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今後の国会では「国民の生活が第一」という連呼を代議士たちは聞かされる

小沢新党と言う方が字数が短くてブロガー(と自称するのも恥ずかしいが)的には楽なのだが、その小沢新党の新しい党名が「国民の生活が第一」となったようだ。
実にダサイ名前だが、長い割には私のようなボケ老人でも覚えきれるからいいか。そのうち党名改称の際には、私も案を考えておこう。
で、新党発足記念に有名小沢ファンである有名ブロガー、山科恭介の今日の記事を転載しておく。
実にいい内容で、前半は民主党革命後、あるいは3.11後の政治状況を簡潔に要約し、後半では小沢新党への厳しい注文をつけている。私などにはとても書けない知的レベルの内容だ。国民全員が彼の半分程度でもいいから物を見る目ができれば、この国の未来は素晴らしいものになるだろう。
紫陽花革命のように体を張り、自分で足を運んで行動するのも素晴らしい。と同時に、こうした優れたブログなどを読むことで目を開くのも大事である。
確かに書物はまとまった思索の結晶であり、有益だが、実はそれは「検閲済みの思索」の集積でしかないのである。だから書物第一主義者というのはたいてい頭が固く、現実が分からないことが多い。それをブッキッシュ(書物的)と言う。学者先生にはそういう人物が多いことはよく知られている。
書を捨てよ、町に出よう、ではなく、書も読みつつ、町に出るのが大事だ。そしてネット世界は書物でもあり、町でもある。
今日の長い記事タイトルは、どこかのブログで読んだ冗談だが、誰のブログかは忘れたので、無断拝借した。


(以下引用)


さて、前口上はこの程度にして、発足したばかりの新党に注文をつけておこう。
天の邪鬼に他人様と逆行するのが私の趣味なんで。(笑)


多くの国民の期待を担ってスタートしたあの鳩山政権が、たったの8ヶ月の短命で倒されて以来、民主党がその目標としていた行政および官僚改革はもとより、その根幹となる予算の組み替えも見かけ倒しに終わり、「まずはシロアリを退治して」 との謳い文句も口先だけの誤魔化しに終始し、「国民の生活が第一。」 と言いながら 「社会保障と税の一体改革関連法案」 などと言葉のまやかしのなかで、財務省が推進する “国民生活破壊法案” を無造作に採決する暴挙に至り、しかもその段階で民主・自民・公明の三党合意なる民主主義をも破壊する行為を見るにつけ、目に見えぬ国民の怒りは頂点に達している。

その間、各種ネット規制法など自由というものに逆行する法案をこのどさくさに紛れて次々と可決し、東電福島第一原発からの放射能汚染を防ぐことに積極的に取り組みもせず、ただ無策に放射能を垂れ流し、依然として事故原因の究明および責任の追及すら行っておらず、さらには、世界を震撼させた放射能汚染事故を引き起こしていながら、安全性を確保していない大飯原発を再稼働するという、常軌を逸し、発狂したとしか思えないこの野田政権の暴挙に対し、国民は為す術がなく、一方的にやられっ放しなのかと思っていたその矢先、やはり、日本憲政史上屈指の大政治家は黙ってはいなかった。

ここのところ、とみに日本という国家の有り様があからさまになってきているのだが、
いわゆる “原発村” の考え方は非常に判りやすく単純で、それは原発を稼働すれば儲かるので推進するというものだが、これが火力発電より遙かに儲かるから始末が悪い。
ところが、国民の側から言えば、電力会社やその周辺が儲かったかどうかなど関係ない。
安価で安全な電気を使いたいだけなのだが、その値段も安全性も国民からは如何ともし難い。
高いより安いほうがいいだろ? あんたの命が危険でも・・・・とは電力会社は言えない。
だから、原発は安全であると長年にわたって国民を騙し、自分達がしこたま儲けながら、さらに事故が起こっても安全性を担保しないばかりか、電気料の値上げまで行う。
なぜなら、ドジって事故っちゃったので、自分たちの利益が減るから。
要するに完璧な経済利益至上主義なのであって、そこに倫理の欠片もない。
まあ、強欲な人間が行き着く先はこうなるという見本みたいなものだ。
つまり、生存する人間の命をカネに換えているんだよ。

政治や官僚統制は、市場原理に従ってその調整をするのが役目であり、同時にやりすぎを是正するのも任務の一つ。
だが、いまの日本の行政はそうはなっていない。
ここが重大問題だ。
やりすぎは、結局は国民を疲弊させることに繋がるし、そうなれば儲からないから。
ましてや、国民殺しちゃ、元も子もない。
だけどね、国民って、腐るほどいるんだよ。(爆)
しかし、その腐るほどいる一人の国民としては、自分の命が第一なのだから、十把一絡げで見られちゃたまったモンじゃないという理屈だ。
そして、その立ち位置の違いを双方に諒解して、何事かを為し得るのが政治である。
その国民側からの異が、総理官邸前の行動となって現れ、ようやく日本も何かが動き始めたような感じがしているその矢先の小沢新党の発足である。
事、遅きに失した感があるにはあるが、周辺事情から、ある意味やむを得ないだろう。
いちおう、タイムリーだと言っておく。(笑)


