忍者ブログ

健康維持の二大ポイント

「日本を守るのに右も左もない」というブログから転載。
長い記事だが、その一部だけを引用する。
要するに、
「体を温める(冷やさない)」
「小食(過食を避ける)」
という2点が、健康維持には大事だ、ということだ。
私は幸いに肉体労働(まあ、一種の土方仕事だ。土方よりは軽労働だが。)をしているので、普通の人には過剰と思われる糖分や脂肪分を摂っても、楽に消化できていると思う。その証拠に、この職場に入って72キロから61キロまで落ちた体重が、全然増えない。本当はもう少し増やしたいくらいだ。(毎日の仕事の直後には60キロを切ることもあるが、平均して61キロ程度、ということだ。身長は176くらいある。)
体を冷やさない、という点に関しても、今年の夏は家のクーラーを一度も使わなかった。扇風機で十分である。夜には扇風機でも寒い時もあった。これも、肉体労働で体が暑さに慣れたからだろう。
要するに、塩分の摂り過ぎがよくないとか、糖分の摂り過ぎがよくないとか言うのは、運動をしていない場合の話なのである。体が運動(活動)によってそれらを消化するならば、どんなに塩分を摂ろうが、糖分を摂ろうが、脂肪分を摂ろうが問題は無い。その点では、私は下記記事のような肉食否定論の立場は取らない。たとえば豚肉などに含まれるビタミンB類が無いと、疲労回復は難しいだろう。ビタミン剤を飲めばいい、とも言えない。
小食がいいとは言っても、それも現代の普通の大人(社会人や主婦)は肉体活動で消費される以上に食べ過ぎる傾向があるから、小食が望ましい、ということである。運動選手などに対して小食を勧める人はいないだろう。特に主婦など、昔なら肉体労働だった家事を今は機械がすべてやってくれるのだから、それで一日三食食えば豚のように太るのは当然である。(笑)
まあ、朝は一日の活動のために炭水化物を多めに摂ってもいいが、昼は軽めにし(茶漬け程度で十分だ)、そして晩飯は食わないか、せいぜい酒のつまみ程度にすればいいのである。それでテキメンに体重は落ちるはずだ。できれば主婦でもパートに出るか習い事をして、「(暇なので)一日中何か食っている」状況にならない工夫をするのがいい。などとわざわざ言うのは、私が現実に知っている家庭の主婦の8割くらいははっきり言って体重過剰だからだ。これは親切心で言っているのである。体重過剰は不健康の元なのだから。
なお、付け加えれば、昼飯などを軽めにしても、甘い物を食後に食べれば、満腹感がすぐに生じて、過食はしないで済む。これが私の言う「デザートダイエット法」である。もっとも、甘い物を大量に食って豚のように太るのは本人の自制心の問題であり、私に責任を押し付けて貰っては困る。



(以下引用)


3、食事を抑える事で免疫システムが活性化するのはなぜか?

 
・免疫を司る白血球は血液内を動き回り、老廃物や有害物を貪食する単細胞生物である。この白血球は、体温が高いときと、空腹のときによく働く。つまり、体温が高いと白血球も温かくよく動くし、われわれが空腹のときには、血液中に糖、脂肪、タンパク、ビタミンなどの栄養が不足しているので、それを食べる白血球も空腹であるから、外からばい菌やアレルゲンが入ってきても、体内でガン細胞が発生しても、よく食べる。(http://d.hatena.ne.jp/yurubito/20110130/1296378822)

つまり、「体(夢人注:「体温」だろう)が高い」ときに免疫が活性化する事は以前にも扱いましたが、「空腹」のときにも免疫が上がる事が分かっている様です。
ここでも、食事を抑えるということがポイントになってきます。
 
 

4、体の負担を考えて、最適な食事の取り方を考える。
 

●消化に要する時間(http://ameblo.jp/beautyhuman/entry-10448448436.html)

人間の体は、消化活動に70%ものエネルギーを費やしています。
食後に眠くなるのは「消化のためにエネルギーを使うので、他の活動は休んでね」という体からのサインなのです。
なので、消化に負担のかかる食事をしていると排泄や、新陳代謝に使えるエネルギー量が少なくなってしまいます。
 
下記の表は食物別にみた消化に掛かる時間です。
これによれば、物によっては体への負担は想像以上であり、量を減らすなどの制御が必要だと言うことです。
やっぱり肉が好きという方は要注意です。



拍手

PR

目を閉じて生きる方が賢いのか

「大摩邇」から転載。
フクシマについて書く(語る)時にいつも気にかかるのが、この点である。つまり、自分は真の当事者でもないくせに、勝手な批評や批判をしていいのか、という疑問だ。もちろんフクシマのことは全国民的、いや、全世界的問題であり、あらゆる人が自分の意見を述べてよいはずだが、現地に実際に住んでいる人たちの気持ちを踏みにじるような言論を自分はしていないだろうか、といつも気にかかってはいる。そうした「自由に議論できない空気」というものが、日本の政治や社会を偏狭なものにしてきたのではあるが、断固としてそういう「空気」を切り捨てることもできない。難しいところである。
記事中盤にある「ある一人のご婦人」の言葉は、まさしく庶民の現実を表している。


「本当にもう、
ありとあらゆるものに化学物質が含まれていて、
正直言って、私のような生活に困窮している人間には
とても太刀打ちできません。」


これは食品の放射能汚染についても言えることだ。我々には逃げる術は無いのである。フクシマの汚染水で汚染された魚と、汚染されていない魚の区別などできない。農作物も同様だ。魚だけなら、「今後、魚は一切食わない」と決断することもできるが、カマボコなどの煉り物や鰹節など、魚を原料にしたものはたくさんある。農作物については言うまでもないだろう。
こうなると、最初から放射能など気にしなかった人間の方が、結果的には賢い行動(というより無行動)だったとも言える。


「片目の人間の国では両目の人間が異常である」



(以下引用)




2013年09月05日20:08

カテゴリ『光軍の戦士たち』世の中

ある一人の御婦人の悲痛な叫び!


光軍の戦士達さんのサイトより
http://ameblo.jp/64152966/entry-11607073491.html
<転載開始>
ある一人の御婦人の悲痛な叫び!  





管理人

最初、この記事は「癒し」に関するものにしようと
ずっと、色んな動画を探し回っていました。
ところが、ある時から、つい2週間ほど前の私の記事
にコメントをいただいたある一人の御婦人の方からの
メッセージが、ずっと気になっていました。
実は、2週間くらいずっと頭から離れませんでした。

その時のコメントがいつだったか分からなかったもの
ですから、他の記事も過去に遡って調べていた時に
気づいたのですが、読者の方から寄せられたコメント
には、ほとんど返信させていただいているのですが、
どうも、うっかりして返信されていないものが、
幾つも散見されて、初めて気づきました。
この場をお借りして、謹んでお詫び申し上げます。
大変申し訳ありませんでした m(_ _ )m
他意はありません。
多忙の為に失念したものです。
以後、気をつけますので、どうかご容赦下さい。

さて、本題に戻ります。
御婦人の方からのコメントを全文掲載します。
但し、記事の題名と御婦人のお名前は匿名扱いと
させていただきます。

以下 ↓

        $wantonのブログ



■ありがとうございます☆

いつもたくさんの有用な情報をありがとうございます。

ポリソルベートのことは最近になって、
大摩邇さん経由で知りましたが、本当にもう、
ありとあらゆるものに化学物質が含まれていて、
正直言って、私のような生活に困窮している人間には
とても太刀打ちできません。

よくあちこちで、
『まだこんなものを使っているの?』とか、
『いつまでも東北から脱出しない人は頭がおかしい』と
言った類いのコメントを見かけますが、
非常に心無い言葉だと思います。

京都の綾部で、食養の観点から自然とともに生きて
おられる若杉友子さんが、放射能から逃げることばかりに
目を向けるのではなく、放射能に負けないカラダ作りを、
とおっしゃって、玄米などの黒焼きや塩を使った方法を
公開してらっしゃいます。

東北から避難できない方たちと、高価な質のよいものを
買えない私などは、ある意味、同じ立場だと感じています。

東北の人々が一斉に関東以西に引っ越したらどうなるのでしょうか。
受け皿はあるのでしょうか。
またそうして出来た人口密集地が狙われて、
さらなる地震などに見舞われたら…

そう考えると、とくに食の場合、
避けることでしか対応できないのでしたら、
残念ながら私の場合、選択の余地はありません。

大摩邇さんはじめ、こちらのようなサイトで勉強をしつつ、
出来る範囲で少しでも良いものを選び、でも、たくさんの困難に
負けないカラダ作りに役立ちそうな情報を集めている最中です。

子供たちのためにも、この世界の本質を見極め、
うんと賢くならなければ、と思っています。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました☆

<引用終わり>



管理人

心にズキっと来るコメントをいただきました。
これは大変むつかしい問題です。
確かに、避難しなさいと連日、何十ものツイートを
この私自身が目にしています。
ただ、これは大変デリケートな問題ですから、
極めて慎重にすべき事だと思っています。

