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心筋梗塞も「流行病」か

「さてはてメモ帳」から転載。
記事の中盤から列挙されている関東地方での突然死の事例は無差別列挙という感じで、必ずしも放射能との関連があるものばかりとは限らないが、やはりこれだけの事例があるとなると、福島原発から毎日大量に拡散されている放射能と関係がある、と見做していいのではないだろうか。
特に、「体をよく動かす人間の突然死が多い」のが特徴である。運動部系の人間やボランティア活動などで屋外を毎日飛びまわる行動的な人間、「健康のために」毎日ジョギングなどをしている人間ほど急死している。これは、大気中の放射能を普通の人より大量に吸い込んだ結果だと考えられないだろうか。しかも、これに関しては年齢が高いほど放射能の影響は少ないとも言いきれないようだ。
これだけの数の心筋梗塞や脳梗塞の事例が発生しているからには、それと放射能との関連を追及する義務が医療関係者にはあると思うが、それを公表すれば、その医者の社会的生命は抹殺されるだろう。なぜなら、原発推進と放射能被害隠蔽はセットになった政府方針だからである。

私の知人の中にも関東在住者は多いので心配なのだが、こればかりは他人の人生観の問題なので忠告しても余計な御世話にしかならないだろう。私の知人に限らず、特に仕事関係で関東に住み続けることが絶対的に必要な人間は非常に多いと思う。それに、私の人生観からすれば、突然死はむしろ最高の死に方であるので、他の人々のそれが日本政府に強いられた死であることだけは許せないが、私自身がそうした死に方ができれば、むしろ幸いである。



(以下引用)




悔しい現実 ・・・ 福島県教委は、鬼か ! ぬまゆ

悔しい現実 ・・・ 福島県教委は、鬼か ! 2013年2月26日火曜日
http://vera5963.blogspot.jp/2013/02/blog-post_3528.html

◎ 地方紙 『 福島民友 』 2月25日(月) より、 一部抜粋。

福島県 教育委員会は、下記のように、発表しました。

来年度、4月から、福島県産の 「 野菜 」 を 給食 に 取り入れる 市町村 には、「 食品購入費 」 という 補助金が出る というのです。





以下が、その紙面の一部です。  ↓





では、県外産の 「 食品 」 を使用する 市町村 には、その 「 補助金 」 は、出ない のでしょうか ?

ご存じの通り、小学校 と 中学校 の 管轄 は、各 市町村 の教育委員会 です。( 高校は、県教委ですが ・・・)








さらに、上記のグラフを見てください。 「 2011年度 」 のデータが、欠落 しています。わたくしが、ピンクで アンダーラインを引いた部分です。故意に、小さく載せたのでしょうか ?

最も危険な 2011年度 に、福島県は、「 こどもたち 」 の学校給食 について、目を背けていた のです。

一昨年、わたくしに、お電話をくださった方が おっしゃっていました。

「 学校給食に、福島県産の野菜を使っています 」 と。

その方は、その事実について、ご自分を責めていらっしゃる ご様子でした。

しかし、それは、その方の裁量を超えた 「 現実 」 でした。

なぜ、危険 だと知りつつも、県は、「 福島県産の野菜 」 を 奨励する のか ?

なぜ、「 補助金 」 まで、出す必要があるのか ?

そもそも、「 学校給食 購入 」 に対して、「 補助金が出る 」 など、聞いたことがありません。

なぜ、そこまで しなくてはならないのか ?

なぜ、「 こどもたち 」 の健康を 最優先に考えられない のか ?

本当に、悔しくなります。

投稿者 ぬまゆ

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やっぱり、自滅的政策

指令を下した人間が、県外食材しか食べていなかったりしないか、調査すべきである。そのようなことがあれば、意図的大量殺人犯、ということになる。




おやじが次々死んでいく怖すぎる現実 2013年03月04日
http://inventsolitude.sblo.jp/article/53148788.html

福島第一原発事故後1年を経過したころから女性の突然死、20代、30代、40代の方の突然死も報じられ始めた。幼児、中学生、高校生、大人、老人と、もう無差別だ。放射能との関連など確認できない情報も多いが、これらの急死の事例を見ると、内部被曝、外部被曝どっちも要因になるようだ。最近は脳腫瘍の症例も。とてつもなく怖い。亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。

福島放送のテーマソングを歌っていた歌手の須藤薫さんが2013/3/3死去、58歳。2012/12に白血病発症とのこと。

コピーライターの梅本洋一氏が2013/2/24午後、千葉県柏市の自宅で死去、62歳。

2013/2/28午後4時15分ごろ福島県川内村下川内の国直轄除染現場で、木の片付け作業に当たっていたいわき市の男性(54)が突然倒れ、意識不明の状態で小野町の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。(福島民報2013/03/01 08:34)

2013/2/26午前9時20分頃、福島県広野町にある東電協力企業の資材置き場において、3号機原子炉建屋カバー設置の準備作業に従事していた協力企業作業員が体調不良を訴え、Jヴィレッジの診療所において、一時、心肺停止状態を確認。心臓マッサージにより、午前9時54分、脈拍が回復し、10時10分、いわき市立総合磐城共立病院へ搬送。2/27午後11時32分死亡。

声優の嶋村カオルさんが2013/2/26、乳がんのため横浜市内の病院で死去。43歳。横浜市出身。(2013.2.27 20:37サンケイスポーツ) 2012/6から体調不良のため、休養していた。

声優の本多知恵子さんが2013/2/18、多発性がんのために死去。49歳。所属の青二プロダクションが発表。

ゲームクリエーターの飯野賢治氏が2013/2/20、高血圧性心不全で死去、42歳。

アニメーションプロデューサーの池田東陽氏が2013/2/17、肝硬変で死去。38歳。三鷹市在住。2012/12/27 11:06のツイートで「さっき急に発熱。嘔吐感が激しい」と記していた。

2013/2/16、二本松市の安達運動場仮設住宅に入居している浪江町の1人暮らしの50代男性が自宅で死亡。死因は心筋梗塞とみられる。男性は、いわき市生まれだが、震災前から同町のアパートに住んでいた。原発作業員として働いていた時期もあったという。(2013/2/19 福島民友ニュース)

2011/11、郡山市から東京都江東区東雲住宅に単身で自主避難していた49歳の男性が、2013/1/5、亡くなっているのが発見された。死因は心疾患とみられる。

声優の亀山助清氏が2013/1/26午前、悪性リンパ腫による肺炎のため埼玉県内の病院で死去、58歳

2013/1/25、福島市の認可外保育施設で8ヶ月の男児が急死。

彫刻家、東海大教授の神山明氏が2012年12月24日、心不全のため死去。59歳。

Pay money To my PainのボーカリストKこと後藤慶氏が2012/12/30朝、急性心不全のため横浜市内の自宅で逝去。享年31歳。

芝崎久美子氏(チェンバロ奏者)が2013/1/6、肺がんのため死去、51歳。

石川洋氏(NHKアナウンサー)が2013/1/6、病気のため死去、53歳。

プロゴルファーの佐々木久行氏が、心不全のため滞在中のタイ・バンコク市内のホテルで急死したことが1/3分かった。48歳だった。

木下黄太のブログ、2012/12/31の記事から
コレステロールは高め、他には持病なし。60代女性が、入院中の夫の見舞いの帰りに、突然死。虚血性心筋梗塞。苦しまず一瞬で心肺停止、最近多いと言われたらしい。バスの終点で、寝てるように亡くなっていた。2012/12/29、埼玉県浦和。

木下黄太のブログ、2012/12/23の記事から
都心麻生辺りに住むいろいろな活動に従事し、食べて応援志向でよく寿司を食べていた60歳過ぎの男性が心臓の障害で急死。

木下黄太のブログ、2012/12/15の記事から
2012年の秋、もともと水戸在住でつくばにもいた、31歳の独身男性が心臓の疾患で突然死。放射能のことは、この方の周囲も全く気にしていないと。