さて小沢一郎殿、
以下はあなたにとっては言わずもがなであり、大変失礼かとは思うが、ここに私たち自身の立場を鮮明にするという意味で、敢えて念を押しておきたい。


我々は君たちに自身の生活を白紙委任したわけではない。

私たちは、選挙という行為を通して自分たちの意思を政治家に委ねているのであって、その政治家に白紙委任状を渡したわけではない。

それは、民主主義の制度上、致し方なくあなた方からの政策その他を受け入れるか否かという選択をしているのであって、主役はあくまでこちら側にある。
代議士という権利をあなた方に与えることにより、私たちは私たちの意思を実行させるのが目的であり、その付託に応えて国会の場で行動するのが、あなた方の役目だ。
この件に関する主客転倒は許さない。

「国民の生活が第一。」 というスローガンを掲げ、行財政の根本改革に着手し、既得権と闘うあなた方をに期待している。そして私たちは、この腐りきった日本の再生に努力するあなた方の姿を見ている。

その意味で、私たちはあなた方を支持するが、その政治行動を逐一チェックしており、私たちの意思とは違ったことを実行した場合は、批判という形でその行動に異を唱え軌道修正を促すが、それでも行動に変化が見られない場合は、国民に与えられた唯一の権利を行使し、次の選挙で支持しない。
日本の善良なる国民は、この点では終始一貫しており変更は考えられない。

むろんこれは憲法の趣旨に合致しており、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」 という日本国憲法前文を容認し、かつ、その実行をうながすものである。

あっ、これは結党大会でも言ってたね。(爆)

新党結成、おめでとう。
この新党に希望を見い出すと共に、これからのあなた方の行動に期待する。


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人物クイズ

クイズです。下記の人物は誰のことを指しているのでしょうか。


•良心の異常な欠如
•他者に対する冷淡さや共感のなさ
•慢性的に平然と嘘をつく
•行動に対する責任が全く取れない
•罪悪感が全く無い
•過大な自尊心で自己中心的
•口達者で浅薄な魅力

解答選択肢

1 石原都知事
2 橋下市長
3 仙石
4 前原
5 野田
6 枝野
7 岡田


*答えはずっと下に載せるね。









解答

これは特定の人物の特徴ではありません。



サイコパス――それは「精神病質」と呼ばれる人格障害であり、次のような特徴を持っているとされています(Wikipediaより)。
•良心の異常な欠如
•他者に対する冷淡さや共感のなさ
•慢性的に平然と嘘をつく
•行動に対する責任が全く取れない
•罪悪感が全く無い
•過大な自尊心で自己中心的
•口達者で浅薄な魅力

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明月さんの「尖閣紛争」予測

「反戦な家づくり」の明月さんが、尖閣領有権問題を契機とする日中戦争勃発を予想。
私のヘボ予想と違って明月さんの予想はよく中るから怖い。特に、オスプレイの強引な配備の意味については、時期的には符号する解釈だ。しかし、オスプレイはあくまで米軍のものであり、それを「日本の戦争」に使うとは考えにくい。
まあ、日米安保条約をアメリカが本気で遵守する気なら日本の戦争にアメリカも参加する義務はあるわけだが、アメリカは日本と中国を戦わせたいだけなのだから、それはないだろう。
ついでに言っておくと、軍人の大半はリアリストだから、それほど好戦的ではない。田母神などが軍人の代表的人間というわけではないのである。しかし同時に、軍部指導者は自分自身が戦場に出るわけではないから無茶苦茶な命令を平気で出し、その責任も取らない。つまり、軍部指導者は軍人である以前に官僚なのである。そして軍隊は絶対的上意下達の世界であるから、愚かな指揮者に指揮された軍隊ほど悲惨なものはない。
それが太平洋戦争後半の日本の軍隊であった。
さらに言えば、軍隊が守るのは日本の国体(国家体制、つまり権力層)であって個々の国民ではない。警察も同様である。と言うより、そうせざるをえない仕組みになっているのである。
要するに、石原都知事や橋下市長(憲法9条改正を声高に主張している)のような人間こそ、国民の生命を危険にさらす最大の非国民なのである。



(以下引用)



2012-07-10 12:34
オバマ・クリントンは、尖閣問題に火をつけたノーダをわざと突き放し、ロイヤルボックスからお手並み拝見。本気で「戦争」をやる気なのか、試している。
ノーダ君はここで退いたら政治生命がおわっちゃうので、しゃにむに実戦に突き進むだろう。
小競り合いだとしても、自衛隊に発砲させる気まんまん

2012-07-10 12:52
こりゃもう 大笑い。ハジモット君の本領発揮 RT @aoitori2011: 橋下市長:一転して野田政権評価 政界再編も期待 mainichi.jp/select/news/20…

(大笑いしつつ、こりゃ笑い事じゃないぞ と気がつく)