中には、悩みぬいて自殺をされたり、自殺まで考えたり
しておられる方々もおられる訳です。
国そのものが、避難に対しては全く否定的な立場です。
それどころか、避難・疎開・移住した人々を呼び戻す
帰還運動まで進めているのが実情です。
国が避難に対して全く消極的かつ否定的な現状の中では、
一個人だけにその責務を問うのは酷な気がしてなりません。

各地方においても不況の嵐が吹き荒れています。
現地の住民でさえ、就職活動に四苦八苦している有様です。
例え、避難したとしても直ぐに生活の困窮が待ち受けています。
そんな簡単な話では無いのです。
放射能汚染地域に止まり、被爆していつか発症するのを
覚悟してあきらめて生きるのか・・・
避難して、
生活困窮の果てに生活保護を受ける羽目になるのか・・・
しかし、その生活保護さえも今の御時勢、簡単にはいかないでしょう。

自分は避難出来たのだから、あなたたちも避難すべきだと
発言するのもある意味、暴論に感じます。
人には、様々な事情や境遇といったものがあります。
自分の思い込みや価値観を人に押し付けるのも善し悪しです。

価値観の人への押し付けは、最も嫌われる行為です。
今の宗教が忌み嫌われる最大の原因も実はこれにあります。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、避難しないほうが良いと
云っている訳ではありません。
その伝え方に、
本人の存在意義が問われると申し上げている訳です。
本当に当事者の方々の立場に立って真剣に考えているか
どうかといった事が、まさに問われている訳です。

その伝え方というのは、単調なものでは駄目なんです。
幾つもの事情により避難したくとも出来ない人のことも
考えて、初めて御相手に伝わるものだと思うのです。
中には、非常にきつい論調でまくし立てる方がおられます。
まして、気の毒な被災地の方々を罵倒するなんてのは、
決して許されない論外の行為です。
そこには、一片の愛も感じられません。

実は、私自身がある人達から煙たがられています。
定期的に、放射能から身を護る術を記事にしているからです。
余計な事はするなということらしい。
避難すればいいんだってことらしいです。
この立場の相違のご判断は、読者の皆さんにおまかせします。

人に何かを伝えたいという気持ちも良心から出たもので、
私も大変良く理解出来るのですが、とどのつまり・・・
その伝え方が大きな分かれ道になるのだろうと思います。

私の立場は、はっきりしています。
福島の方々は、出来れば避難したほうが良いと思います。
ただ、避難先の生活まで考えた時に苦悩する訳です。
福島の近隣県は、いわば、黒かグレ-ゾ-ン・・・
この地域にも私の読者の方々は、たくさんおられます。
お相手の立場に立って考えた時に、軽々しくは云えないのです。

ですから・・・
事情によって、避難出来ない方のことも当然考えながら、
放射能対策の記事も今日まで、たくさん書いて来た訳です。
結局、最後に判断するのは、その方の決断しかないのです。
少なくとも、自分の思いや価値観を相手に押し付けたとしても
よい事は何もありません。
結局は、嫌われて話さえも聞いてもらえなくなります。

一番腹が立つのは、やはり、国の姿勢です。
福島棄民政策を堂々と推し進め、同時に、近隣各県の
被爆対策も放棄しています。
それどころか、モニタリングポストの数値さえも改竄して
ウソの低い数値を発表しています。
結局のところ、全ては個人責任として押し付けられている
のが真相です。
この極めて重大な問題を個人の責任に転嫁するのは、
決して許されない国家的重大犯罪だとかんがえます。

そういった中で、国民同士が罵りあい争うのは、
本当に悲しい出来事に思えます。
今の日本国は、ホロコースト推進大量殺人国家と断言しても
良いと思います。
今回、コメントをしてくれた御婦人の方は、ご自身の
どうにもならない胸の裂けるような想いを深い悲しみと共に
打ち明けてくれたものと思います。
こんな言葉を言わせる国家が、一体どこにあるというのか!

拍手

偽右翼の「偽尊皇主義」と私の「尊皇主義」

「播州武侯祠遍照院」から転載。
非常に面白い内容で、特に今上天皇の語録をこうして並べると、まさに日本国憲法と天皇は一心同体である、という感がある。その現行憲法を否定することは、今上天皇の人格を否定することではないか? つまり、安倍総理らの「主権回復の日」における「天皇陛下万歳!」は、彼らが目論む憲法改定(けっして「改正」ではない!)とまったく矛盾する、口先だけの言葉でしかない、ということだ。
昭和天皇の戦争への関与の仕方についても、ここに書かれた内容で、その大筋は分かる。非常に貴重な「要約」になっていると思う。
私が常々言っている「日本国憲法に規定された『象徴天皇』こそが日本の伝統的天皇制の本質に近い」という意見は、ここに書かれた両天皇の言葉からしても、正しいと言えるのではないか? そして、そういう意味での天皇という存在は、日本文化の伝統の土台でもあり、貴重な文化遺産、日本の財産だ、というのが私の考えだ。それが私の「尊皇主義」の意味であるというのは、これまで何度も書いてきたことだ。
偽「尊皇主義」の右翼は、実は経済界と米国(ジャパンハンドラーズ)の手足に過ぎないのである。彼らが天皇の意思を尊重しないのも当然だろう。歴史的に遡れば、明治維新以来そうだったとも言える。日本を操作する主体が英国から米国に変わっただけである。


(以下引用)


戦闘教師「ケン」 激闘永田町編  

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・・

天皇の言うことを聞かない右翼

古い友人と「日本の右翼ってなんで天皇の言うこと聞かないの?」という話になり、面白かったので少しまとめておこうと思う。
4月28日に開かれた日本政府主催の「主権回復の日」式典で、安倍晋三首相を始めとする政府要人や国会議員らが「天皇陛下万歳」と万歳三唱をした。一応表面上は、日本が連合国支配下から独立したこと(沖縄等を除く)を祝う式典であるはずなのに、「天皇陛下万歳」を叫ぶのは何故だろうか。
推察するに、結局のところ彼ら的に「独立した」のは「国民を主権者とする日本」ではなく、「敗戦によってGHQの隷属下に置かれた天皇」であったが故に、「日本国万歳」ではなく「天皇陛下万歳」になったのだろう。自民党などの議員たちが潜在的に国民主権を否定し、天皇主権へ復帰を憧憬していることが表面化してしまった瞬間だった。同席していた平成帝の戸惑いも同じ理由から説明される。

現行憲法で象徴天皇制が規定されて以降、天皇による政治的発言は少なくとも公式上は極めて少なくなっている。それでも昭和帝は戦後もずっと政治に関心を持ち続け(中曽根の総理就任時も政治動向の内奏を続けるよう求めている)、政府枢要などから内奏を受け、自らの意向を伝えていたことが知られている。中でも米軍の駐留や自衛力の確立、共産主義勢力への対抗などへの関心が強かったとされる。
一方、平成帝は現行憲法に対する思いが強いようで、憲法における天皇の地位を厳密に考え、行動や発言を戒めているように見受けられる。内奏は昭和期よりも減っているようだが、現在もなお政府枢要から内奏を受け、御下問されているという。また数は少ないものの、政治的な発言しており、数が少ないだけに重みを感じさせられる。

「国民と共に日本国憲法を守り、国運の一層の進展と世界平和、人類の福祉の増進を切に希望して止みません」(1989.1.9、即位後の朝見の儀にて)

(国旗、国歌について)「やはり、強制になるということではないことが望ましいですね」(2004.10.28、園遊会にて)

「日本は昭和の初めから昭和20年の終戦までほとんど平和な時がありませんでした。この過去の歴史をその後の時代とともに正しく理解しようと努めることは日本人自身にとって、また日本人が世界の人々と交わっていく上にも極めて大切なことと思います」(2004.12.23、誕生日に際しての文書発表)

「1930年から1936年の6年間に要人に対する襲撃が相次ぎ、総理または総理経験者4人が亡くなり、さらに総理1人がかろうじて襲撃から助かるという、異常な事態が起こりました。そのような状況下では議員や国民が自由に発言することは非常に難しかったと思います。先の大戦に先立ち、このような時代のあったことを多くの日本人が心にとどめ、そのようなことが二度と起こらないよう日本の今後の道を進めていくことを信じています」(2006.6.6、記者会見)

「大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います。」(2008.12.23、誕生日に際しての文書発表)

ここから伺えるのは、平成帝が戦前期や戦中期あるいは日本が起こした戦争を否定的に捉える一方、戦後の歴史と現行憲法を肯定し前向きに受け入れている点だ。
ところが自民党・安倍内閣は改憲を志向し、その草案は天皇を元首とし「天皇を戴く国家」と規定、さらに「君が代」(君主讃歌)を国歌となして国民に尊重義務を課している。また、国民の自由を含む諸権利は「公の秩序に反しない限り」においてのみ保障されるとされるが、「公の秩序」が何を意味するのかは定義しておらず、政府に反対すると人権も認められなくなるという事態が危惧される。こうした改定事項は、どう考えても平成帝の勅旨に沿うものとは思われない。

