の技術」なのであった。で、その事故の可能性は実は常にあり、偶然的に防がれた事故も一度二度ではないことも明らかにされている。福島原発事故は津波がなくても、地震がなくても起きた事故だと私は断定する。使用可能期限を過ぎても、稼働停止することすらできない施設であり、稼働停止したらそれ自体が巨大な核廃棄物になる施設なのである。
原発容認派の頭の悪さにはまったくうんざりする。

(以下引用)

原発関係のニュース、福島県が、1万人の母親に母乳の放射能検査をします。福島・宮城で母乳からセシウムが出ており、検査を希望する母親から提供を受けて民間で検査します。
 福島県立医科大、放射線医師の育成のため、研修医の検診が行われています。9人の研修医が参加しています。
 そして、小出先生のお話、安全委員会の被曝医療委員会、事故の際の周辺住民にヨウ素剤を配っておく提言をしており、5km以内に配るのですが、これを飲むと甲状腺がんを防げるが、飲むタイミングが大事で、事故が起きたことが分かり、放射能の飛んできた後はダメ、放射能の飛んでくるまでに飲むことが意味があり、今回の事故では、住民は放射能がいつ来るか分からず被曝、政府はSPEEDIで知っていたのに公表しなかった、今後も、対応しないと意味がないのです。安全委員会が決めても、今回の事故で住民を守らなかったものがなぜそんなことをする権限があるのか、なのです。
 大変微妙なタイミングで、情報を通知しないとダメなのです。出来なかったのではなく、積極的にやらなかったのです。
 韓国のウォルソン原発がトラブルで止まっており、韓国に原発が21基あり、事故になると当たり前で日本に影響がある、人の住めなくなるところもあり、今日小出先生のところに韓国のテレビ局の人が来てインタビューをして、その中で、韓国の人たちも、日本のもんじゅの事故で韓国に被害がどうなるか聞かれて、プルトニウム原子炉の事故で、東側から風が吹くと韓国にも影響があり、韓国の原発で事故+西風=日本に被害、なのです。
 自分の被害が関心ですが、「自分が加害者になるのがいや」、日本の原発で他の国に迷惑をかけるのを避けたい、日本、韓国、中国すべて危険だが、日本の原子炉をどうするのか、考えるべきなのです。
 子供に関するニュース、原発周囲のフランスの子供は、白血病の発病率が倍になると報じられ、「そういう研究は山ほどある」、今回はフランスだが、アメリカの周囲でもそういうデータがあり、イギリスのセラフィールド再処理工場の周りでも多い、本当に原子力施設からの被曝の影響からかは論議されているものの、データは蓄積されているのです。しかし、何の原因か、放射能被曝か、別の原因があるのか、「はっきりした原因は突き止められていない」のです。
 全国の原発を監視するERSSに不具合、その原因が分かり、データのメモリ不足で止まったのですが、保安院は定期的にリセットすると言うものの、小出先生、まんがみたいであると語り、メモリはどれだけあるか分かっている、どれだけ要るか分かっているのに、運用上やるべきなのになされていないとは驚きなのです。

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人口1000万人の島に1万のNGO団体!

藤永茂博士の「私の闇の奥」の記事の一部を転載する。
私は、現在あるNGOやNPO、慈善団体の8割くらいはその名とは逆に「政府の紐付き」であり、「政治的」であり、「営利団体」であると考えている。自分で「非政府組織」であるとか「非政治的組織」であると名乗ればそれをそのままに信じるおめでたい人間がこの世には無数にいる。で、私のように物事の裏を見ようとする人間は「性格が悪い」ということになるわけだ。
私は、昔書いた「天国の鍵」という童話の中で「この世には3種類の人間がいます。人をだます人間とだまされる人間、そしてだますこともだまされることもない人間です。皆さんはその、だますこともだまされることもない人間になってください」と書いた。
だまされる人間には罪はない、と多くの人は思うだろう。だが、実際にはそういう人間たちの存在が、悪をこの世にはびこらせているのである。無邪気な善人にも罪がある。それは、だまされることによって悪を看過し、悪をはびこらせるという罪なのである。

(以下引用)