歌舞伎俳優の中村勘三郎氏が12/5、急性呼吸窮迫症候群のため亡くなった。57歳だった。

木下黄太のブログ、2012/12/03の記事から
東京の有名企業の40代の男性社員、徹夜で仕事をしていて、朝、机で寝たままの状態で、こと切れていたそうです。

ぬまゆのブログ、2012/11/12の記事から
「 ハゲ友 」 の ・・・ 彼女の お父様が、「 突然死 」 なさいました。本当に 突然で、もう、何が何だか、分からないという状態だったそうです。元気な方でした。心筋梗塞でした。

木下黄太のブログ、2012/10/28の記事から
2012/10、我孫子在住の小学校の低学年の男の子がくも膜下出血で死亡。

2012/9/16、西宮伸一駐中国大使(60歳)が死去。9/13朝に東京都内の自宅を出たところで倒れて入院、治療を受けていた。

2012/7/28、漫画家の中野純子氏急死。45歳、死因は虚血性心疾患と週間ヤングジャンプ。

yachi ‏@naive3氏(福島県双葉郡出身)の2012年7月4日 - 1:06のツイートから
「地元の校長先生が心筋梗塞で亡くなりました。50歳でした。健康で今まで異常はみつからなかったそうです。放射能との因果関係はわかりませんが考えてしまいます。」

葉茶 ‏@mechako氏の2012年6月27日 - 9:06のツイートから
「道東です。友人のご主人、義実家近所の息子さん、いずれも三十代男性突然死。過労で片付けられてます。産まれたばかりの子達がいるのに。。。持病はなかったそうです。三十代ってこんな風に不幸重なる年代でしょうか?」

俳優の渡辺徹氏が6/8、都内で会見し、4月中旬に心筋梗塞を患い手術していたことを明かした。身体の異変に気づいたのは今年3月半ば。仕事のロケ中に妙に疲れやすくて、階段を上がってすぐに息が切れる感じになり、病院で血液の造影検査をしたら、心臓の冠状動脈が完全に詰まっていたと。10年ほど前から持病の糖尿病も患っていたという。

マーちゃん ‏@konoyooikiru氏の2012年6月6日 - 20:40のツイートから
「勤務先で最近同僚3人の姿を見かけなくなった。それぞれ所属のスタッフに聞いてみると3人とも病気療養と判明(千葉県)。勤務先で知人の身内を含めた突然の訃報。千葉3人、茨城1人、埼玉1名 、東京1人、合計6名。死因は心筋梗塞、心臓動脈解離、脳内出血など。」

makoto-makoto ‏@makotomakoto1氏の2012年6月4日 16:00 のツイートから
「群馬の友人の職場で311以降の半年程度で6人の方が亡くなりました。100人もいないような所ですよ。でも放射性物質との関連性は証明されません。」

木下黄太のブログ 2012-06-02 03:49:38の記事から
「柏市在住の26歳の女性教諭が、数日前に脳梗塞で突然死されたそうです。朝布団の中で亡くなっていたそうです。勤務先は我孫子市でした。」

樋口なみ(文子)(@nmfmk)氏の2012/05/15 21:41:19のツイートから
「43才知人の脳腫瘍急死、に続き知人の脳卒中緊急入院、そして30才の後輩の腎臓疾患緊急入院にとどめを刺され、疲れても冷えてもいないのに急に発熱して倒れた。」Location:千葉流山より12.2横浜へ

TONY ‏@tonyenso氏の2012年5月22日 - 11:54のツイートから
「郡山市役所の中堅係長が、朝早く心筋梗塞で亡くなった。震災原発被害対応で苦労したんだろうな。可哀想に。」

2012/5/22 20:19ぬまゆのブログから
今日の夕方に、郡山市に住んでいらっしゃる方と、電話でお話ししました。その方の周囲にいらした「突然死」をされた方々は ・・・
★ 昨年6月に・・・ 高校3年生が、風邪か何かで総合病院に通院し、そして、入院し、たった2週間で、亡くなられました。
★ 昨年7月に・・・40代(女性)50代(男性)
★ 昨年6月に(1人)・・・7月に(2人)・・・12月に(1人)
★ 昨年12月に、「風邪」で入院していた方が、「肺炎」で亡くなりました。
★ 今年の4月に・・・(21歳)の方が、夜に「眠ったまま」亡くなっていました。
あまりにも身近な方々の「突然死の続出」については、わたくしに、語ってくださった方も、【こんなこと、体験したことがない】とおっしゃっていらっしゃいました。「不審死」については、通常、「行政解剖」が、行われます。しかし、それすらも、「行われなかった」ということです。
その方は、直接、「保健所」へ行ったそうです。すると、返ってきた言葉 は・・・【少し、(死亡した方が)多いね】・・・だけだったといいます。

よこちゃん@名古屋 ‏@nekodamari2010氏の2012/5/18のツイートから
「長男の隣のクラスの男子が原因不明の突然死らしい。朝起きてこないと思ったら死んでたって。さっき聞いた(T_T)高校二年なのに…。」

神奈川県のThe Don Killuminati (@Makaveli0001)氏の2012/05/15 09:21:22のツイートから
「他部署の男性39才 心不全で突然死です。 何回か言葉を交わしたことあります。 昨日は出勤し朝、出勤してこないので 電話をしたところ起きてこないので奥様が見に行ったら亡くなっていたそうです。」

pyrite (@Pyraite)氏の2012/05/12 23:04:20のツイートから
「知り合いの姉の夫(神奈川県在住50代)が心筋梗塞で車の運転中に突然死したという連絡が」

福島原発35氏の2012年5月8日 - 7:39のツイートから
「田村市です。昨日、近所のおじさんが朝、静かに亡くなってました。前日まで元気だったのに。。原因不明。」

2012/5/3、郡山市の仮設住宅で富岡町から避難していた58歳の1人暮らしの男性が死亡しているのが発見された。男性は居間であおむけに倒れていて、部屋の電気はついたままだった。病死とみられる。(日本テレビニュース 2012年5月4日 11:57)

MORIMORIKIDS 氏の2012.04.28 22:04のツイートから
「長野マラソンに出場した長野市在住の友人の知人60歳が途中で心筋梗塞で倒れ入院中。仕事の後に10キロ走るほどの頑強な人で周囲がびっくり。」

YUMA0317氏の2012.04.28 23:00のツイートから
「桐生の知り合いが今月初めに心筋梗塞で亡くなっていた。まだ50になったばかり。ショックなのは、その友達の同級生も昨年亡くなってる、同じ心筋梗塞。彼は災害の有った所に行く民間の仕事をしていた。」

ikahachiro0205 氏の4/19のツイートから
「昨日、茨城県内の、建築業者の方からお話を聞きました。昨年から建築業界職人さんの体調不良、心筋梗塞等の心臓系の病気の方が多いと。ご本人も、現在検査中と」

Dragon AshのベーシストIKUZONEこと馬場育三氏(46歳)が4/21日夜に自宅スタジオで倒れているところを家族に発見され、病院に救急搬送されたが、平成24年4月21日 午後10時55分、急性心不全のため東京都内の病院で死去。

東北大学教授加速器放射線科学の山崎浩道氏(58)、脳内出血で死去。東日本大震災後、丸森町で除染や手法の研究などにあたった。(朝日新聞2012/4/10)

2012/4/5、千葉県八千代市東京女子医大八千代医療センター内の道路で、近くに住む無職、進藤久勝さん(65)運転の乗用車が、植え込みや歩道を乗り越え、敷地内にある薬局の外壁に突っ込んだ。進藤さんは別の医療機関の紹介で、同センターに向かう途中だったとみられる。事故直前、車内で心筋梗塞を起こし、急死した可能性があるという。(4/5 毎日新聞)

「知り合いの知り合いの知り合い、つまり全くの他人が4人も3月に亡くなりました。52歳女性、17歳女子高生・陸上部、40代女性、60代女性・たしか、足に障害があったような・・・。」(「福島県は「死灰の街」となった」2012年04月03日の記事から)