実のところ日本の右翼が天皇の意に反した行動に出るケースは少なくない。
幕末がその最たる例で、孝明天皇の場合、外国嫌いが強く鎖国が伝統的な国法であると勘違いしていたこともあって、主体的に攘夷を唱え、諸外国との条約締結に勅許を与えなかった。とはいえ、幕権にとって代わり王政を復古させようなどというつもりはさらさらなく、むしろ公武合体によって幕権を強化し、幕府と一体になって攘夷を実行しようとの考えだった。にもかかわらず、尊皇派あるいは勤皇派と呼ばれる「志士」たちは次々と勅旨を偽造し、天皇を倒幕に利用した挙句、孝明帝の死後に幕府が倒壊して維新が成立した途端に攘夷を反故にして、開国してしまった。孝明帝の長州嫌いは今では有名なくらいだ。

次の明治天皇にしても、勅使を派遣して征韓論を戒め、日清あるいは日露開戦にも反対したものの、全て御内意に反する結果となっている。

昭和天皇の時も甚だしい。1928年に張作霖爆殺事件が起き、陸軍の関与について内々に知らされた時には、田中義一首相に責任者の厳罰を命じたものの、軍や閣内の反対で実現せず、うやむやにされている。
1935年に美濃部達吉による天皇機関説が政治問題化し、弾圧された時には、「美濃部説の通りではないか。天皇機関説の何が問題なのか」と侍従武官に話している。
翌36年の226事件では、反乱部隊に同情的な侍従武官や鎮圧に戸惑いを見せる陸軍に激怒し、「朕が股肱の老臣を殺戮す、かのごとき兇暴の将校等の精神において何ら許すべきものありや」と述べて、自ら近衛師団を率いて鎮圧にあたると言いだしたため、ようやく陸軍が重い腰を上げて本格的に鎮圧に乗り出したとされている。
また、1941年の日米開戦に際しても、常に消極的姿勢を示し、日米交渉の継続を希望し続けたが、陸軍の東条首相の就任によって開戦のボタンが押されてしまった(近衛が逃げただけだが)。
さらには、46年11月3日の日本国憲法公布に際して、

「朕は、日本國民の總意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、樞密顧問の諮詢及び帝國憲法第七十三條による帝國議會の議決を經た帝國憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。」

との上諭を発しているが、自民党議員を中心に「連合国(後の国連)によって押し付けられた憲法」との見解が大勢を占めている。そこには昭和帝の御意思は反映されていない。

こうして概観すると、日本の右翼が本当に「尊王」なのか甚だ怪しいことが分かろう。むしろ彼らは幕末の志士と同様、天皇を利用して自分たちの政治的主張を実現しようとしているようにしか見えない。日本における「尊王」は、「天皇を御輿に担いで好き勝手に利用する政治制度」を指すと言える。それは二次大戦でも福島原発事故でも見られるように、「誰も責任を取らない」社会システムの根幹をなしている。
大日本帝国憲法は、天皇に全能の権限を付与しておきながら、「行使せず」を慣例とし、しかも「神聖にして侵すべからず」であったため、権限を持つものが責任を取らない制度であり、閣僚や官僚が権能を代行するものの、天皇に対して責任を取るだけという仕組みだった。これほど権力を振るうものに都合の良いシステムは無いだろう。
だからこそ自民党や官僚などは「伝統」と称して帝政復古を目指しているのではなかろうか。

平成帝が高齢と病を抱えながら退位をほのめかすことすらしないのは、深刻な未来を予想しているからなのではないかと愚考する次第。



拍手

フリー(無料)エネルギーは最初からある

「zeraniumのブログ」から転載。
実は、ほとんどの人の気づいていないフリーエネルギーがある。
それは、「太陽」そのものである。
太陽は光を与え、熱を与える。
太陽が無ければ、生命は存在しない。
その太陽が隠れる夜は、休息すればいい。昼の間の余熱が、夜の間も生命を守ってくれている。その余熱を保つのが水であり、水はまた生命維持に不可欠だ。空気もそうだ。
つまり、太陽と水と空気、これが生命維持の条件である。
人類を中心に考えるならば、それに植物の存在がある。植物によって生命の循環系が作られる。動物は植物によって生かされている。
石油も原子力も、人類や生命にとって本来は不要な(つまり、必要以上の)熱や光を産み出すだけで、その代償は生命に絶対的に必要な空気と水の汚染である。
下記記事について言うならば、おそらくここで言われるフリーエネルギーとは、「生活に便利な装置」を動かすためのエネルギーが想定されている。だが、そうした「便利さ」の代償が、地球環境の破壊だったという視点も必要だろう。
夜には休めばよい。
雨が降れば休めばよい。
つまり、太陽が休んでいる時には、人類も休めばいい。それで、人類の欲望肥大から来る闘争の大半は不要になる。
人類には、それができるだけの文明の蓄積がもはやあるはずだ。
太陽と、水と空気、それで十分だ。
我々は原発だけではなく、電気やガスに依存し過ぎた生活そのものを見直すべきではないだろうか。
と言いながら、この記事をパソコンで書いている私は有言不実行ではあるのだが、まあ、日が暮れたら寝る、という生活はしている。(笑)そして、パソコンが明日無くなっても、私はべつに気にしない。そうすれば、落ち着いて読書ができるようになるだろう。本が無くなっても気にしない。今は心が騒がしくてまったくやる気のしない楽器を習い、下手な書道をし、余暇を楽しむことができる。まあ、江戸時代の生活に戻るだけのことだ。


(以下引用)


フリーエネルギー装置を手に入れよう
   私たちがこうして息を吸っている空気中には、実は無尽蔵のエネルギーがあります。
   ですから新しいエネルギーとして、空気中から無尽蔵に取り出せるフリーエネルギーと、宇宙エネルギーがあります。私たちのこれまでのエネルギーである電力やガス、石油などがこうしたものにとって替わると、人間の生活スタイルだけでなく、考え方などの心の深い部分においても深層意識までが一変してしまうでしょう。
   フリーエネルギーについては、すでに多くの文献や研究などが発表されており、そうしたホームページなどでも情報発信されています。フリーエネルギーの先駆者とも言える人物に、クロアチア生まれの天才的な物理学者ニコラ・テスラがいます。彼は今から100年以上も前に、そうしたエネルギーを世界中に送れるテクノロジーを開発していました。もし闇の組織によってそうしたテクノロジーが取り込まれ、隠蔽されることがなかったならば、今頃人類の生活はどんなにか変わっていたことでしょう。
   ニコラ・テスラは、宇宙からそうした情報を得たと言われています。
   空気中のフリーエネルギーを取り出すためには、発電所も送電線も不要です。つまりどこでも家庭用の小型の装置があるだけで、地球上のどこででもフリーエネルギーが使用できるのです。最初に小さい小型の箱ほどのフリーエネルギー装置を買い求めるだけでよく、燃料代は一切かかりません。さらにそうしたものを利用して、砂漠を緑化していくことも可能で、都市と都市を結ぶ輸送機関や交通システムも、従来のものから劇的に、革新的に変わっていくことでしょう。
   それぞれの家庭や職場にフリーエネルギー発生装置を置くことで、これまでのようなエネルギー供給のための設備投資や、公共事業は必要ありません。そして当然、危険で問題の多い原子力発電所も不要になります。現在の富む者と貧しい者といった格差を生み出しているのは、一部の人々がそうしたエネルギー利権を握っているからであり、そうした格差をなくするためにはフリーエネルギーのテクノロジーを公開することです。
   しかしそれをすると、人類をエネルギー利権によって支配してきた体制を手放すことになります。だから一握りの権力者にとってそれは阻止しなければならず、そのためにすでにあるフリーエネルギーの発明には特許が与えられなかったばかりか、そうした発明はこれまですべて潰されてきたのです。それをしているのも、ニビルの子孫で秘密結社組織イルミナティです。
   今、世界各地で、個人発明家や企業家などが、どんどんフリーエネルギー装置を作り始めています。アメリカ・ネバダ州ラスベガスの女性議員シェリー・バークリーは、フリーエネルギーに関する特許の機密解除を求めて立ち上がっています。米国だけでも封印されている特許は約3000件に上ると言われています。
   スイスのリンデンはエメンタールチーズで有名な小村で、メテルニータ・コミュニティと呼ばれていますが、ここではすでに早くからフリーエネルギー・モーターを使用しています。米国フロリダ州オーランドにある、ゼネラルモーターズ社の持ち株会社であるGMCホールデイングスが、2004年7月にフリーエネルギー・モーターを開発しています。
   ロシアでは、シベリア地方の緊急災害対策用に、フリーエネルギーマットを開発しており、すでに国民に配布しているという情報もあります。そして実はフリーエネルギーの研究をしている人は、日本にもたくさんおり、特許もすでに百数十件下りていると言います。しかし特許は下りていても、実用化されていないものも多いのです。