大震災の以前から、ハイチには何と数千を数えるNGOが乗り込んで,本来は政府が担当すべき業務を担当し、ハイチは「NGO共和国(Republic of NGOs)」と呼ばれていました。大震災後はハイチに1万をこえるNGO団体が殺到したと言われています。その中にはphilanthropyやcharityを標榜する団体が無数に含まれています。可哀想なハイチ人たちを慈しみ善を施すのが彼らの仕事だといいます。何だか変です。いや絶対に変です。
 ハイチの人口は1千万、1万のNGOがあるとすれば1千人あたりに1つの割合になります。数日前に知ったことですが、インドへのNGOの流入は物凄く、現在、その数は3百3十万にのぼります。400人当り1つのNGOということです。驚くべき事実ではありませんか!これは、現実の世界のガバナンスがどのようにして行なわれているかに疎い私たちの致命的な盲点ではないかと考えます。philanthropyとかcharityとかいう良い響きの言葉は、今や、humanitarian military intervention(人道主義的軍事介入)という悪魔的な言葉と一緒に並べて理解さるべき言葉なのではないでしょうか?

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これが王様にとってのいわゆる「風評被害」

ブログってのは基本的に童話の「王様の耳はロバの耳」のあの床屋が穴に向かって叫ぶ「王様の耳はロバの耳~!」である。
つまり、「徒然草」にある「思ふこと言はざるは腹ふくるるわざなれば」ということで、言いたいことを腹の中に溜めておくと精神衛生に悪い。だが、身近な人間に政治談議や社会批判発言をすると親類絶縁、親友絶交になりかねない。王様の耳がロバの耳であるなどと「真実」を言えば死刑である。(昔のソ連のアネクドート、つまり冗談に「フルシチョフは馬鹿だ」と公然と言った男がKGBに逮捕されたので、罪状は何だ、国家反逆罪か、と聞くと、「いや、国家機密漏洩罪だ」と答えた、というのがある。この話のどこが面白いの、などと言わないように。)
そこであの床屋は自分で穴を掘ってその中に「王様の耳はロバの耳だ~!」と叫んだのだが、現代ではネットというものがあり、ブログというものがあるから、わざわざ穴を掘らなくてもいい。そしてあの童話と同じように、その穴を埋めた後から生えてきた木が風にそよぐと「王様の耳はロバの耳だ~!」と音を立て、それが世間に拡散していく。まさしくネットを象徴する話ではないか。
というわけで、まずは思うことをしゃべりまくってスッキリできるというのがブログの第一の効用である。「きのこ姐さん」のブログはその典型だろう。で、その悪口やら暴言やらの中にある真実が世間を啓蒙してくれるという効用もあるわけだ。
であるから、誰も読まなくても、実はブログを書く意義はある。まあ、正体がばれたらどうする、という危険性もあるわけだが、それはそれでいいんじゃね? 沈香も焚かず屁もひらず、というだけの生き方をしていても面白くはないでしょう。

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東大話法(小論文にも応用可)

「原発危機と東大話法」という新刊書の一口コメントから引用。筆者は内藤順という人のようである。(直接には竹熊健太郎のツィッターで知った記事だ。)
「東大話法」はインテリ話法か知識人話法と言い換えてもよさそうだ。たしかにアカデミズム系の知識人にはこの手の話法を用いる人間が多い。そして実はその言っていることのほとんどは無内容で、糞である。他人の意見を偉そうに批評するだけで、自分のオリジナルな考えはゼロなのだから。大学入試で使用される現代文評論にはこの手の書き手が多い。入試問題でもなければ誰も読まないような文章だ。
そして、鋭い人は、この話法は「官僚作文」の話法でもあることにすぐに気が付くはずだ。となれば、これが「東大話法」と名づけられたのは実に適切だということになる。

自分は賢い。(他の人間は皆馬鹿だ)
自分は分析力がある。(他の人間は皆分析力がない)
自分は客観的である。(他の人間は皆主観でしゃべっている)
要するに、俺が一番偉い(だから俺の言うことを聞いていればいいのだ)