2012-07-10 13:00
さっき、近いうちにある総選挙では民自合同と書いたが、恥モット維新も加入決定。マッキンゼー顧問団より指令が下った模様。
恥モット君の変わり身の鮮やかさは、お見事!
「ノーダ首相はすごい!!」とヨダレを垂らさんばかりに大絶賛 nikkei.com/article/DGXNAS…

2012-07-10 13:11
すべてが繋がっていく。オスプレイ、集団的自衛権、尖閣国有化、外相会談でのクリントンの態度、橋下徹の華麗な転身。
最悪の場合、解散総選挙前に尖閣周辺で自衛隊に小規模なドンパチをやらかすつもりじゃないのか。
その作戦が、クリントンのあの冷酷な表情の裏にあると見た。

(これは、半日で100リツイ超え)

2012-07-10 13:25
渡辺ヨッシーは現在「増税の前に解党がある」を作成中 でしょう たぶん RT @monioji:
やっぱりですね。みんなNO党はどうするのかな?盤石な大政翼賛体制が出来上がりそうですが、むしろ解りやすい構図になったとも言えるかも。さて市民革命は起きるのか?

2012-07-10 14:44
沖縄の基地から尖閣や台湾海峡まで、輸送ヘリじゃあ往復できない。
だ・か・ら そのために、オスプレイ君はやって来るんだ。航続距離は2200キロ、空中給油をすれば3700キロもひとっ飛び。

(ヘリでは沖縄~尖閣の片道がせいぜい)

2012-07-10 14:51
恥モットの華麗なる転身。あまりのすごさに、あっけにとられているうちに押し通そうという猫だまし作戦か。
しかし、問題は「なんでこんな無茶な急展開したのか」ってこと。こんなバカ丸出し、本人だってやりたかないよね、フツーは。
拒否できない「指令」がおりたんだよ。たぶんね

2012-07-10 15:12
オスプレイ。クリントン尖閣リーク。集団的自衛権。国有化。橋下維新の急転回。
すべてが「尖閣開戦」に。あるとすれば総選挙前では

(と、思いつくかぎりの議員さんや岩上さんなどにメンション送ったが、反応無し)

2012-07-10 17:31
下地島空港の行方にも注目したい。 gendai.net/articles/view/… 普天間の代替とかじゃなくて、ノーダが尖閣戦争を狙っているならば、一番近い下地島空港に手を付けるだろうから

2012-07-10 20:32
毎日新聞: 藤村官房長官:橋下市長の「ひょう変」 前向きに受け止め - goo.gl/news/BHQV
おえっ

2012-07-10 20:34
集団的自衛権の解釈変更に期待感 前原氏「おかしいと思ってきた」 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/politics/news/…
民主党は戦主党へ

2012-07-10 21:58
いくらノーダがアメリカの奴隷頭だと言っても、震災以降の増税TPP再稼働オスプレイ集団的自衛権尖閣国有化あれこれあれこれ は凄まじすぎ。
アメリカは、4号機が倒壊して日本が無くなる前に、絞れるだけ絞っておこうと、マジ思ってるんちゃうやろか。

(ああ、このことには思い当たりたくなかったのだが。シリアスすぎる。以上がツイート再掲)


この24時間ほどのニュースが、次々につながって、尖閣開戦をイヤでも予感させるのだ。
日中開戦はさすがに無いだろうが、発砲・交戦という既成事実を作るに違いない。

そして、やるとしたら間違いなく解散総選挙の前だ。

ツイートでは表現しきれなかったが、外相会談で日本に来ていたクリントンおばさんの態度が、やはり決定的だと思った。
つまり、尖閣について、おそらくは玄葉との間ではオフレコと言って本音を言わせておいて、マンマと全部ばらしてしまった。

いくらやるき満々のノーダでも、いよいよ自衛隊に実戦をやらせるとなればビビる。それを、後に引けないように屋根乗せてハシゴをはずしたのだ。
しかも、「特定の立場取らない」なんて突き放されて、自力でどこまでできるかテストされている。

航続距離の長い戦術輸送機であるオスプレイを、何が何でも「8月」に配備することの裏も見えてくる。

恥モットが、文字通り恥をさらけ出してでも、大政翼賛会に入れてくれ~と泣きついたのは、だめ押しだ。
とんでもないことがおきている、日本の政治の地殻変動がおきている、ということが、大根役者が踊りだしたことで透けて見えたのである。


杞憂だろうか

杞憂であって欲しい

しかし

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キャリア官僚の精神の腐敗ぶり

「暗黒夜考」に週刊現代の「キャリア官僚匿名座談会」が転載されていて、非常に面白い内容なのだが、全文コピーするのも能が無いので、特に私が注意を促したい部分だけを引用する。
その要点は、
1 マスコミで少しも話題にならない重要法案がいつのまにか国会を通っている。
2 キャリア官僚のミスや犯罪への処分は有名無実である。
という2点だ。
まあ、下記記事を見ればよく分かるだろう。
政治家などを問題にしても、今の官僚主導の政治体制ではあまり意味がない、という結論になりそうだが、逆に、その政治体制を変えるために、はっきりりと「官僚主導から政治家主導の政治へ」と打ち出している小沢を国民は支持するべきだろう。