「ご報告・・・ずいぶん前に話題になった津島に避難された方10名の方の健康被害確認。本当でした。別の方々も被曝による健康被害、次々と出ています。 中高生の心筋梗塞・脳溢血。分かっているだけで、8名がお亡くなりになっています。被曝による被害が静かに広がっています。御注意下さい。」(momo氏のツイートから 4/2)

「俺の近辺でも30-40の人が二人立て続けに心筋梗塞で亡くなっている。放射線由来で無ければ良いがね」(正博【稼働原発のこり一発!】 氏のツイートから 3/31 宝塚在住)

「遂に身近な所に。近所に住む教師の方。教師仲間、現役体育教師三人が相次いで亡くなったと。いずれも五十代。心不全や脳梗塞らしく。」(gatagata123氏のツイートから 3/30 北関東在住)

「大阪でも同級生40歳が最近心筋梗塞で亡くなりました。昨年末くらいから僕の周りには心筋梗塞での急死が多い。その人が気にしていたかどうかは分かりませんが、近所でも70前半姉妹2人が一日違いで急死しました。」(Hide Eishu-M氏のツイートから3/30)

東日本大震災では発災以降、心不全をはじめ、ACS(急性冠症候群)、脳卒中などの循環器疾患が有意に増加していた。特に心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例がなく、東日本大震災の特徴の1つであることも浮かび上がった。東北大学循環器内科学の下川宏明氏が、3月18日まで福岡で開催されていた第76回日本循環器学会で発表した。2008年から2011年6月30日までの救急車搬送のデータに基づくもの。(乖離のブログ2012-03-26 19:56:40から)
・・・この報告自体、そしてこれに対するコメンテーターのコメントでも放射能との関連は言及されていない。

3/27、大沢幸夫日高市長(73)が執務中に心肺停止状態で倒れ、同市内の埼玉医大国際医療センターに緊急入院したが、3/31心筋梗塞のため死去。(3/31毎日新聞)
・・・日高市は、入間市、所沢市、狭山市、飯能市に次ぐ狭山茶の産地。狭山茶も強く汚染されていた。

3/24、午後0時55分ごろ、石川町(いわき市と白河市の間にある)の県道で、同町の無職鈴木健一さん(61)の軽トラックが横転。鈴木さんは同町の診療所に運ばれたが、死亡した。石川署によると、死因は心臓疾患。

猫山太郎氏のツイートから3/21
「うちの会社でも30歳代~40歳代が7名死去。2名心筋梗塞。」

栃木県大田原市で3/20、ビジネス誌「プレジデント」元編集長で同県那珂川町矢又、文筆業、樺島弘文さん(56)が用水路に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された事故で、県警大田原署は3/21、死因が急性虚血性心不全による病死と判明したと発表した。
・・・那珂川町は文部科学省のモニタリングではセシウムの降下沈着が多いところではないが、2012/5までの人口自然増変化指数は 0.25で県下3位の高さ。

3/20午前11時ごろ、福島第1原発事故の警戒区域に指定されている浪江町で、重機を区域外に持ち出すために許可を受けて入域していた50代の女性が倒れ、救急車で同県南相馬市の病院に搬送されたが、午後1時に死亡が確認された。

伊達市長仁志田氏は、3月14日20時40分頃、自宅において自覚症状があったため、北福島医療センターを受診。急性心筋梗塞と診断され、県立福島医大に救急搬送。同日23時過ぎに検査及びカテーテル治療及び薬剤治療を行い、治療期間は2週間程度と診断された。その後、CCUで経過観測をしていたが、19日14時に一般病室に移る。(伊達市HPから)

2012/3/18にツイッターに書かれた情報 震災直後から福島に行って、仮設施設で臨時教師をしてた男性が、突然死。

渡辺(母子避難がんばっぺ)氏のツイートから 2/27
「福島市の高校生が三人、心筋梗塞でなくなりましたが、大々的には報道されませんでした。」

2012/2/15 取手市小文間の遊歩道で倒れていた取手市59歳会社員男性について、取手署は2/16、死亡はクモ膜下出血による病死との司法解剖結果を発表した。

2012/1月中旬 福島在住の黒人のゴスペルシンガー(60代)が死亡。死因は心筋梗塞と伝えられている。

2012/1/17 福島県広野町周辺で日本原子力研究開発機構が実施している除染モデル事業で働いていた男性(59)が作業中に死亡。

2012/1/9、福島第一原発の放射性廃棄物を貯蔵する施設で生コンクリートの流し込み作業をしていた60代の男性作業員が、急に体調不良を訴え、午後5時過ぎに亡くなった。死因は急性心筋梗塞。

2011/12/12 伊達市で日本原子力研究開発機構が実施中の除染モデル事業に従事していた建設会社の男性作業員(60)が 死亡。

2011/11月頃 佐倉市在住の62歳男性が、勤務先の東京の会社でパソコンを操作中に気分が悪くなり、死亡したとの情報がある。心筋梗塞らしい。
・・・佐倉市は、し尿汚泥から製造した肥料を市民に無料配布し、セシウムのリサイクル・リユースを行っている。

2011/10/6 福島第一原発で働いていた50代の男性作業員が死亡。

2011/10月 千葉県の汚水処理施設で、10月に入って作業員が2人も突然死。

2011/9/14 新潟で車関係の仕事(解体又は輸出)をしていた54歳の男性が突然死。

2011/8月 東京都23区内に住む37歳の男性がシャワー使用中に倒れて死亡。
・・・2012/7/13に頂戴したコメントから。住所地は3/15にプルームの中心部が通過したと見られる地域。

2011/8/28 茨城・千葉で車の関係の仕事をしていた40代男性が突然死。

2011/8/10 原発近接エリアから車の運び出し業務に従事していた本宮市内の1名が死亡。

2011/8/9 原発近接エリアから車の運び出し業務に従事していた田村市内の2名が死亡。

2011/8上旬 福島第一原発で復旧作業にあたっていた40代男性が8月上旬に急性白血病で死亡。

2011年春過ぎ 東京都江戸川区小岩近辺で持ち帰りの飲食店の店長と副店長、隣接する魚屋のおやじさんが、突然死(木下黄太のブログ、2012/12/08の記事から)
・・・「小岩近辺で2011年の春過ぎ食品販売業従事者が3人ほぼ同時に突然死との情報をどう受け止めるか」参照

2011/5/4 福島第一原発の現場で復旧作業に当たっていた60歳の男性が死亡。死因は心筋梗塞。

放射性でないセシウムをラットに与えた実験では、オスのほうに影響が出やすかったという。甲状腺ガンや白血病の前に突然死が顕在化している。

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「いま心筋梗塞流行ってるから気を付けろ」

内外の科学者の福島第一原発事故による健康被害に関する見解








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安倍総理は大麻解禁の魁となるか

「つむじ風」ブログに面白い記事が引用されていたので、その部分だけ転載しておく。
大麻は様々な用途があり、石油の代替燃料になる可能性さえもあるようだが、医療用にはもちろん、苦痛低減(ペインクリニック)のために使用できる。だが、「麻薬」扱いされているために、日本では使えない。その「麻薬」を安倍総理が使用し、しかもそれが大腸癌の特効薬でもあるらしいということのようだ。(もちろん、噂でしかないかもしれないが)
この話が事実ならば、総理が率先して大麻を使用してお手本を示しているのだから、日本も大麻解禁に踏み切る日は近いのかもしれない。(笑)橋下がネット選挙禁止の法律に違反をしながら、罪に問われず、逆にネット選挙解禁の機縁を作ったようなものだ。この国では、法の適用は、事実が犯罪の要件を満たすかどうかではなく「罪を犯した者が誰か」で決まるようだ。(嗤)


(以下引用)


バレンタインデーさんの記事に一番最初に書いてあったコメントです。
「現首相が大腸ガンで、主治医の采配で医療○○を使用、改善しているとか!
山崎淑子さんのブログより!」