   日本ではかつてKモータースがフリーエネルギー装置を作りましたが、そこの社長が忽然と姿を消し、未だに行方不明だと聞いています。Kモータースが発明したのは、空気中からフリーエネルギーを取り出す装置であり、特許庁の人によると、十何年も前に発明されたものだそうです。

   これからいよいよ、フリーエネルギー装置が家庭で使えるほどに、安価な金額で手に入るようになります。こうしたものが実用化されていくことに、世の中全体が従わざるを得なくなっていくでしょう。こうした動きは、もう止められないのです。私たちは、すでに実用化されているフリーエネルギー装置をどんどん使うことで安くし、早く普及させることなのです。

   公共事業をあてにして文句を言うよりも、自分のことは自分で守る、エネルギーも自前でまかなおうとみなが考えるようになれば、フリーエネルギーは急速に普及するはずです。つい最近ですが、1万5000円程度で発電できる装置があるということを聞きました。普通の家庭であればこれで十分だそうです。エネルギー革命は国に対して叫ばなければならない問題ではなくて、自主的に手に入れて使えばいいのです。そういう時代がすでに目の前に来ているのです。


                 『宇宙人の告白』 田村珠芳著 TO文庫

                            抜粋

拍手

癌に至る「病気の7段階」

「大摩邇」から転載。
書かれたことのすべてに納得しているわけではないが、示唆的な内容だと思う。
記事への不満は2点。
1)「毒素」とは何か。その具体的内容が不明であること。
2)体の異常が「腫瘍」や「癌」などハイレベルになった時の対処法が不明であること。
である。
この段階で、まさか菜食主義にすればいい、などとは言わないだろうし、睡眠が大事と言っても、その睡眠は意志ではコントロールできないことが多いのである。
つまり、全体に「何となくもっともらしい」のだが、本格的に病気になった人にとってはあまり役に立たないような気がする。
まあ、病気になる前の段階での「健康を守り、病気を悪化させないための生活術」としてはかなり有効だろう。特に、ちょっとした不調は薬に頼らず、食事を断ち、静養するのがいい、という考えには大賛成である。文中にもあるように、人間以外の動物は、たいていそうしているようだ。つまり、「食事を消化するにも大きなエネルギーが要る」のだろう。断食と静養は、動物の「本能的療法」なのである。そうした自然に逆らう療法が西洋医学の「対症療法」である。
だが、現代生活ではその「静養」や「休養」がなかなかできないことが多い。何しろ、社員に「24時間、365日働け」と言う経営者が処罰もされないどころか、国会議員にまでなる社会である。(笑)



(以下引用)







2013年09月02日22:11

カテゴリ本山よろず屋本舗癌

ガンに至る「病気の7段階レベル」


本山よろずや本舗さんのサイトより
http://homepage2.nifty.com/motoyama/index.htm

<転載開始>

 盆のおり、私は亡くなった母に線香の一本でもあげようと思い、実家であった兄の家を訪ねました。
 そこで気になっていた兄の不整脈の手術について聞いてみました。以前の記事にも書きましたが、私の兄は不整脈の持病があり、それまでは発作を薬で抑えていたのですが、ついに手術に踏み切ることにしたのです。
 その手術は先月(7月)だったとのことで、手術自体は成功したのですが、術後の経過が思わしくないとのことでした。
 薬で不整脈を抑えるというのは、不整脈の信号に心臓に送っていた神経の働きを薬で麻痺させるということです。それを手術するというのは、その神経そのものを手術によって焼き切ってしまおうということです(一度切断された神経は二度と元に戻ることはなく、私はなんとも残酷な処置で、これを治療と呼んでいいのかと思いがあります)。
 術後の経過が思わしくないというのは、手術後にこれまでと違ったタイプの不整脈が起きてきたからです。兄の胸は今手術によって火傷を負った状態ですが、医者は再手術が必要かもしれないと言っているそうです。
 私はこの話を聞いていて、おそらく兄の不整脈が完治することはなく、死ぬまでこの医者と付き合うはめになるだろうなと思いました。
 というのも、この医者は兄の不整脈を本当の意味で治そうとする意志が全くないからです。
 この医者がやろうとしていることは、(不整脈の原因を突き止めてそれを取り除くことではなく)不整脈を伝える神経にのみ焦点をあて、その機能を除去しようとしているに過ぎないからです。
 これを対症療法といいます。
 私は当HPで、現代医療は根本的に間違っていると何度も指摘してきました。
 それは病気になって医者の診察を受けるわけですが、医者は病気の原因となったものには全く関心がなく、熱や痛みや倦怠感などの症状を薬(時として手術)で緩和するだけだからです。病気になったのなら、病気になった原因が必ずあるはずで、それを全く無視するという現代医療の姿勢に、驚きすら覚えます。
 偏差値の高い医学部を卒業し、医師国家試験をパスするほどの優秀な頭脳を持った人間なら、こんな理屈がわからないはずがありません。
 聞くところによると、日本の医学部では、病気の根本原因を追求するというトレーニングを全くしないといいます。医学部の学生は、2万あまりの病名を必死で憶え、そしてその病名に対する対症療法をひたすら学ぶことしかしないそうです。それが事実だとしたら、私には優秀な頭脳と資産の浪費に思えてなりません。

 今回は『50代からの超健康革命』(松田麻美子著、グスコー出版)から、ガンに至る病気の7段階レベルに関する話を紹介したいと思います。
 松田麻美子さんは日本におけるナチュラル・ハイジーンの先駆者です。ハイジーンとは「健康および健康維持のための科学。健康を保ち、病気を予防するための原則の理論」だといいます。ナチュラル・ハイジーンは、19世紀の初め、アメリカの医師たちによって系統づけられた学問で、そのルーツは古代ギリシャのヒポクラテスやピタゴラスの思想によるものだそうです。
 私は『50代からの超健康革命』の「ガンに至る病気の7段階レベル」の部分を読んで大きな示唆を受けました。
 それは病気の根本的な原因が述べられていたからです。
 私が知っていたのは、風邪はウイルスが原因で起こるのではなく、体内に溜まった毒素を排出する行為だということまででした(ウイルスは毒素に侵された体内で繁殖した結果だということです)。その風邪の症状を薬や注射で強引に抑えてしまった場合、毒素の排出に失敗し、段階的に症状が悪化していくという過程が克明に述べられています。
 この「ガンに至る病気の7段階レベル」は、ナチュラル・ハイジーンの医師ジョン・H・ティルデン医学博士がその著書『毒血症が語るもの』で発表したものだそうですが、おそらく西洋医学のみを学んだ日本の医者のほとんどは、その理論を全く知らないと思います。知っていたら、自分達がやっている対症療法が、病気を治すのではなく逆に病気を悪化させていることに気付くはずだからです。知っている医師はあえて、黙っているのだと思います。それが世間に広く知られるようになると、多くの医者は失業せざるをえなくなるからです。
 では、『50代からの超健康革命』から抜粋して紹介します(なお抜粋した文の中で不要な部分は削除してあります)。

 ・・・<『50代からの超健康革命』、p70~p86から抜粋開始>・・・

 ●病気の原因はウイルスではない

 私たちは「風邪を引く」とか「風邪を移される」とか言いますが、実は風邪は外から引っ張り込むものでも、移されるものでもないのです。体が風邪のウイルスを繁殖できるような環境を作ってしまったため、体自らが緊急に浄化のプロセスを始めただけのことなのです。
 すなわち病気の第一の原因は、体内環境の汚染、つまり誤った食習慣やライフスタイルの結果、血液が汚染された状態にあるからなのです。ナチュラル・ハイジーンでは、その状態を「毒血症」と称しています。
 病気の原因は、バクテリアやウイルスではありません。実のところ流行しているのは、風邪やインフルエンザではなく、これらの病気を引き起こす誤った食事やライフスタイルのほうなのです。みんなが同じような誤った食事やライフスタイルをしているために、同じような病気が流行するのです。
 ガンや心臓病同様、風邪やインフルエンザが、生活習慣の誤りから生じることは医学部でも学びません。誤った食習慣とライフスタイルという根本原因を取り除けば、病気を予防できるばかりか、すでになってしまっている病気も治ります。
 しかし、病気の症状を取り除くことだけに専念する現代医学では、熱や咳、痰、下痢などを抑えるために薬を使用します。またガンや心臓病のような慢性の病気の場合には、手術によって組織の変性したところを切除してしまいます。
 医学による治療では、症状は消せますが、根本原因を取り除くことはしないため、完全に健康を取り戻すことはできません。手術を終えて退院すると、その患者さんは医師から「もうもとの生活に戻っても大丈夫」という許可をもらっているため、再び病気を引き起こした要因である従来の食事やライフスタイルへと戻っていくのです。患者さんのなかには再発を予防するため、生涯薬を処方されている人もいます。
 あなたの車のダッシュボード上に、エンジンチェックの赤い表示が点滅しているとき、目障りだからと、その上にテープを貼って隠したり、あるいはボンネットを開けて、その表示が点減しないように配線を切断して車を運転し続けるでしょうか。根本原因を取り除くことをしないこのようなヘルスケアは、こうした運転と同様の非常に愚かで危険な行為なのです。この愚かな行為を続けていくと、病気はやがて急性病から慢性病へと進行していくことになります。