(以下引用)


国交 そうそう、ウチは自民党の二階(俊博・衆院議員)さんと組んで、地方に大規模公共事業を持っていく「国土強靱化基本法」の法案提出をしたばかりだから。攻撃材料を与えたくない。

財務 「強靱化」って、ダサイ名前だな。古き悪しき自民党のセンス。10年で200兆円集中投資って言ってるけど、財源は特別国債だからあまり興味ない。

経産 お前ら、自分が差配できる話にしか関心がないからな。それにしても公共事業にじゃぶじゃぶカネを使おうって法案なのに、まったく叩かれないのは消費税のおかげだね。

国交 いや、ホント助かってます(笑)。整備新幹線の着工も認可できたし。国会とマスコミが消費税一色のスキに、いろんな懸案事項を片付けられた。

経産 いろんな「悪事」の間違いだろ。

国交 経産だって原子力規制委設置法に「(原子力利用は)安全保障に資する」って言葉をこっそり入れてたじゃない。

経産 あれは東京新聞に叩かれたけどな。

財務 核の軍事利用の可能性を明記したってこと?

経産 いや、あくまで「核物質防護」を意味する文言なんだ、タテマエは。でも将来、政治家が核武装するために利用する可能性はあるね。俺たちはそこまで責任は持てない。

財務 まあ原発事故以来、経産は完全に冬の時代だからな。あの文言も自民党のタカ派議員に無理やり入れられたんだろ。

国交 9月にスタートする原子力規制庁には経産から相当行くんでしょ。ノーリターン(出戻り禁止)なんて言われてるけど大丈夫?

経産 「今後5年に限って復帰を認める」って抜け穴はできたけど、戻れない可能性もある。一体誰が片道切符なのか戦々恐々だよ。

財務 大蔵スキャンダルで「財金(財政と金融)分離」ってやられて金融庁ができた時も、最初はノーリターンって言われたよ。そのうちグズグズにしたけど。


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「日曜討論」での小沢発言要旨

板垣英憲のブログの記事を完全転載。小沢の発言内容の保存が主な目的である。
これを読む限りでは、小沢の側にすべて道理がある、という感じだ。後は、この小沢の考えをいかにして国民大多数に伝えるかだろう。
小さなブログでも、そういう拡散の中継基地にはなるだろうから、その意味でも転載の意義はあるはずだ。


(以下引用)



田中秀征元経企庁長官や片山善博元総務相が、「小沢一郎さんは正しい」と高く評価している

2012年07月09日 00時26分33秒 | 政治


◆小沢一郎元代表が7月8日午前9時からのNHK番組「日曜討論」の「小沢氏が生出演!何を目指すか」に表題通り生出演した。聞き手は、島田敏男解説委員(山梨県出身。中央大学法学部政治学科卒、中曽根内閣以降の政治報道に携わっており、NHKでは主に政治、外交、安全保障問題の専門家として解説担当)。小沢一郎元代表の発言の主なるものは、以下の通りである。
 ●「50人で船出できる」
 ●「いまは民主、自民、公明3党が組んでいる。(野田佳彦内閣不信任案決議案は)現実問題として我々だけで可決できない」
 ●「(新党きづなについて)統一会派は近いうちに実現する。党として一緒になるかはまだ先の話だ」
 ●「本来の民主党の初心に立ち返りたい」
 ●「(新党では民主党の2009年マニフェストを)基本政策に据える」
 ●「原子力の継続は現実的に難しい。新しいエネルギーに変えていくべきだ」
 ●「(自民党との連携の可能性について)自民党政治ではダメだと言って国民の支持を得た。逆戻りはあり得ない」
 ●「志が同じであれば、自民党や民主党を離れての協力は否定する必要はない」
 ●「(野田政権に対して)増税を実行するため自民党と談合し、社会保障の考え方を棚上げしている。国民の納得は得られない」
 ●「(民主党との連携について)賛同しようにも見あたらないのが現実だ」
 ●「(衆院選拳制度に関して)現行の小選拳区比例代表並立制を維持すべきだ」
 ●「(小選挙区の1票の格差是正について)賛成だ」
 ●「(欧州の債務危機について)ユーロの不安定さが行き着くところまで行けば世界不況につながる」
 ●「これを克服できる国内需要中心の日本の経済体制、経済体質をつくっておかないと(いけない)」