おもわず、山崎淑子さんのブログを検索しましたよ。。。
その記事は、これです。
『2/7 (木) 山崎ジャーナル!安倍首相の担当医から聞いた独占スクープ!【アベノボトルの中身は何か】「酵素&ミネラルの特製ドリンクと強壮剤OOを服用中で元気回復 した」と聞いた。「ガン特効薬OOで安倍首相、大腸がん克服」とも。潰瘍性大腸炎は、実は『大腸がん』だったという内部情報あり。』


もし、これが、事実なら・・・。
日本は、これから、変わっていきます。

現在、日本は、医療用大麻は認められていません。
それを使用したのであれば、処方したお医者さんも患者も
法に触れていることになります。
自分だけが助かって、多くの人々には使わせない、というのは
エゴです。





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高齢老人の扱い方の好例か

「福島民報」から転載。記事の存在は「東海アマ」ツィッターで知った。

「小さな親切、大きなお世話」という言葉が昔流行ったが、この「高齢老人をあちこち引きずり廻して死亡させた」件は、まさしく「小さな親切、大きなお世話」の好例だろう。何しろ、「88人のうち4割を超える36人が1年半で死んだ」のだから、これは「引きずり廻し」が死亡の主な原因であることは明白だ、と言ってよい。
まあ、私は高齢老人は自然死するのに任せるのが良い、という意見の持ち主であり、老人が死ぬのは当たり前、とも思っているからこの件で当局を批判するような偽善的なことは言いたくはないが、しかし、これらの死の原因が東電にあることは明らかなのだから、遺族にはぜひ東電に対する損害賠償の訴訟を起こしてもらいたい。もっとも、その賠償金は「電力料金値上げ」で、東電支配下の地域住民全員の負担になるのだが。(笑)
しかし、1年半で4割以上が死亡、というのは凄い数字である。
これでは助けるための行為というより、殺すための行為だったと言われても仕方がないだろう。
高齢老人はガラス製品のようにフラジャイルだから、「取扱注意」であると、当局は知っているのだろうか。だいいち、「放射能」の被害は高齢者にはほとんど影響は無いはずだ。これは後で役所の責任を問われないために、無意味(いや、有害)な搬送行為をした、という、ある種の「公務員犯罪」でもある。


(以下引用)



原発関連死 長期避難 死期早める 高齢者施設せんだん(双葉)36人死亡 体調悪化、心労重なり



 東京電力福島第一原発事故の避難で、死者数が平常時を大きく上回った浜通りなどの34高齢者施設のうち双葉町の高齢者施設「せんだん」では、利用者88人の4割超に当たる36人が1年半余りで亡くなっていた。「せんだん」は第一原発から約3.5キロ。切迫した状況下、利用者は5ルートに散り散りになり、約半年で18人が死亡した。一度悪化した体調は回復せず多くの人がその後も死期を早めた。弱者が犠牲になる「原発事故関連死」がなくなる日は見通せない。
 第一原発1号機で水素爆発が起きた平成23年3月12日。施設関係者によると、緊急避難したのは老人ホームの入所者67人、併設するグループホームの9人、ショートステイ8人、デイサービス1人、町社会福祉協議会から介助を依頼された在宅の要介護者3人の合わせて88人だった。
 明確な指示がないまま5グループに分かれた88人は当初、受け入れ先が決まらず転々とした。疲労や心労、体育館や公共施設などの寒さ、不慣れな固く冷たい食べ物、薬の不足など急激な環境変化で持病を悪化させ、衰弱も進んだ。このため19日までに別の高齢者施設、病院、近親者宅に振り分けられた。
 88人のうち67人が福島市、伊達市、会津美里町、栃木県の16施設に移った。このうち28人が、病気や体調を悪化させて死亡した。8人は福島市、郡山市、二本松市、栃木県の病院に入院し、3人が死亡した。家族に引き取られた13人のうち5人も死亡した。
 亡くなった36人(女性25人、男性11人)のうち、避難から約半年で亡くなったのは半数の18人。さらに昨年12月までに18人が死亡している。死因の多くは肺炎や老衰などだったという。
 避難から8カ月後、埼玉県の病院で亡くなった双葉町の102歳の女性は避難前は食事も排せつも自立し、日常生活に大きな支障はなかった。しかし、避難後、肺炎と心筋梗塞を患い、一時は回復したものの再び悪化させて亡くなった。
 岩元善一施設長は「原発が爆発した極限状態の中で避難先を転々とした。生活環境の急変で死期が早まった人は少なくないだろう」と振り返った。
■震災直後、散り散りに移動 
 「せんだん」の老人ホームには要介護4、5の寝たきりの高齢者が25人いた。岩元施設長は移動のリスクを考慮し、当初、職員と施設にとどまるつもりだった。しかし、3月12日昼すぎ、町から「全員避難」を命じられた。
 自衛隊のヘリが迎えに来る双葉高までは約1.5キロ離れていた。寝たきりの入所者はベッドごと玄関先まで運び、自衛隊のトラックや施設の送迎車などに乗せて搬送した。
 半数ほどを誘導し、ヘリを待っていた午後3時36分、1号機で水素爆発。現場は混乱し、県警車両と自衛隊トラック、施設の送迎車、職員の私有車に分乗し散り散りになった。結果として避難は【図】の通りで、5つのグループに分かれた。当日、ヘリで二本松市に搬送されたのは5人だけだった。
 双葉高には利用者12人と岩元施設長が残された。飲み物も食べ物もないまま同校体育館で一夜を明かし、翌日、自衛隊ヘリで二本松市に搬送された。

【特別養護老人ホームせんだんの避難ルート】
(1)南相馬市→川俣町 18人(避難後に5人死亡)
 12日午後2時ごろ双葉高に移動。自衛隊ヘリに乗れず、施設送迎用の車両などで南相馬市へ。道の駅南相馬で一夜を明かす。13日、川俣町の川俣高体育館に着いたが満杯のため同町体育館へ。13人が栃木県の施設に入所。1人が栃木県で入院し、4人は家族に引き取られた。
(2)川俣町→福島市 36人(避難後に22人死亡)
 12日午後3時ごろ、自衛隊のトラックと職員の車で浪江町から川俣町を経て福島市へ。受け入れ先の福島高体育館に行き着いたのは午後11時30分ごろ。31人が福島市、伊達市、栃木県の施設へ。3人が福島市で入院し、2人は家族に引き取られた。
(3)浪江町→南相馬市→郡山市 17人(避難後に4人死亡)
 12日午後、双葉高に移動したが自衛隊ヘリの搬送ができず、県警のバスで浪江町の苅野小へ。警察官らに再避難を促され南相馬市に向かう。午後11時30分ごろ渡辺病院に到着。13日、同市の特別養護老人ホーム長寿荘に移動。16日、福島市などを経て郡山市の郡山養護学校へ。12人が会津美里町と栃木県の施設に入所。1人が郡山市で入院し、4人が家族に引き取られた。
(4)二本松市→郡山市 12人(避難後に4人死亡)
 12日、自衛隊ヘリに乗るため双葉高校庭に移動したが岩元施設長と共に取り残され、体育館で一夜を明かす。13日午後4時すぎ、自衛隊ヘリで二本松市の二本松北小に着陸。午後10時20分に郡山養護学校に避難した。7人が会津美里町と栃木県の施設に入所。2人が郡山市で入院し、3人が家族に引き取られた。
(5)二本松市→郡山市 5人(避難後に1人死亡)
 12日午後4時ごろ、自衛隊ヘリで二本松市の二本松北小に着陸し、同市の県男女共生センターへ。16日、郡山養護学校に移動。4人が栃木県の施設に入所、1人が二本松市の病院に入院した。
※特別養護老人ホームせんだん 社会福祉法人ふたば福祉会が平成17年11月に双葉町長塚に開所した。定員70人。グループホーム「せんだんの家」(定員9人)を併設し、ショートステイ(同10人)と共同型デイサービス(同3人)も運営していたが原発事故で休止を余儀なくされた。24年1月、いわき市の南台仮設住宅の一角にグループホームを再オープンした。