 ●ガンに至る「病気の7段階レベル」

 どんな病気も、長年の間の不注意なライフスタイルの結果として現われてくるもので、突然襲ってくるものではありません。20世紀初めに活躍したナチュラル・ハイジーンの医師ジョン・H・ティルデン医学博士が、病気は第1段階から最後の第7段階(ガン)に至るまで、非常に長い年月をかけて漸進的に進行していくと、その画期的な著書『毒血症が語るもの(Toxemia Explained)』に記しています。
 最終段階に至る前であれば、どの段階でも病気の根本原因(誤った食習慣やライフスタイル)が取り除かれると、痛みや苦痛は止まり、病気の進行を止めることができます。この7つの段階とその警告のサインについて精通すれば、あなたは自分の健康を意のままにコントロールすることができるようになり、肥満や病気に苦しむようなことはありません。
 病気の原因を取り除かず、不快な症状を抑えるために薬が用いられると、たとえ症状が消え病気が治ったように見えても、病気は進行し続け、容赦なく次の段階へと進んでいくことになります。

 ①【細胞の衰弱】

 病気はまず「細胞の衰弱」から始まります。体のエネルギーが低下してしまうと、体はノーマルな作業をすることができなくなります。衰弱の最大の要因は睡眠不足です。睡眠が不足すると、神経エネルギー(体のすべての機能をコントロールしている脳のエネルギー)が十分作られなくなるため、体は食べ物の消化や代謝作用の機能が低下し、食欲不振や疲労を感じるようになります。
 老廃物の排泄、血液循環などが円滑に行なわれなくなるため、有害物質が排泄されるよりも、作られるスピードのほうが速くなってしまいます。これらの老廃物が円滑に捨てられないと、毒素となって体内に堆積し、病気は次の段階へと進展していきます。

 ②【毒血症】

 排泄し切れなかった有害物質(毒素)が、血液やリンパ、そして組織の中で飽和状態になっています。この状態を「毒血症」と呼びます。
 毒血症(または自家中毒)では、腸が便秘のために有害物質で飽和状態になっているばかりか、腺、細胞と細胞の間、血液循環やリンパ組織の中など、全身が毒素の飽和状態になっています。そのためナチュラル・ハイジーンでは、毒血症を「細胞の便秘」とも呼びます。
 私たちの体はおよそ60兆個の細胞からできています。この細胞はそれぞれ生きていて、酸素や栄養を取り入れ、エネルギーを製造したり、いろいろな組織を構成し生命機能を全うしています。.
 この細胞を取り囲んでいる体液が老廃物で飽和状態になってしまうと、細胞は酸素や栄養を取り入れることができなくなるばかりか、細胞の中の老廃物を外へ運び出してもらうこともできなくなります。細胞は老化し、突然変異を起こしたり、正しく働くことができなくなり、やがて死んでいきます。
 このような細胞で構成された組織には異変が生じてきます。超健康をめざすには、私たちは細胞が浸されている体液を絶えず清潔に保っておく必要があるのです。
 アレキシス・カレル博士は鶏の心臓から取り出した細胞を、アルカリ性の溶液に浸して保存し、毎日その液を新しいものに取り替え続けることによって、その溶液を取り替えるのをやめるまでの28年間、心臓の細胞を生き続けさせたという実験を行なっています。
 私たちの体液は弱アルカリ性です。動物性食品や穀物、加工食品などの酸性形成食品が中心の食事では、体液は酸性に傾くばかりか、その有害な代謝副産物が体液を汚染させ、毒血症を引き起こし、細胞を便秘状態にさせてしまうのです。細胞の便秘が続いていると、次の段階に移行します。

 ③【刺激】

 有害な物質(毒素)で細胞が「刺激」を受けていることを、体の入り組んだ神経ネットワークが察知する状況です。
 症状としては、かゆみ、ニキビ、むかつき、頭痛、軽度の湿疹、乾いた咳、口臭・体臭の悪臭、頻尿、便秘や下痢、尿や便の悪臭、体重の増加、顔色の悪さ、目の下のクマ、過敏症(かぶれや花粉症など)、落ち着きのなさ、ヒステリー、不定愁訴、不安、生理痛、PMS(月経前緊張症)などがあるかもしれませんが、この段階では本人は異常だとは全く感じていません。
 実は排泄されない毒素が体を打ちのめしていることを、このような症状で体の持ち主に警告しているのですが、本人はそれに気づかず、「不快な症状」を受け入れて暮らしています。
 かゆみや、湿疹などの肌のトラブルは、40億もある毛穴から毒素が排泄されているため、それが刺激を引き起こしているのです。衰弱、毒血症、刺激による影響がかなり長い間無視されていると、体はますます増え続ける一方の毒素に対応するため、強硬な手段をとることになります。

 ④【炎症】

 体は溜まりすぎた毒素を一掃するために、大掃除を始めます。これは体が恒常性を保つために、自ら行なう「クレンジング(浄化)とヒーリング(治癒)のプロセス」なのです。
 この段階になると、誰もが体にトラブルが発生していることに気づきます。熱や痛み、不快や苦痛の症状が出てくるからです。
 このとき医者に行くと、副鼻腔炎、咽頭炎、中耳炎、扁桃腺炎、大腸炎、皮膚炎などというように、語尾に「炎」のついた病名で診断されます。鼻や喉、耳、扁桃腺、大腸、皮膚が「炎症」を起こしているからです。
 副鼻腔炎や咽頭炎とは、いわゆる「風邪」のことで、鼻や喉を通して、有害物質の排泄を行なっているサインです。扁桃腺炎は扁桃腺(リンパ節の一つ)が、解毒作業を行なっているというサインです。
 これらの部分が炎症を起こしているのは、体が溜め込んでいる毒素を大掛かりに排泄しようとしてそこに集めたため、毒素によって組織が絶えず刺激されているからです。

 <発熱の原理>

 発熱は毒素の排泄を加速させるために体が意図的に起こしているもので、体の体温調節器官によって生命を脅かさないようにコントロールされています。
 熱自体は決して体を傷つけるものではありませんが、このとき薬を与えると、体にとっては異物である薬が引き起こす副作用と、体の中に溜め込まれている毒素との相乗的な作用が、体を傷つける恐れがあります(発熱に関しては、拙著『子供たちは何を食べればいいのか』(小社刊)にくわしく記しています)。
 痛みや苦痛は、体がその持ち主に対して発信する天然の警報装置です。不快を引き起こした原因は何か、痛みや苦痛が生じる前にしていた行ないとの関係を考えさせ、悪い原因を取り除き健康回復にふさわしいことをするように、という体からの警告のサインなのです。
 体が懸命に排泄作業を行なっているとき、ナチュラル・ハイジーンでは、食事をとらず、水だけを飲み、静かに休義するよう教えています。
 病気は体内に排泄されない老廃物が溜め込まれている結果であり、これを改善するべストの方法は、唯一食べ物の摂取をやめることだからです。
 そうすれば、これ以上の老廃物を増やすことはなく、同時に消化に使わなくてもすむエネルギーを、リンパ管や肝臓、細胞と細胞の間などに溜め込まれている老廃物のクレンジングと、傷ついた組織のヒーリングに振り向けてあげることができます。
 自然界の動物たちは、みんなそれを知っていて、病気になると水以外のものは口にせず、静かに体を横たえています。これは先に述べた「生命の法則」の一つなのです。

 <現代医学の致命的欠陥>

 急性の病気の場合、たいてい、2~3日水だけをとるファスティング(断食)をすれば、完全に治ります。
 慢性の病気の改善にも、ファスティングは特に効果的で、ナチュラル・ハイジーンの医師たちが採用しています。この場合は最低1~2週間のファスティングが必要です。
 症状に注目する現代医学のアプローチでは、症状をなくすための処置をします。症状は消えますが、病気の根本原因(誤った食事やライフスタイル)は無視され、それによってもたらされた毒素の排泄に失敗してしまいます。
 風邪を引いたとき、体は咳や鼻水、痰の形で積極的に毒素を排泄させているのですが、薬はそれを止めてしまうのです。毒素は組織の中にしまい込まれ、体は毒に対して次第に耐性をつけていくようになります。
 「生命の法則」を知らない人たちは、「症状が消えた=治った」と解釈します。このとき体は、毒素のほかに、体にとっては完全に異物である「薬」という有毒物質の重荷を背負い込むことになります。
 さらに誤った食事やライフスタイルから、毎日有害な物質が体内に増えていきます。そこで常にべストのコンディションを保とうとする体は、折を見てまた排泄を試みます。
 次に排泄を試みるときには、排泄させなければならない毒素の量が増えているため、現われる症状は前回よりももっと重症で、不快な期間も長くなります。風邪を引くたびに症状を薬で抑えていると、やがて、インフルエンザや気管支炎、肺炎、盲腸炎、腎臓炎、肝炎など重症のものへと発展していきます。薬の副作用による悪循環という、現代西洋医療の最大の欠陥がこれです。