◆テレビ朝日の番組「報道ステーション SUNDAY」(7月8日午前10時から11時45分まで)の「衆参 約50人新党結成へ 離党劇の“誤算”とは…?」のコーナーで、田中秀征元経企庁長官が、小沢一郎元代表の離党・新党結党の動きについて、「小沢さんは、正しい」と評価していた。鳩山由紀夫元首相が「消費税増税法案に反対して、党内に残っている」ことについて「このまま党内に残るのは、おかしいので、離党することになるだろう」と語っている。また、「選挙で言い訳しても、だれからも聞いてもらえない」と解説し、「あっさり離党した方がよい。そうでないと、国民有権者に理解されにくい」と力説していた。
 田中秀征元経企庁長官は、野田佳彦首相が「シロアリ(官僚)退治する}と演説していたにもかかわらず、「シロアリ退治」するどころか、「消費税増税」を先行させたことを、「公約違反」と厳しく批判している。さらに、自ら新党さきがけの結成に参加した経験から、「まったく予測もしない1~3回生などによる新しい政党ができるかもしれない」と語っていた。
 田中秀征元経企庁長官の隣には、共同通信社の後藤賢次元編集局長(竹下登元首相が小沢一郎元代表の政治生命を絶つ目的で設立したマスメディア関係者による謀略機関「三宝会」の残党)が、小沢一郎元代表の新党に対して、ネガティブ発言を繰り返していた。
田中秀征元経企庁長官が、これをことごとく覆す発言をしていたので、戸惑っていた。
◆もう1人、片山善博元総務相(東大法学部卒、自治官僚。鳥取県知事、鳥取大学客員教授、地方制度調査会副会長、慶應義塾大学教授、行政刷新会議議員)も、「小沢さんは、正しい」と高く評価している。「マニフェストを捨てた民主党は、もう終わりです」と痛烈に批判している。まさに「民信なくば立たず」(人間関係で信頼、信用がなくなれば、社会自体が成り立たなくなる)ということである。財務省御用達の野田佳彦首相は、消費税増税法案の可決成立を図ることと引き換えに、民主党の魂と言うべき、マニフェストを捨てて、自民党、公明党との3党合意を行い、政権交代した同志を切り捨てた。国民有権者の多くは、これを国民に対する「裏切り」「背信」と断罪しているのである。 

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早大女子学生による橋下分析と批判

早稲田大学教授水島朝穂氏のサイトから、橋下徹の大阪市職員への「思想調査」(アンケートとされているが、はっきりと思想調査である)に関する記事を転載する。
橋下徹が、元弁護士であるにも関わらず、人権意識も法規範意識もほとんど欠如した人間である、というのが、私が彼を危険視する理由である。もっとはっきり言えば、彼は「モラルを持たない怪物」ではないか、と見ている。彼にとっての法律とは他人に打ち勝つための武器、他人を論争で打ち負かすための武器、金を稼ぐ武器であって、すべての人々の幸福と公正のための法律(政治)という視点はまったくゼロである。
しかし、橋下批判はマスコミではほとんど見られないし、彼と対面して論争するほど弁舌の達者な知識人は少ない。もともと、知識人はブッキッシュでぶきっちょなものなのだ。本ばかり好んで読んでいる内向的人間と、道具としてのみ法律書を読んでそれを使いこなすスキルを訓練してきた人間では論争能力のレベルが違う。おそらく水島氏でも論争の現場では橋下に勝つ(というのは、勝ったと観客に判断されるだけのことだが)のは困難だろう。何度も言うが、勝つためにあらゆる手段を使う人間には、通常の論理やモラルに縛られた人間は勝てないのが当然なのである。論争という戦いにおいても同じことだ。
橋下の凶悪さは、下記記事のように、法学部2年生の大学生でも見て取ることができるものだ。(水島教授がこの論考を一般市民の感覚に近いもの、としているのは一般市民の過大評価である。もし一般市民の知性がこれほど高ければ、橋下が大阪府知事や大阪市長に当選することはなかっただろう)にも関わらず、世間の人間の大半には、それを見抜くだけの知性も見識も無い、というのが現実である。橋下が公務員いじめをすれば、それだけで大喜びをするというレベルだ。
ヒトラーがユダヤ人いじめ、共産主義者いじめをした時に大喜びをしたドイツ人と同じなのである。
話が長くなった。下の記事を見れば、橋下という人間がいかに凶悪な人間であるかが分かるはずである。それでも橋下を支持するというのなら、それは橋下と同類のサディストである。

(以下引用)