(2013/03/02 14:53カテゴリー:原発関連死)





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易占によるTPP参加後の日本の姿

「播州武侯祠遍照院」ブログの忠武飛龍さんが易でTPPを占ったところ、見事な啓示が出たようなので、転載しておく。
易の言葉は難しいが、現代語の大意の部分を見れば、TPPが今後の日本にどういう結果をもたらすか、明瞭だろう。「水山蹇」は、私が一番嫌いな卦であり、「蹇」は足萎え、いざりのことである。足萎えの人間が水や山という険阻を前に立ち往生する、というのが「水山蹇」という卦だ。まさしくTPP参加後の日本の姿そのものだろう。その先行きはどうかというと、「水風井」、つまり「井戸」の卦である。一見良さそうだが、これも実は「同じことの繰り返しで疲弊し、破れる」という意味合いが強い。つまり、井戸の中を釣瓶が往復するうちに、釣瓶が壊れる様である。これまたTPP後に、日本人がその真実を知って、そこから抜け出そうと悪あがきをしても抜け出せない、という事を示しているようだ。
さて、この卦が日本の未来を示すことはかなり確率が高いが、なるべくならそうならないでほしいものである。
「運命は変えられる」というのがあらゆる占いの基本思想だと私は考えている。でなければ、占いをやる意味など無いだろう。そして、悪い運命に対して警告を与えることが占いの大きな役目であり、その占断で覚醒し、悪い運命を回避できたならば、それは占いの功績だったのであり、「占いが外れた」のではない。
まあ、占いなど最初から信じない人には無縁の話ではあるのだが。



(以下引用)


易にTPPの件を聞いてみる。
カテゴリ:易に聞いてみました。

で、易に「TPPに入るぞ!って安倍さんは言ってましましたが、陰陽虚実・日本の成り行きを教えて」と聞いてみました。

水山ケンの 2爻

http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-44.html

上記文抜粋
・・・・・・・・・・

39 水山蹇(すいざんけん)
蹇 艮下坎上(ごんか かんじょう)

八卦の艮(ごん)の上に、坎(かん)を重ねた形。

蹇とは足萎えという意。
この卦は艮を止まるとし、坎を険難として、険難の中で足が萎えてしまったかのように、身動きできずに止まって出られない様子とする。
だから蹇と名付けられた。
また、険難を見て、足萎えのように自らよく止まって、犯し進まない様子。
だから蹇と名付けられた。
また、この卦は進もうとすれば前方に坎水の険難があり、退こうとすれば艮山が阻んでいて、進退窮まり、足萎えのように身動きが取れない様子。
だから蹇と名付けられた。
また、九五の君が坎険の主として二陰の中に陥り、かつ九三の陽剛の臣は、下卦艮の極に止まって、上に朝せず、あまつさえ二と四との両大臣は共に陰弱にして、君を輔佐する能力はなく、却って九三の不軌の剛臣に密比している。
これは天下に二主、一国両君というべき様子であり、その勢いは内外上下を二つに分断しているのであって、蹇難の至極である。
だから蹇と名付けられた。

卦辞
蹇、利西南、不利東北、利見大人、貞吉、

蹇は、西南(せいなん)に利(よ)ろし、東北(とうほく)に利(よ)ろしからず、大人(たいじん)を見(み)るに利(よ)ろし、貞(ただ)しくして吉(きち)、

また、八卦の配当で言えば、西南は老陰の坤の方位にして平坦な場所の譬え、東北は少陽の艮の方位にして山岳の険阻な場所の譬えであり、陰は退く、陽は進むという意がある。
蹇難のときに当たっては、無理をして先立ち進むよりも後ろに退くほうがよく、険阻な道を行くより平坦な道を行くほうがよいのは、当たり前のことである。
だから、西南に利ろし、東北に利ろしからず、という。

また、蹇難のときは、ひとりで考え込まず、大人有徳の人を探し見つけて、救いを求めるほうがよいのも当然のことである。
だから、大人を見るに利ろし、という。
また、蹇難のときには、落ち着いて貞正な行動を取ることが大事である。
どうしようどうしようと慌てると、得てしてとんでもない失敗を招いてしまう。
したがって、蹇難を脱出するには、常に貞正さを失わないことである。
だから、貞しくして吉、という。

・・・・・・・・
http://mokusai-web.com/shushigakukihonsho/ekikyou/ekikyou_body.html
より

【読み】
〔彖傳〕蹇は、難なり。險前に在るなり。險を見て能く止まる。知なるかな。蹇は、西南に利ろしとは、往きて中を得ればなり。東北に利ろしからずとは、其の道竆すればなり。大人を見るに利ろしとは、往きて功有るなり。位に當たり貞しければ吉なりとは、以て邦を正しくするなり。蹇の時用、大いなるかな。

〔象傳〕山上有水、蹇。君子以反身脩徳。
【読み】
〔象傳〕山上に水有るは、蹇なり。君子以て身に反りて徳を脩む。

六二は、王臣蹇蹇たり。躳の故に匪ず。

王臣蹇蹇たりとは、終に尤无きなり。

・・・・・・・・
戻って

六二、王臣蹇々、匪躳之故、

六二(りくじ)、王臣(おうしん)蹇々(けんけん)たり、躳(み)之(の)故(ゆえ)に匪(あら)ず、

王とは九五の爻を指す。
臣とは六二の爻である。
五は君王の定位、二は臣下の定位であり、六二は九五の臣である。
だから、王臣、という。

さて、六二の爻は臣の位に居って、中正は得ているが、今この蹇難の時に出遇い、その身は重険の下に居る。
重険の下とは、二三四の坎、四五六の坎で坎為水とすれば、二はその最下だから、そう言う。
そして六二は、九三の過剛不中にして権勢が有り威力強い者の下に承け逼られている。
もとより六二は陰弱微力なので、その九三の剛強不順の横逆ある者を征服することは不可能である。
ただ、これを憂い悩むのみである。
だから、王臣蹇々たり、という。
ただし、六二の蹇難は、自らの躳のための個人的な憂いではなく、九五の君の家のためにする公義にして、自身が陰柔微弱にして国家の蹇難を救う能力がないことを、憂い蹇(なや)んでいるのである。
だから、躳之故に匪ず、という。

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それでもやらないといけないか・・・交渉のテーブルには付かされるのはやむなしか

変卦は、水風井 の2爻


http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-53.html
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48 水風井(すいふうせい)
井 巽下坎上(そんか かんじょう)

八卦の巽(そん)の上に、坎(かん)を重ねた形。

井は、いわゆる井戸のこと。
この卦は巽の木の上に坎の水があるわけだが、その様子からイメージできるのは、木の器で水を汲んでいるところであり、そうやって水を汲む場所と言えば井戸である。
だから井と名付けられた。
また、易位生卦法によれば、もとは風水渙から来たものとする。
風水渙は、巽の木が坎の水の上にある形だが、この水風井になると、巽の木が下って坎の水の下に入り、坎水は巽木の上に上っている。
これは、木の桶を水の中に入れて、水を汲み上げている様子である。
だから井と名付けられた。
また、交代生卦法によれば、もとは地天泰から来たものとする。
地天泰の六五が来て初に居り、初九が往きて五に居るのが水風井である。
そもそも地天泰の上卦の坤は地、下卦の乾は陽気とすれば、これは地中に陽気がある様子である。
水風井の九五は坎水の主爻であり、坎は陽卦である。
水風井の初六は巽風の主爻であり、巽は陰卦である。
陰気が坤の地の上より入って巽の風となれば、その風の力で地中の陽気が上って坎水を生じる。
これは地脈に水を生じるということである。
もし地中に陽気の水脈がないときは、どんなに地を掘っても水は出ない。
この水風井は水を掘り当てた様子である。
だから井と名付けられた。