というのが東大話法である。実際、東大入試の国語では「分析力」と「客観性」をアピールするのがポイントなのだが、それはすべての大学入試国語に共通ではある。東大はその最高峰なのだから、東大話法が「俺が一番客観的で一番分析力がある」となるのは当然なのである。でも、実はその能力は、データの整理と要約しかできない事務屋の能力にしかすぎないんだけどね。東大から本当にユニークな学者が出ないのはそのためだ。
ついでに言うと、引用文の最後に挙げられた東大話法規則8の4つのステップは、「大学入試に合格する小論文」の秘伝でもある。このやり方を使えば、高評価を受けるのはほぼ確実だ。なんせ大学教授というのは客観性信仰の信者だから。

(以下引用)

世界は、人類が地球環境と調和しつつ平和で豊かな暮らしを続けるための現実的なエネルギー源として、原子力発電の利用拡大を進め始めていました。このような中で、東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故が起こりました。我が国は、事故終息に向け最大限の力を発揮しなければなりません。
(※東京大学大学院工学系研究科 原子力国際専攻
「震災後の工学は何を目指すのか」の一節より)

このような文章が「東大話法」の典型であると、いきなり切り捨てられている。まず、「世界は」と言うことによって責任関係を曖昧にしていること、そして「我が国は・・・しなければなりません」という一文に見られるような、自分たちが「国」を代表しているいう意識。この話法こそ間違いの元凶であるというのが、著者の主張だ。しかも、切り捨てているのが現役の東大教授であるというから面白い。
本書では東大話法規則というのが全部で20個紹介されているのだが、最も興味深いのは以下の規則だ。

東大話法規則⑧

自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
この話法は、以下のステップによって構築される。

1. ある問題について書かれたものを大量に集め、幾つかに分けて分類する
2. それぞれの代表的論者を二、三取り上げて、主張を整理する
3. 自分の意見はどれにも属さないで、全体を相対化するものだというスタンスを取る
4. どれかに属する人は、その外側に立って「冷静に観察」している人よりもレベルが低いと捉える

このようなものが、傍観者的態度の典型であるそうだ。う~ん、心当たりあるな。

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原発作業員の死

「毎日JP」から転載。
福島原発事故現場では、今も過酷な作業現場で修復作業が行われている。密封された作業服を着て、高温の現場で作業しているわけだ。60代の人間なら当然血圧も高いはずだし、そういう人間に原発修復作業をさせるのは、人殺しに近い。これまで3人の人間が亡くなっているとすれば、これは大量殺人だろう。
それを平気でさせているのがこの国であり、東電という企業である。もちろん、「本人が希望してやっていることだ」ですべては終わりであり、法的には問題は無いだろう。だが、死の危険があることが明らかでありながら、それを看過することを法的には「未必の故意」と言い、立派な犯罪に当たるのではないか? 
私はこの原発修復作業の現場で人間が人間として扱われているか、知りたいと思う。東電の会長が自ら志願してこの作業をやるなら、拍手を送りたいものである。


(以下引用)


福島第1原発:60代男性が作業中、心肺停止状態に
 東京電力は9日、福島第1原発で作業をしていた協力企業社員の60代男性が作業中に倒れて意識を失い、心肺停止状態になったと発表した。この日の被ばく線量は52マイクロシーベルトだった。原発での作業に携わった期間や、これまでの累積被ばく線量は確認中という。
 男性は同日朝から、原子炉冷却によって生じる汚染水処理で出た放射性物質の貯蔵タンク製造のため、コンクリートを流し込む作業をしていた。午後2時20分ごろ体調不良を訴え、同原発内の医療室で医師の治療を受けたが、回復しないため同4時半ごろ福島県いわき市内の病院へ搬送された。同原発ではこれまでに3人の作業員が病気などで亡くなっている。【野田武】