橋下徹氏は、1994年3月に早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業した。私はその2年後の1996年4 月、早大に着任した。この年から、橋下氏も勉強したであろう10号館109教室で、400人近い政経学部の学生たちに、一般教育の「法学A/B」を講義している。在外研究(1999年3月~2000年3月)の1年間を除き、15年間担当したことになる。講義後、議論を吹っ掛けてくる元気な学生もいて、なかなか楽しい(最近はおとなしくなったが)。教養の法学のため、私の専門の憲法だけでなく、「法と道徳」「法の解釈」という法学概論の基本問題から、「犯罪と刑罰」「消費者の権利」といった問題まで取り上げている。
毎回、この講義の冒頭10分間は、その週に起きた「法的な事件」を、新聞を使って解説している。学生には必ず新聞を読み、「私ならこの事件」というものを1つ持参するように指示している。そのなかで教育基本条例をはじめ、橋下氏が打ち出す施策についても何度か紹介し、憲法あるいは関連法律に照らしてその問題点を指摘してきた。そうした立場からすると、2月9日に出された「労使関係に関する職員のアンケート調査について(依頼)」(総務人第439-1号・平成24年2月9日)には仰天せざるを得なかった。PDFファイルで全文をリンクするのでお読みいただきたい。
市長自署入りの「アンケート調査について」という前文を見ると、「紙での回答は受け付けません」として「庁内ポータル」の利用を求めている。これで誰が回答していないか、一目瞭然となる。しかも、「このアンケート調査は、任意の調査ではありません。市長の業務命令として、全職員に、真実を正確に回答していただくことを求めます。正確な回答がなされない場合には処分の対象になりえます」とまで書いている。処分まで振りかざし、強制力をもって回答を求めていることからも、これは「アンケート」という名称にそぐわない。
調査内容は22項目ある。例えば、Q6は「組合活動に参加したことがありますか」として、活動内容、誘った人、誘われた場所・時間帯まで詳細に聞いている。これでは組合員が組合にとどまることに恐怖を覚え、組合脱退を促進することにつながる可能性もある。組合活動に対する間接的介入であり、不当労働行為となるおそれがある(労働組合法7条)。処分付きの業務命令で、組合活動への参加に圧力をかけるとすれば、憲法28条の団結権そのものが危うくなる。
地方公務員の政治的行為については地方公務員法36条による制限があり、憲法学上の周知の議論がある。政治活動の自由が公務員について制約されるとしても、幹部職と下級職とは同じ規制ではない。後者について、過度の規制は違憲の疑いが指摘されてきた。この「アンケート」には、政治活動を行う可能性のある人を炙りだそうとする姿勢が見え隠れしている。
Q7は「特定の政治家を応援する活動(求めに応じて、知り合いの住所等を知らせたり、街頭演説を聞いたりする活動も含む)に参加したことがありますか」というもの。明らかに政治活動の中身に踏み込んで聞いており、しかも処分付きの業務命令で聞くのは、明らかに憲法19条の思想・良心の自由の侵害となる。ここでも活動内容や誘った人の明記が求められているので、政治活動全般に対する強い萎縮効果を生ぜしめるだろう。
Q8「職場の関係者から、特定の政治家に投票するように要請されたことはありますか」。Q9は「紹介カード」(特定の選挙候補者陣営への提供を目的として、知人・親戚などの情報を提供するためのカード)について、配布した人や場所などを詳細に聞いている。そして、「Q6、7、8、9について無記名での情報提供をいただける方に関しましては、以下の通報窓口にお願いいたします」として、野村修也弁護士の事務所の電話・ファックス・メールアドレスが指示されている。これは、職場のなかに密告を奨励し、疑心暗鬼を生む最悪の手法と言えよう。
   そもそも、Q12「職場において選挙のことが話題になったことがありますか」と、職場における一般的な会話まで、処分付きの業務命令で回答させる感覚を疑う。
私は、「紹介カード」など、特定の候補者を支持して行う活動全般について問題がないと言っているわけではない。むしろそういった行為には、憲法的見地から批判的な考えをもっている。しかし、これも同じ憲法的見地から、橋下市長のように、それを力でねじ伏せようというやり方は認められない。
橋下氏はいま、一個人としてではなく、強大な人事権、許認可権等をもつ政令指定都市の市長として存在しているのである。彼は、いま、大阪市職員の思想・信条の自由に踏み込むという、乗り越えてはならない一線を超えてしまった。橋下氏は弁護士でもある。弁護士法1条には、「弁護士は、基本的人権を擁護…することを使命とする」とあるが、橋下氏にこの条文への自覚はないのだろうか。
ごく普通に憲法や法律を学んだ学生からすれば、橋下氏の主張をそのまま肯定するのは困難だろう。学生たちにとって、これは「突っ込み所満載」の凄まじい「教材」である。 春休み中なので、直接講義で触れる機会がないため、学生たちにはメールで意見を聞いてみた。まったくの自由参加で、任意ということでお願いした。
   この問題に限らず、橋下氏の言動に対するメディアの批判は驚くほどに鈍いので、学生たちには、メディアでなく、自分の頭だけを使い、このアンケートの問題点を検討するように言った。すぐに何通かのメールが戻ってきた。
下記は、橋下氏が卒業してから16年後に入学した、2年の女子学生の意見である。私は、2月17日午後5時10分にメールを送ったが、18日午前1時48分に彼女からの返信が届いた。夕方、私のメールを読んで、すぐに家族と議論。深夜にこのメールを書いたものと思われる。下記の一文は短時間でまとめたもので、内容的に未熟さが残るものの、素直な気持ちで「橋下アンケート」に対する問題点を指摘しているので、紹介しておきたい。