卦辞
井、改邑不改井、无喪无得、往来井井、汔至、未繘井、羸其瓶、凶、

井は、邑(ゆう)を改(あらた)めるも井(せい)を改(あらた)めず、喪(うしな)うこと无(な)く得(え)ること无(な)し、往(ゆ)くも来(きた)るも井(せい)を井(せい)とす、汔(ほとん)ど至(いた)らんとして、未(いま)だ井(せい)に繘(つるべなわ)せず、其(そ)の瓶(つるべ)を羸(やぶ)る、凶(きょう)、

およそ邑(集落)を建設するには、必ずその水泉の良し悪しを観ることが第一である。
水泉が不便では、邑を建設しても、生活が不自由になり、誰も住みたがらない。
だからこそ、先ずは水泉が便利な場所を選び得て、そこに井戸を掘り、その後に邑を建設するべきである。
そもそも邑里は、人間の都合で場所を変えたりもするが、井戸は地脈によって得るものであって、人間の都合で場所を改めることはできない。
だから、邑を改めるも井を改めず、という。
そもそも井戸というものは、汲んでも尽きることはなく、汲まなくても溢れることもない。
だから、喪うこと无く得ること无し、という。
また、井戸は水を汲む場所であって、すでに汲んだ人は往き去り、これから汲もうとする人が来るところである。
このように、ひとつの井戸は、みんなで使うものである。
この意味で、往くも来るも井を井とす、という。

さて、普通であれば枯れたり溢れたりしない井戸でも、季節や気候によっては、多少の水位の上下はある。
常に維持管理していないと、いざ汲もうとして、瓶を入れたとき、瓶縄が水面の手前までしか届かず、水を汲めないようなこともある。
また、縄がボロボロになっていたら、水を汲んだとき、その重さで切れてしまうこともある。
だから、汔ど至らんとして、未だ井に繘せず、其の瓶を羸る、凶、という。
これは、何事も日頃の手入れが大事であって、それを怠るとせっかくの事業も八九分に至って支障を来たすものである、ということの喩えでもある。

・・・・・・中略・・・・・

九二、井谷射鮒、甕敝漏、

九二(きゅうじ)、井谷(せいこく)鮒(ふ)に射(そそ)ぐ、甕(もたい)敝(やぶ)れて漏(も)る、

井谷とは、井の中の水が湧き出ている場所、いわゆる水脈のことである。
鮒とは小魚のことであり、初六の陰爻を指している。

さて、初爻の辞は廃止された井戸の様子を書いているが、この九二はその廃止された井戸の汚泥を渫(さら)い尽くしたときの様子であって、新たな泉が少し湧き出して来た様子である。
今、九二の陽爻の水が、僅かに井谷より出て、初六陰爻の鮒に注いでいる象なのである。
だから、井谷鮒に射ぐ、という。
ただし、この爻の義は、その汚泥は渫い尽くして、新たなる泉が鮒に注ぐとしても、未だ十分に満ち足りてはいない。
なおかつ下卦に在って、未だ上体へ出ていないので、多くの人を広く養うほどの用途はない。
わずかに初六の鮒を養うのが精一杯である。

また、上卦坎を水とし、下卦巽を入るとすれば、井の全卦で甕(もたい=水瓶)に水を入れ貯(たくわ)えるという象が有る。
その巽は要するに甕にして、最下の陰の記号が、真中で切れていることから、その底が破れている様子となる。
底が破れている甕に水を入れても、その水は漏ってしまう。
だから、甕敝れて漏る、という。
これは、この爻辞の前半とは別象別義である。
なぜ、別象別義の辞があるのかについては、次のように考察している。
そもそもこの部分は、古くからの卜筮の辞であって、この九二の爻の象義と共通するので、ここに併せて付けた辞ではないだろうか。

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>九二(きゅうじ)、
井谷(せいこく)鮒(ふ)に射(そそ)ぐ、甕(もたい)敝(やぶ)れて漏(も)る、

こわい!

TPPに入ったものの、日本の産業の体制は整えきらずに、多くの産業がつぶれて、一部の金持ちだけが潤う。

て可能性を示唆している。

ただ見方を変えると
「欲深い連中が、TPPに入れようとするが、最後に失敗して、その連中の一部が儲かるだけ」

かもしれないが、大変危ういことを示唆しているのは確かだ。


再見!






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人の命は平等か?

「東海アマ」さんは「反原発」の闘士であると同時に、「反・死刑制度」思想の持ち主であり、「性的自由主義者」でもあるようで、「反原発」での彼の筋金入りの発言に惚れ込んで、彼のツィートをフォローしていた人々が、彼の「反・死刑制度」や「性的自由主義」の面に驚き、あるいは嫌悪を感じて離れていく例が多いようだ。
私自身は、「東海アマ」ツィッターを、情報源としてしばしば利用させて貰ってはいるが、当人にはあまりお近づきにはなりたいとは思わない。まあ、私は「死刑制度賛成論者」であり、「性的封建主義者(絶対的一夫一婦制主義者・不倫絶対反対論者・偕老同穴主義者)」だから、向こうから交際を断るだろうが。

さて、今日、問題としたいのは東海アマ氏の下記発言である。
この「君」と言われているのは「死刑制度賛成論者」の誰かだと思うが、果たして「死刑制度賛成論者」は「反原発」であることと矛盾するだろうか。

私が、悪人には人権は無い、という思想の持ち主であることは前にも書いたと思うが、もっと明確に言えば、「悪人は積極的に殺すべきである」と思っている。それによって無数の命が助かるからだ。(誰がその判断を下すのかという問題、現実に法的手続き以外で悪人を殺すことが可能かどうかという問題は棚上げにしての話だ)
こういうような「命の問題を数の問題にする」のは、私の大嫌いな「ハーバード白熱授業」のサンデル教授の「正義論」みたいで厭なのだが、しかし、「悪人の命」と「善人の命」とどちらが大事か、と言えば、それは善人の命に決まっている、と私は思う。
もちろん、何が善で何が悪かというとまた面倒な議論になるのだが、簡単に言えば、「他人に害を及ぼすのが悪で、他人に福利をもたらすのが善である」というだけのことだ。ならば、石原、橋下、前原、経団連要人らが悪人であるのは明瞭だし、ユダ金が悪であるのはなおさら明瞭だろう。(私は、彼ら全員がこの世から消滅すれば、この世界は大きく改善されると考えている)そして、庶民のほとんどは善人だが、ヤクザや暴力団が悪であるのも明らかだ。権力の下部組織、つまり警察や検察は、それ自体は善でも悪でもないが、権力のために、あるいは身うちや組織自体のために悪を行うこともあるわけだ。

さて、本題の「死刑制度賛成論者」と「反原発」は矛盾するかどうかだが、私は、まったく矛盾しないと考えている。
それは、人間の命の価値には上下がある、と私は考えるからだ。原発で被害を受けるのは原発近隣のすべての人間だ。だが、死刑で失われるのは、凶悪犯罪者の命である。それを平等視すること自体が異常だと私は思う。
もちろん、神の目から見れば、どの命も同じかもしれないし、あるいは人の命も昆虫の命も、同じかもしれない。だが、我々は人間社会で生きる人間にすぎない。その社会を改善していくためには、悪を減らし、善を増す努力をするしかないのである。
死刑制度は、悪を減らす努力の一つの形であり、「冤罪」に最大限の注意を払い、明らかな凶悪犯だけを死刑にするのならば、まったく問題は無い、と私は考えている。もちろん、社会に経済的余裕があれば、死刑制度を廃止し、「懲役200年」という温情を凶悪犯に与えてもいいだろうが、生活保護も受けられない貧困家庭が無数にある中で、凶悪犯罪者に屋根のある住居と三食を与えるのも「不正義」のようにも思う。
要するに、東海アマ氏の考えは命に関する「悪平等」思想のように私は思うわけである。

もう一度言うが、悪人などこの世から消滅するのが他の人々の幸福なのである。
悪人が社会の上位にはびこるから、今の日本の惨状ももたらされているのではないか。




(以下引用)