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そろそろ日本という豚も食う部分が無くなるよ

「阿修羅」投稿記事の一部を転載。
米国にせっせと金を貢ぎ、自分たちは奴隷のように働いてどんどん生活水準を低下させてきたのがバブル崩壊以降の日本である。そのバブル崩壊が、戦後日本への欧米資金投資の回収であったというのが私の分析で、まあ、「豚は太らせてから食え」ということであり、その肥った豚が高度成長期の日本であったわけである。
もちろん、バブルそのものが意図的操作であり、その崩壊過程で日本の金の4分の1がそっくりユダヤ資本に召し上げられたのである。
しかも、その後もまだ米国に貢ぎ続けているのだから、敗戦国というものは悲しいものだ。いつまでたっても独立が許してもらえない。永遠の奴隷である。


(以下引用)


3番目の致命的な穴です。その大半が、米国債なのです。
米国ドルは世界通貨だ。石油はドルでないと売ってくれない。
自国でいくらでも紙幣を刷れば本当はいいだけのこと。
だが、なぜ米国債などを世界に買わせる?
要は「自国に表向き負債を背負わせる形で他国民に働かせ、
黒字と喜ばせて自分は働かずいい生活をするため」である。
世界通貨であるドルをいくらでも刷れるのだから、刷ればいい。

しかし、ドルを刷っただけではドルの価値を下げて米国民の生活水準が下がるダケ。
インフレになって。
そこで考え付いたのが
「他国に米国債を買わせて表向き、黒字の優越感を味あわせ、実際には売らせない。
米国債を買うために必死で働く。米国民はインフレを避けて悠々と生きればいい」

これぞ世界経済最大のトリックだ。まんまと乗せられている代表が日本だ。
日本は製造業の企業の対外資産が半分以上だ。
つまり、米国債を買って過度な円高を防いでいるのだ。
その米国債で米国は他国民を働かせて悠々と暮らせる。
もし米国債を売りに出したらとんでもない報復が待っている。
過去に実例は少なくない。

純資産増加額は円安要因がほぼ4割だけれど、もう一つ大きな要因は日本企業の海外法人の利益が国内本社に還流せずにそのまま海外法人に内部留保されているのが大きいのかも。海外法人の当該国は日本より法人税が安く、国内に還流すれば、より高い法人税を徴収される。しかも、今はバブル期以前と違って日本国内より海外の方に資金需要が高いのでそのまんま海外to海外で資金を回した方が合理的なわけだ。ジャパン・パッシングとよく言われるけれど、一番ジャパン・パッシングしているのは何を隠そう日本企業だということらしい。

とすると、★この19年連続世界一の債権大国というのは、日本の失われた20年と軌を一にしていることになり、まことに分かりやすい。一言で言えば産業の空洞化をとっくに超えてマネーの空洞化が起きたのがこの20年ということになる。
せっかく製造業が汗水流して稼いだドルは、円に換えると円高になってしまう。
行き場なく彷徨うドルは、結局安全資産とされる米国債へと濁流のように流れ込む。
その米国債はFRBに厳重に保管され、二度と売らせてもらえないと知りながら。
これが現実です。

★モノづくり国家日本は、こうして怠け者国家アメリカの奴隷になってしまったのです。働けば働くほど米国債の残高だけが積み上がる。アメリカ人がどんどん潤う。
日本人にとって必要な円が流れず、日本人がどんどん貧乏になる。
最悪の場合、その米国債はすべて債権放棄というプロセスを経て紙くずになります。

★日本とアメリカの裏情報に詳しい田村珠芳氏によれば
「日本が持つ米国債のうち、3分の1が既に放棄されることが決まっている」
1000兆円のうち3分の1となると、300兆円以上も放棄するのか?
300兆円が紙くずになれば、対外債務国へ一気に転落です。実質的な日本破綻です。

ロイター「日本は19年連続で世界一の純債権国ですヨー!ヤッタネー!」
日本人「日本は素晴らしい国だ。世界に誇れる製造業がある。破綻などありえない」
白人「ププ・・ほとんど紙くず米国債じゃないか・・愚かなジャップww」
半島人「日本人金持ちダー!スワップでカネくれないわけがないセヨ!」
こうして、日本人は世界中から失笑されるのです。
「日本人とアラブ人が来たら、その相場は終わり」いいカモです。
悔しくないですか?怒りが沸いてきませんか??