大阪市のアンケートについての意見
はじめに、アンケートの趣旨等の書かれた文書から、もう違和感を持たざるを得ませんでした。このアンケート作成者は、市の職員の政治活動・組合活動を全般的かつ広範に、そして自己の中で前提的に「違法・不適切」なものとしていることは明らかです。
   まず、市の職員の組合活動についての私のおおまかな考えを述べさせていただきますと、私は「団結権」に関しては異論なく認められるものと思っております。そもそも、難しいことを考える以前に、団結権を認めないことができるのか、と思えてしまうほど、団結権は憲法が保障する国民の当然の権利であると思います。なぜならば、団結している段階では、他者に迷惑をかけるものではないからです。他者にも迷惑をかけない個人の思想・交友関係を規制する根拠など一体どこにあるでしょうか。確かに、単なる友情などの交友関係ではなく、組合的な団結権を認めることは、その後に団体行動などが行われる可能性はあります。しかし、そのような「可能性」なる曖昧なものによって「予防的」に規制するなど絶対に行ってはならないと思います。予防的な規制を許してしまうことの恐ろしさは、歴史が物語っています。とにもかくにも、団結権が誰にでも(もちろん公務員にも)認められていることは、自明なものであるといえると思います。また、団体交渉権についても、団結権の当然の結果として認められるべきと思いますが、団体行動権(ストライキ権)については、公務員の場合、ある程度の制約はやむを得ないと思います。でも、団結権すら否定するような状況が生まれているため、ここでは論ずる段階ではないと思うので、今回は述べません。
次に公務員の個人的政治活動について。私個人の意見としてはなるべく認められるべきだと思いますが、組織的に投票や支持が行われることは、良いこととは思えません。あくまで政治活動や政治活動への支援は自主性に基づいて、個々人によって行われるべきものと考えるからです。しかし、確かに組織的な政治扇動のようなものには違和感を持ちますが、それは公務員だけでなく、民間の会社員等にも言えることであって、公務員だけが特別に規制されるべき内容のものではないと思います。したがって、組織的政治活動の強制への規制ならまだしも、公務員の個人の政治的活動に関しては、このように調査することの必要性も感じられませんし、不必要な調査による萎縮効果のほうが危ぶまれるため、行うべきものではないと考えます。
このアンケートの細部を見る前に、直観的な印象を語らせていただきますと、はじめに想起されましたのは「ナチス」です。このアンケートには恐ろしい部分が多すぎますが、その中でも最も恐ろしいと私が思う点は、「同僚からの告発を促す」です。仲間内からの告発はナチスでも行われたことであり、大変恐ろしいものであることは、ナチスの歴史が語っていると思います。
具体的にアンケート内容を見ていくと、まず組合に関しての活動の把握を市が行おうとしていることがわかります。どのように組織され、活動しているかを具体的に調べています。特に活動を開始したとき(組合に参加したとき)を重点的に調べているように感じました。これは、今後の参加者を予防的に制限するために調べているのでしょう。はじめから参加させないことが最も組合というものの存在を根絶やしにできるとの考えからだと思います。
   政治活動に関しては、いわゆる「パワーハラスメント」のような上司・組織からの押し付けがないかを重点的に調べているように思います。確かにこの点について、パワーハラスメントのようなものが行われている事実があれば、それはやめるべき行為でありますが、このアンケートの調査はそのようなパワーハラスメントをやめさせる意図よりは、個人の活動を萎縮させる意図の方が大きくなってしまっている気がいたします。また、私はこのアンケート用紙を読ませていただくまで、「紹介カード」なるものの存在も知らず、公務員の組織内部における政治活動の支援等があることにつき、ほとんど無知でした。そのため、少ない前提知識の中にありますので、この政治活動に関してはまず、自らの無知を改善していくことを今後の目標としたいと思います。今後、「紹介カード」の存在の実態等を調べたうえで、考え続けていきたい問題と思います。
全般として、最も大きな問題な点は、このような調査がおこなわれることによって、職員のみなさんが、「組合に入ることは悪いこと」との印象を持ってしまうことにあると思います。なぜ悪いことなのか等の深い考えを持たずに「なんとなくいけないことなんだ」との考えを職員の方々に与え、職員の方々は組合にはいること、政治活動をすること、を自主的に諦めてしまうと思います。この「自主的な諦め」こそ、このアンケートの意図するものではないでしょうか。今ある既存の組織・運営を制限させるもののようにみせているこのアンケートは、実はもっと予防的効果を意図したものと思います。既存の組織への制約へは、日弁連等が行ってくれているように一定の反対活動なども可能でありますが、「自主的に」諦めてしまった職員への規制は反対運動等を起こしづらくしています。なぜならば、形式上は「自主的」にやめているからであります。しかし、これは本当に「自主的」なのでしょうか。おかしな日本語かと思いますが、私は「自主的に諦めさせられている」とあえて表現したいです。本人も気づかないように思想をコントロールする最も恐ろしい規制方法であると思います。「自主的」に見せかけて、本当は「諦めさせられて」いるのだと思います。
橋下市長の活動は連日メディアも報道しておりますが、橋下市長の支持率の高さのせいか、具体的な内容を語ると言うよりは、そのパフォーマンス性を私たちに知らせるにとどまるものばかりと思います。特にテレビの報道はひどいです。ただ「橋下市長主宰の政治の勉強会に3000人もの応募があった」など橋下人気をあおりたてるような報道のみが目立ちます。また具体的内容は報道せずに「船中八策」などと耳障りの言いフレーズだけを強調し、橋下市長の先導性を誇張する報道もありました。本当に昨今のメディア、特にテレビの報道方法には疑問をもたざるを得ません。新聞等では、きちんと語られている場合もありますが、読者の新聞離れも進んでいるのが現状であります。みな、テレビの10秒で伝えられたワンフレーズだけ、インターネットにでたNEWsのトピック(題名)だけを見て、NEWsの情報を得たと思いこむ風潮があるように思います。こんな浅くしか知らないのに、知っていると思いこんでしまうのであれば、知らない方がまだましかもしれない、とすら感じてしまいます。かくいう私も現代を生きる若者で、気をつけなければならないと思います。今回のアンケートに関しても無知な部分が露呈しましたので、より一層情報収集につとめます。
私はこの間の橋下市長の活動に関して、新聞の切り抜きを集め続けております。君が代斉唱を強制する教育基本条例は言うまでもなく、昨今では、「教育目標」に関する橋下氏の過激な意見にも目を向けており、今後の動向を気にしているところであります(例:朝日新聞1月31日付等)。
   また、橋下氏の活動全般を知るうえで非常によかったと思いましたものは、朝日新聞2月12日付11面「オピニオン」におけるインタビュー記事で、これはある意味で大変興味深いものでした。
   正直な意見を申せば、橋下氏の活動には、幾度となく疑問を感じております。しかし、すぐに批判するという精神を持つよりは、いまだ若輩者の私は、疑問を持った点に関して、深く掘り下げて知識を集めることを先にしたいと思います。それにより、公平な視点を得たうえで、その後に批判的な視点をもっていきたいものであります。と、冷静に考えたいと思うものの、正直、情報収集をしている間に怒りなどがあふれてきてしまうのは私の性でしょうか。
   大変稚拙な文章をお読みいただき、ありがとうございました。急いで作成したため、論理的飛躍、誤字(極力気を付けましたが)があると思います。これからも情報収集につとめ、友人・家族等とも意見交換を試みてみます。実際、我が家では先生からいただいたアンケート資料を全員で読み、意見交換をいたしました。それでは失礼します。   
 