1. 私のニセモノに注意‏@tokaiama
@bnr32love 君は絶対に反原発ではないと断言する。原発に反対する理由は命を大切にする思想だからだ。人殺しをしてはいけないという無条件の思想だ。君にはそれが皆無だから、今は口先だけで反原発を言ってもいずれ原発に賛成するだろう





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脱欧入亜の勧め (付け足し 「テーゲー主義のこと」)

「文殊菩薩」から転載。記事の筆者はリチャード・コシミズ氏。
白人と言うか、白んぼと言うか、アングロサクソンというか、ユダ金と言うか、連中のやり方にはフェアプレーという概念は無い。言うこと為すこと虚偽と詐欺ばかりである。(それを象徴するのがハリウッド映画でのキャスリーン・ビグロー映画や、今回の「アルゴ」というプロパガンダ映画のアカデミー賞受賞の一件である。連中は、あらゆる手段で世界をペテンにかけようとする。)
そういう連中を相手にする事自体が間違いだ、というのが私の考えだ。つまり、欧米との関係をすべて断て、ということである。それで日本が失うものは、今や何一つ無い。
日本に必要なのは、市場としての中国や東南アジアと、資源提供国としてのロシアや中東、それにせいぜいが、未来の市場としてのアフリカや中南米くらいであり、欧米から日本が得るものは何も無い。その一方、彼らの詐欺や恐喝で失うものは膨大である。
日本を好きな欧米人も多いらしいから、民間の交際まで断絶するのは問題もあるが、少なくとも、政治と経済の面では、欧米という「悪しき友人」とは断然、絶交すべきだろう。つまり、かつて福沢諭吉が言った、「日本はアジアという悪しき友人と絶交し、欧米という文明国家と結びつくべきだ」の「脱亜入欧」とは正反対に、「脱欧入亜」こそがこれからの日本の進むべき道なのである。
そう考えると、今さらながら、「東アジア共同体」を主張した鳩山由紀夫は先見の明があった、ということである。


なお、この「酔生夢人のブログ」は、気が向いた時だけ書くことにし、内容もその場の気分しだい、とするつもりである。つまり、今以上にいい加減なものにする予定だ。(笑)

「谷間の百合」さんが、少しお疲れらしく、「しばらくパソコンを閉じる」などとおっしゃっているが、世間の愚劣さにあんまり真面目に怒ってばかりいたせいではないか、と推察する。
飯山老人も「テゲテゲ」と言う言葉を使っているが、沖縄にも「テーゲー(=適当、いい加減)」という言葉があり、物事はすべて「だいたい(大概=テーゲー)でいい」と考えるのが沖縄人気質である。これではまず、仕事で立派な成果は上げられないから、本土の杓子定規な人や向上心の強い人、規律を好む人には嫌われることもあるが、精神的にはストレスが溜まらない生き方だ。そういう「いい加減主義」を少しは持つのも、悪くはないと思う。
ということで、「谷間の百合」さんも、記事掲載は時々でもいいから、ブログは継続してほしいものである。
昔、「ゲバゲバ60分」というバラエティ番組があって、その最後でインチキな雷みたいな扮装をしたハナ肇が、「あんたかてアホやろ、わてかてアホや。ほなサイナ~ラ」と一言言って、番組が終わるのが常だったが、この「あんたかてアホやろ、わてかてアホや」という言葉は、なかなか含蓄がある。そういう気持ちでいれば、世の中のアホ(特にカシコぶったアホや高学歴のアホ、社会的地位の高いアホ)どものするたいていの事は我慢できるというものだ。




(以下引用)


軽自動車はTPP協議外=スズキ会長

白んぼが軽自動車作れば良いと
一喝!

相変わらず男前です。


リチャード・コシミズ's blog 2013/02/27 08:24



日本の軽自動車は技術の粋。環境にやさしい優れもの。馬鹿でかい燃費の悪い車は日本にはいらない。狭い国土狭い道路を縦横無尽に走り回れる小回りの利く軽自動車に優遇税制を設けるのは至極当然。

ユダヤ米国は自動車に輸入関税をかけているのに日本は非課税。それでも参入できないのは「無能」だから。燃費が悪いから。環境にやさしくないから。左ハンドルだから。(TPP後は日本も左ハンドルにしろとか言ってきそうですね。)アセンブリーがいい加減で「当たりはずれ」があるから。毎週違うところが壊れて毎週修理工場入りだから。無駄に高いから。ダサイから。営業所ネットワークを拡充して一生懸命売らないから。ハイブリッドもろくに作れないから。

スズキの鈴木会長、「(米国メーカーが軽自動車を)造って輸出しても結構だ」と一喝。勿論、そんな能力はないが。正論です。
実力で勝負できない無能者集団、ユダヤ米国。経済ヤクザ商売で人様から収奪するしか生きる道が残っていない破綻者。

そのヤー公に雇われた安部偽総理とユダヤ家畜政治家の群。屠殺場はあちらです。


2013/2/26 17:45

白んぼが軽自動車作れば良いと一喝! 相変わらず男前です。

軽自動車はTPP協議外=スズキ会長 時事通信 2月26日(火)17時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000104-jij-bus_all

スズキの鈴木修会長兼社長は26日、環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、米国側が軽自動車の優遇税制を問題視していることについて、「全然関係ない。こじつけだ」と反論し、協議の対象にはならないとの見方を示した。新車発表会の席上、記者団に語った。 鈴木会長は米国が自動車に輸入関税を課しているのに対し、日本は課税していないと指摘した上で、「(米国メーカーが軽自動車を)造って輸出しても結構だ」と米国の主張を批判した。 






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「ゼロ」で「ダーク」で「最低」な生き方

「ザウルスでござる」というブログに引用されていた記事を転載。
「ザウルスでござる」の存在は、さきほど「ネットゲリラ」で知ったばかりである。NHK放送の、沢木耕太郎によるロバート・キャパの謎を解明したドキュメンタリー番組がやらせだとかパクリだとか書いている記事が今話題になっているようだが、コメント欄まで読むと、その記事自体には勘違いや妄想も多いようだ。しかし、自分の目と頭で世の真実を検証しようという姿勢の強いブログのようで、いろいろと面白い記事もありそうだから、とりあえず「お気に入り」に入れておいた。
下記記事は、キャパの記事などよりも重要性がある記事だと私は思う。
つまり、映画による大衆洗脳という問題がここにはあるからだ。
私は「ハートロッカー」の頃から、彼女(キャスリーン・ビグロー)の映画製作姿勢に強い不快感を持っていて、彼女の「洗脳映画」は最初から見ないことに決めている。彼女の映画作家としての力量はなかなかのものだという評判だが、それがワシントンのプロパガンダだけのために使われているのは、実に情けないことである。




(以下引用)



「ゼロ・ダーク・サーティ」 ハリウッド映画はCIAの道具になりさがっている



以下は、元米国国務次官補代理ピチェニック氏のスピーチ(2012/12/28)の抜粋である。ピチェニック博士は、米国国務省で5人の大統領の元で仕事をしてきた、キッシンジャーと並ぶエリート官僚であり、米国政府の裏の裏を知り抜いた人物である。トム・クランシーの小説に出てくるジャック・ライアン、また1992年の映画「パトリオット・ゲーム」でハリソン・フォードが演じた主人公のモデルにもなった人物でもある。なお、同氏は精神分析医、神経学者、作家でもある。



アメリカという国は欺瞞に満ちているが、一部に真実を語る人間もいる。こういう人間の言葉にもいちおう耳を傾けておく必要がある。



     = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

ファンタジーの世界では虚構が当たり前である。だからハリウッドには虚構を売る権利があるし、「ゼロ・ダーク・サーティ」の監督キャスリン・ビグローにもその権利があるし、ハリウッドを動かす演出や技術の専門家たちにも、好きなように事実や小説を歪曲したり作り上げたりする権利がある。しかし、今回のこの「ゼロ・ダーク・サーティ」は、“実話をうたった悪質なでっちあげ”である。