 <体はすべてつながっている>

 盲腸炎は全身が毒素の飽和状態になっていることを意味しています。盲腸は解毒器官の一つなのです。腎臓炎も肝炎も全身が病んでいる証拠です。腎臓や肝臓から毒素の排泄を行なっているのです。
 特に肝臓は、毒や有害な微生物を破壊する偉大な解毒器官です。盲腸や肝臓、腎臓などの器官で毒物代謝が行なわれなくなると、全身に障害が及びます。
 また心臓発作や脳梗塞も、体にふさわしくない食事や喫煙、ストレスなどが原因で引き起こされる血管の炎症が原因であることが、最近の研究から明らかにされています。
 高脂肪、高タンパクの動物性食品や精製された炭水化物のような体にふさわしくない食品の過剰摂取は、その代謝副産物が心臓や脳の血管を傷つけ、炎症を起こしてしまうのです。
 高血圧も血液の流れに乱れを引き起こして血管を傷つけ、炎症を生じさせていきます。体はカルシウムやコレステロールを動員して、傷の修復をしますが、このとき活性酸素が過剰に生じるような食生活をしている人の体内では、コレステロールが酸化されやすく、動脈硬化を引き起こしたり、血液が凝固して血栓(血の塊)を作ってしまうのです。これが心臓発作や脳梗塞を引き起こすことになるのです。
 歯垢に付着するバクテリアも血小板を凝固させ、血栓を形成しますし、ストレスもまた、心臓の規則正しいリズムを乱し、血液がよどみ、血栓をできやすくしてしまいます。
 したがって、私たちは、どんな病気も、問題はその症状の出ている部分だけではないということを知る必要があります。
 体は全身のすべての組織や器官と連動しており、常に統一性を保って機能しているのです。現代医学の力で健康を完全に取り戻せないというのは、この点を見落としているからです。古い解剖学理論に基づいて、病気を症状の出ている部分だけしか見ないように指導するのは、もうやめるべきです。
 今から450年以上も前に、スイスの医師パラケルスス(1493~1541)は、次のように警告しています。
 「人間について知ろうとする医師は、体を(寄せ集められた)部品としてではなく、統一体として見なければならない。もし人間の体の一部が病気になっていることを見つけたら、医師は、単に外側に現われている症状を見るだけではなく、その病気を引き起こした内側の原因を探らなくてはならない」
 症状を薬で抑えてしまい、あいかわらず同じライフスタイルを続けていると、炎症はいっそうひどくなり、次の段階へと進行していきます。

 ⑤【潰瘍】

 長期間の毒素の攻撃によって炎症を起こしていた細胞や組織が「潰瘍」を形成し、膿を持ってただれ、ひどい痛みを伴い、大量の細胞や組織が破壊され、患部に穴があいたりします。
 口囲(こうい)潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがその典型です。体は毒素を取り除くために、排泄口として潰瘍を利用しているのです。この段階になってさえ、食事やライフスタイルが改善されないと、体はあいている傷口をふさぐステージへと進展していきます。

 ⑥【硬化(組織の萎縮・肥大・変性を含む)】

 体は毒が周囲に広がっていかないようにするため、潰瘍ができている組織の周りに硬い壁を作ります(硬化)。これは体の防衛メカニズムなのです。医学では「腫瘍」と診断される段階です。
 組織が傷つき、臓器の退化が進みます。脳腫場、子宮筋腫、卵巣膿腫、乳腺腫、神経腫、ポリープ、壊疽(えそ)、肝硬変、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などはその典型です。
 動脈硬化が心臓の動脈に生じると心臓病を引き起こし、脳の動脈に生じると脳卒中を引き起こすことは知られていますが、目の黄斑の退化、難聴、腰痛(退行性椎間板障害)、間欠性跛行(はこう)、腎臓障害、そしてインポテンツなども、動脈硬化の結果であることはあまり知られていません。
 老化現象として片付けられてしまうこれら中年以降の人々特有の悩みも、もとはといえば、「風邪」と呼ばれる体のクレンジング(毒素の緊急排泄、浄化)の失敗から始まっているのです。
 臓器の機能不全(心不全、腎不全、肺結核など)、内分泌腺の機能不全(ホルモンシステムの崩壊ーー甲状腺異常や脱毛症等)なども「組織の硬化」と考えることができます。
 筋委縮や心臓委縮、目の委縮(視力低下)、白斑(皮膚に傷)、シワなどの組織の委縮は、筋肉の硬化によるものです。また、前立腺肥大、先端巨大症などの組織の肥大(細胞の増殖)も、この段階にあたります。
 この状態が改善されず、毒がさらに増え続けると、組織の変性が生じます。ブライト病や慢性関節リウマチ(皮膚結核)、狼瘡(ろうそう)、肝硬変、白内障などは、その典型です。また、ガンと診断される非常に多くのものも、実はこの段階にあります。
 この段階でも、食事とライフスタイルの転換を徹底的に行なえば、改善していくことは可能ですが、これまでの食事やライフスタイルを続けていると、体は細胞をコントロールすることができない状況へと進展してしまいます。それは病気の最終段階です。

 ⑦【ガン(慢性でもとに戻れない組組の退化)】

 何十年にもわたって展開してきた病気の最終地点が「ガン」です。
 ガンは数年のうちに形成されるようなものではありません。長年にわたって溜め込まれていた毒素のため、細胞の遺伝子コードが変えられてしまい、脳がコントロールできないために、でたらめな増殖を繰り返し、正常細胞としての働きができない発狂した細胞(ガン細胞)が、体の組織を攻撃していくことになるのです。
 この段階に達する前に、体はその持ち主に、何度となく異常を知らせる警告のサインを送っているのです。
 私たちの病気は「風邪」のような単純なものから始まり、さまざまな病気の形態をとりながら、組織を傷つけ、細胞の遺伝子を狂わせてしまうガンへと至るのです。「風邪は万病のもと」という格言は深い意味を持っていたのです。

 ・・・<抜粋終了>・・・


 これを読まれた方々は、文中述べられている「病気を引き起こす誤った食事やライフスタイル」とは何かということに感心を持たれたのではないかと思います。
 これに関しては、またいずれ記事にしたいと思います。


(2013年8月30日)









拍手

シオン長老の議定書(抜粋)

愚民支配の原則と戦略

*以下に書く文章は、「シオン長老の議定書」とか「Yプロトコル」とか言われている文書の抜粋である。これはY民族迫害のために作られた偽書であるという説もあるが、書かれた内容自体は、いわば「悪の政治教科書」とでもいった内容であり、現実に人民を支配するのに有効な事柄ばかりである。いや、現在の世界そのものがこういう思想や戦略で動いているようにしか見えない。ならば、この文章を研究することは、我々が愚民化しないために絶対的に必要なことではないだろうか。ただし、元の文章は小難しい文章なので、読みやすく変えて(ただし、その古風な趣きは残すが)ここに掲載する。元の文章そのままではないのだから、誤解が含まれるのは勿論だ。それを割り引いても、ここに書かれた内容について知るのは、我々被支配者にとって大いに役立つだろう。

*私は、この世界は一部の人間たちによってコントロールされていると思っているが、それは基本的には民族とは無関係だと思っている。確かに他民族を人間扱いする必要はない、という思想を土台にするなら、その政治的行為は強力極まりないものになるのは確かである(植民地時代の西欧の行為がそれだ)が、言うまでもなく、一部の人間の悪事のために、その民族全体が迫害されることはけっしてあってはならないことである。くどく言うが、世界を支配する巨大資産家(経済的モンスター)は、その民族とはまったく無関係の存在なのであり、自分たちの悪事を隠すために民族迫害のタブーを利用しているだけなのである。したがって、以下の文章中での「異民族」云々は「支配される連中」くらいの意味で読むべきである。

以下の文章が、「シオン長老の議定書」あるいは「Yプロトコル」と呼ばれる文書の抜粋である。

○我々の合言葉は「力と偽善」である。政治上の問題で勝ちを制するのは何といっても力であり、国家の事業に携わる人士に必要な力が蔵せられる場合は殊にそうである。奸策と狡猾との「偽善」は我々の目的を達成する唯一の手段である。それ故に我々の計画遂行に役立つ事なら、「暗殺、買収、詐欺、裏切り」等に尻込みしてはならない。政治上の権力を獲得するに必要な場合は、躊躇することなく、他人の財産を奪取する事を心得ていなければならない。

○自然の本性には自由は無く、「理性と性格と才能の不平等」をその法則とする。(注:これは、フランス革命における『自由・平等・博愛』のスローガンを嘲弄したものだろう。他の場所で、「自由と平等が両立するはずはないではないか!」という発言も書かれている。また、フランス革命自体がこの議定書を書いた人々の筋書きによる出来事だったとも書かれている。つまり、『自由・平等・博愛』は、愚民たちを釣るための餌にすぎなかったという趣旨である。)