上記の意見は、1年生で憲法を一通り勉強して、これから憲法を専門的に勉強しようという段階の学生のため、「アンケート」のもつすべての論点に触れているわけではない。憲法専門の大学院生などからのメールには、憲法19条、28条から公務員法上のさまざまな問題に至るまで指摘したものがあるが、ここではあえて、一般市民の感覚に近い感想を紹介した。橋下氏には、こうした率直な疑問に耳を傾けてほしいと思う。
なお、2月17日、大阪市特別顧問の野村修也弁護士は、回収したアンケートの開封や集計作業の一時凍結を指示した。野村氏は、大阪市労働組合連合会(市労連)が、大阪府労働委員会に「不当労働行為にあたる」として救済申し立てをしたことから、「法定の手続きが開始された以上、推移を見守るのが穏当」と述べ、再開の時期は「未定」としている。橋下市長は「何ら問題ないと思っているが、野村氏に判断を委ねている」と述べた(『朝日新聞』2012年2月18日付)。弁護士であり、法科大学院教授でもある野村氏は、アンケート項目の設計段階から問題を感じなかったのだろうか。


酔生夢人注:「大阪市職員アンケート」は画像ファイルなので、ここからはリンクできない。上の記事で内容は推定できるはずだが、実物を知りたければ、ネットで検索するのは容易なはずである。
まあ、この話題自体が古くなりつつあるのだが、小沢が橋下と同盟する可能性もあるので、あえて蒸し返した。私は知識も知性もたいしたことはないが、人を見抜く能力だけは、わりと自信があるのだ。
私は大学生というものは馬鹿の集団かと思っていたが、この女子大生は立派なものである。いや、世間の人間の大半は、もしかしたらこれくらいの知性は本来持っていたのかもしれない。それがこれほど阿呆な国家を作ったのは、マスコミと義務教育による洗脳が大きな理由なのだが、学校卒業後には仕事と遊びで毎日が終わり、知的訓練の習慣がまったくなくなるという現代生活の在り方にも原因があるのかもしれない。

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いじめフラクタル社会

「ネットゲリラ」から転載。
前回記事は半分冗談のつもりで書いたのだが、現実はその上を行っていたようだ。
いやはや、いじめた側を転校させるというのがいじめ根絶策ではなく、犯罪隠蔽手段として使われていたとは。
まあ、事実関係は不明だが、いじめ問題は日本社会の病巣の縮図であることだけは確かなようだ。


(以下引用)




弱い者いじめのDNA

野次馬 (2012年7月 7日 11:22) | コメント(19)



加害者グループは三人らしいが、そのうち二人が、警察関係者の子供とか孫とか。弱い者いじめのDNAですねw 飛び降りではなく、被害者の肩を押したという証言もある。飛び降りるように強要したのか、突き落としたのか、どっちでも殺人だ。それを隠蔽するために、早い段階から揉み消し工作があったんだろう。加害者の少年たちは転校したらしい。まぁ、居られないわなw が、転校するんだったら少年院だろうw こんなヤツに転校して来られる方の学校もたまらないです。

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