ここに、昨年末時点での対外資産に関する日銀の資料があります。
資産サイドでは、米国債等の買入れの増加から、「債券」が拡大した。
負債サイドでは、外債投資の原資調達等を背景に、「借入」が拡大した。
資産は債券投資が増え、負債は借り入れが増える。
★つまり、借金してまで米国債を買わされたのです。
この流れは2011年も変わらず続いていると見られます。状況は年を追うごとに悪化します。

日本人は、こんな単純なことも知らされないまま
今も必死に復興のため、日本経済のためにアメリカに貢ぎ続けています。
朝は欧米プロパガンダ捏造ニュースを見て、女性ホルモン入り磨き粉で歯を磨く。
昼休みには避妊剤入りコーラやポテト、スマートに位置情報を特定されるフォンで顔写真垂れ流しブック。
家に帰れば洗脳装置のスイッチを入れ、白痴化反日K-POP・韓流ドラマです。

食糧やエネルギーの1つも自給できずに何がモノづくりか?
円高1つで業績悪化するような脆弱な戦略で何がモノづくりか?
稼いだドルをまともに活かせず米国債に貢ぎ続けて何がモノづくりか?

日本政府・日本企業は、果たして本当に日本人のために存在するのか??

日本人はもっと怒らなくてはなりません。
今すぐに洗脳装置を切り、ネット等で情報を収集し、決起して
日本を日本国民の手に取り戻すための一歩を踏み出さなくてはならないのです。

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飯山一郎伝授の健康法

闘う老人飯山一郎のブログから転載。
さすがに癌は人生を豊かにするとまでは思わないし、下に書いた方法が本当に癌の対策になるかどうかは分からないが、むしろ一般的健康法、特に老人の健康法としては理想的だろうと思う。特に過食は万病の元だと私は思っている。
消化能力の衰えた年齢の人間が食べ過ぎると肥満が起こり、高血圧、糖尿病、そしてこれは私だけの考えだが腰痛などの原因になる。腰痛はウェストへの不要な肉や脂肪の蓄積が原因であると私は考えているのだ。というのは、私自身かつて肥満気味だった頃は腰痛に悩んでいたが、8キロほど減量し、ウェストも6センチほど細くしてからは腰痛が起こらなくなったからである。
ついでに言うと、ダイエットには食事量を減らすしかないというのが私の考えだ。「食べながら痩せる」という虫のいいダイエット法はすべてインチキである。まあ、さすがに毎食コンニャクだけを食うか野菜だけを食えばある程度は痩せるだろうが、そういう食事にいつまでも我慢できるはずはない。運動によるダイエットも長続きはしないものだ。
食事量を少しづつ減らすことで、「胃袋を縮める」のが中年以降のダイエットの基本だ。胃袋は習慣によって容量が変化するのである。大食が習慣の人間は胃袋がいつも大食を要求するから小食が苦痛になるわけだ。その胃袋の要求に屈服して大食しているのが世間の肥満者なのである。要するに、自己コントロールができない意志薄弱な連中にすぎない。もちろん肥満している自分に満足しているなら、その限りにあらず、だが。
ついでに言えば、寒さは健康の大敵であるから、地球温暖化は全人類にとって福音なのである。だが、残念ながら地球は温暖化などしていない。
私などのように、冬でも凍死することのない沖縄で暮らすことは恵まれたことなのだが、ここにはまた四季の区別の面白さが無い。すべてを一度に手に入れることはできないわけだ。


(以下引用)


このところ、掲示板:『放知技(ほうちぎ)』での論争を楽しんでいる。
ところが、別のスレッドに深刻な書き込みが投稿された。それは次の文章だ。

飯山先生へ
いつもブログ拝読させていただいています。
自家製豆乳ヨーグルトで日々免疫力を高めています。
おかげさまでこの冬は、風邪をひくこともありませんでした。
感謝しております。
実はお聞きしたい事があるのですが、私の家内が本日の検診にて
乳がん(初期段階)を言い渡されまして、不思議に思っております。
マクロファージががん細胞を駆逐してくれていると思っていました。
摂取量が少ないかもしれませんが・・・・。