○(我々は)人間の貪欲を利用して支配する。(注:他の人々を押しのけて自分が上に行きたいという欲望が下層階級の連中を死に物狂いに働かせ、その働きを利用することで上の人間は労せずして利益を得るわけである。井伏鱒二の「さざなみ軍記」に書いてある、貴族の庶民支配の原理が、まったくこれと同様である。)

◎この目的(支配)のために我々は始終、「新聞、雑誌」を利用して、この命令に盲目的に信従するように(人々を)鼓舞する。

○我々の仕組んだ「ダーウィン、マルクス、ニーチェ」の教説に注意なさるがよろしい。(注:この部分の説明は長くなるので、最後に補注として説明する。)

○いわゆる「民権」とはただ概念としてのみ存在しえるもので、けっして実際に実現することはできない。実際、我々の命令にもとづき、我々の密使(為政者)を選任する投票にしても、下層民が憲法政治(立憲政治)から得るものは何もない。(注:これと同趣旨のことをルソーも述べている。「イギリス人は選挙で代議士を選ぶが、庶民が支配者であるのは選挙の間だけで、それが終わるとまた彼らは奴隷に戻るのである」と。ただし、日本における2009年衆議院選の「無血革命」によって、日本の立憲政治は変わる可能性がある。)

◎優越を得るための、極度に緊張した闘争と経済生活に対する衝動とは、絶望的な、しかも悲惨極まる「冷酷な社会」を実現するであろう。否、すでに実現したのである。(注:前出の「我々は人間の欲望を利用して支配する」とほぼ同趣旨。ただし、その行く先にあるのが「冷酷な社会」であることを、我々のどれだけが理解しているか。))

○自由主義の社会では、買収と贈賄の汚職が至る所に侵入し、富は「巧妙なる奸策」と「虚偽の駆け引き」によって得られ、徳義(社会道徳)は、ただ「厳罰と酷法」によって維持される。

◎我々の統治の主要任務は、社会的理性を去勢し、反抗を可能ならしめる彼らの思索を奪い、そして一般の知力を空虚なる雄弁の交戦に堕せしめることである。(注:このために利用されるのが公教育とマスコミであることを、今では多くの人が知っているだろう。)

◎異民族諸国民および各個人たちは、あらゆる時代において、「言葉」を「行為」と思ってきた。彼らは単なる外見に満足して、公的世界において「約束が実行されたかどうか」ということには滅多に気がつかなかった。(注:社会生活を営む上での基本の基本が、「相手の言葉ではなく、行為を見よ」であるが、社会の多くの「善人たち」は言葉を行為と区別していない!)

◎世論を掌中に収めるためには、それ(世論そのもの)をして「了解に苦しましめ」ねばならない。すなわち、各方面から互いに矛盾した種々の意見を言わせ、異民族の人民を迷宮に彷徨せしめ、政治的問題に関しては、何等の意見も持たぬ方がましであると断念せしむるべきである。

◎政権掌握に必要な第二の秘訣は、「風俗、習慣、欲望、社会生活の基準」を繁縟ならしめ、何人もその選択に迷い、互いに理解することができぬような混沌状態に陥らしめるにある。(注:これは情報洪水の現代において、もっとも重要なポイントの一つである。)

◎商工業への投機を奨励せねばならぬ。投機の役割は工業(実業)に対立するにある。投機によって世界の富をことごとく我々の手に収め、以て異民族全部を下層階級に投げ込む事が必要である。(注:金融業という「自分では何一つ生産せず、金で金を生む」職業が世界を支配している点に、世界のあらゆる不幸の根本原因がある。そして、国際金融家は、自分たちに都合がいいように様々な国際機関を利用するのである。ところが、我々は学校で、WTO、GAT、世界銀行などは有益な組織だと偽りの知識を埋め込まれるのだ。)

○我々はあらゆる国家に、(我々以外には)異民族無産大衆と、我々に心服する数人の富豪と、我々を守護する警官と軍隊のみがあるように配慮せねばならない。(注:警察や軍隊の真の仕事は、国民の保護ではなく、支配層の保護だということだ。)

○我々は欧州大陸及び、それを基点とした他の諸大陸に「動揺と紛争および敵対関係」を惹起せしめねばならない。(注:これは、この書が書かれた当時の世界情勢であるが、現代でも「動揺と紛争および敵対関係」は庶民支配の道具に用いられている。一例がアメリカのイラク戦争、アフガニスタン派兵である。戦争や紛争などの大義名分があれば、支配層の望む政策のほとんどは実行できるのである。)

○我々に抵抗を試みようとする国家に対しては、我々はただちにその隣接諸国との戦争を以て、対応し得るように準備しておらねばならぬ。

○あらゆる政治的成功の最大の要訣は、あらゆる企画を厳重に秘するにある。真の政治家の言説はけっして外交官の行動と一致してはならぬ。

○我々は法律用語の最も巧緻な措辞や難解な問題に通暁して、法外に大胆で、かつ不当にも見えかねない決断を下す必要がある場合に、弁解する途をあらかじめ備えなくてはならない。

◎我々の望み通りの結果を得るためには、その過去において後ろ暗い傷を持っている大統領を選挙すべきである。そうすれば彼等は我々の指令の忠実な実行者となる。(注:日本のK元総理についても、殺人・レイプその他の様々な暗い噂がある。)

◎我々は、法律を提案したり変改したりする権利を議院から剥奪して、それを我々の傀儡たる大統領の手に委ねるであろう。(注:日本では、国会は唯一の立法府であると定められているにもかかわらず、成立する法案は内閣提出の法案がほとんどである。議員立法による法案はほんの一部にすぎない。すなわち、国会は内閣に支配されている。宮本政於の「お役所の掟」その他に、官僚支配の実体が書かれている。)

○我々は戒厳令布告の権利を大統領に与える。(注:要するに、いざという時には、大統領(そしてその背後の人間)は法律を無視した行動が可能だということである。)

◎共和国の新憲法を施行すると共に、我々は国家機密の保護という口実を設けて、政府の処置に関して質問する権利を議院から奪取するであろう。

◎大統領は、様々に解釈し得る現行法律を解釈する場合には、我々の意味において解釈するであろう。また彼は、我々が是非そうして貰いたいと指示するならば、現行法を廃棄するであろう。こうして我々は初期に当たって共和国憲法に取り入れざるを得なかったもののすべてを「なし崩し的」に変更させることができる。

◎言論機関におけるいかなる報道も、書籍の内容も、我々の検閲を経ないでは絶対に公表を許さない。このことはある程度までは現在でも実行されてはいるが、その方法として、全世界の各地からのニュースを少数の通信社に集め、そこで手を加えて、それから諸方面へ配布している。 (注:アメリのロイター、日本の共同通信などが想起できる。しかし、インターネットの急速な普及によって、9.11事件などはその最初の段階から米政府やその背後の連中による自作自演であるという見方が広まっていた。実際、あまりにも粗雑なシナリオではあったのだが、表のマスコミはまた見事にそうした見方を無視したのである。これ一つを取っても、マスコミが支配者の道具でしかないことは明白である。)



筆者補注:「ダーウィン、マルクス、ニーチェ」の教説がなぜ陰の支配者(と仮に呼んでおこう)にとって都合がいいのかを説明する。
まず、ダーウィンの進化論は「適者生存」の思想を人々の頭に植え付けた。つまり、生き延びた者は、生き延びるにふさわしい存在であり、滅びた者は滅びるのが当然の「無価値な」存在だったという思想である。これによって、たとえば欧米人種の行ってきた過去の悪行(他人種からの略奪行為や大量虐殺)も正当化される。弱い者、無能な者は滅びても当然であり、弱者への同情はセンチメンタルな感情でしかない、というわけだ。そして、もちろん、資本主義社会における様々な悪行(詐欺行為や非人間的な搾取)も正当化される。なぜなら、強い者が生き残るのは当然であり、資本家が金の無い人間に勝つのも「適者生存」だからである。
次に、マルクスの教説がなぜ陰の支配者にとって都合がいいのかだが、陰の支配者とは要するに、表舞台には出てこない大富豪や大財閥である。彼らは政治そのものを動かす力があるので、税金すら払わず、(いや、アメリカにおいては紙幣を印刷する権利すら持っているのだが)高額納税者(世間の人間は、これを大富豪と錯覚している)として公表されることはないために彼らの存在は世間には知られていない。しかし、誰かが搾取しているからこそ、大多数の人間は貧困から逃れられないのだと人々が思うことは避けられない。そこで、そのスケープゴートとして彼らが用意したのが表に出るレベルの富豪・資本家であり、「資本家対無産階級」という対立図式である。この資本家はあくまで世の法律に従って生産活動をする実業家に過ぎず、暴利をむさぼっているわけではない。しかし、彼らは目の前にいる、目に見える存在である。そこで貧民の憎しみは彼らに向けられ、陰の支配者の望む「混乱と無秩序」が作り出されるのである。その間に、もっと大きな金を動かして、投機市場を操作することによって、あるいは定期的に大恐慌を起こすことで低レベルの資本家の金はみな大富豪の手に入っていくのだが、それは庶民には見えないのである。つまり、マルキシズムの効用とは「分割して統治せよ」のパターンの一つなのである。
最後に、ニーチェの教説の目的だが、それはキリスト教の破壊である。キリスト教は本来、清貧と貧しい者への施しを教えており、資本主義にとっては都合の悪い思想だ。そこでカソリックやプロテスタントの中枢にスパイを潜入させてキリスト教を変質させると同時に、キリスト教の神自体をニーチェによって否定させたのである。ニーチェとはいわば、思想的テロリストである。アメリカ政府の中枢は一見、キリスト教信者が占めているように見えるが、それは、彼らが自分をキリスト教徒だと名乗っているからにすぎない。(多くの俗衆は、言葉を事実と誤認する、という「議定書」の嘲笑を見よ。)彼らの行為を見れば、それがキリスト教的精神からどれほどかけ離れているかがわかるだろう。