わたしの論拠はこうである。まず、この映画はビン・ラディンが米軍のシールズ部隊によって殺害されたという2011年のウソの上塗りであるということだ。あの時にオバマ大統領はビン・ラディン殺害という大芝居をプロデュースしたが、それは大統領に再選されるためにどうしても必要だったからだ。オバマ大統領自身、それがウソであることは承知だったし、このわたしもウソであることはわかっていたし、わたしが長年いっしょに仕事をしてきたCIAの職員は誰でもウソだとわかっていたし、米軍の諜報部も、政府の諜報関係の世界でもみんな「ビン・ラディン殺害」がウソであると知っていたのだ。そして、今ではほとんど世界中が、あれが真っ赤なウソであることを知っている。



なぜ“ウソ”であると言えるのか。そもそもビン・ラディンは2011年以前にすでに死んでいたのである。これはわたしの作った話ではない。ビン・ラディンについての基本的な情報として彼がマルファン症候群という病気であったことをわたしは当時国務次官補代理として知っているからである。このマルファン症候群という病気は何も医者であるわたしがでっちあげたものではない。ちなみにわたしは有資格の精神分析医であり神経学者でもある。このマルファン症候群という病気は遺伝病で、ビン・ラディンは生まれつきこの病気だった。国務省勤務していたわたしはアフガニスタンの紛争の際に彼の活動について知る立場にあった。そして彼の病歴記録から彼がこのマルファン症候群であることを当時すでに知っていた。この病気では身体の結合組織が徐々に分解していくために寿命が非常に短くなる。この短命の病気は、変性遺伝子疾患であって治療法がなく、寿命を延ばすこともできない運命的な病気である。



実は2001年の7月に国家安全保障担当大統領補佐官とCIA医療部門の医師が中東のドバイにある米国の陸軍病院に派遣されたことがある。何のためか。瀕死状態にあったオサマ・ビン・ラディンの治療のためである。このことは記録があるのでだれでも確認できる。2001年7月ということは9.11事件の起きる2カ月ほど前のことである。9.11事件の真実についてはここでは深く立ち入らないが、わたしはあのとき翌日のインタビューで「これはでっち上げだ」と言っている。「ブッシュ、チェイニー、ネオコン連中の仕組んだ“被害演出”の陰謀である」とわたしはあのときにはっきり言っている。そして対テロ戦争としてイラク戦争が始まったわけだが、この戦争はオサマ・ビン・ラディンの殺害によってしか終結し得ないものであった。ブッシュ政権からオバマ政権に変わり、そして2011年の5月にオバマ大統領はビン・ラディンがパキスタンで米軍のシールズ部隊によって殺害されたと全世界に向けて公表した。このときもわたしは意見を求められた際に「ありえない話で馬鹿げている」と言った。米海軍特殊部隊(シールズ)の精鋭部隊チーム6が、すでに死んで存在していない人間をどうやって殺害できるのだ。遺体安置所を襲撃したと言うのか。ビン・ラディンを追い詰めて彼の頭を撃ち抜いたというお話には開いた口がふさがらない。そして話はさらに発展して遺体を海に投棄したという笑い話のようなオチまでついている。そして米国政府は投棄に先だってビン・ラディンのDNAを採取したなどとほざいている。そんなものを誰が信じると言うのか。



今回の「ゼロ・ダーク・サーティ」という映画でいちばん馬鹿を見るのは監督のキャスリン・ビグローである。なぜならば、この作品によって彼女に対する信頼性が大きく損なわれるからである。これは彼女の「ハートロッカー」などの今までの作品を賛美し彼女に対して敬意を払っていたわたしにとっても残念なことである。CIAと米軍諜報部には特別な或る部署があり、その部署の仕事の対象はハリウッド映画であり、それらを米国政府のプロパガンダに利用することである。そしてそれらは我々米国民の税金でなされているのである。そういったCIAなどの息のかかった映画を米国民や世界中の人々が知らず知らずに受け入れているのである。この点はよく心しておかなければならない。そうした映画の最近のものではベン・アフレックが監督をした「アルゴ」がある。これはCIAがベン・アフレックにもちかけた構想である。同様に「ゼロ・ダーク・サーティ」はCIAと国防省がキャスリン・ビグローにオファーした構想である。



すでに述べたようにビン・ラディンはすでに何年も前に死んでいたわけで、シールズが殺害しようにもそこには存在しなかった。そもそも第三者が検証できるようなビン・ラディン殺害の証拠は何一つないのである。遺体もないし、米政府は遺体の写真すら出せないのである。にもかかわらず、ハリウッドはこのシールズによる実体のない演出ドラマを今度は事実であったかのような作品として創り上げることができるのだ。ハリウッドに“不可能”はない。キャスリン・ビグローはCIAから持ちかけられただけではない。彼女にはすでにCIAの秘密要員としての顔があり、お国のためと思って活動しているのである。彼女が共和党支持か民主党支持かはもはや問題ではないのだ。



このようにCIAはハリウッドに奥深く入り込み、その人脈も自在に操ることができる。テレビドラマも同様にCIAの洗礼を受けることになる。そうしたドラマに出てくるテロリストやアルカイダのイメージはCIAの指示に従って創られている。もちろんストーリー制作のプロセスにも関与している。国防省、陸軍、CIAなどがこぞってハリウッドを活用し、ハリウッド関係者をごっそり抱き込んでいるのだ。その時々の政府の国策や計画に応じてきめ細かく世論形成と大衆的思考操作がなされる。イラク戦争突入の際も、アフガニスタン派兵の際もそうであったし、現在ではイランやシリアのアサド政権に対する大衆の反感を醸成するためにやっきになっている。



ハリウッドは今でこそCIAや軍部の言いなりになって政府のプロパガンダの道具になり下がっているが、60年前はそういった権力の介入をはねつける心ある人々が多くいた自由の砦であった。中でも“ハリウッド・テン”と呼ばれる10人の映画人はマッカーシズムによる赤狩り旋風が吹き荒れるなか、信念を貫いて権力と闘った。彼らは“共産主義者”というレッテルを貼られ、ほとんど魔女裁判とも言えるようなかたちで弾圧されたが、屈服しなかった。今日のキャスリン・ビグローやスピルバーグやキャサリン・ケネディなどと違って、当時の映画人、中でも「真昼の決闘」の脚本のカール・フォアマンの場合、そのストーリーでは悪漢を恐れて協力を拒む友人や町民に見捨てられながらも一人逃げずにとどまって闘う保安官の姿を描いたが、それはまさに当時のハリウッドにおける状況そのままであった。その名作「波止場」で有名なエリア・カザンの場合はちょっと話は複雑で、彼自身は元共産主義者で過去の同志の名前を売った密告者であった。わたし自身は共産主義を是認しないが、密告も是認しない。わたしが共産主義と闘ってきたことは皆さんもご承知のとおりである。さて、映画「橋からの眺め」の中で原作者のアーサー・ミラーはこうしたカザンのような“密告”を告発し、異なる文化や異なる主義に対するハリウッドにおける排他主義的傾向を批判した。このようにハリウッドは自由な表現をめぐって常に闘いがある場所であった。自由な表現を脅かすもの、権力の手先になるような働きかけ、プロパガンダの道具になるような誘い、こういったものと闘う人々がいる場所であった。今日のハリウッドは、CIAの道具であり、米軍の道具、産業と軍部の牛耳る米国政府の道具になり果てている。その目的はわれわれを楽しませながら米国政府のプロパガンダを広めて洗脳することにある。



さて、今回のキャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」をあなたが観に行くのなら、それはそれで結構。それはあなたの選択である。わたし自身はこの映画を観ることを拒否する。アメリカ国民の皆さんにお願いする。どうかCIAによるハリウッド操作に皆さんの税金が使われていることを考えて頂きたい。税金にはもっと重要な使い道があるはずではないだろうか。プロパガンダはFOXニュースのようなメディアだけでも十分すぎるくらいである。



出典: Title - Hollywood Films Secretly Dictated By The CIA. YouTube Video





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