これを読んだ私は、全ての作業を中止し、しばし黙想したあと、一気に書いた。
最愛の家族と親友に読ませるつもりで書いた。以下の文章である。

        『癌は人生を豊かにする病気』

清水さん
世の中のお医者さんに嫌われるのを覚悟で懸命に書きます。
先ず…、
癌は、昔と違って、今は「死に至る病」ではないということ。
私の親友のヤン教授のように、乳酸菌と春ウコンと散歩と入浴。これだけ
で癌が完治しました。このような完治例は少なくありません。
次に…、
最大の問題は、日本の医療システムにあります。
最初は検診の結果、厳(おごそ)かに告知されます。
そして、告知する医師は必ず言います。
「まだ初期段階ですから心配要りません! ただし、早期発見、早期治療の
原則どおりに早めに治療を受けて下さい!」
こうして患者は、「早期治療」を受けることになります。どんな治療なのか?

  1.患部の切除  2.抗癌剤の投与  3.放射線の照射

  上の3つの「治療法」しか、日本の医療システムはもっていません。
どれも、大変な荒療治です。荒療治すぎて、身体は免疫力が落ちてしまい
自然治癒力もなくなります。
ですから、私でしたら、上の3つの荒療治は、頑として拒否! します。

さて…、
清水さんの奥さんの乳がんは、初期段階ですから、乳房に癌が形成され
はじめたのは、5~10年前のことです。
つまり、清水さんの奥さんの乳癌は、5年~10年かかって、やっと検診に
引っかかるだけの大きさになったのです。…これはどうしてなのか?

癌細胞は、活性酸素や放射線によって正常細胞が癌化したものです。
この癌化する細胞は、正常な人間でも、一日に5~7千個できます。
それで、この癌細胞は、マクロファージやNK細胞という白血球やリンパ球
が、どんどん呑食していきます。
清水さんの奥さんの場合、マクロファージやNK細胞の数が少なかったか?
癌細胞の生成数が多かったか? …で、乳部において癌が育ってしまった、
ということです。

では、今後どうしたらいいか?
 1.先ず、上に書いた3つの荒療治は、絶対に受けてはいけません。
 2.次に、免疫力(=血中のマクロファージやNK細胞の数)を上げるために
   腸内の乳酸菌の密度を濃くすること。
   そのためには、乳酸菌の密度が濃い豆乳ヨーグルトが最適。
   普通、米とぎ汁乳酸菌の乳酸菌密度は、1cc当たり、数百万個。
   ところが、良く発酵して酸っぱい豆乳ヨーグルトは、1cc中数億個!
   この濃密な乳酸菌が腸内に入ると、血中マクロファージが激増する!
 3.あとは、激増した血中マクロファージが癌細胞を呑食します。
   これを自然治癒力と言います。癌が自然に治る力です。
   この自然治癒力は、癌が消失するまで続きます!
 4.そのほかに、気をつけることは…、
   A.少食。食べ過ぎると癌細胞が喜んで増える。
   B.温暖。身体が冷えると免疫力が落ちる。
         身体が温まると癌細胞は増えない。
   C.散歩。速足・大股で汗が出るまで歩くと新陳代謝が亢進し、身体が
         温まり、免疫力があがり、癌細胞が減ってゆく。
   D.色素。春ウコンなど、色素、ミネラル、ポリフェノールの多い食材は
         血中のマクロファージやNK細胞の数を増大させる。
   E.感性。そうなんだ!貴男が飯山さんに聞いた方法でEんだ!という
         自信と確信をもって二人して生き抜いていく仕合せ…。

清水さん、以上の文章を何度も読んで、自信と確信をもって、奥様と二人、
力をあわせ、心をあわせながら実行して下さい。必ず!長生きします。

                             飯山一郎 拝む

上の文章をココに載せた理由は、もう一つある。
今後7~8年後から、日本における癌の発症率は激増する。
その時、私たちは、どう対処したらいいのか?
上の文章は、その時の一つのシナリオとしても活用できる。
わずか1時間弱で一気に書き上げたが、日頃から自分のこととして考えていた
ことなので、文章は悪文だが、内容というか、闘病哲学的には自信がある。
上の文章は、清水さんのほか、最愛の家族と、年老いた親友たちに捧げたい。

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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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