*さて、以上をお読みになって、どう感じただろうか。もちろん、私自身、ここに書かれたことのすべてを信じるわけではないが、これが現実政治の教科書として有効なことだけは否定できないだろう。つまり、多くの人が心の隅に止めておくべき文章なのである。






拍手

政府とその下部組織によるネット操作

「wantonのブログ」から転載。
ネタ元の「simatyan2のブログ」も有名ブログのようで、「阿修羅」にもよく転載されているが、私は訪問したことはない。自分で自分を「~ちゃん」という神経が嫌いなのである。だが、書いていることはまともな社会批判記事が多いようだ。(先ほど「LIVE NOTE」を見たら、まったく同じ記事があった。むしろこちらがネタ元か。ネットでの引用はややこしい。)
管理人氏後書きの「私、ネット情報なんて信じませんの、オホホ」という奥様のようなタイプの人間は案外多いのではないか。学校で習った知識と、新聞とテレビさえあれば情報ソースとしては十分という連中であり、世間の人間がこういう騙しやすい人間ばかりなら、政府やその下部組織も大金を使ってネット操作などしなくても済むのだが、しかし、その金も我々国民の税金から出ているわけである。何ともはや、だ。

なお、今日は「新国富論」という、私が昔書いた小論か、同じく昔書いた「ユダヤプロトコル現代語抄訳と解説」のどちらかを掲載する予定だったが、こういう時事的なものは賞味期限が来る前に掲載したほうがいいので、こちらを優先した。


(以下引用)


掲示板データ流出で判明した政府とマスコミの世論操作!
テーマ:ブログ
掲示板データ流出で判明した政府とマスコミの世論操作!




simatyan2のブログさんサイトより

掲示板データ流出で判明した政府とマスコミの世論操作!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11600713097.html

<転載開始>


25日、巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」の利用者
4万人分のデータが流出していることが発覚しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000114-mycomj-sci

そして流出したデータから驚くべきことがわかったのです。

なんと政府関係者と朝日や毎日など大手マスコミが、
個人を装って頻繁に匿名掲示板に書き込みを行って
いたことが判明したのです。

例によって大事件にも関わらずマスコミは報道して
いませんが、それもそのはずで自分達が世論操作を
してました、なんて言えませんからね。

この流出したデータのドメインアドレスをざっと並べるだけで、

◆政府系
外●省 農林●産省 気●庁海洋気象研究所 気●庁 警察 
米国の軍事関係 JAMSTEC 北朝鮮政府高官

◆企業
電通 朝日 毎日 中日 日本テレビ テレビ東京 NHK JAS●AC 
講談社 双葉社 ソニー マイクロソフト Nintendo(出会い系サイト)
小松製作所 サントリー 味の素 avex 角川 DMM アスキー
メディアワークス エンターブレイント 三菱商事 三菱電機 
三菱マテリアル 住友電工 チャンネル桜 KDDI ディズニー 
脱法ハーブ業者  双葉社 小松製作所 味の素 

◆学校
旧帝大(九州大除く) 一橋 東工大 東外大 東京医科歯科大
 東北大 東洋大 信州大 神奈川大 千葉大 群馬大 琉球大
早稲田 上智 法政 関西学院 立命館 北陸先端科学技術大学院 
 韓国慶北大学 コロンビア大学 マサチューセッツ工科大学 
イェール大学 フロリダ大学 シドニー大学 ポートランド州大学 
 カリフォルニア大学 ジョンホプキンス大学

これだけの名前が出てきたのです。

もう数日も経てば、追加の政府筋やマスコミ関係の名前が
もっと出てくるかもしれません。

このブログでも以前から電通やチーム世耕などが、
世論工作のため掲示板などに書き込みをしていることは
書いてきましたが、ここまで政府があからさまに、
しかも直接利用してるとは思いませんでした。

要するに一般の若者になりすまして、

「安倍政権の行動力はすごい!」

「麻生さんカッコイイ!」

「橋下市長やるね!」

「国の財政が悪いんだから増税も仕方ないね」

「マイナンバー法案賛成!」

「憲法改正大賛成!国防は絶対必要!」

「放射能なんて全然大丈夫!」

などの書き込みをして若者達を煽っていたんでしょうね。

自民党絶賛、維新の会絶賛、増税絶賛、原発推進など、
震災以降の不自然とも言えるネット世論、特に若者の
右傾化の原因がここに有ったのです。

ただここで多くの人は疑問に思うかも知れません。

匿名掲示板なのに、
なぜ各省庁や企業名が出てくるのかと・・・。

「2ちゃんねる」は表向き匿名掲示板なので、
流出したところで名前や住所は
わからないはずなんですね。

ではなぜ各省庁や企業名まで流出してしまったのか
というと、それは「2ちゃんねる」には2通りの
利用方法があったからなんですね。

無料の一般書き込み利用と有料の書き込み利用です。

一般書き込みは完全匿名で無料ですが内容によっては
削除されたり利用制限がかかる場合があります。

有料書き込みと言うのは、年間使用料を払って
削除も規制も免れる優先利用の権利のことです。

この有料書き込みを政府やマスコミなどの企業は
利用していたということです。

で、今回流出したのは有料登録者のデータの方なので、
住所氏名は元よりクレジットカード番号、書き込み内容
などまでがバレることになったのです。

一般人はお金を払ってまで書き込みなどしませんから、
いかに政府や企業が世論誘導に力を入れていたかが
窺い知れるというものです。

そのナリフリかまない姿勢が今回データ流出により
裏目に出たわけです。

それにしても政府までが掲示板にせっせと書き込みを
していたとは笑い話にもならない愚行の極みですね。

面白いのは、一般市民なら損害賠償請求でも
出来るんでしょうが、まさか政府や大企業が
損害賠償請求なんて出来ないでしょうね、恥ずかしくて。

これで政府、大手マスコミ、大企業の工作が
明らかになったわけですが、

それでも

「私は政府と新聞やテレビの言うことを信じる」

なんて人います?

<転載終わり>



管理人

さて、今回の件ですが・・・
かなり前より分かっていました。
ただ、その証拠が表に出て来たという意味は大変大きいと思います。
どうせ、「2ちゃんねる」そのものが、CIAによって
創られたものですから。
その運営を子供の頃より、CIA諜報員のブルームによって
育てられた麻生太郎とその親族にまかせていたのは有名な話です。
2ちゃんねるに、熱狂的な麻生信者がいるのも当然な訳で。

国家を支配しようとすれば、情報を支配するのは不可欠。
それを指導し、やらせて来たのは、無論、CIAの連中です。
驚くべき事は、政府にも大手マスコミにも、その傘下の
工作員がゴロゴロいるという事実です。
何も知らないのは、日本国民だけってことでしょう。

ある悲しい話を思い出しました。

仕事の同僚のあるご婦人の方に、ほんの初歩的な真相というか
事実を教えてさしあげたのですが、帰って来た言葉は・・・

「それって、ネットの情報・・・笑。
私、ネットの情報はほとんど信用していないから・・・
新聞やNHKなどのテレビしか信用していないので、
悪いけど・・・」

          ↑
典型的な家畜国民の意識レベルです。
屠殺される運命が待っているだけの牛や子羊の群れの大勢の
中のお一人様ってことになるでしょうか・・・
しかし、責めるのも酷なような気がします。
一番悪いのは、テレビ・新聞などの大手マスコミです。
日本列島は、壮大なる人間家畜牧場と化した観があります。
本当に残念でなりません。


当ブログにもお役所様などからたくさんアクセスがあるようです。
2012年の6月にアクセス解析ツールを導入して、
ほんの数週間だけのものです。
解析ツール「なかのひと」は、何故か、あれから直ぐに
機能不全になってしまいました。

これ ↓
http://ameblo.jp/64152966/entry-11307716636.html


拍手

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析